現場知略

株式会社自動車情報センター、白柳孝夫の取材メモです。

タイ製「マーチ」がやってきた

2010年07月14日 17時54分44秒 | 新車販売

あらゆる製品が、海外の日系工場からの逆輸入品となるなかで、自動車だけは国産を貫いていた。
逆輸入車もあるにはあるが、日本市場への浸透はイマイチであった。

http://www.autoinfoc.com/yunyusya/kokunai/yn-kokunai-3.html 

しかし、昨日より発売となった日産自動車の新型「マーチ」はタイ製である。
マーチには、派生車種も多いから、これが成功すると「量産車は逆輸入車」というパターンが定着するかも知れ無い。
「マーチ」は1982年の初代発売以来、国内外で累計565万台を販売してきた。
4代目となる新型マーチは燃費も26.0km/Lを実現とのこと。
全車「平成22年度燃費基準+25%」を達成。
国土交通省の「平成17年基準排出ガス75%低減レベル」認定とあわせて、
「環境対応車普及促進税制」による減税措置に適合し、
自動車取得税と自動車重量税が75%減税される。

この低燃費はアイドリング・ストップ装置により実現される。
このアイドリングストップは、つねに車両の状態をモニターして
積極的にエンジンを停止させる設定とすることで、26.0km/Lの低燃費を実現している。
また、アイドリングストップ作動中にドライバーがステアリングを進行方向に切り始めるとエンジンが再始動したり、
ブレーキペダルを踏む力によってアイドリングストップを制御したりすることで、
ドライバーの意図に沿った違和感のない自然な運転を可能としている。

販売目標台数: 4,000台/月
価格は約100万円~140万円。




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