西伊豆(宇久須)だより

山・海そして里が広がる西伊豆町。都会の喧噪を離れて、一緒に豊かな自然、健やかな社会とは何か、探っていきませんか?

合宿1週間後の写真

2012-05-21 14:56:37 | 日記

 宇久須の藤原さんから合宿1週間後の写真が送られてきました。順調に育っているようです。

 GEN関東ブランチ圃場のヤーコン

 さつまいもの苗

 第一休耕田のヤーコン

 合宿2日目の第1休耕田の作業に静岡新聞が取材に来ていましたが、5月14日付けの朝刊に掲載されたそうです。地方紙はきめが細かいですね。

 きょう(2012年5月21日)付の朝日新聞4面に「鉄鋼スラグ 海の栄養」という見出しで、磯焼けを直すために鉄鋼スラグが効果があるような記事が掲載されています。3日目に鉄分を含む粘土と炭を混ぜ合わせて土ダンゴをつくったのも、これを海に沈めて鉄分を補給してやろうというもので、原理的には同じことです。藤原さんが某社にサンプル提供を申し入れたら「前例がない」と断られたそうですが、しっかり別なところではちゃんとやってるのに??と思ったりしました。(A)

鉄鋼スラグで海に栄養供給 コンブ復活、効果てきめん

 鉄をつくるときに出る副産物「鉄鋼スラグ」が、豊かな海を取り戻すために一役買っている。これまでは埋め立てやセメントの原料に使われてきた。ところが最近、人工的な魚礁の材料として生かされ、海藻が育たなくなる「磯焼け」をなおす効果などが注目されている。
■製鉄のおまけ、新しい活用策
 札幌市からバスを乗り継いで約4時間、日本海に面した北海道寿都(すっつ)町に着く。
 5月とはいえ、まだ風が肌寒い六条地区の海辺から、ゴム長をはいた町職員が歩いて海に入っていった。岸から3メートルほど離れた地点で、職員が腰をかがめ両腕を海につっこんだ。
 「ザバッ」と海面を割って出てきたのは、抱えきれないほどのコンブだ。
 「すごい、すごいぞ」。岸で見守っていた町産業振興課の瀧山修市課長が、声をあげた。
 人口約3300人の町には、明治時代にニシンを扱う豪商が建てた「鰊(にしん)御殿」が残る。ニシンがとれなくなった今でも、ウニやアワビ、ホッケ、ヒラメなどの漁業が町の主力産業だ。
 しかし、20年以上前から海藻類が育たなくなる「磯焼け」に悩まされてきた。原因の一つは、海中の鉄分濃度の減少とされ、樹木の伐採などで森が荒廃していることが影響していると指摘されている。北海道だけでなく全国の沿岸部で起きている現象で、計5千キロに及ぶ海岸線でみられる。
 六条地区は町で最も磯焼けが深刻な場所だったが、そこにコンブが戻りつつあるのだ。
 海藻類が生えると、それをエサにするウニが増える。魚の産卵や生育の場所にもなり、水産資源の復活につながる。
 「まだ始まったばかりで漁獲量には直接結びついていないが、これからが楽しみ」と、町漁業協同組合の木村親志専務理事は期待する。
 藻場の再生のきっかけになったのが鉄鋼スラグだ。
 新日本製鉄は、スラグに含まれる鉄分の効果に目をつけ、廃木材チップを発酵させた腐植土とスラグを混ぜた「鉄分供給ユニット」をつくった。約150キロの重さのユニットを詰めた袋39個を波打ち際に埋め、人工的に鉄分を海中に流し出せるようにした。その効果を確かめるため、2004年から北海道増毛町で実験を始めた。
 それを知った寿都町の片岡春雄町長は、06年に東京の新日鉄本社に出向き、「うちが再生できたら、全国どこでも通用する」と訴え、町でも実施するよう要請した。
 そのかいあって、07年から実験が始まった。3カ所の波打ち際に計約15トン分の「鉄分供給ユニット」を埋めた。潮の満ち引きでユニットが海水につかり、鉄分が海に流れ出る。
 町は昨年、独自でユニットをつくり、追加で海中に埋めた。今年度からは正式に藻場の再生をめざす事業を立ち上げ、磯焼け対策を本格化する。

