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玄文講

日記

テスト投稿

2005-09-24 19:41:01 | 個人的記録
ああ、ああ
ただいま、ブログのテスト中。

ただいま、ブログのテスト中。

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ブドウとてもおいしゅうございました。
ありがとうございました。
みずみずしく、弾力性がしっかりしていて歯ごたえがあり、糖度が高く、それでいて後味はさわやかで、素晴らしいブドウでした。
とても有難く思っています。

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イラストは仕事でボツになった上野の黒門

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合宿所の部屋でテレビを見る。
新人議員たちの初日の様子を流していた。

私の同僚たちの多くが冷笑していた。
「見ていて恥ずかしくなる」と言っていた。
私はもう彼らの顔も名前も忘れてしまった。

発狂する瞳

2005-09-19 01:04:47 | 個人的記録
昔、用事で京都大学に行ったとき、そこでお世話になった院生の方は、毎晩表われる幽霊に悩まされていた。

彼はそれをただ自分にだけ観測できる現象として、それ以上も、それ以下の解釈もしていなかった。

それで、その幽霊の出る部屋に私たちはしばらく寝泊りしたわけである。
仮説と観測とを思考手段とする私たちにとって幽霊を見るというのはその程度のことである。
再現性の低い変わった現象の総称。その程度の意味しかない。


たとえば私は神も魂も信じていない。
世界は無心なるシステムであり、死は虚無である。

しかし、私も何回か「幽霊」という現象を観測したことはある。
私はそれらを人の魂だとは思っていないが、再現性の低い自然現象、生理現象として、「超偶然」に起きる怪異としてならば信じている。

そして私にも見えるものはある。
それは「瞳」である。

夜、闇の中に、それは表われる。
初めは一つだけ、闇の中に瞳が浮かぶのが見える。文字通り、闇の中にまぶたを持った眼球があり、それがこちらを見ているのである。
私がそれに意識を向けるとそれは増殖を始める。

一つは二つになり、二つは四つになり、四つは十六になり、
あっという間に空間が瞳で覆われる。
規則正しく格子状に並ぶ瞳で一面が埋め尽くされる。

それに対する恐怖は私にはない。
何故ならそれらは私の制御下にあるからだ。それらは私が許可したから表われたものなのである。
だから意識をそらせば瞳の群れは一瞬で胡散霧消する。

なぜそんなものが見えるのかは分からない。
恐らくそれはただの幻覚であり、私が持っている狂気の一部だ。

特別なことは何もない。
騒ぐことは何もない。
大げさに意味付けをする必要もない。
深刻ぶることもない。
ただのどこにでもいるキチガイというだけのことなのだから。


それはそうとして、明日から2週間、更新ができなくなります。
どうか無駄足を運ばないようにご注意ください。

雑談

2005-09-15 16:25:49 | 個人的記録
深夜ラジオであるシャンソン歌手が特集されていた。
傷ついた女性の心を低めの声で淡々と歌い上げる良い曲だった。

甘いささやきなら 信じてしまうもの

あの腕に抱かれれば 誰だってそれっきりよ



歌手の名前はピーコといった。
少し驚いた。


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修学旅行で沖縄に行った時のことである。

2名の同級生が見学コースを抜け出して、女の子をナンパして酒を飲んでいたのだが、
あえなく教師に発見されて罰を受けることになった。

翌日の3つの見学コースの1つである離島でのキャンプへの強制参加が彼らへの処罰の内容であった。
本当は彼らは那覇市の見学コースに参加する予定で、そこでも女の子をナンパするはずだった。

しかしその日の夜のうちに、彼らは離島へ向かう船に連行された。

そして見送りのとき、作業服にマグライト、現地で購入した米軍お下がりのブーツを着用し、小型ナイフを携帯した筋金入りのサバイバルマニアの中に混じって、しゃれた服を着た彼らが立っていた。

まるでイラクに行く自衛隊の中に、ハワイへの観光客がまぎれこんでいるかのようだった。

「骨は拾ってやるからなー」「生水には気をつけろよ」という声援を受けて、彼らは「クソッタレー」「嫌だー」とか叫びながら、元気に海の向こうを目指して消えて行った。


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今日、100万円を仲間に預けた。

私が今持っていても意味のないお金だから、そうした。
全額帰ってくるかどうかはわからないが、最終的には私たちを利することになるだろう。

モテるわけがない

2005-09-12 05:45:49 | 個人的記録
飲み会の時、同僚が「スチュワーデスと合コンしたい」と言い出し、私にスチュワーデスを紹介してくれるように頼んできた。

彼がそんなことを私に頼んだ理由は、私の姉が元スチュワーデスだからだ。
すると、その場にいた全員が「それは確実に失敗するから、やめておけ」と断言をした。
何故なら私たちは、、、

金がない。
地位がない。
未来がない。
センスがない。

多くても月給8万円。
酔うとからむクセがある。もしくは酒が飲めない。
特にかっこいいわけでもなく、物理のこと以外に話す話題がない。

そんな「もてない要素」だけを厳選して、凝縮したような自分達が百戦錬磨のスチュワーデスと合コンしてうまくいくわけがないからだ。
誰もがそう口々に言いあった。

先生の一人は、合コンが成功したら次の論文のタイトルを「●●君はスチュワーデスとの合コンに成功しました」にしてもいいとまで言う始末である。
完全に失敗すると思われている。

