食品のカラクリと暮らしの裏側

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鮪にも偽ネタがあり南半球にいるアロツナス・ガストロが使われる/回転寿司・偽装魚の実態

2019年06月05日 | 赤身魚・白身魚
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偽装魚の実態シリーズ 赤身魚の偽装 鮪(まぐろ)・ネギトロ
偽装魚名 アロツナス・ガストロ・アカマンボウ
鮪にも偽ネタがあり南半球にいるアロツナス・ガストロが使われる
ネギトロにはアカマンボウや赤く着色した白身魚が混ぜられる

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■初歩的な偽装はキハダ・メバチに植物油を塗し本鮪の中トロ・大トロに
Bk_blackminip 鮪には、偽装魚が使われていないと思う方が多数です。しかし商売人は強(したた)かなので、消費者が分からないところで日常的に数々の偽装を行っています。初歩的?な偽装は、比較的淡白なキハダマグロ・メバチマグロに植物油・とろみ油や添加物の液に浸けて、クロマグロ(本鮪)・インドマグロ(ミナミマグロ)の中トロ・大トロに誤魔化します。

Bk_blackminip 2つめは、偽装魚のアロツナス・ガストロを鮪ネタにしてしまいます。アロツナスは鮪とは別の魚で、南太平洋の亜熱帯から亜寒帯海域に棲み、体長は70~80cmぐらいです。肉質がマグロ類に比べ、やや黒っぽく脂肪分が多いのが難点です。回転寿司の鮪(まぐろ)ネタを始め、刺身・鰹(かつお)のたたき・缶詰・切身の惣菜など多岐に渡り偽装されます。

Bk_blackminip ガストロも鮪とは別の魚で、体長・最大200cm、南半球の南緯30度以南の広い海域に棲み、肉質が白いため回転寿司店では“白い鮪”として握られます。同じく、刺身・切身・粕漬・味噌漬・惣菜の鮪ネタとして化けます。

■ネギトロは植物油やラードなどの油脂が多量に塗される
Bk_greyminip 本物の鮪を使ったとしても、地中海産の養殖(畜養)鮪の場合、餌の関係からダイオキシンやメチル水銀が多いことです。既にお伝えしたようにダイオキシンは、天然鮪に対し一般の養殖鮪は数倍から10倍、地中海産は50倍にも至り、刺身1切れを食べただけで1日の耐用摂取量をオーバーしてしまいます。回転寿司店や居酒屋の鮪は、ほとんどが養殖のため注意すべきです。

Bk_greyminip ネギトロは、偽装魚のアカマンボウを混ぜたり、鮪(まぐろ)を使わずに白身魚に赤い着色料で着色したものさえ出回っています。このような素材なので、植物油やラードなどの油脂、あるいはパン作りの際に添加するショートニングや成分不明なとろみ油が混ぜ合わされます。加えられた油脂は、ネギトロ中身の25%にも及びます。

Bk_greyminip ショートニングはトランス脂肪酸が多く、心臓病の恐れがあります。本物鮪・インチキ素材を使おうと、魚介類とは縁のない油脂で作り固められたものなのです。ネギトロは身肉がニセモノ、脂もニセモノ、これがネギトロの実態です。従ってイメージとは違い、健康食ではなくけっして油断してはならない食材なのです。

アロツナス・ガストロ・アカマンボウのはくせい写真が、開発調査センターのサイトからご覧になれます。
「開発魚・偽装魚を見よう」のご案内ページの説明に沿ってリンクして下さい。

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回転寿司店を始め激安居酒屋・弁当チェーン・ファストフード店・惣菜店など
の安さの秘密は、こういう魚やネタを使っているからです。
偽装魚とは、本物魚の味や食感に似た外国の別種魚や深海魚のことです。


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