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林修先生のことば検定|「留守」 ◆漢字では“留まって守る”なのにどうして家にいないことを指すの?/VOL.2

2021年07月12日 | 林修検定・食べ物の名
Kotobaa1tp250 林修先生のことば検定シリーズ VOL.2
「留守」◆ 漢字では“留まって守る”なのにどうして家にいないことを指すの?

Uindemamf0096fl テレ朝の番組を投稿者がまとめたものです。

「留守」は家にいることなのか? いないことなのか?
漢字通り読めば、家にいることになる。

古くは家人(主人)が外出中、目下の者などが残って家を守る言葉だった。中国語で、天子
がいない間、都に留まり政務をみる役目を指した。

留守官(りゅうしゅかん / るすかん)と呼び、東アジアにおいて、皇帝(君主)が都(皇都)
以外の主要都市に滞在する場合、不在となった皇都において皇帝の代理として国政を担当す
る官職・機関のことである。「我はこれ王城の留守なり」(今昔物語)などにも使われてい
る。

 ◇

「不在」の意味で使われるようになったのは、鎌倉時代以降。江戸時代には、“不注意”の意
の「頭がお留守」の表現も使われた。

一方で、現在でも「留守を頼む」 「留守を預かる」といった言い方のように、元々の使い方
も残っている。

広辞苑◆第七版
①主人や家人の外出中、居残って家を守ること。また、その人。
②外出して家にいないこと。不在。
③他に気を奪われて不注意になること。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
テレ朝の「林修先生のことば検定」番組を参考に、池上彰氏の番組、NHK「チコちゃんに叱
られる」、その他の番組や書籍などの内容を付け加え投稿者がまとめたものです。従って、『こと
ば検定』の番組進行とは異なります。
広辞苑▽第七版  広辞苑の説明①②などは、時代とともに言葉の意味が変化していく経過を番
号順に並べたものです。

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