すると彼は「そんなことはない」と力説。
自分達にも女性から好かれる要素があり、女性とつきあっている同僚が何人もいることを実例として示した。

しかしそれに対して別の同僚が「好かれることと、モテることは別のことだ」と言った。
半分くらいの人がそれに同意し、残りの半分くらいが「意味が分からない」と答えた。

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私の姉は元スチュワーデスで、多分、美人だ。
私にとって姉は姉に過ぎず、身内の外見に興味がなく、判断をくだそうと思ったこともないのでピンとこないのだが、私の知り合いの多くが「美人だ」と言うので、多分美人なのだろう。

しかし、もてていたことは事実だ.
昔には姉の誕生日には必ずどこからか花束が届いていた。

そして姉はそれを見もせずに、母や祖母にあげていた。
祖母はそれを「きれいな花ねぇ」と言いながら飾っていて、よもや送り主の男性も、自分の花束が20代のスチュワーデスではなく、70代の老婆の目を楽しませているとは思ってもみなかったことだろう。

中学生だった私は「男というのは滑稽で、大変だ」と思い、全ての大人の男性と未来の自分に同情した。
そして私は予想通り花束を捨てられる立場の方の人間、モテない男になった



しかし、私はもてることに興味はない。不特定多数の人間に好かれたいとは思わないからだ。
それに私がもてるなんて、それは不可能なことだ。

モテていた姉だって、モテることを特に嬉しがってはいなかった。
好きでもない相手、興味のない他人に好かれて何が嬉しいものだろうか。

大事なことは私が特定の誰か一人を好きになった時、その人も自分を好きになってくれるかどうかだ。
そして誰か一人に自分を好きになってもらうことならば、不可能ではない。
(もっとも姉にとってそれは簡単なことで、私にとってはそうではなかったのだが。)

つまり例の同僚が言っていた「好かれることと、モテることは別のことだ」というのはそういう意味のことなのだろう。
特定の誰かに好かれる要素ならば誰で持っている。
しかし女性というマクロな集団にモテるためには、特別な技能が必要だ。

もっとも今の私にはそういう特定の誰かはいないし、思い返すと過去10年間そういう人がいないままである。
あんまりにもご無沙汰なので、「他人を好きになる気持ち」というのがどういうものだったか思い出すこともできないほどだ。
そういう人ができたら面倒くさそうで嫌だなぁ、とさえ思っている自分がいる。

早起きが止まらない。ついでに時間の話

2005-09-06 05:50:27 | 個人的記録
すっかり午前3時に起きる習慣がついてしまった。

早起きは三文の得ということで、ぶらぶらとネットを見ていたところ■[科学][かんがえ][人力検索はてな]四次元という面白い記事を見つけた。

はてなでの「よくSFなんかで「時間は4次元である」などとと言います。つまり時間が1秒経過するというのは、我々の3次元の空間が1秒ぶんだけ4次元方向へ移動しているということのようです。が、素人にはどうも意味が分かりません。

とすれば時間の方向も我々の持っている長さの物差しで計測できることになります。
だとすると「1秒間は何メートルに相当するのでしょうか?」


という質問に対する回答を書いているのが上のシラザルさんの記事で、質問者の勘違いを丁寧に指摘されている。

いろんな回答が寄せられているが、私なりに他の人たちの回答をまとめれば、以下ようになっている。

次元は物理量を持っており、異なる単位は等価ではむすべない。
10秒は10メートルにはならない。

(光速やプランク定数を1とした自然単位系では「長さ」=「時間」=1/「質量」となるが、これは計算の便利のためにしていることである。

結局最後は異なる量を掛けて単位を元に戻してやらないといけない。)

また特殊相対論において、距離にあたるものをローレンツ変換に対して不変に保つには、時間成分だけをマイナスにしないといけない。
これを通常の三次元の回転と同じに扱うためには時間に虚数をかけた「ウイック回転」という操作をしないといけないが、この虚数をかけた時間はもはや普通の時間とはみなせない。

つまりミンコフスキー空間とユークリッド空間の違いを意識するということである。

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他にも四次元とか五次元とかを分かりやすく説明してくださいという質問に寄せられている回答はスゴイ。

五次元は意思伝達や情報伝達が瞬間で伝わることですね。つまり瞬時に気持ちが伝わる空間です。

人間は 死ぬと あの世にいくといわれてますよね。
その死後の世界が 4次元らしいですよ。


リンクを張られているサイトでは、こんなことまで言われる始末。
これが、世界の最先端にいる、物理学者達の、現時点における「宇宙とは」についての考え方の様です。

いわゆる、スピリチュアルの、宇宙に対する考え方に、段々と近づいて来ている様です。


高次元は幽霊ともスピリチュアルとも関係なーーーーい。

まず次元とは何かを問うならば、次元がどのような単位、物理量を持っているかを考えないといけない。(もしくは数学のように完全に次元の物理量を考えないかを。)
それを無視して、次元が高い低いを論じても意味がない。

逆に言えば徳保さんの記事「4次元、5次元をわかりやすく説明する」において説明されているように、「温度」でも「気分」でも、意味さえもてば何だって新しい次元として扱えるわけである。
それが物理の問題になるかどうかは別として。

(参考)
Ω