西伊豆(宇久須)だより

山・海そして里が広がる西伊豆町。都会の喧噪を離れて、一緒に豊かな自然、健やかな社会とは何か、探っていきませんか?

成果が見え始めた「第1回黄金崎の松・再生プロジェクト」

2015-04-13 22:15:53 | 日記
 昨日4月4日に遊歩道沿いにある、黄金神社の清掃に行って来ました。なぜだか分かりませんが、柴区の区長になり、その柴区が黄金神社の管理をしているそうです。黄金崎公園の桜祭りにあわせて、黄金神社の祭典を行います。
 上の駐車場に車を駐め、遊歩道を降りていったところの松の冬芽が伸び始めていました。すぐそのしたの昨年手当したサンプル№1の松の下枝に新芽が伸びていました。考えられないほどの新芽です。もしかしてと、ワクワクしながら写真を撮り、専門家の小川眞教授に写真をメールで送りました。先ほど小川眞教授からご返事を頂きました。以下はそのメールです。
************************************
 写真で見る限り、明らかに新芽が動き、雄花と雌花がついています。芽が長く伸びたものと短いものが見分けられると思いますが、いずれも上向きで勢いがあり、葉の色も変わり始めています。。個体や枝によって反応は異なりますが、老齢木の場合は下枝から回復するのが普通です。、芽も硬いようですから大丈夫でしょう。おそらく効果が出始めたと思われます。大きな木の場合は反応が遅く2、3年かかりますから、そのつもりでご覧ください。炭を埋めた位置がわかれば、少し掘り起こして新しい根が出ているかどうか確認してください。胞子を撒いたので菌根ができているかもしれません。テングタケの菌根はさほど効果が出ませんので、あしからず。













カーネーション団地で炭焼き講習会

2015-04-13 22:11:46 | 日記
 宇久須の財産区が作ったビニールハウス群があります。かっては夏涼しい(標高が高いため)カーネーションの栽培が行われていました。
 今では後継者もいないため、作付けがされていませんでした。そこを利用して畑ワサビの栽培をしている人がいました。畑ワサビは根が肥大せず、茎をわさび漬けの材料にする契約栽培です。
 そこに新規就農者が二人出ました。一人は仁科地区の人で、建設業に携わっていましたが、不景気で畑ワサビの栽培に取り組み始めました。もう一人は埼玉出身で家族で移住するそうです。
 炭を入れて栽培したいから、炭焼きを教えて欲しいとの要請があり、無煙炭化器を持ってカーネーション団地に行って来ました。前の日に雨が降ったため、あまり良く燃えませんでしたが、10aあたり200㎏入れたいと張り切っていました。全面的に応援をして行きます。