少々古い記事で恐縮ですが、本日は、日本を支援して頂いている方々を紹介いたします。
----------------------------------------------------
■4/2 読売ONLINEより「台湾金融グループ 東京レスキュー隊に1億の寄付」
東日本大震災の東京消防庁の活躍に感動したとして、台湾の金融機関グループ「中国信託フィナンシャルグループ」傘下の慈善団体「中国信託慈善基金会」が1日、東京消防庁に1億円を寄付した。
この日、都庁を訪れた同会の陳国世副会長は、石原慎太郎知事、新井雄治・消防総監と面会。陳副会長は、「東日本大震災での東京消防庁の活躍に感動した」とした上で、「日本での地震被害は、台湾でも24時間映し出されていた。被災地や東京で人々が秩序を保っていることに敬服している。団結して頑張ってほしい」などと語った。都は、東京消防庁の装備の充実など運営経費に充てたいとしている。
----------------------------------------------------
■4/3 時事ドットコムより「故 杉原氏のおかげで救われたユダヤ人」
】「日本は今の苦難を乗り越えると確信している」-。第2次大戦中、リトアニア駐在の外交官だった故杉原千畝氏の「命のビザ」でナチス・ドイツの迫害を逃れた米大手先物取引所CMEグループのレオ・メラメド名誉会長が、東日本大震災に見舞われた日本へエールを送っている。
杉原氏に救われたユダヤ系のメラメド氏は、日本を経由して渡米、その後、世界最大の先物取引所CMEグループの礎を築いた。「金融先物の父」の異名を持つ立志伝中の人物で、自他ともに認める親日派だ。
メラメド氏は波瀾(はらん)万丈な自らの人生と重ね合わせ、「人生は時に不公平だ」と語りながらも、日本が戦後、経済繁栄を遂げた歴史を踏まえ、「日本は必ず立ち直る」と断言した。
同氏自身、大震災から受けた衝撃は大きく、「津波の映像を見た瞬間、人生で初めて震えとともに体が勝手に後ずさる」ほどだったという。
メラメド氏は子供の頃、神戸に一時滞在していた。ある時、母と道に迷い、日本語が分からずに途方に暮れたことがあった。「その時、本当に忙しそうな男性が、住所が記された母の紙切れを見て状況を察し、時間を割いて目的地に連れて行ってくれた。(その親切心を)決して忘れたことはない」と当時を回想した。
震災後に犯罪が急増しなかった日本に対し、米国で称賛の声が上がっている。「米国人にはかなりの驚きだっただろう。でも私には驚きはみじんもない。世界で最も礼儀正しい人々だから」とほほ笑んだ。
----------------------------------------------------
■3/31 Yahooニュースより
タイ国民から日本の大震災被災者に多くの義援金や支援が寄せられたことを受け、バンコクの日本大使館は31日付の地元紙に感謝を表す広告を出した。半ページを占める扱いだが、新聞社側の意向により無料で掲載された。
広告は日本とタイの国旗をあしらい、タイ語、英語、日本語で「ご支援・ご声援ありがとうございます」と記している。この日は英字紙ネーションなど2紙だけだが、1日以降少なくともあと2紙が掲載の予定。
どの新聞社も「広告料は不要」と伝えてきたという。
大使館前にも同様のメッセージを書いた横断幕を掲げている。大使館員有志が約5万バーツ(14万円)を出し合って作成した。業者は「料金は要らない」と言っているというが、大使館側は「これは払わせてもらうつもり」と話している。