食品のカラクリと暮らしの裏側

食品の安全・安心が総崩れ、また政治・社会の矛盾や理不尽さも増大
暮らしの裏側の酷さやまやかし、危険性・不健全さに迫る!

お節料理もXmasケーキも数か月前の秋から造り溜めしたもの/食品のカラクリ・食べ物視点

2014年04月09日 | 食べ物視点
Ntpkarakuri

食品のカラクリシリーズ お節料理・クリスマスケーキ/食べ物視点
お節料理もXmasケーキも数か月前の秋から造り溜めしたもの
数万円の高級お節も中国産の魚介類・野菜、食品添加物の寄せ集め

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■高級お節でも伊勢海老の代わりにロブスターが使われている
数万円もする有名和食店やデパート・通信販売の豪華「お節料理」が人気です。いつの間にか、調理するより買うお節になってしまいました。忙しく“世智”辛い世の中なので、仕方ないのかも知れません(オヤジギャク)。

毎年、年末になると、デパートや新聞などのお節の宣伝を見ると、心が寒くなってしまいます。高級食材を使うのはごく一部であって、数万円のお節でも大半は中国産の魚介類や野菜なのです。まして年末のごく限られた時期に販売するため、数か月前から調理冷凍された食材と保存料などたっぷりの食品添加物を駆使したものです。品数が多彩なので、使用される食品添加物は100種を遥かに越すとも言われています。コンビニ弁当やサンドイッチでも食品添加物が30種も入っていて、あまり食べてはいけないと言われているぐらいです。

中国産なので、農薬・抗生物質も過剰に塗されているのです。余りにも酷いと思った販売は、伊勢海老ではなく大きなハサミを持つロブスターを使っていました(苦笑)。そもそもロブスターは、海老でなくザリガニ種なのです。食品偽装事件から大手企業は改善されましたが、中小・個人店に至っては、依然、芝海老・車海老と記載されていても東南アジアの養殖バナメイエビ・ブラックタイガーが使われているのが実情です。

■数か月も冷凍保存されたXmasケーキよりも造り立てのショートケーキを
このように販売されるお節は、“和食のイメージ”で作られた中国食材ばかりの「中国料理?」なのです。食品添加物が多い食事をしている人こそ、お正月ぐらいは「食添休暇」(食品添加物の摂取を少なくする)にして欲しいものです。でもこんなお節なら、年末休みに簡単な野菜料理を作ったほうが、健康的と言えます。

お節の意味は、神様をお迎えしているこの時期に、物音をたてない・台所で煮炊きを慎むことからです。正月3が日は、女性を休養させる意味もありました。それが転じて、お正月中の“質素な保存食”だったのです。そのため暮れの内から、煮物野菜・豆や乾物など日持ちする食材を調理したのが、本来のお節なのです。重箱スタイルになったのは、戦後だそうです。今時の華美で高価なお節には、抵抗を感じます。

Xmasケーキも、需要時期のピークが極端に短いために、秋口から数か月を掛けてスポンジケーキの部分を造り溜めします。あるいはデコレーションが済んだほぼ完成の状態で、冷凍保存するケースも多くあるのです。クリスマスは、質が悪く・食品添加物ばかりのデコレーションケーキよりも、保存期間が短く、お店によっては造り立ての各種ショートケーキのほうが、美味しくて安全です。もちろん、あなたの手作りなら最高です。

Sankoua
年の暮れはスリ・引ったくりとアメ横の海鮮叩き売りに注意
ケーキ屋のイチゴは味は二の次・見映えだけがよい栽培品種を使っている

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