日本全土に梅雨の長雨が降る昨今。九州の一部では、大雨が降っているそうで、警戒が必要だとニュースが伝えている。
そして、先日、我が国家の馬鹿議員どもは、マヌケな法案を可決した。そう、違法ダウンロード者にも、罰則を設けようと言う事。そして、DVDの私的コピー(リッピング)にも、違法と宣言するらしい。(とりあえず罰則は無いようだが?)
もうね、馬鹿じゃねーかと言いたい。そもそも、違法ダウンロードとか言っているけど、この保安を可決した馬鹿議員だって今まで散々同じ事やってきたじゃねーかって事だ。
今を遡る事40年ぐらい前。まだ、アナログのラジオと普及し始めたカラーTV、レコード、カセットデッキ。出始めたばかりのビデオデッキ。それが当時の先端だった。当然、音楽を知るのは、カーラジオから聞こえて来る歌声であり、カラーTVの普及で、歌番組などで最先端の歌を知るのである。
カセットテープが闊歩する時代の到来。機器も、ビデオデッキより安く、媒体も安い事から、ラジオやTVから聞こえてくる歌声や音声を録音すると言う目的を達成できるからである。誰が、ご近所の糞の役にも立たない会話をを録音するものか。
つまり、この世代に学生や社会人であった今の国会議員も同様の行為を行ってきたと言えるはずだ。まあ、「そんな事はやった事がない」と言う議員なら、議員を辞めろ!そもそも時代に取り残されて、リッピングとか言う用語すら判らんだろう。
その後、レコードからカセットテープへ。そして、CDへと音楽の普及媒体は進化していく。しかし、その音楽を知るのは、FMラジオであり、TVが主流だった。当然、カセットテープやビデオテープなどへと記録媒体が活躍し、レコードやカセット、CDなどを無地のカセットテープへと録音する。ビデオデッキを2台買って、ビデオをダビングする事が、当たり前になっていく。(一部には、DAT(デジタルオーディオテープがあり、CDの音源をDATへダビングする事も可能になった。但し、機器、媒体共に高価だったため、一部のマニアだけの特権となった)
ダビングが悪いと今の政府が言っているが、何故、世界的にWalkmanが普及し、成功を収めたのかを考えて見ろ!過去のダビングされたカセットテープの山は、ウォークマンの普及の成れの果てなのだ。
過去は、既に、ダビングまみれだったのに、それをデジタルだから規制する?お前らがやってきた事は悪なのに、これから少子化で子供も減り、中年の人間が何れ、老人になった時に、どうなるのか、考えろ!クズども!
そもそも、CD、DVDが売れない理由は、値段が高い事も理由にあるが、背景に当時の「カラオケブーム」やバブル経済がある。今や、社員一人の平均年収が、300万を割り込みそうな時代。売上を上げたいのなら、違法ダウンロード規制よりも、正社員を増やして、カラオケブームを助長した方が、効率がいいと思うが?
それと効率化だろうな。例えば、ネットでモノを買う時、クレジットカードや携帯電話会社からの引き落としで買うのは、怖いからやらない人も多いと思う。itunesが成功している要因として、itunesカードをコンビニなどで購入できると言う事が大きい。仮に失ったとしても、その額が決まっているからだ。
そして、値段も150円から250円程度(楽曲で、ビデオとかゲームは別)。当然、そのダウンロードした楽曲(ビデオ)フォーマットを、機器に対応させる事が重要。国内メーカーは足並みを揃えたら、どうなのか?何時までも独自フォーマットに固執すると、会社が無くなるよ。
大体、ネットで落ちているものを拾ったら、逮捕とか、馬鹿な議員達は、自分に、火の粉が飛んでこないとタカを括っているようだが、ネット上には、フィッシングサイトなどの詐欺サイトもあり、自覚なくダウンロードさせられてしまう事も可能だ。それが原因で、議員の息子とか娘とか、孫とか子孫とかが逮捕されたら、どうするつもりなんだろう?
自分で、自分の首が絞まる事を自覚できないのなら、馬鹿でしょ?ね、馬鹿でしょ?大切な事なので、2回言いました。
頭が良い人は、1手2手先を見据えて、行動するものです。CDやDVDを買わなくなる日も近いと思いませんか?だって、持っているだけで、リッピングしているのでは?と疑われるのですよ。しかも、嫌な奴に、嫌がらせも可能じゃないですか!リッピングしてますよとか、違法ダウンロードしてますよとか、やってなくても、嫌疑だけで、容疑者扱いになるなんてゴミ法律でしょ?
大体、もっとやることあるだろう?馬鹿な国会議員さん。次回は、維新の会がトップになるかもよ?どんなに偉い議員でも、選挙で負ければ、タダの人。逮捕もされるし、牢獄にも繋がれる。自分が大丈夫だからと言って、身内が大丈夫とは、限らない。有頂天にならず、粛々と正しい行いを行うものが最後に勝つだろう。
■6/15 違法ダウンロード刑事罰化(ITMEDIAより)
違法ダウンロードへの刑事罰導入を盛り込んだ著作権法改正案が6月15日、衆議院本会議で与野党の賛成多数で可決された。
同日午前の文部科学委員会で、政府が提案した改正案の採決前に自民・公明が刑事罰化を盛り込む修正案を提出し、民主を含め賛成多数で可決。午後の本会議で修正案を含む形で可決された。
従来は違法にアップロードされた音楽ファイルなどをダウンロードする行為は違法ながら罰則規定はなかったが、修正案ではこれに対し2年以下の懲役または200万円以下の罰金(親告罪)を科す。
政府提案の改正案では、暗号によるコピー防止技術が施されたDVDなどの複製を私的複製の範囲外とした。CSSによるコピー防止が施されているDVDをPCのHDDに吸い出すリッピングは、ユーザーが購入したDVDを自分のPCに落とす限りにおいては私的複製として認められてきたが、施行されれば今後は違法になる。罰則規定はないが、DVDをリッピングできるプログラムの提供などには罰則が科される。