水俣病公式確認62年の慰霊式。
熊日新聞をスキャンしました。(上の画像)。
水俣病の原因企業・チッソの廃液で汚染され、
数メートルもヘドロが溜まった水俣湾は、
数年前に、埋め立てられ公園に生まれ変わりました。
その公園に造られた水俣病慰霊碑の前で、慰霊式が行われました。
水俣病慰霊の碑。サイトから無断借用。(上の画像)。
水俣病慰霊碑は、埋め立てられた水俣湾の上にあります。
水俣病慰霊の碑文。
不知火の海に在るすべての御霊よ
二度とこの悲劇は繰り返しません
安らかにお眠りください
広島平和公園にある碑文。(下の画像)。
広島平和公園の碑文。(サイトから無断借用)。
安らかに眠って下さい。過ちは繰返しませんから。
原爆犠牲者、公害水俣病犠牲者、安らかには眠れません。
特に水俣病で無くなった人々の無念さは推し量ることができませんね。
熊大医学部水俣病研究班が、水俣病の原因はチッソの廃液にあると、
報告書を出してからも、廃液は止まることはありませんでした。
なぜ、チッソの廃液を止めることが出来なかったのか?
水俣市はチッソの城下町です。
チッソがつぶれると、水俣市も潰れます。
当時の水俣市民はそんな風に思っていました。
行政も世論も、チッソの廃液を止めることが出来なかったのです。
公害の犠牲者は、チッソ城下町で、差別され、奇病扱いをされ、
虐げられて死んでいきました。
虐げられて死んでいった犠牲者の無念さは永遠に消えません。
そんな中、下の記事もありました。熊日新聞をスキャンしました。
救済は終了??
「おっぱいを触っていい~!」 このひと言がセクハラなのです。
人を見下したエリート意識の人間には、人間の感情が分からないのです。
『会話の一部では無く、会話の全てを聞けば、セクハラではない事が分かる』
『はめられたのかも知れない』
などと、情のカケラも無いアホなことを言っています。
上に立つ者が、いつから他人(ひと)を見下すようになったのか?
明らかに、小泉純一郎が総理になってからです。
小泉純一郎の数々のワンフレーズが、他人(ひと)を見下していたのです。
私に反対する者は抵抗勢力だと言って、選挙区に刺客を立てます。
極め付きは、『人生いろいろ、自己責任、公約などたいした事じゃない』 の発言です。
ここから、政治家、国民の意識が変わりました。
そして、現在の格差拡大の自己責任社会になったのです。
格差拡大、自己責任社会は誤りです。政治の力で修正出来ます。
しかし、餓死者、自殺者は自己責任だと思って死んでいきます。
安らかに眠って下さい。過ちは繰返しませんから。???・・・。
時の総理が、自己責任社会を声高らかに叫ぶのです。
過ちは繰返されます。
他人(ひと)を見下した小泉純一郎の正義がまかり通る社会です。
過ちは繰返されます。
『救済は終了』・・この人も他人(ひと)を見下していますね。
水俣病患者さんが言うように、当時のチッソ廃液を飲んで欲しいものです。
『補償金などいらん、会社のえらか衆の上から順々に水銀の母液ば飲んでもらう。そっでよか。』
水俣病犠牲者のホンネです。