西伊豆(宇久須)だより

山・海そして里が広がる西伊豆町。都会の喧噪を離れて、一緒に豊かな自然、健やかな社会とは何か、探っていきませんか?

シキミの鉢上げ

2018-10-31 23:42:12 | 日記
 伊豆珪石の露天掘りの跡地の緑化に取り組んでいます。土がほとんどない、シカの食害が多く、強酸性のガレ場のような場所の緑化に取り組んでいますが根が張った苗のほうが活着率が高いことがわかってきました。すこで実生苗をや間取りしてポット苗に植えました。2018GEN秋の宇久須合宿の意参加者は私も含めてGENが5名,IVUSAから1名の参加となりました。

粘土団子の作成
 シキミの種を私の畑とカーネーション団地で採取し、防虫ネットで包み飛び出した野菜保存用のネットでくるみ、湿らせて発泡スチロールの中で貯蔵しました。シキミの鉢上げ後合宿参加者でシキミ、マメ科のヘアリーベッチ、白花クローバー、苦リムソンクローバー、イネ科のライ麦、燕麦の種を粘土に混ぜ粘土団子を作成しました結果を見るのが楽しみのような、不安な気持ちです。これでうまくいけば客土もかねていますし、省力化にもつながりそうです。

 IVUSAが東海工業の伊豆珪石鉱山跡地で植林したのが現在の4年生が1年生の時のこと。確か前田さんがリーダーだったときだと思いました。
 現在でも採掘しているため、簡単には入ることができません。専門家に見ていただきたく、特別に許可をいただきました。多分、岩の中にシルトが入り込んで、排水が悪くなっているみたいです。アセビは初期生育が悪いために、なかなか入手が難しいため、現段階ではシキミを衷心に植林していきたいと思います。森作りは20年が周期だと思います。












タマネギのセット栽培

2018-10-27 23:38:39 | 日記
 2~3月に玉ねぎの極早生種を播いて6月ごろ500円玉程度のセット球を収穫して、乾燥して貯蔵し、8月下旬にセット球を半分ぐらい埋めて12~1月ごろ葉玉ねぎを収穫しますが、今年は異常な暑さと干ばつで植え付けが遅れました。貯蔵するには中途半端な玉ねぎを放置しておいたら、芽が出始めていました。そのまま腐らせるのももったいないため、10センチほどの溝を掘って、発芽を始めたタマネギと、セット球を植えてみました。どのように成長するかまたレポートします。








秋の宇久須合宿に向けて

2018-10-24 23:34:42 | 日記
 現在の状況を報告いたします。10月23日現在です。
 ①第2再生休耕田について
 7~8月にかけて異常な高温と干ばつで生育も悪く私自身が闘病生活で、体力も食欲も落ち、十分な管理ができませんでした。第2再生休耕田の返却も考えています。
 お持ち帰り、送付用の海老芋とサツマイモは収穫できる範囲内で我慢してください。
 芋煮会用の海老芋とサツマイモは浅賀和美氏が提供くださると言ってくださっています。
 ②シキミの種を含む粘土団子の作成について
  高見さんから「乾燥に弱い」と教えていただき、採取したものを防虫ネットで乾燥させ毎日選別してネットに入れて濡らし発泡スチロールの箱に入れてストックしています。桜井先生から何でもいいからとアドバイスをいただき東海工業と相談して比較的低温で発芽する、イネ科のライ麦。燕麦とマメ科のヘアリーベッチとホワイトクローバー種をアマゾンで発注して明日には届くと思います。粘土と緩効性肥料のマぐアンプKと2価の鉄イオンのメネデールと培養土は用意してあります。事前実験として野菜、草花で実験し、さらにソルゴーで粘土団子を作って1月後に第2休耕田で播きましたら、無事に発芽しました。大丈夫だと思います。これがうまくいったらシソ、松、シダなどで試みたいと思います。
  ③今日、カーネーション団地に行って、実生1年目の苗を200株程度採取してきました。これをスリップバチに鉢上げして来年2月にIVUSAの協力が得られたら、粘土団子の散布と苗の定植をしたいと思います。
 ※東海工業の珪石鉱山跡地の緑化は、前の所長さんに依頼され、関東ブランチの上田先生が「GENは緑化のエキスパートですから全面的に協力します。」約束したところから始まりました。あくまでも私は下請けです。最初の植樹は、立教の上田ゼミの学生です。
 ※10月15日からラ始まった郵便局のコマーシャルは、東海工業宇久須事業所や仁科の大浜海岸、土肥で撮影されました。
 ※記念植樹用の比較的大きな苗も、人数分とってきました、プレートもあります。お楽しみに・・。
 11月3日にIVUSAの学生が田子のお祭りにやってきて、4日に休耕田に作業できそうです。粘土団子の作成が
 間に合わない場合は、協力をお願いするつもりです。無理しない範囲内でやりましょう。


