西伊豆(宇久須)だより

山・海そして里が広がる西伊豆町。都会の喧噪を離れて、一緒に豊かな自然、健やかな社会とは何か、探っていきませんか?

宇久須宿舎再開の事前準備

2012-05-03 01:28:09 | 日記
2012/04/08

 宇久須宿舎ですが、事前に電気・水道・ガス等の手配が必要となると思います。今年の私の勤務が火・木・金になりそうです。まだ、正確な時間割の連絡がありません。電気は立ち会いが必要かと思われます。
 4月25日にその手続きをしてよろしいでしょうか?
 事前に東海工業にその旨をお伝え頂くと助かります。
(F)

被災地支援は「"菌根菌と炭"のGrとして」

2012-05-03 00:50:30 | 日記
2012/04/07

 GENの被災地支援は基本的には松井さんやナヤ宮田さんのお考えに賛成です。GENとして資金的な援助は厳しいと思います。
 私は松苗の里親制度が望ましいのではないかと考えます。
 小川先生や伊藤さんがマニュアル作りをして下さっております。
 上田先生に相談していなくて先走ったおしかりを受けそうですが、関東ブランチの新しいプロジェクトとして位置づけはできないでしょうか?
 幸い宇久須には土地があります。無償で借りる事ができます。
 炭もあります。宿舎もあります。育苗は、交代で宿舎を使い、田舎暮らしを味わいながら、管理を行う。
 「鉢上げ」など多量の人間が必要な時は、合宿を組む。私一人でもやりたいと立候補していました。
 幸い、西天城高原の県の育成牧場のバイオマスで使用した牛ふん堆肥も入手が可能となりました。ポットは「花の会」が花壇用に使用したものをもらえる体制ができています。水はけの良い耕作放棄地を7a程度借りる目処もついています。
 前回のロング世話人会の時、小川先生から「菌根菌の接種は私か伊藤さんが行きます」とのお話を頂きました。
 このような試みが、全国各地に広がって、トータルとしてGENとしての被災地への連帯・援助につながったら、すばらしい活動になると思います。
 以上は私の私案であって、関東ブランチの了承を得ておりません。
 ご意見、ご批判等をお寄せ下さい。(F)

宇久須5月合宿のご案内

2012-05-03 00:48:57 | 日記
2012/04/07

 すでにみなさまには口頭でお話ししていますが、5月の合宿を行います。
 今回は、大学生・卒業生などにも、ぜひ参加していただきたく、お知り合いの方に案内を転送していただければ、幸いに存じます。
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 西伊豆5月合宿(第3回)
 伊豆半島の西に位置する西伊豆町、そこには山・海そして里が広がっています。都会の喧噪を離れ、ここ西伊豆町で地元の方々と交流を深めながら、豊かな自然、健やかな社会とは何か、カラダを動かし、アタマも動かし、探っていきませんか?
 私たちは、西伊豆町の一角に、宿舎を借りて腰を据えて取り組み始めました。
炭焼きを軸にした合宿を、今年も実施します。
 
 主催:緑の地球ネットワーク関東ブランチ
    西伊豆町まちづくり協議会宇久須スローライフ部会

 内容:カラダを動かす=無縁炭化器による炭焼き、再生休耕田でのヤーコンなどの植え付け、イノシシ鍋、炭を用いた海の生態系の再生など。食事(朝食2回・夕食1回)は無理のない範囲で地産地消を目指して自炊します。
    アタマも動かす=座談会「山を知る」第1弾 
 西伊豆の山について地元の方の話に耳を傾け、造林学専門家の桜井尚武先生(GEN顧問、日本大学生物資源科学部教授森林総合研究所理事などを歴任)を囲んで、日本の山、西伊豆の山の現在、そして未来を語り合います。
 資格:どなたでも参加できます。
 期間:2012年5月11日(金)17時ごろ集合~13日(日)14時ごろ解散
    現地集合・現地解散、途中参加・途中離脱も可能です。事前にご相談ください。
 場所:静岡県賀茂郡西伊豆町宇久須
    交通費は自己負担:以下、東京からの交通手段の例です。
    ①高速バス利用(新宿~修善寺:往復4500円)+路線バス(修善寺~宇久須:往復約3300円)→時間的制約がありますがもっとも節約できます。
    ②東海道線利用(東京~熱海~三島:片道2210円)+伊豆箱根鉄道(三島~修善寺:片道500円)+路線バス(修善寺~宇久須:片道1670円)
    その他に、踊り子号(東京~修善寺)・新幹線で三島という方法もあります。
    中部・関西方面からは、清水~土肥のフェリーを利用する方法もあります。
 費用:10,000円:宿舎利用:2泊・食費・保険料を含む。変更の可能性があります。
      民宿に宿泊することも可能です。費用は別途、お知らせします。また、子ども料金も別途、お知らせします。
 締め切り:2012年4月30日(月)
 (U)

