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CPUクーラー交換(AMD Phenom2 x6 1090T)だけのはずが・・・

2014年02月16日 21時00分01秒 | PC・携帯端末

AMD純正のCPUファンがとにかくうるさい。CPUの温度が40度を超えてくると、そりゃもう轟々と唸っている。Speccyで調べてみるとファンスピードが4000~4300回転くらいになっているようだ。他の方はこの騒音轟音を我慢しているのかと検索してみると、やはり交換している人も結構いるようだ。

どうせ雪が融け残っていて、週末に外出するのも億劫なので金曜の会社帰りに近くのPCパーツショップへ。過去にCPUクーラーで純正品以外を使ったことがないので、まずは店員さんに相談。種類が山ほどあるわけじゃないけど、店員さんのお勧めと自分の下調べの候補が合致したので定番のコチラを選択。

箱は大きいけど、中身はきっと緩衝材が詰まっていて、本体はそれほどでもなかろうと思ったのだが、とんでもない。まずはヘルメットと比較。

このヘルメット、サイズはXLなんで決して小さくはない。こうしてみるとCPUクーラーってなんかバイクの空冷エンジンを連想させる作りだなぁ。で、次に純正クーラーとの比較。もちろん左が純正品。

純正品もヒートパイプを組み込んだ作りで、悪くはないのだろうけど、さすがにCPUクーラー単体で4000円近いものとは比較にならない。同じベンチマークソフトをループさせて負荷をかけた時の比較でも、温度は交換前と同じく40~42度まで上昇するもののファンの回転数は1000回転程度で、実に4分の1になった。もちろん轟音ともおさらば出来て実に満足だ。Socket AM3の場合は取り付けも簡単で、戸惑うこともまったくなかった。

 

さて、これだとすんなり終わったようだけど、実際はトラブルに泣かされた。

  1. CPUクーラーを交換し、電源投入。なぜかOS起動に失敗する。エラーメッセージを見ると「USBの何かが起動を妨げているか、起動するためのドライブに問題がある」と出ている。
  2. 作業中にどこかのコネクタをひっぱってしまって、接触不良を起こしていると思い、SATAケーブルまわりをすべて挿しなおしたがエラーメッセージ変わらず。
  3. どのドライブが見えていないのかとBIOSから確認するも、BIOS上では全てのドライブが確認できる。
  4. 念のためSATAコネクタを別のポートに挿してみたり、SATAケーブルを取り替えたりしても状況がかわらない。
  5. BIOSからは見えているのだからと、Windowsのインストールディスクで起動してみるとSSDが認識されていない。
  6. これはおかしいと思い「SSD 突然死」というキーワードで検索してみると、結構あるケースらしい
  7. SSDのファームウェアを更新すると直るかも知れないのだが、そのためにはサブPCにつないで試してみなくてはならなくて面倒くさい。
  8. 前日に引き続きパーツショップへ。HDDの容量も圧迫し始めていたのでSSD(ADATA製 128GB)+HDD(Seagate製 2TB)で約16500円。2日で2万円超はちょっと痛い。しかも環境復旧で土曜日がつぶれてしまった。

新しく買ったSSDは、実は故障(?)したものと同じなので、ファームウェア更新で直るのならSSDでRAIDが組めるかも。こちらは気が向いたら試してみるとして、まさかCPUクーラー交換するだけのはずが、出費が予定の5倍でOS再インストールまでやることになるとは想定外だった。CPUクーラーの交換作業そのものは全く問題なかったのになぁ。