富田元治のブログ

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いじめを苦に自殺した札幌・中1女子生徒の両親が札幌市を提訴。

2024年07月06日 | いじめ自殺事件
いじめを苦に自殺した札幌・中1女子生徒の両親が札幌市を提訴。
「娘を死に追いこんだ責任を自覚して」6500万円の損害賠償。
== 2024.7/5(金) 配信 HBCニュース北海道 ==


2021年に自殺した札幌市の中学1年の女子生徒がいじめを受けていた問題で、
学校側が2年以上にわたっていじめ被害を放置したとして女子生徒の両親が、
7月5日札幌市に対し6500万円の損害賠償を求めて、
札幌地裁に提訴しました。


札幌の市立中学校に通っていた当時中学1年の女子生徒は、
2021年10月「いじめを受けた」という内容の遺書を残し、
自ら命を絶ちました。

訴状によりますと、両親ら原告は、女子生徒がいじめによりうつ病を発症し、
それを学校側が放置したことで症状が悪化して自殺に至ったと主張。


学校側が遅くとも小学6年生の卒業前に女子生徒が学校の屋上に
飛び出し自殺を図った時点で、
健康状態の悪化を認識していたにもかかわらず、
被害の相談を軽く聞き流すだけで心理的ケアや加害者への指導を行わずに、
およそ2年間いじめ被害を放置し続けたとして、
札幌市におよそ6500万円の損害賠償を求めています。


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「小泉改革」が創り出した「自己責任社会」が日本社会に浸透しています。
いじめを見ても、知らないふり、これが「自己責任社会」を生き延びるすべです。
「政治・小泉改革」が創り出した「自己責任の格差社会」です。


「自己責任社会・格差社会」に対する「うっぷん晴らし」は、
いじめの標的・対象を創りだすことです。

「小泉純一郎、竹中平蔵」が、創り出した「自己責任のいじめ社会」を、
テレビで報道することです。

そして、「小泉改革」以前の日本社会を取り戻すことです。

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提訴にあたり、女子生徒の両親はコメントを発表しています。

△父親のコメント(一部)
娘はもう戻りません。
これまでの市教委の対応も含めて、私たち家族の精神状態はもうぼろぼろです。
いじめによって命を絶った娘への代償は計りしれません。
元担任を含め、学校の先生方や市教委には、
娘を死に追い込んだことについて責任を自覚し、
償ってほしいと思っています。


△母親のコメント(一部)
私は、もう二度と、娘の成長をそばで見守ることができません…
ずっといじめられ続け、いじめ被害を訴えても先生方が誰も
助けてくれなかったことで、
どれだけ娘が悩み苦しんでいたかと思うと、悔しくてなりません。


大部分が「黒塗り」のまま公表された調査報告書(去年12月)



大部分が「黒塗り」のまま公表された調査報告書(去年12月)


女子生徒の自殺をめぐっては、去年12月、第三者委員会の調査報告書が公表され、
女子生徒が小学生のころからいじめを受けていたことが明らかになりました。

しかし、この報告書の大部分が「黒塗り」で、
女子生徒がどんないじめを受けていたかなど具体的な内容は伏せられました。
そのため両親はいじめの再発防止のために開示を求めると、
今年2月改めて公表された報告書には、以下のようないじめの内容が記されていました。

▽小学校の時、仲間外れや「どれい扱い」されていた。

▽中学入学後もいじめは続き、髪を引っ張られたり、靴を踏まれたりした。

▽自殺する4か月ほど前「ねえねえ、なんで息してるの?」「首つって死んで」などとSNSのメッセージを受け取っていた、など。


また報告書では、学校側の対応の不備も指摘しています。

▽小学6年時のアンケートで、いじめ被害を訴えていたにもかかわらず、
学校や学級担任は面談などを怠る。
面談などを怠る? 馬鹿な!面談もせずにほったらかしです。

▽小学6年時に女子生徒が「飛び降りる」「死にたい」と訴え、
屋上に上がろうとした際、学級担任は女子生徒の「いたずら」として処理する、など。

提訴を受けて、札幌市教育委員会は、訴状が届き次第、
対応を検討するとしたうえで
「基本的にいじめはあってはならないことだと考えております。
悲しい事故を二度と起こさないよう、
未然防止に誠心誠意取り組んで参ります」とコメントしています。

■誠心誠意の意味も分からず、コメントしているとしか思えません!




〇 学校や自治体についての記述はありますが
いじめを行っていた主犯格の子供たちはどうなったのでしょうか。
その子供たちがなんの反省もなく笑って生きているのだとしたら…
なんとも言えない感情になりますね。
どんな理由があろうがなんだろうがいじめは絶対にダメだという事を
大人がしっかりと教育するべきです。
次の被害者が出る前にしっかりとした対応をしてほしいものです。

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