GEN事務局会田の大同活動日記

中国黄土高原でのGENの活動や、現地の人々の生活をお伝えします。

あと少しで・・③未来都市・上海編

2009年06月18日 | Weblog
 私はこれまで北京に4年、天津に1年、陝西省米脂県のとある村に8ヶ月滞在し、大同に4年半通いました。これからの上海での生活は、私にとって中国生活の第5幕です。初めての南部、そして中国一、いや今や世界一?の大都市となった上海に、根っからの田舎モンの私が果たしてなじめるか・・、ちょっと心配。。

 北京の大学を卒業してから、6年ぶりに天津で生活するようになったとき、あまりの中国の変わりように腰が抜けるほど驚きました。スーパーマーケットに物があふれている!!物資が乏しかった中国の生活が、今やこんなに快適になったのかとその変わりように本当に驚きました。

 今でも大同へ行くときに北京を通過するだけで街の変貌に目をむき、口をぽかーーんとあけて固まっているのに。大都会の上海に降り立ったら、私はいったいどうなってしまうのだろう。先日も今や上海にメイド喫茶があるというテレビ報道を見て、頭がクラクラしました・・。あの強気な中国人女性が「お帰りなさいませご主人様~」なんて言うわけがないですよね・・。

 上海で発行されている日本人向けのフリーペーパーを読んでも、ラーメン屋、カレー屋、おすし屋さんなどありとあらゆる日本食はもちろんのこと、日本人向け美容院から着物の着付け教室や各種日本人サークルまで、その充実ぶりに心底驚きました。読みながらもう「えーー!えーーー!!」の連続。上海には今、5万人以上の日本人が生活しているらしいですが、5万人といったら日本の田舎の都市より人口が多いです。日本と同じ生活をしようと思えばできそうですね。 

 でもせっかく外国にいるのに、それじゃあつまらないなあと、変わり者の私は思ってしまうのです。きっとまたしばらくしたら放浪願望がむくむくと沸き起こりそうな予感がしています。「田舎に行きたい~~」と。そして気がついたら大同スタッフの家に居候していそうな気がします。ヤオトンのオンドルでぐーぐー寝てるかも。

 ここのところずっと中国の農村ばかりを見てきた私に、大都会上海がどんな風に映るのか、自分でも楽しみです。今週、ちょっと上海へ行ってきます。驚きのあまり、あごがはずれないように気をつけます。