西伊豆(宇久須)だより

山・海そして里が広がる西伊豆町。都会の喧噪を離れて、一緒に豊かな自然、健やかな社会とは何か、探っていきませんか?

火山島伊豆の北限

2019-03-29 21:26:38 | 日記
 城山の説明で、火山島伊豆の北限の説明をしました。狩野川は静岡県で唯一、北に流れている川です。約60万年以降、天城山などの陸上複成火山の噴火が原因だと思います。
 伊豆半島を北側から見るとそのことがよくわかります。写真はクレマチスの丘(駿河平)見た写真です。狩野川の東側は箱根火山、多賀火山、宇佐美火山などの火山灰でおおわれなだらかな感じですが、西側は火山の根っこ(火道)が北西方向に連なっているのがわかります。その火山島と本州の間に堆積したのが田方平野です。











IVUSAのヤーコン畑。

2019-03-28 10:23:41 | 日記
 2月21日にIVUSAの学生が約100名、西伊豆活性化活動にやって来ました。全員で1年前に植えたヤーコンの塊根を収穫し、塊茎と塊根に分け、ヤーコンを収穫し、その後1アール当たりバイオ炭を20キロ、鶏糞を30キロまきました。翌22日にトラクターで耕し、畝を立ててマルチを張り、60センチ間隔でヤーコンを深さ15センチに植えました。
 3月27日に見に行きましたら、ヤーコンが芽を出していました。IVUSAの学生が本格的にヤーコンの栽培にかかったのは4年前から。1年目はマルチ張りにも苦労をしてヤーコンが雑草に飲み込まれていましたが、昨日の段階ではマルチがはがれているのは皆無でした。経験がものをいうものですね。
 ニンニクを植えるために燕麦の緑肥づくりで同じ日に播きましたが、これも発芽していました。












火山島伊豆の最北部

2019-03-28 10:22:12 | 日記
 狩野川公園と通称読んでいる公園が伊豆の国市にあります。正式な名称は「狩野川記念公園」。昭和33年に伊豆を襲った狩野川台風。上流から流れてきた木材が修善寺大橋の橋げたにつまり、それがダムとなり狩野川があふれ熊坂の集落はほとんど流され、いまカインズホームのあるところにあった熊坂小学校も流されてしまいました。
 その多くの遺体を荼毘にふしたのが狩野川記念公園。
 公園の堤防に上がると巨大な岩壁が見えます。これが城山(じょうやま)です。城山は火山でしたが、マグマの通り道でマグマが固まり、外部が侵食でなくなり、固まったマグマが残りました。昔はロッククライミングの練習によく使われていました。城山から北西に葛城山、発端じょうなどの火山が北西に連なっています。







高齢・障害者の旅行創出 西伊豆・NPO

2019-03-27 20:38:46 | 日記
■来月から和服レンタル・着付け開始 人力車とコラボ企画も
 西伊豆町のNPO法人みんなの家が運営する高齢者・障害者の西伊豆旅行サポートセンター「ラクタビスト」は4月から、和服のレンタル・着付けサービスを行う。障害者・高齢者の誘客と、旅行の新たな楽しみの創出を目指す。
 今年1月に開催したユニバーサルデザイン着物のファッションショーからアイデアを取り入れた。着物を上下に分けた着付けが簡単な2部式着物(和服)を使用する。
 旅サポーター西伊豆による町歩き企画は60分の和服の貸し出し、着付け介助、車椅子介助やガイドがセットで1500円。松崎町で人力車を運行する島川誠さんとコラボした企画も準備していて、和服貸し出しなどのほか、人力車への乗降介助も行う。
 25日には松崎町の田んぼをつかった花畑でみんなの家のデイサービス利用者が人力車に乗降し、旅サポーターと島川さんが適切な乗降方法を探った。ラクタビスト事務局の奥田真美さんは「実際のサービスではその人に合った適切で素早い介助を考えなくてはいけない」と今後の課題を語った。
 新品の浴衣の「2部式浴衣」へのリメークも手掛け、完成品は伊豆まつざき荘で4月から販売する予定。
 人力車とのコラボ企画は現在調整中。問い合わせはみんなの家内のラクタビスト〈電0558(52)4730〉へ。

          伊豆新聞



 利用者の人力車への乗降をサポートする旅サポーターと島川さん(右)=松崎町

海の道を渡り初め 西伊豆・瀬浜海岸「トンボロ開き」

2019-03-26 08:31:28 | 日記
 西伊豆町の瀬浜海岸で24日、「トンボロ開き」が開かれた。干潮時に陸地と沖にある島がつながるトンボロ現象が昼間に起こる時期に合わせた行事。潮位が下がり、“海の道”が現れると多くの観光客やカップルが渡り初めを楽しんだ。
 午後1時ごろ、海岸と沖に浮かぶ三四郎島との間に約250メートルの砂州「海道346(三四郎)」が出現。砂州の所々には水たまりができ、子どもたちがヤドカリや小魚を捕まえるなどして自然と触れ合っていた。
 町によると、トンボロ現象が起こる場所は全国的に珍しいという。町は2015年、同じくトンボロ現象が見られる台湾・澎湖県と友好協定を結んだ。
 昼間に砂州を歩いて渡ることができるのは9月ごろまで。

      静岡新聞|NEWS



 トンボロ現象により出現した海の道=24日午後、西伊豆町

3月24日 花だらけの下の畑

2019-03-25 18:06:20 | 日記
 日長も延び、暖かくなってきて下の畑は花盛りです。


北京植物園の子孫のボタンです。信号は国道136号線です


ノラボウナの花です。種を採る目的です。下手に播くより実生のほうが生育が良いみたいです


赤のリアスカラシナの花も咲き始めました。固定種ですから種を採ります


チンゲンサイの花です。今年はニンジンと混植したら大正解でした。


仙台から買ってきた「からいねダイコン」の花です。F1ですが種を採って系統選抜してみます