■環境対策、多彩な用途
 新日鉄は寿都町と同じような実験を全国約20カ所でやっている。海の再生に効果があることを実感してもらい、鉄鋼スラグの買い手を増やすねらいだ。
 鉄鋼スラグの用途は時代とともに変わってきた。1960年代は主に製鉄所を拡張する埋め立ての資材だった。石油危機後は、セメントの材料や道路の舗装の際の材料などにも用途が広がった。スラグを原料とするコンクリートは強度に優れ、明石海峡大橋や東京湾アクアラインなどにも使われてきた。
 しかし、00年代に入ってからは大規模な公共事業やインフラ整備が減り、鉄鋼スラグの新しい使い道を探さなければならなくなった。鉄鋼大手各社は大学や他業種と協力して開発を進め、新たな用途として浮かんできたのが「海の再生」といった環境対策だった。
 新日鉄だけではない。JFEスチールは、鉄鋼スラグを加工して幅1メートルほどの「ブロック」をつくった。サンゴや貝殻と同じ成分を含んでいるため、海底に沈めておくとサンゴ礁の再生に役立つとされ、沖縄県宮古島沖などで実験に取り組んでいる。
 神戸製鋼所も、鉄鋼スラグを原料にしたピラミッドのような骨組みをつくり、魚が集まる「魚礁」にした。幅が6メートルもある大きなもので、鉄分が豊富なので骨組みに藻がつき、格好の魚のすみかになる。兵庫県姫路市の沖などで調査研究を実施中だ。
 一方、住友金属工業は鉄鋼スラグが酸性の土を中和する効果に注目した。北海道白老(しらおい)町の牧場で土壌の改良をしている。土の酸度が薄まると、植物や家畜が病気になりにくいという。丸山雅志環境室長は「鉄鋼スラグには様々な可能性があり、さらに開発を進めていきたい」と話す。
 海外からも注目されている。インドネシアでは、JFEのブロックを使ったサンゴ礁の再生をめざす実証試験が10年から始まった。住友金属の土壌改良技術をつかった農村の土壌改良もおこなわれている。
     ◇
〈鉄鋼スラグ〉 鉄をつくるときにできる物質で、鉄鉱石の中の不純物と石灰が混じった石状のもの。製鉄では、鉄鉱石と石灰石を焼き固めた「焼結鉱」と、石炭を蒸し焼きした「コークス」を高炉に入れて化学反応(還元反応)させ、鉄を取り出す。このとき鉄1トンに対し、約300キログラムの鉄鋼スラグができる。製鋼工程で生成されるものも含め、国内の年間生産量は約4千万トン。
     ◇
■〈記者の視点〉海守る意識がカギ
 寿都町の実験は、結果が目に見えて実感できるため、海藻の回復以上の効果が出ているように思えた。
 それは漁業関係者ら町全体の「海を守る」という意識の高まりだ。「企業に頼り切りでは自立できない。自分たちも努力して継続して続けることが大事」(片岡町長)。町は独自で「鉄分供給ユニット」をつくれるように、製造所をつくって業者を誘致した。多くの漁業者らが作業を手伝うようにもなった。
 鉄鋼スラグの環境利用の技術は日本が世界トップレベルだ。しかし、利用量はまだわずかだ。さらなる企業の技術開発が、磯焼けに限らず様々な環境問題を解決する糸口になるだろう。(大和田武士)

写真・図版
藻場再生実験で抱えきれないほどのコンブが育っている六条地区の海=北海道寿都(すっつ)町
磯焼けが深刻化し海藻類が生えなくなった海=2007年10月撮影、北海道寿都町樽岸(たるきし)地区、新日鉄提供
実験開始の翌年には磯焼けが解消し、海藻類の生育が確認された=2008年6月撮影、北海道寿都)町樽岸(たるきし)地区、新日鉄提供

 


