伊豆珪石で有名な東海工業伊豆事業所。一時は日本の板ガラスの珪石は宇久須から出荷したそうです。露天掘りでほぼ掘り尽くし、今は財産区への返却の準備をしています。ところが原状復帰が上手くいきません。最初はヤシャブシを緑化樹に選んだそうです。すべて鹿の食料になってしまいました。そりゃそうですよね。ヤシャブシは放線菌と共生するために、空中窒素を利用出来てタンパク質が豊富ですから。人間にとっての大豆と同じです。そこで緑化のエキスパートとして中国の沙漠に森を作ったGENに相談がありました。宇久須の原住民として暮らして30年あまり。鹿の食害を受けない植物として、アセビ、シキミ。イズセンリョウを選び立教大学上田ゼミの学生やIVUSAの学生に植えて頂きました。
その中ではシキミの成績が一番良かったです。10月下旬のGEN関東ブランチ秋合宿で施肥と観察にいってきました。鹿の食害も受けずに元気に生育していました。そのあと実生のシキミの苗を採取し、種子もとってきました。裂果して落ちていた種子は冷蔵庫に入れて低温処理をしています。裂果していないものはGEN宿舎で自然乾燥させ追熟させました。完全に裂果していましたので明日あたりから低温処理をします。自分の家でやれば簡単なんですが、LD50(半数致死量)が50ミリグラムいかという劇物ですので,事故を心配してGENの宿舎で寒さに遭わせておきます。
その中ではシキミの成績が一番良かったです。10月下旬のGEN関東ブランチ秋合宿で施肥と観察にいってきました。鹿の食害も受けずに元気に生育していました。そのあと実生のシキミの苗を採取し、種子もとってきました。裂果して落ちていた種子は冷蔵庫に入れて低温処理をしています。裂果していないものはGEN宿舎で自然乾燥させ追熟させました。完全に裂果していましたので明日あたりから低温処理をします。自分の家でやれば簡単なんですが、LD50(半数致死量)が50ミリグラムいかという劇物ですので,事故を心配してGENの宿舎で寒さに遭わせておきます。