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食品のカラクリと暮らしの裏側

食品の安全・安心が総崩れ、また政治・社会の矛盾や理不尽さも増大
暮らしの裏側の酷さやまやかし、危険性・不健全さに迫る!

胡瓜・トマトは夕方農薬散布したばかりのものが翌朝出荷され店頭に並ぶ/食品のカラクリ・野菜5

2014年03月12日 | 果 物・野 菜
Ntpkarakuri

食品のカラクリシリーズ 胡瓜・トマト/野菜
胡瓜・トマトは夕方農薬散布したばかりのものが翌朝出荷され店頭に並ぶ
消費者はいつまで見栄えだけのまずい胡瓜・トマトを選ぶのか

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■ごしごしと洗い流しても多少の残留農薬が落とせる程度なのです
「胡瓜(きゅうり)・トマト」は、真っ先に農薬が気に掛かります。夏の盛りの露地物(ろじもの)は却って農薬が多いのです。雨が降ると、病気が出やすくなるからです。毎日雨が降れば、毎日、農薬を撒かざるを得ません。ハウス栽培でも、実っている時に農薬を撒くことには変わりないのです。

非常に恐ろしいことは、出荷前日の夕方にも胡瓜やトマトに農薬散布し、翌朝にその農薬が掛かったものを出荷することです。従って、農薬が掛けられたばかりの胡瓜・トマトが、すぐスーパーなどの店頭に並びます。農薬には、浸透移行性や残効性が高いものが多いのです。浸透移行性とは、農薬が根・葉から内部に浸透していること言い、その植物を食べた昆虫は死にます。つまり洗っても落ちない、“怖い農薬”のようなものです。残効性とは、効果が持続して消えてなくならないことです。

大方の農家が、自分達が食べる農薬が少ない野菜と、農薬がたっぷり掛かった商売にする物を分けて育てているのです。胡瓜やトマトは見掛けが綺麗だからと錯覚し、驚くことに全く洗わない主婦や商売人がいるそうです(怖)。軽く水洗い程度でも、いけません。ごしごしと、何回も洗い流す必要があります。それでも 、多少の残留農薬が落とせる程度なのです。

■態々(わざわざ)まずい胡瓜やトマトを選ぶ消費者
胡瓜は、残念なことに「ブルームレス・キュウリ」が主流になってしまいした。ブルームとは、胡瓜が水分の蒸発を防ぎ、自分を守るために出す白い粉の“バリア”です。中年以上の方なら、ご存じの昔の粉(こ)がふいたような胡瓜です。

しかしスーパーなどの売り場では、農薬と間違えられ買わないのです。そのため、ツヤツヤしてゴムのような鮮やかな緑色をした“見栄えのいい品種”に取って代わられてしまいました。大量に残留した硝酸性窒素により、濃い緑になるのです。ブルームがない胡瓜は、果実を守るため皮が厚くなり、食感が悪くまずいのです。消費者が見掛けだけがよいブルームレスばかりを買うので、“おいしいきゅうり”が消えてしまったのです。

一方のトマトも、昔のトマトの甘酸っぱさが嫌われ、品種改悪?されてしまいました。日持ちする「桃太郎」に、全国統一されてしまったのです。桃太郎は日持ちする長さを悪用し青いうちから収穫され、本来のおいしさが消え“味が薄い”ものになってしまいました。またトマトの受粉に蜂を使う代わりに、ホルモン剤が使われていることに疑問を感じます。このように消費者の無知から、これから一生、まずくて不健全な胡瓜やトマトを食べさせられることになってしまったのです。

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