GEN関東ブランチ宇久須合宿第3日

2012-05-15 21:07:58 | 日記

 3日目も朝から晴れました。しかし、ガスは相変わらず点きません。メーターはB(微少漏れ)を示したままです。朝食の準備はどうしたものでしょうか。そこに大澤さんがすばらしい提案を。「うちのキャンピングカーで調理をすればいい」。大澤夫妻はフォルクスワーゲン製のキャンピングカーをお持ちで、宇久須にもそれで来られていたのです。

 さっそく橋谷シェフは大澤カーで調理を開始。悠樹君は初めて見るキャンピングカーに興味津々。

 そのころボンベを点検していた大森さんが、「連絡先が書いてあるのでここに連絡したらいいんじゃないか」。都市ガスではあまり必要を感じることがありませんが、プロパンガスは24時間対応なのだそうです。午前7時になったので、大澤さんが電話すると「いま、ひとりしかいませんので、7時半になったらうかがいます」とのこと。30分後バイクに乗っておねえさんが点検に来ました。しばらく、ゆすったりしてみて「これはガスがありませんね。とりかえましょう」とあっさり。しばらくしたら、今度は軽トラックでボンベを運んできました。10キロボンベでしたらなんとかなるでしょうが、50キロだったらどうするのだろうと思いました。

 ボンベを取り替えたらすんなり点火し、問題は片付きました。これからはもう、大丈夫でしょう。昨年、宿舎を閉鎖したときボンベは撤去していなかったので、きっと少しずつガスがぬけていたのでしょう。

 昨日つり上げた魚は見事に調理されて食卓に並びました。美谷島シェフのカレーも、カレーうどんに変身しておなじく食卓に並びました。完食になったので、シェフの面目がたったというところでしょう。永久シェフに任命したい。

 

 9時からGEN関東ブランチの管理圃場、第2休耕田で作業です。ヤーコンの補植とサツマイモ、里芋を植えます。

 まずはウネの草取りから。昨年植えたヤーコンが残っており、今回は穴のあいたところに、ヤーコンの塊茎を分割して植える補植だけです。

 それが終わると里芋のウネおこし。1メートルの間隔でウネをおこし、60センチの間隔で種芋を植えます。芋のウネは高い方がいいそうで、芋を植えた後、左右から土を寄せて高さ40センチくらいのウネにします。

 里芋が終わったとは、サツマイモ用のウネをおこし、サツマイモの茎を挿し木しました。種芋ではないのですね。茎は斜めに植えるのだということを初めて知りました。

 畑にはモグラの巣も。モグラが巣をつくるのは作物にはあまりよろしくないのだそうですが。

 作付けが終わって記念撮影。

 記念撮影の後、第1休耕田に移動し、鉄炭団子づくりをしました。宇久須の海でも海藻が消滅する「磯焼け」が発生しており、海藻を再生させるために、Ⅱ価の鉄イオンを供給してやろうという試みです。

 近くに産する鉄を多く含む粘土に間伐材から作った炭をまぜて、タドンのような土ダンゴを作ります。これを無煙炭化器で焼き固め、海に沈めます。Ⅲ価の鉄が、海の中で還元され、Ⅱ価の鉄イオンとなれば、植物プランクトンが増加し、海藻もつくようになるのではないかとの仮説です

 (おままごとじゃ)

 粘土と無煙炭化器で焼いた炭を混ぜ合わせ、手でお団子をつくり、それをとりあえず陰干しにしました。どういう効果がでるか、結果が楽しみです。

 作業終了後、宿舎に引き揚げ掃除をした後、黄金崎に移動。藤原さんの奥様の心づくしのカニ味噌汁、自家製たくあん、名物干物の昼食を黄金崎の美しい景色を見ながらいただきました。3日とも晴天に恵まれ、充実した合宿でした。藤原さん、大変お世話になり、本当にありがとうございました。美谷島番頭さんはじめ、準備にあたったみなさま、大変ご苦労さまでした。今回の合宿でかなりしっかりした足場ができたのではないかと思います。秋にはまた合宿があると思いますが、その間、みなさん、どんどん宇久須宿舎を利用して下さい。麻雀パイ、シートもそろっていますよ。(A)

