西伊豆(宇久須)だより

山・海そして里が広がる西伊豆町。都会の喧噪を離れて、一緒に豊かな自然、健やかな社会とは何か、探っていきませんか?

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鉱山跡地の復旧

2017-10-30 21:30:12 | 日記
 GENが5月から10月にかけて宿舎を借用している東海工業伊豆事業所。一時は日本の板ガラスの90%は宇久須でとれた珪石が原料になったとのこと。珪石を掘り尽くし、鉱山法による原状回復を試みましたがpH2~3の強酸性の青粘土であることや、鹿による食害、吹きつけるならい(北東の風)や西風などの悪条件で緑化が進みません。そこで緑化のエキスパートとしてGENに協力依頼がありました。

 そこで①バイオ炭を使って強酸性の改良②鹿の食害に強くこの地域の植生にある植物などの条件を満たす植物としてアセビ。シキミ、イズセンリョウを選び試験的4年前から実生苗の試験栽培、4年前に立教大学上田ゼミの学生による植え付け、3年前に挿し木繁殖しその苗を2月に植えました。2017年10月台風21号が近づく間をぬって経過観察と緩効性肥料の追肥に行きました。

 アセビは挿し木苗のために活着はイマイチでしたが、シキミは元気に育っていました。イズセンリョウはもともと樹林かに生育する植物のため活着がイマイチでしたが、シキミが生育すればその樹林かで使えると思いました。これだけ悪条件の中で森づクリは困難だと思いますが、多少方向性は見えてきたような気がします。
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 伊豆珪石と青粘土の層。地下100キロあたりのマグマだまりからの熱水による熱変性。


 実生苗のシキミ。元気です。


 立教大学上田ゼミの学生が植えて馬酔木。これでも成長しています。右下の緑の薄い葉は今年の夏に伸びたものです。














 イズセンリョウです。直射日光で葉焼けです。






 購入した松苗。電柵で囲ってかろうじて生きています。
 
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GEN収穫合宿(その2)駿河湾越しの富士山とひつじ雲

2017-10-30 21:25:44 | 日記
 10月27日 
 収穫合宿で収穫した海老芋。異口同音に「芋煮会」が食べたいねとの意見。よせば良いのに,「私が作ります」と言ってしまいました。関東ブランチの上田先生と私でサトイモを送るためのダンボールの箱と芋煮会の材料を買うために土肥に出かけました。
 私と芋煮会の出会いは初任高の田方農高の先輩の山形県出身の吉田先生から教えて頂きました。通常は山形県では牛肉で醤油仕立て。山形県に行くとスーパーに芋煮会の販売コーナーがあります。丸こんにゃくと専用の醤油が売られています。宮城県に行くと豚肉で味噌仕立て。藤原流の芋煮会は豚肉と醤油仕立て。必要な食材を買うために土肥まで出かけました。
 途中で写真の撮影のために車を駐めました。富士山とひつじ雲がきれいでした。ひつじ雲は次の日の荒天の合図です。明日は雨と言うことを確信し,カメラにおさめました。
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GEN関東ブランチ 収穫合宿

2017-10-30 21:17:39 | 日記
 GEN関東ブランチの秋季合宿を10月27~29日行いました。
 当初の予定では29日に収穫を予定していた休耕田のGENの畑。台風22号の襲来が心配され,集合時間を半日早めてサトイモ(海老芋)とサツマイモ(ベニアズマ)の収穫をしました。例年に無く豊作でした。5月の春合宿で植え付けをし、全面マルチで雑草の発生を抑え、8月には追肥と灌水をして栽培したせいか外イモのできは良かったです。合宿参加者の皆さんの笑顔がこぼれました。29日に箱詰めをして発送しました。
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宇久須合宿(その3) ショートトリップ

2016-05-09 16:33:35 | 日記
  GEN宇久須合宿終了後、関西から来られた3人と、3月まで京都に住んでおられた鶴田さんを,したたるような新緑と、あまり見ることが出来ないと思われる、伊豆の山稜線をご案内いたしました。
 西天城高原でお弁当を食べ、仁科峠、2000年に行われた全国植樹祭の現場、達磨山などをご案内しました。ニューヨーク万博で日本を紹介するための撮影場所の「達磨山レストハウス」からはあいにく富士山が見ることが出来ませんでしたが、ケニアからの留学生は「富士山の山頂だけが見える」と言い、若者2名も見ることが出来ると言っていましたが、おじさん二人は最後まで分かりませんでした。
















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「緑の地球ネットワーク(GEN)」宇久須合宿(その2)

2016-05-09 16:23:50 | 日記
  春の宇久須合宿の最大の目標は、サトイモとサツマイモの植え付けです。今までヤーコンを栽培していたところに、連作障害の出やすいサトイモを植えました。土曜日の午後、草刈りや刈った草を片付け、管理機で荒起をしました。
 日曜日の午前中にはさらに管理機をかけ、10㎝ほどの溝を掘り、芽の出かけている親芋を30㎝間隔で、植え株間に鶏ふんを置き、畝を立て、マルチをかけました。
 サツマイモも畝を立て、マルチで覆いました。来月上田先生が来訪されますので、その時に挿そうと計画しています。
 鶴田さんや笹原さん、ケニアからの留学生のマルチ3人組が大活躍でした。若いってすばらしいですね。

































