GEN事務局会田の大同活動日記

中国黄土高原でのGENの活動や、現地の人々の生活をお伝えします。

中国語の怪

2007年03月12日 | Weblog
GEN事務所は、いつもたくさんの人の出入りがあります。
会員さん、支援企業の方、取材のマスコミ関係者などなど、ほぼ毎日のようにお客さんがあるときもあります。今日はなんと国税庁の職員の方が、「認定NPO法人」関連で調査に来られています。
先日は中国からの研修の方がいらっしゃいました。JICA(国際協力機構)の中国のカウンターパートである中国科技部の方が、JICAを通じた技術協力を促進するための研修で日本を訪れ、GEN事務所を訪問されました。GENは、JICA草の根技術協力の委託事業を行っています。そのご縁で、JICA関連で中国から研修団が来られると、高見事務局長がよく講師を務め、GENの活動紹介、日本のNPO事情の紹介などを行っています。

それにしても中国の方って本当にパワフルですね。今回は4名来られましたが、様々な質問が絶え間なく飛び交い、小さな事務所は中国語で圧倒されてしまいました。中国で中国語を話すときにいつも思いますが、中国では腹から声を出して話さないと、中国の人と対等に話ができない気がします。日本語は口先でぼそぼそと話しても問題ありませんが、中国ではそうはいきません。腹の底から声を出さないと、発音も上手くいかないような気がしてなりません。中国語っぽく聞こえないというか。といっても特に意識しなくても、中国に行くと自然に私も大きな声になっているのですが・・。国土の大きさに、声量が比例するのかも。
中国にいなくても、大阪の事務所で、大同事務所の武春珍所長のパワフルな電話を受けると、私も気がつくと、大声で中国語を怒鳴っていたりします・・。あの武所長の声量と早口に対抗するには、こちらも大きな声でズバッと主張しないと、こちらは一方的に聞くだけになってしまいますから。私から武所長の話に大きな声で割り込んでいかなければ、話すすきがないのです・・。電話も戦いですね。といっても、決してけんかをしているわけではなく、普通の話をしているだけなのですよ。。日本にいるとついつい中国語が鈍ってしまって、口が回らないのですが、たどたどしい中国語で必死に大声で叫びながら、日々大阪の事務所で奮闘しています。