関連サイト 

 宇久須スローライフ部会BLOG:http://ugusu-slowlife.blogspot.com

 藤原さんのFacebook:http://www.facebook.com/ugusu.fuziwara


GEN関東ブランチ宇久須合宿第2日

2012-05-14 23:59:38 | 日記

 2日目も快晴でした。
 シェフは橋谷さんに交代し、橋谷流スクランブルエッグのお披露目がありました。



 卵の白味を先に熱し、それから卵黄を加えると、白味と卵黄の固まり具合がよろしいのだそうです。
 おかげさまで、ホテルのバイキングにも匹敵する朝食となりました。



 午前9時からスローライフ部会の第1休耕田でヤーコンの作付けです。
 スローライフ部会部会長の浅賀石根さんのあいさつのあと、まず、刈り取りの終わった畑の畝起こしを行いました。1.5メートル幅、高さ40センチの高さに畝をたてます。





 昨年は藤原さんが800鉢のヤーコン苗を作られたそうですが、今年は、前年できたヤーコンの塊茎が残してあったので、それを分割して苗としました。80センチ間隔で植えていきます。静岡新聞の記者も取材に来ていました。




 ヤーコンの塊茎が残してあった畑も苗の分割が終わったら、完熟牛糞と炭をまき、耕耘機で鋤き込みます。



 手がすいた時間に薪割り。材木は一昨年の秋、間伐材の処理をしたとき輪切りにして皮をむいて乾燥させたものですので、乾燥度は十分、ツボにはまればスカッと割れたはずでしたが、成果はいかがだったでしょうか。

 


 鋤きこみが終わった畑を全員でまた畝だてし、ヤーコンを植えました。数が多いと言うことは偉大なことで、約8アールの畑を耕し植え付けするのに2時間とかかりませんでした。




 無煙炭化器は何回も使っているうちに変形してしまったそうで、茂木製作所に修理を頼んだら、無料でまわりにワッカをつけて補強して修理してくれたそうです。

 無煙炭化器は円錐を輪切りにしたような形で、幅が狭い方を地面に密着させ、底から空気が入り込まないように土などでまわりを固めておきます。
 まず、新聞紙や段ボールなど燃えやすいものを放り込み、着火したら、こぶりの廃材を入れます。炎があがってきたら、ボンボン大きい木を放り込みます。






 あとは放っておいてもボンボン火が燃えていきます。あまり長く燃やすと全部灰になってしまいますので、炭化が終わった頃を見計らって、水をかけるか土をかぶせて消火します。

 お昼は手作り味噌の会の皆さんが丹精込めてつくって下さった「猪のモツ鍋」「猪のぶつ切りの焼き肉」「おにぎり」の豪華な組み合わせで、都会では味わえない珍味をこころゆくまで堪能しました。





 午後は、自由行動で山班は桜井先生の解説付きで三滝散策コース、海班は突堤で魚釣りということになりました。
 三滝は一の滝は通じる道が崩壊して通行禁止でしたが、二の滝は高さが20メートルくらいあり、水量もおおく、海岸からこんなに近いところでこんなうっそうとした森、水量のある滝があることに驚きでした。


 海班は藤原さんのご厚意で「さびき釣り」用の竿を4本用意していただき、東海工業先の突堤で釣りに挑戦しました。初参加の奥貫悠樹君(小2)は、釣りは生まれて初めてだそうで、はじめはおっかなびっくりでしたが、あっという間に1匹つりあげると大ごきげんで、3時間あまりの間に20匹近くをつりあげました。
 小さいのが多かったのですが、なかには15センチほどのメバルもかかり、本格的な竿を用意すれば、かなりの成果があがるのではないかと思われました。
 この朝、藤原さんの息子さんはなんと、57センチのスズキをつり上げたそうです。お宅で見せていただきましたが、それは本当に大きくてびっくりしました。ここでは突堤の釣りには別に制限はなく、ギョギョーケンなどといううるさいことはいわれることなく、誰でも釣りをしていいのだそうです。