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認定NPO「緑の地球ネットワーク(GEN)」宇久須合宿(その1)

2016-05-09 16:15:54 | 日記
 恒例の宇久須合宿が5月6~8日の3日間、行われました。早く到着したメンバーは、第1再生休耕田でIVUSAが、ヤーコンを植えるための畝の修正作業を行いました。
 7日午前中は、東海工業鉱山跡地に向かい、昨年9月に立教大学上田ゼミの学生が植えた木と、今年2月にIVUSAが植えた木の様子を見たり、植えてなかった穴に植えたり、枯れた木を補植したりしました。ガスがかかっていましたが、少しずつ上がって行きました。鹿の糞はたくさん落ちていましたが、食害を受けた形跡はありませんでした。
 イズセンリョウはまだ芽が動いていませんでした。
 その後黄金崎に向かい「黄金崎の松・再生プロジェクト」の結果を見ていただきました。























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国際ボランティア学生協会(IVUSA)がヤーコン生産

2016-05-09 16:10:08 | 日記
 昨年はIVUSAが塊茎の生産を目的にヤーコンを10畝程度栽培をしました。
 今年は十分な塊茎が確保出来ましたので、第1再生休耕田7aにヤーコンを本格的に植え付けました。54の畝にマルチをかけ、80㎝間隔で植え付けました。全部で950株程度になりそうです。










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IVUSA ヤーコン茶の製造

2015-11-14 00:16:34 | 日記
 東海工業のご厚意で、所長住宅に宿泊し、8月の西伊豆町活性化4次隊で収穫して乾燥させておいたヤーコンからヤーコン茶の製造の講習会をおこないました。葉はポリフェノールが多くて苦く、茎はフラクトオリゴ糖が多く甘いため、茎と葉に分けて粉砕し、それぞれをホットプレートで焙煎し、配合を工夫しお茶としました。
 IVUSAのソーシャルビジネスとしての試みです。











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猿っ子奉納 宇久須柴区出埼神社秋の大祭

2015-11-10 19:59:20 | 日記
 11月3日に出埼神社でお祭りがありました。
神事として「お唄」の奉納が終わり、「猿っ子」が奉納されました。昔は伝馬船の舳先で踊っていたそうですが、今は小学校の女子が「猿っ子太鼓」、男子が赤い衣装を身にまとい踊ります。内容は4部構成で、見張り、扇子の踊り、魚突き、そして逆立ちをしての踊りです。
 武蔵美大の先生によると。江戸時代に参勤交代に阿波藩の殿様の乗った船の舳先で踊られていたのが今に残っているとのことです。上海万博にも出場しました。静岡県の文化財だそうです。














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珪石鉱山跡地の緑化 強酸性粘土と鹿との戦い

2015-11-03 22:27:19 | 日記
  GEN関東ブランチが借りている宿舎は東海工業の所長住宅です。昨年、東海工業の伊豆事業所の所長さんからGENの関東ブランチまとめ役の立教大学の上田教授に相談がありました。
 pH2~3の青粘土のある所で鹿の食害の多い所をを緑化したいとの相談でした。緑化のエキスパートのGENを見込んでの相談でした。

 昨年から色々考えました。pHの調整に石灰が使えません。火山の影響で硫酸イオンが多く含まれ、石灰を入れると硫酸カルシウム(石膏)になり、固まってしまうからです。
 そこでGENが得意とするバイオ炭を思いつきました。
 鹿の食害を受けない樹種として、有毒なアセビ、シキミを思いつきました。
 実際に学校で実験してみました。実生のシキミとアセビを使い青粘土、炭、牛ふんを等量ずつまぜてポットで栽培して見たら成育しました。その苗を立教の上田ゼミの学生が鉱山跡地に植えて10月にGEN宇久須合宿の参加者で見に行きましたが生存していました。

 GEN顧問で、元日本大学教授の桜井先生のアドバイスを頂きました。
 東海工業で重機を入れ、深さ50センチの溝を2mおきに掘ってもらいます。そこに2mおきに50センチほどの穴を残しながら、石を入れて通気性を確保し、残った土に炭と牛ふんを入れて土壌改良をする。そして5月頃植林をすると行ったプロセスです。一時は日本の板ガラスの90%のシェアを誇っていた伊豆珪石の露天掘りの鉱山ですので広大な面積です。150人が入っても足りないぐらいの面積です。

 11月には多分、伊豆が世界ジオパークに指定され、ここがジオスポットになる可能性が大きいと思います。そこをIVUSAが緑化したんだとなれば、すばらしい実績になると考えています。

 企画調整の長島さんとは最近逢っていませんが、この土地は宇久須財産区の土地です。10年後の西伊豆を考えたときに、本当に元気づけるプロジェクトになると思います。
 GENの会長の前中先生、顧問の小川眞先生からもアドバイスをいただきました。
 











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