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貧困は自己責任か? その3。

2020年11月17日 | #デタラメ政治

貧困は自己責任か? その3。

 

「金持ち課税」 =税の公正をめぐる経済史= 

ケネス・シーブ、デイヴィッド・スタサヴェージ・著

みすず書房 ¥3996円

 

2018年7月15日の熊日新聞、読書欄に取り上げられました。

 

「金持ち課税」 =税の公正をめぐる経済史= 

ケネス・シーブ、デイヴィッド・スタサヴェージ・著

みすず書房 ¥3996円    

画像はサイトから無断借用しました。すみません)。

 

この「金持ち課税」の本に、富裕層への課税強化を可能にしたのは戦争だ、

『戦争こそが、金持ち課税を可能にしたのだ』 と書いてあるそうです。

『2度の世界大戦を経て強化され、最高税率は70~90%にも達した』

と、書いてあるそうです。

戦争がない時代の富裕層課税強化の困難さも書いてあるそうです。

 

貧困は自己責任か? 

結論は貧困は自己責任ではありません。

日本の貧困は明らかに政治によって作られた貧困です。

政府は、日本には貧困は無いと結論付けています。

 

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【貧困は自己責任か? その3】

 

貧困がないはずの日本は、OECDが公表する貧困率NO1のアメリカに次いで、

堂々の貧困率世界第2位の貧困大国なのです。

金持ちが好きなように税金を集め、金持ちが好きなように税金を使う国なのです。

(最近は、私立大学の裏口入学にも税金が使われています)。

権力者、お金持ちにはいい国なのです。

 

所得の多い人は努力をしている人、所得が少ない人は努力をしていない人なのです。

このことに、日本国民が納得しているのです。

(マインドコントロールされたのです)。

 

使い捨て労働者は、努力をしていない人なのです。

不安定雇用の身分の人は努力をしていないのです。

所得が低いのは、努力をしていないからだと、

国民がマインドコントロールされているのです。

 

旧民主党が、貧困大国日本を政権交代の起こらない国にしました。

旧民主党の3馬鹿トリオの全くデタラメな政治に、国民はサジを投げ出し、

政治に希望を失い、政治に全く期待しなくなりました。

仕事を、二つも三つも掛け持ちしているのに稼げないのは努力をしていないからだ、

多くの国民が納得しています。完全にマインドコントロールされています。

小泉純一郎、竹中平蔵は、麻原彰晃よりマインドコントロールが巧い人間でした。

 

貧困大国アメリカ、階層社会アメリカ、世襲社会アメリカを追いこし、

世界最先端を行く、世襲社会日本が完成しています。

富裕層の世襲、貧困層の世襲が完成した国になりました。

マスコミが報道しませんから、気が付かないだけです。

 

『戦争こそが、金持ち課税強化を可能にした』

これ(戦争)しかないのかも知れませんね。(大笑い)。

熊日新聞の読書欄を読んで思いました。

 

「金持ち課税」 =税の公正をめぐる経済史= 

ケネス・シーブ、デイヴィッド・スタサヴェージ・著

みすず書房 ¥3996円

画像はサイトから無断借用しました。ごめん。

 

貧困は自己責任か? その1。 ←クリック。

貧困は自己責任か? その2。 ←クリック。

貧困は自己責任か? その3。 この記事です。

貧困は自己責任か? その4。 ←クリック。

貧困は自己責任か? その5。 ←クリック。

 

 

 


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