 大小あわせて(大半が小ですが)68匹の釣果があり、これをどう処分したものかと思いましたが、大澤夫人と岡田さんが、小さいやつは頭と内臓を除いて唐揚げに、中くらいは南蛮漬けに、メバルは煮付けにと見事にさばいていただき、翌朝のおかずとなりました。

 夜は「かねじょう」でおなかいっぱい新鮮な魚介類をいただき、大満足で宿舎に引き揚げました。




 宿舎では、実は一騒動もちあがりまして。岡田さんが入浴中、急にお湯が出なくなったのです。プロパンのメーターを見ると「微少漏れ」というアラームが。リセットしてもまたアラームが出ます。美谷島さんは「揺すってみるとチャッポン、チャッポン音がするからまだ燃料は残っているはずだ」。石油開発の権威の方がおっしゃることですので、そうかと納得。結局、岡田さんは冷たいお風呂で我慢したのでした。この段階では、原因は不明です。(A)






GEN関東ブランチ宇久須合宿第1日

2012-05-14 21:37:16 | 日記
 GEN関東ブランチの5月の宇久須合宿が11~13日、宇久須宿舎で行われ、盛会のうちに無事終了しました。


 今回は、元東海工業宇久須事務所長宅をお借りしての2年目の試みでした。当初は応募が悪く心配しましたが、初日は13人、2日目は16人の参加となり、まずまずの参加数となりました。

 半年ぶりの宿舎でしたが、藤原さんとお掃除隊のおかげでちゃんと掃除がされており、きれいになっておりました。私は午後2時過ぎに到着したのですが、一番乗り。すぐに大澤さんのキャンピングカーで大澤さん、美谷島さん、橋谷さんが到着しました。土肥で買い物をしてこられたみたい。

 本日の夕食のシェフは美谷島番頭がかってでて、「まだ3回目なんだよな」とかぼやきながら、堂に入った手さばきぶり。


大澤夫妻、橋谷さんも応援にはいり、藤原農園からいただいた、レタス、トマト、エシャロット、さやえんどうなど新鮮な野菜も加わって、とても豪華な夕食となりました。


 午後7時から防災センターで、桜井先生をアドバイザーにした「西伊豆の山を知る懇談会」を開きました。



 西伊豆全地区にお知らせの回覧板を回したそうで宇久須の財産区メンバーをはじめ、町役場からも取材に来て、約40人が集まりました。



 この様子は藤原さんの宇久須スローライフブログに掲載されているので、ぜひごらん下さい。

宇久須スローライフ部会BLOG:http://ugusu-slowlife.blogspot.com

 藤原さんはFacebookもはじめたそうで、こちらの方も(http://www.facebook.com/ugusu.fuziwara)どうぞ。

 はじめは自由に意見交換してもらい、桜井先生が適宜コメントを加える方式にしようということでしたが、なかなかそうもいきませんでしたが、問題点はかなり明らかになり、それを打開する方向性もいろいろ話されました(この記録はそのうちブログにアップします)。

 懇談会終了後は、宇久須宿舎で懇親会を行い、地元の方もまじえ、お酒のなくなるまで、懇談が続きました。美谷島さんは地元の元番長という方ににえらく気に入られ、友好裡のうちに懇親会も終了しました。
 さらにお酒を買い足して雑談がつづき、午前零時をすぎてしまったので、翌日の作業時にもまだ多少お酒が残っていた人がいたようでした。(A)

4部屋+台所をバルサンで燻蒸しました

2012-05-06 21:15:41 | 日記
 5月のゴールデンウィークも終わりました。
 百姓三昧の日々でした。
 上田先生の自転車の限界が来たため、私の退職記念に頂いた折りたたみ式の20インチの自転車を宿舎に持ち込みました。宇久須の散策やコンビニの買い物にお使いください。
 今日の午後、4部屋+台所をバルサンで燻蒸しました。初めて使うので、多少緊張しましたが効果は確認していません。
 合宿が近づいています。良い天気になると良いのですが…(F)

