トヨタは予定通り2012年1月よりPHVを投入した。
販売チャネルは全トヨタ販売店(全国のトヨタ店、トヨペット店、トヨタカローラ店、ネッツ店)。
新型「プリウスPHV」は、電気利用車両の早期本格普及を目指して、
①圧倒的な燃費・環境性能
②量産車にふさわしい高い商品性・使いやすさ
③お客様に納得していただける価格
の3点に徹底的にこだわって開発した。
さらに、通信ネットワークとつながる機能を備えることにより、従来のクルマの領域を超えて新たなモビリティ社会を切り拓く可能性を提示している。
高容量・高出力な新型リチウムイオン電池を採用
満充電状態でEV(電気自動車)として走行するEV走行換算距離(EV走行距離)は26.4km
EV走行とHVとして走行する燃費を複合して算定したプラグインハイブリッド燃料消費率(PHV燃費)は61.0km/L。
電力消費率は8.74km/kWhを達成。
PHV Drive Support(PHVドライブサポート)を全車に標準設定。
スマートフォンを通じて電池残量や充電ステーション設置場所などの情報を提供するサービスや、
トヨタの販売店などに設置された充電ステーション(G-Station)を無料で利用できるサービスなど、
プリウスPHVオーナー向けの5つのサービスをパッケージにして、3年間無料で提供する。
プリウスPHVは、EVとHVの2つの特性を活かし、環境性能と走行性能を高い次元で両立させている。
通勤・買い物など日常での近距離は、EVとしてモーターのみで走行、
休日の遠出など中・長距離は、EV走行が終わっても自動的にHV走行に切り替わる。
販売目標台数:年間 35,000~40,000台
メーカー希望小売価格は320万円より
全国のトヨタ販売店に設置された充電ステーション(G-Station)で1時間の無料充電が可能