平成23年度会計報告

2012-05-03 00:48:02 | 日記
2012/04/03

平成23年度会計報告です
 (一部、3月31日の藤原さんのご報告に基づく)
 1.平成23年度会計報告
《収入》
 寄付金総額       275,000円 (補足参照)
 宇久須宿舎利用代金    38,500円 (補足参照)
 利子(郵貯)           17円
 ―――――――――――――――――――――
 合計          313,517円
《支出》
 宇久須宿舎賃貸料    200,000円(4万円×5カ月)
 同・し尿浄化槽代     13,200円
 同・水道料金        4,725円
 同・ガス代        14,676円 
 雑費(ねじり鎌代等)    4,272円
 ―――――――――――――――――――――
 合計          236,873円
 《平成24年度への繰越金》
 収入-支出        76.644円

 補足
 上記の寄付金とは、宇久須における我々の活動拠点として 東海工業さんが現地に所有する家屋を借り上げるために、皆様にご寄付を依頼したものです(賃貸料:月額4万円)。合計で19名の方から上記の金額が集まりました。その結果、7月~11月までの5ヶ月間、宿舎を借りあげました。
 昨年度は、活動初年度だったこともあって準備などに手間取り活動のスタートが7月となりました。また、宿舎の利用代金とは、実際に宿舎に泊まられた方から1日当たり大人1000円、学生500円の料金を徴収した総額です。
 なお繰越金は、藤原さんが現金で31,627円を管理しております。残り45,017円は、郵貯の口座(私の家内名義)に入っています(B)


「まちづくり協議会」全体会の記事が伊豆新聞に

2012-05-03 00:46:31 | 日記
2012/04/02

 3月22日に行われた、西伊豆町の「まちづくり協議会」全体会の記事が伊豆新聞に載りました。
 宇久須合宿もスローながら、前進しつつあります。「おすそ分け」の発想から出た、「西伊豆町まちづくりカレッジ」も少しずつですが前進しつつあります。
 4月1日に上田先生と岡田さんがアドバイザーの立教大学観光学部兼任講師の菅原先生の所に出かけていただき、少しずつ方向性が見えてきたみたいです。
 万次郎カボチャも作って見たい人が2人増え、少しずつですが町民権を得た見たいです。
 海の緑化に使う「鉄炭団子」用の粘土の採取候補地を見てきました。取り合えず作成して、宇久須と安良里で試してみるつもりです。鉄炭団子に関しては「フルボ酸鉄」で検索してみて下さい。鉄を含んだ粘土と、炭と、無煙炭化器。本当に「無いものは無い」といった感じです。(F)


宇久須宿舎会計報告

2012-05-03 00:45:37 | 日記
2012/03/31

 平成23年3月31日、年度末ですので(本当は雨のため畑に行けなかったから)宇久須宿舎の会計報告をいたします。
 
【収入】
 宿舎利用料金         38,500円
 宿舎管理費          30,000円
【支出】
 し尿浄化槽汚泥引き抜き    13,200円
 水道料金            4,725円
 ガス代            14,676円
 雑費              4,272円
 合計             36,813円
 ※雑費は堆肥用ブルーシート、ねじり鎌、手箕、マルチ購入費です。
 差引残高 31,627円です。領収書はそろっておりますので、合宿の時、ご覧下さい。
 黄金崎のサクラは5分咲きです。明日は桜祭りです。(F)


宇久須宿舎の継続借用決定

2012-05-03 00:44:43 | 日記
2012/03/28

 昨年に引き続き、西伊豆町宇久須で宿舎をお借りすることになりました。
 5月の連休に利用が可能になるように、お掃除隊を編成します。
 上田は4月27日(金)午後に宇久須に入り、宿舎を借りるための手続きを行います。
 28日(土)午後・29日(日)午前を中心に、掃除を行います。掃除が終わるまで、宿舎に泊まることは困難かと思われますので、民宿に部屋を確保します。
 参加可能の方は、4月6日(金)までに、ご連絡ください。
 5月連休には宿舎での宿泊が可能になります。ぜひ、連休の利用をお考えの方は、4月10日ごろまでにご連絡ください。
 また、宇久須合宿を5月11日(金)夕方~13日(日)14時ごろ
 のスケジュールで行います。
 内容については、近日中に連絡します。
 (U)