藤原農園の作物がお待ちしております

2012-05-03 01:52:09 | 日記
2012/04/29
 第一番頭美谷島さま、昇進おめでとうございます。
 12時過ぎに桜井先生、中村さん、橋谷さんが畑ワサビをレジ袋につめて帰られ、1時過ぎに上田先生と岡田さんが帰られ、その後、第2再生休耕田でマルチムギの播種を行いました。
 昨年、浅賀和美さんのダイズがベト病で結実しなかったため万次郎カボチャの場所を譲り、2/3ほどダイズの後に交換しました。
 中央農道側が水はけが悪く、最近雨も降っていないのに、泥田状態で足が大地に吸い込まれる間隔で、難儀しました。
 合宿の時の「藤原農園(上の畑)」から供給可能なやさいです。
 キャベツ、新タマネギ、エシャロット(妻の手作り味噌付き)、島ラッキョウ、リーフレタス、薬味としてミツバ、ネギ、漬け物は沢庵、タカナなどです。
 ダイコンも薹立ちしたため地中に保存してありますので、皮を厚くむけば多分大丈夫だと思います。事前に試食しておきます。
 今回は諸事情により、月原の公民館を使用して猪鍋、イノシシのモツ鍋、骨付きイノシシの作成を行いますので、使用料とガス代が発生する可能性がありますので、ご承知下さい。(F)
 

宇久須お掃除隊報告

2012-05-03 01:49:23 | 日記
2012/04/29

 いま、宇久須の宿舎からメールを出そうとしています。さわやかな風が吹き抜け、快適、快適。
 まず、1件、お詫びがあります。
 今回のお掃除隊の参加者ならびに藤原さんとも相談し、みなさんが手分けをして合宿を担っていただけることを確認しました。それを受けて、今回の5月合宿はある事情から不参加とさせていただきたいと存じます。申し訳ありません。
 体制ですが、美谷島さんには、ぜひ番頭として中軸になっていただき、橋谷さん(副番頭)、岡田さん(食事担当)、中村さん(記録・広報担当)ということを考えております。
 宿舎は金曜日の午後に契約を結びました。
 5月分の家賃4万円は、上田が立て替えて、藤原さんが「ゆうちょ」のネットバンキングで振り込みました。
 6月~9月の4ヶ月分については、1案として、美谷島さんが11日の金曜日の3時以前に到着しているようでしたら、まとめてJAバンクに振り込むということが考えられます。
 一昨日はカードで農協のATMで振り込めると思ったら、事前登録手続きが必要だということで、振り込めなかったということがありました。
 宿舎資金は、合宿参加者からも募ることが考えられます。
  
 昨日は掃除を完了しました。
 6ヶ月間無人だったのですが、室内はとても綺麗で、午前中で掃除が終わりました。
 庭も藤原さんが下草刈りを事前にしていただいており、昨日は桜井先生、橋谷さんが手入れを行い、見栄えの良い庭となっています。
  
 マルカさんより、昨日、布団・シーツを12組、いただきました。枕はありません。
 風通しをする必要があります。
  
 タイムテーブルの改訂版を添付します。
 新しい点は、
 事前準備とし、折りたたみテーブルを宿舎近くの月原区長宅から、宿舎に運び込むこと。
  →本日にその作業をしてしまう可能性もあります。
 11日の金曜日、座談会終了後に21時ごろより90分ほどの交流会を宿舎で開くこと
  →準備としては、酒など飲み物、つまみ(乾き物)を購入する。
 12日の昼食
  猪鍋を神田公民館で下準備。おにぎり類は、コンビニで。
 13日の昼食
  黄金崎の下の磯(これまで利用したところ)。フジツボの味噌汁・干物などを携帯ガスコンロで。
 
 12日の雨天の場合の活動の案の1
 午前:宇久須周辺の散策、三滝遊歩道コースなどで、各自発見。
 午後:発見を大きな地図にまとめる作業。
  →模造紙、色マジックインキなどが必要。
 
