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蜘蛛とごきぶり

2010年09月23日 | 雑記(日々の生活より)
クモ学―摩訶不思議な八本足の世界
小野 展嗣
東海大学出版会

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 最近、こんなニュースがありました。
 
ゴキブリやバッタの脳組織に強力な殺菌作用があることを、英ノッティンガム大の研究チームが突き止め、英総合微生物学会で発表した。薬剤が効かない多剤耐性菌が問題になる中、チームは新たな抗生物質の候補として期待を寄せている。
 熱帯から亜熱帯に分布するワモンゴキブリと、農業被害をもたらすサバクトビバッタの組織を使い、耐性菌のMRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)や病原性大腸菌への効果を調べた。その結果、ゴキブリ、バッタとも筋肉や脂肪などに殺菌作用はなかったが、脳や神経などの組織は細菌を90%以上死滅させたという。(毎日新聞)

 嫌われ昆虫NO.1の「ごきぶり」が、あのやっかいな「多剤耐性菌問題」の切り札となるかもしれないという… なるほど、雑菌と共に生きてきた連中だから菌には強いはずですからね、いいところに目を付けたなと研究チームに拍手を送りたいですな でも、これは商売になると「とある」製薬メーカーが大量にごきぶりを飼い始め、更に効率を求めて交配実験、遺伝子操作を重ねて「巨大ゴッキー」を作り出し、なお恐ろしいことに、人体実験の失敗から「ごきぶり人間」まで創造し…と考えると圧倒的に「厭」な気分になります。
 そんなごきぶりの天敵に「アシダカグモ」(注・蜘蛛嫌いな人はクリックしないこと!)という奴がいます。先日、我が部屋の中に入り込んできたので、追いかけ回し何とか出ていってもらいました ごきぶりを食べてくれる「益虫」であり、噛みつく毒蜘蛛でもないのですが、同居は嫌ですね。でも、ウィキペディアによると「アシダカグモが2・3匹いる家では、そこに住むゴキブリは半年で全滅する」とのことです。ここはひとつ、アシダカグモさんに頑張ってもらいましょう。でも、私の部屋には入ってこないでね

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