龍馬伝 IV SEASON FINAL RYOMA THE HOPE | |
福田 靖,青木 邦子 | |
日本放送出版協会 |
龍馬暗殺まで3ヶ月。ここでオリジナルキャラ、お元が舞台から去りました。でも、哀しい最期ではなく、希望の持てる、笑顔の最後であったことがうれしかったですね。当たり前の話ですが、大河の最後はいつも主人公の死で終わるわけですが、半分以上の主人公は非業の死を遂げることになります。(まあ、合戦期を題材にしたものが圧倒的に多いわけですからしょうがないのですが・・・)だから、どうしても最後の方は暗~くなりがちなんですよね。
今回も、イギリス海兵殺しの容疑をかけられた龍馬をめぐって、「雨模様」の人間ドラマが繰り広げられました。龍馬を庇ったために家捜しを受けて、「隠れキリシタン」であることが発覚したお元・・・ これは見つかって処刑されてしまうのかな・・・とはらはらしましたが、最終的にはイギリスへと旅立っていきました。極力希望を持てるドラマにしようという制作側の意図を感じました。