 つり
 宇久須港での釣りについて、希望者は釣り具の持参を呼びかけたいと思います。
 また、宿舎に堤防つり用の釣り具を購入して常備しておくのも良いかも知れません。
 ただ、私自身は釣りの経験がないので、必要な釣り具については、藤原さんなどからアドバイスをもらってください。
 
 温泉
 徒歩でクリスタルビューホテルの温泉
 料金はホテル関係者の紹介があると安くなる可能性があるので、現在、人のつてをたどっているところです。
 
 帰路
 本日、修善寺→新宿の高速バスで帰ってみます。
 高速バス利用の場合には、13時台のバスで修善寺に向かう必要があります。
 また、高速バスを利用する場合には、事前予約が必要で、さらにコンビニでチケットを発券するという、手間が必要だと言うことが分かりました。
 
 広報
 中村さんが「西伊豆だより」のブログを作成する予定。
 宿舎の部屋に、名称を募集。
 宿舎にプリンターを持ってくる(橋谷)
 
 宿舎
 緑茶・コーヒーは購入しました。
 その他、調味料などはありません。
 (U)

5月合宿が近づいてきました

2012-05-03 01:36:07 | 日記
 第3回西伊豆5月合宿が近づいてきました。スケジュールの概略ができましたので、お知らせします。

 西伊豆町の5月、その山は新緑に彩られ、その海は青く、その里は生命にあふれています。今回は、その地を知る、ということに主眼を置いて、合宿を行います。

 期間:2012年5月11日(金)17時ごろ集合~13日(日)13時ごろ解散

 スケジュール(天候その他のために変更の可能性があります)
 11日(金)
   集合時間前に到着した方も、まずはGEN関東ブランチ宿舎にお立ち寄りください。
   荷物を置いたあと、地図をたよりに宇久須を散策。
  17時 GEN関東ブランチ宇久須宿舎に集合
  18時 宿舎にて夕食
  19時 座談会「山を知る」(防災センター3階会議室) 
    宇久須の山関係者+桜井尚武氏
    桜井尚武氏(造林学、森林総合研究所理事、日本大学生物資源学部教授を歴任)には、4月28日に西伊豆町の山を実見していただきました。山や川、今後の自然を守るためにはどうしたらいいのか、参加者を交えて話し合います。
  21時 宇久須スローライフ部会などの地元の方との交流会(宿舎)
 12日(土)
  07時 起床 → 朝食(宿舎)
  09時 作業①:薪割り・炭焼き・ヤーコンなどの定植(第1再生休耕田)
  12時 昼食:猪鍋など(第1再生休耕田)
  13時~17時 班に分かれて活動
    山班:三滝遊歩道などを歩く(桜井氏が同行して説明する予定)
    海班:堤防釣り(宇久須港突堤)釣り具を持参してください。
    里班:宇久須を歩き発見したものを記録に。
    ヤーコン茶づくり:宿舎にて健康ヤーコン茶づくりに挑戦。
  18時 交流会(海鮮料理カネジョウ)
 13日(日)
  07時 起床 → 朝食(宿舎) → 宿舎清掃作業
  09時 GEN管理圃場へ、ヤーコン・サツマイモ・サトイモの植え付け
磯の再生に役立つとされる鉄団子づくり(第1・2再生休耕田)
  12時 磯辺での昼食
  13時すぎに解散
アクセス
 場所:GEN関東ブランチ宇久須宿舎=静岡県賀茂郡西伊豆町宇久須607 
 東海バス:宇久須バス停下車、徒歩6分。宇久須交差点を池田医院側に進む。
 地元では「東海工業のクラブのあったところ」と尋ねてください。
    交通費は自己負担:以下、東京からの交通手段の例です。
① 高速バス利用(新宿~修善寺:往復4500円)+路線バス(修善寺~宇久須:往復券2990円)→往路=新宿9:15発、復路=修善寺15:45発
高速バスは事前予約:www.j-bus.co.jp/  電話予約 0570-01-1255
② 東海道線利用(東京~熱海~三島:片道2210円)+伊豆箱根鉄道(三島~修善寺:片道500円)+路線バス(修善寺~宇久須:片道1670円)
 その他に、踊り子号(東京~修善寺)・新幹線で三島という方法もあります。