続・松井教授のお話で考えたこと

2012-05-03 00:41:59 | 日記
2012/03/23

 GEN20周年記念シンポジウムでの松井孝典教授の話から考え続けました。
①東京に3千万人はいらない。
 どこまでを東京と定義したかは分かりませんが、とにかく人が多すぎます。
 池袋の地下道を通り、マルイの所で地上部に上がり、立教に行くのですが「なんでこんなに人がいるのだろう」と疲れてしまいます。首都直下型の地震がおきたら壊滅的な被害が出るでしょう。
 田舎で高校までの教育を受けて、首都圏の会社や大学に進む。そこで住民税を納める。田舎は、そのためにお金を使うが戻って来ない。こうして田舎は経済的にも疲弊する。
 やがて都市部に家を建て、帰ってこない。そして老人は都市部のこどもの家に引っ越して面倒を見てもらう。このような構造を壊さない限り、地方の再生は無い。
 そのように考えています。
②大学は東京にある必要は無い。
 地方に大学が移れば、若者も地方に散っていきます。そして地域とかかわって行く。そうすれば地方も元気になる。私の近くで言えば南伊豆町に東大の?芸研究所や演習林があります。下田には筑波大の臨海試験場があります。戸田にも東大の寮があります。
 私も大学時代、新潟に住んでいました。農学部は離れた場所にありました。お店も食堂もあまりありません。ですから3食とも学食で食べていました。冬には雪がつもり外に出るのも面倒でした。その分、新聞や本を時間をかけて読みました。TVも当然ありません。FMの実験放送を聞きながら、読書三昧でした。そういう時間が学生には必要だと今では思っています。
③原発が止まれば駆動力の3割を失う。右上がりの時代は終わった。これからは右下がりの時代だ。
 本当にそう思います。駆動力のいらない生活にシフトしていく必要があります。
 実際我が家にはエアコンがありません。エアコンが無くても生活ができます。宇久須宿舎の感想にたくさん書かれています。エアコン→ファンヒーター→灯油ストーブ (熱の有効利用)→薪ストーブとシフトしていけば、停電でも怖くありません。計画停電の時は全く困りませんでした。
 南伊豆に最近、3名ほど移り住んだ人間がいます。3月中旬、2時間程度でしたが河津桜を窓越しに見ながら色々話をしました。野菜を作りながらだったら、月10万の収入があれば快適な生活を送ることができる。今までのストレスも全くない、と言っていました。そのメンバーが中心になってヤーコンを使って町おこしに動き出しています。宇久須から800株分のヤーコンの塊茎(芽)をもって行きました。
 昨日、下の畑のニラの株分けをしていました。通りかかった人が「セルリを食べる?」と言ってくれましたので頂きました。お返しにブロッコリーとカキナ(タカナの別称)をもって行ってもらいました。
 これが「おすそ分け」だとつくづく思いました。野菜が別の野菜や果物、魚に化ける。まるでワラシベ長者のような、快適な生活です。労働力のおすそ分け(結い)も あります。
 第2再生休耕田は、隣の畑の人が、トラクターで起こしてくれます。その分、麦刈りや稲刈りを手伝う。
 3月11日のヤーコン切り干し作り講習会にはヒジキを煮る窯が2台、タケノコを煮る釜が1台、学校給食で使っていた大きな鍋、そして無煙炭化器です。燃料は全て間伐材や廃材です。
 「3丁目の夕陽」ではありませんが、もう少し不便な生活を楽しめれば、原発はいらない。それがスローライフだと思いました。
 ずいぶん時間がかかりましたが、松井教授の話を私なりにまとめてみました。(F)

第2再生休耕田確保

2012-05-03 00:41:15 | 日記
2012/03/20

 第2再生休耕田は昨年と同じように確保しました。
 ヤーコンはそのままの予定ですが、サツマイモは寒さに当たって半分、堆肥化しています。次はサツマイモの半分程度サトイモにしませんか?
 土が重く(埴土)、湿気ていますのでサトイモの栽培には適しています。圃場からサトイモを収穫して芋煮というのは、いかがでしょうか?(F)





がんばれ!まちづくり協議会

2012-05-03 00:40:31 | 日記
2012/03/17

 まちづくり協議会の動きは、興味深いですね。
 ヤーコン6次産業化、東北の松の再生など、GEN関東ブランチも協力していければと思います。
 西伊豆まちづくりカレッジ(仮)構想は、西伊豆町まちづくり協議会の種を撒いた菅原さんにも伝えてあります。
 22日の全体会で、まちづくり協議会として、カレッジ構想を話題にしていただけると、次のステップに進めると思います。
 あせらず、少しずつでもGENの国内拠点の1つとして、まちづくりカレッジを育てて行きたいですね。
 (U)