炭焼き

2018-10-23 23:32:28 | 日記
 予定では11月いっぱいサツマイモを栽培し、そのあとに玉ねぎを植える計画でした。予想に反してワイヤーメッシュを乗り越え、イノシシが侵入し、跡形もなく食べられてしまいました。
 ぽっかりと空きましたので、片づけを兼ねて炭焼きをしました剪定した枝やトロ箱の壊れたものを、この器の中で燃すだけで炭が簡単にできます。1時間20分ぐらいで完成です。炭はアルカリ性ですので、石灰を入れる必要がありません、しかも炭は土壌中の有益な微生物(A菌根菌、根粒菌、空中窒素固定菌、放線菌などの)との共生を介在してくれますので、いいことずくめです。子の畑のすぐ横を国道136号線が走っていますが、煙が出ませんので誰も気が付きません。











キジの家族とガマズミ

2018-10-22 23:28:32 | 日記
 カーネーション団地でシキミの種を採取し、GEN宇久須宿舎の駐車場に車をとめました。そしたらキジのメスが出てきました。そのあと、やや小さいキジのメスが4匹出てきました車のドアを開けても逃げません。
 シキミの鞘を乾燥させるために、宿舎に向かうと玄関の左側にガマズミが真っ赤になっていました。









シキミの種の採取

2018-10-22 23:26:34 | 日記
 昨年のGEN宇久須合宿の時に、カーネーション団地でシキミの種を採取したことを思い出し、自分の上の畑や周辺を探しました、残念ながら台風の強風の影響か飛び散っていました。あわててカーネーション団地に行きましたら少し早すぎたみたいです。採取したものは宇久須宿舎の縁側に防虫ネットにくるんで追熟させています。
 粘土団子にして2月のIVUSAの合宿で配布していただく予定です。











10月17日の上の畑

2018-10-17 23:24:04 | 日記
 私の家庭菜園は2か所あります。宮沢賢治に憧れ、下の畑と上の畑があります。上の畑は比較的粗放なものを栽培しています。
 今年は残暑が厳しく、早く播くと虫の心配がありますので、気温が例年並みになってから種を播きました。無農薬・有機・炭栽培で栽培しています。ニンニクを植えたのは10月3日、中国ニラを定植したのは10月5日、野菜類の育苗にかかったのは10月12日でした。今年は9月に宮城県の海岸林の植林に行きましたので地元(伊豆)で販売されていない野菜を4種買ってきました。楽しみです。











日本郵政グループさんのCMに宇久須が

2018-10-15 23:20:23 | 日記
 8月末にご近所にて行われたCM撮影。日本郵政グループさんのCMでした。10/15よりテレビ放映が開始だそうです。「その町で~出会い編」の最後にクリスタルパークも映ってました♪郵便局として使用されたのは、珪石を採掘してきた東海工業伊豆事業所さんです。とってもきれいな映像で、なかなか嬉しいです!(^^)!
 https://www.japanpost.jp/group/gallery/
                黄金崎クリスタルパーク

 西伊豆町宇久須柴にある東海工業伊豆事業所の東海工業伊豆事業所でロケが行われました。ロケの間、柴公民館がいろいろと使っていただきました。古い建物が良かったみたいです。





シキミの実生について教えてください

2018-10-15 23:17:49 | 日記
 昨年、GENE関東ブランチ秋の宇久須合宿でシキミの種を採取し、室温で放置したものと冷蔵庫で低温処理をしたものの2種類条件を変え、4月29日に3.5号ポリポットに種まきをしましたが一向に発芽しませんでした。
 そこで残った種を湿らせた砂でこすって傷をつけたものと、50℃の温水につけて放冷してから播いてみました。これも発芽しませんでした。
 私の畑で。2月ごろ剪定し、その枝を株元に置いていたところ、株元に実生のシキミを発見しました。
 悩んで思いついたのが福岡正信氏の「粘土団子」による方法です。具体的には、あらかじめシキミの種を採取し、1日程度水につけておいて客土の代わりに粘土に土和混ぜ、団子状にして乾燥させて2月のIVUSA学生に散布してもらうという方法です。
 粘土団子は野菜、草花、ソルゴーで実験して見ました。団子の状態では発芽しませんでしたが、土に播いて踏みつけたら雨の後、発芽してきました。
 シキミ林で苗を採取し、スリット入りのポットに植えて根を増やしておき、来年2月下旬のIVUSAの合宿か、5月のGENの合宿に植えることを考えています。
 炭は昨日のIVUSAに焼いてもらってあります。粘土は東海工業の瀬戸事業所から送ってもあってあります。phは8~6.5ぐらいです。
 素人の私の取り組みですので、専門家のアドバイスをお願いいたします。
 粘土団子は11月4日のIVUSAの学生さんにも手伝ってもらえそうです。
 よろしくお願いいたします。





「粘土団子」の試み

2018-10-15 23:01:05 | 日記
 第2の宇久須プロジェクト「珪石鉱山跡地ー芝山緑化プロジェクト」に行き詰っていました。シカの食害に強いと予想したアセビとシキミ(シキビ)を立教大学の上田ゼミに植えていただいたことから始まりました。秋のことです。
 翌年、冬を越して生きていました。そこでGENとして育苗に取り組み始めました。アセビとシキミを挿し木しました。切り口を鋭利な刃物で切断し、ルートンという発根ホルモンをつけて挿し木しました。アセビは比較的早く発根しましたが、シキミはカルス(細胞の塊)形成までは行きましたが、なかなか根に分化しませんでした。組織文化を促すカイネチン処理もしましたが根にならなる前に入院して結局諦めました。