費用:宿泊費(宿舎管理費・光熱費・寝具)・食費(酒代は別)・保険料を含む。
 宿舎利用2泊: 8,000円 子供6,000円
 宿舎利用1泊: 5,500円 子供4,000円

服装・持ち物
 農作業・山歩用の服装。帽子、雨具(12日山班参加希望の方は上下式雨具)、軍手
 シーツ(各自持参)、寝間着、洗面用具、筆記具、ノート、
 ★宿舎には枕の用意がありません。衣服などを丸めて枕にすることが考えられますが、寝苦しいとお考えの方は、枕をご持参ください。
 12日海班で堤防釣りを希望する方は、釣り具をご持参ください。



問い合わせ:上田信(関東ブランチ担当世話人) 
電子メール= ueda@rikkyo.ac.jp
ファックス= 03-3985-4790 立教大学文学部上田研究室


宇久須合宿の検討課題

2012-05-03 01:31:12 | 日記
2012/04/22

 昨日の関東ブランチの例会で美谷島さんのお話を伺う前に、宇久須の準備の話をしました。
 岡田さん作成のタイムテーブルに、検討課題などを追記しました。
 合宿のスケジュールに沿って、検討課題を書き出してみます。
 金曜日に早めに到着した方には、宇久須の里歩きをしてもらい、それぞれの発見をメモ・写真に記録、宿舎に宇久須の大きな地図を描き、記入してもらう、という案が出ています。
 写真のプリンターは、橋谷さんが持ち寄ってくれることとなっています。
 金曜日夜の座談会「山を知る」は、宇久須の方にまとまったレクチャーをお願いするというイメージではなく、桜井先生や来訪者がいろいろと質問して答えてもらう、という流れがいいのでしょうか?
 聴きっぱなし、とするのではなく、座談会の記録を中村さんに採っていただき、あとで資料としてまとめ、今後の活動の参考に資するようにします。
 このあたりは、お掃除隊が行ったときに、石根さんなどと詳細を詰めたいと思います。
 また、桜井先生には事前に山を見てもらいたいので、お掃除隊とともに桜井先生が来られる予定ですので、28日あたりに山につれてあがってもらいたいのですが、この件、石根さんに私から依頼しましょうか?余力があれば、大沢里も桜井先生に見てもらいたいところです。
 再生休耕田での活動では、薪割り・炭焼きも加えたいとの要望が強いです。
 本来の「炭」を介した、山・海・里の物質循環再生、という理念が実体験できる企画を検討したいところです。
 磯の再生については、鉄炭団子の効果を検証できるように、現状を記録したいところですが、私にはアイディアがありません。
 土曜日の昼食の段取りなど、28日あたりに雛の会の方と相談できるとありがたいです。こちらからは岡田さんが担当です。
 土曜日の午後は、山組・里組・海組ならびにヤーコン茶づくり講習会、温泉組、といった班分けを行います。
 それぞれの組で何をするのか、昨日はあまり話し合いませんでした。
 それぞれに関東ブランチからのスタッフがリーダーとして張り付くのがよいように思われます。
 山組には、移動手段が必要です。人が入れる広葉樹林があれば、そこで植物観察、というアイディアを私は持っています。
 海組は、天候に依りますが、宇久須港での釣りでしょうか?
 里組は、宇久須の「里歩き」で、発見の記録を取ってもらう。各地区の神社などを巡るのも、面白いと思います。
 宿舎ではヤーコン茶づくり講習会ができればと思います。レシピがあれば、指導者がいなくても作れるものでしょうか?
 温泉組は、移動手段が確保できなければ、断念となります。
 日曜日の昼食の「芋煮」は、ほんとうの「芋煮」を知っている方が、今回は参加されないので断念し、簡単に済ませるようにしたいです。
 昨日、話題となったことで欠けていることがありましたら、追加してください。
 よろしくお願い申し上げます。
 (U)