おばばの冷や水発信

年に数回 思い出した時にゆるく更新しています。そろそろ〇桶に片足突っ込んでます。

Japan as I See It

2014年10月17日 | 英語
NHK国際局文化プロジェクト
ダン ケニー訳
10年ほど前に買った本ですが
改めて読み直しています。

若い人には あまりpopular ではないかもしれないけれど
井上 靖や
梅原 猛
金田一 春彦
小松 左京
中根 千枝・・・といった面々が
日本文化について語り
それを 英訳したものです。

あ・・・
現野村万作さんのお父さんの随筆もあります。

その言語が何であれ
私は 日本人として どれだけ日本を紹介できるか
それが 語学を目指す者の使命じゃないかと思います。
実際
海外では 日本という未知なる Far East Countryに興味があります。
その独特の文化 人間性 土壌
私たちにコンタクトをとる人間は 日本に興味があるのです。
ですから 間違ったことは言えません。

それを気付かせてくれたのは 高校時代の英語の恩師です。
もちろん 高校時代の英語が
私に英語嫌いをもたらしたのですが・・・・w

君たちは 自分自身を優秀だと思っているかもしれない
英語ができると思っているかもしれない
でも 真に国際人を目指すとしたら
大切なのは より日本を伝える事だ
そのために 大切なのは日本語であることを忘れてはいけない
海外の文化を知る事が大事なのと同じように
君たちは 自国の文化 歴史を知らねばならない。


この言葉は 衝撃的で
それが 今の私を支えていると思います。
私は英語を断念し スペイン語を専攻したけれど
それが 英語であっても
スペイン語であっても同じだと思っています

自国を語れずして
他国文化を語るなかれ

この本は 読めば読むほど面白いです。
英訳は ちょっと誇張しているかな・・・ちょっと難しいかな・・・と思うのですが
各名士の日本語が
日本ついてのさまざまな考え方が 面白いのです。

一冊で二度面白い!!
いえ それ以上に面白い!!



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