食品のカラクリと暮らしの裏側

食品の安全・安心が総崩れ、また政治・社会の矛盾や理不尽さも増大
暮らしの裏側の酷さやまやかし、危険性・不健全さに迫る!

菅首相ステーキ忘年会「誤解を招いた」と陳謝、違うよ「二階が招いた」んでしょ!/少数派

2020年12月23日 | 新型コロナウイルス
Ns170minoritytp 少数派シリーズ 特設|新型コロナウイルス VOL.1061547230b30
菅首相ステーキ忘年会「誤解を招いた」と陳謝、違うよ「二階が招いた」んでしょ!

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■ステーキ飲食から見えてきた菅内閣は二階幹事長の傀儡政権だったこと
菅首相(72歳)は、支持率の急降下に慌て、突如、GoToトラベルの停止・中断を発しました。「年末年始は静かに過ごすよう」訴えたが、舌の根も乾かぬ3分後には会食、はしごで銀座・高級ステーキ店での忘年会に参加。ここからはニュースでご存じのように、二階自民党幹事長(81)、林幹事長代理(73)、自民党幹部(75)、王貞治・ソフトバンク球団会長(80)、みのもんた氏(76)、杉良太郎氏(76)、政治評論家・森田実氏(88)の8人で会食をしました。西村コロナ担当大臣はかねてから、国民には5人以上の会食は避けるよう言っていたが、会食のことを知るや否や手の平を返し「一律に5人以上と決めているものではない」と菅首相・二階幹事長を擁護し、別扱いのような忖度発言をしたのです。いい加減な男だ。コロナ禍で辛抱を重ねてきた国民が猛反発、仕方なく菅首相も「国民の誤解を招くという意味において反省している」と陳謝しました。しかし政治家が謝る常套句の「国民の誤解」としたため、火に油の状態になってしまったのです。

そこでネット上では、菅首相の発言「誤解を招いた」んではなく、「二階が招いた」んでしょと大盛り上がりです(上手いね)。確かに自民党二階幹事長の下に、菅首相が馳せ参じたことは事実なのです。GoToトラベルの“産みの親”は、二階氏です。全国旅行業協会の会長であり、「旅行業界のドン」なのです。菅首相がGoToを中断した直後、二階派幹部が「勝手なことをしやがって!」 「誰のお蔭で首相になれたんだ!」という発言が報道陣に伝わりました。投稿者は、幹部の発言ではなく二階氏自らの発言ではないかと推測します。ステーキ忘年会から見えてきたものは、菅首相は一国の首相でありながら二階幹事長に牛耳られている、恐怖に怯えていることです。菅内閣は単なる二階幹事長の「傀儡(かいらい)政権」だったことが、国民の眼にはっきりと知れ渡ってしまいました。「傀儡」(広辞苑)=①あやつり人形 ②人の手先になって、その意のままに動く者。これでは菅首相に、信頼感が湧く訳がありません。GoToトラベルは二階氏に加え菅首相も強引に推し進めきたので、国民が大勢感染で死んでも動ぜず、内閣支持率が急落したため止めたのです。

■先生方は平気で忘年会を予定、緊張感のなさ・無責任な態度が国民に緩み影響
首相自ら、高齢者は会食の自粛をと言ったにも関わらず、ステーキ会食参加者の平均年齢は77.6歳でした。感染したら重症・死亡リスクの高い方々なので、そうした意味でも不適切と感じます。騒動から、勝負の3週間でも菅首相が連日連夜の飲食(自身は下戸)、はしごをしていたことが浮かび上がってきました。欧米メディアでも報道されました。ロイター通信は、「国民にパーティーをしないよう懇願した後、忘年会に参加したことで批判を集めた」。ワシントンポスト電子版「首相が有名人や政治家と夕食を楽しんでいるのを見て、多くの国民はいらだっている」。ブルームバーグ通信「ステーキ会食は菅首相の苦痛をさらに悪化させる可能性がある」(支持率急落にあえぐ首相の打撃になる意)。なおステーキ会食と時を同じくして、萩生田文科大臣も芸者3人をはべらかせて、6人で食事していたことも判明しました。感染問題の他にも文科大臣ゆえに、男女平等・女性尊重の意味においても行動は問題です。安倍前首相に続き、菅首相もコロナ対策に関心なし。緊張感のなさ・無責任な態度が国民に伝わり、徒(いたずら)に急激な感染を広めてしまったのです。

48人の大人数の二階派忘年会、岸田派も数十人規模の忘年会を慌てて取り止めました。その他の派閥、地方自治体でもミニスカ・コンパニオン付きの自民党系の忘年会が行われ、批判を浴びています。自民党・竹本科学技術担当大臣も、80人規模の政治資金パーティーを開いたことが分かりました。騒動が起き慌てて中止するにしても、それまでにこの時期の飲食の問題性に気付かない鈍感さです。国民には会食の自粛を求め、5人以上は避けろと言っているにも関わらず、“先生”は例外、特権意識があるのでしょう。これでは、感染は止まりません。最後は、年末も相変わらずお騒がせなのは、安倍昭恵夫人です。“勝負の3週間”の12月上旬、GoTo自粛気運も何のその、こともあろうに沖縄・宮古島で2泊の旅。いつもの昭恵女王ぶり? 例の取り巻き連中10人と大騒ぎ、ノーマスク・ハグするなど楽しんだそうだ。一方、桜を見る会の件で安倍前首相は、検察の追及・攻防の真っ最中でした。2つの重大事も全く意に介さず旅行とは、相当、オツムが弱いのでしょう。こういう人には、コロナも近寄れないのかもしれません(科学的エビデンスはありません・笑)。

Sankoub
次号/107・とうとう南極初のコロナ感染・チリ基地でクラスター発生36人「南極」が「難局」に
前号/105・GoToトラベルは年末待たずに直ちに止めよ!コロナ感染急拡大と医療機関逼迫

Ntopkeiji

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