忘れえぬ体験-原体験を教育に生かす

原体験を道徳教育にどのように生かしていくかを探求する。

私の原体験 21(妻の死)

2010年05月18日 | Yutakaの原体験
 カウンセラ-に通って良かったことは、
睡眠導入剤を使わなくても眠れるようになったことです。
薬は毎日のように常用すると、常習化します。
それが恐ろしいのです。
薬を使わないと眠れないのではないか、
という不安から明日の仕事のことを考えると、
薬に頼るようになります。
 カウンセラ-は毎日少しずつ薬の量を減らし、
薬に頼ることなく眠れるようになること。
心療内科でうつ剤をもらわなかったことは良かった、
と言われました。
 また、カウンセリングに来室される人は普通相手の悪口ばかりを
言う人が多いようですが、
あなたの場合は相手の良さばかりを言われるので、
大変うれしい患者だとも言われました。

 ただ、さみしさや、悲しさということになると、
その答えは私にとっては救われるような答えではありませんでした。
恋愛した相手がいなくなれば誰でもさみしさや、
悲しさが襲ってきます。
新しい恋をすれば、さみしさや、悲しさは消えていく。
それが、答えでした。
それもそうですが、いまあるさみしさや悲しさを、
どうしたら軽減できるのだろうか。
その答えはわかりませんでした。
(つづく)

コメントを投稿