回転寿司の真相シリーズ261皿目 第3部/回転寿司に行くなら店を選ぼう編
ROUND15 回転寿司のテーブルマナーを守ろう
回転寿司店へご来店のお客様、店内ではストリップを固く固くお断りします
申し遅れましたが、極端な「タイトル騙し」でした(苦)。現時点の言葉で言えば、スシローの「おとり広告」のようなものか。店内のサービスとしてストリップショーをやっている、酔った客が裸になってしまうことではありませんよ(苦)。本題の前に余談を。普通のスナックでしたがその店のウリで、客が飲んでいる長いカウンターの上にハイレグ・編みタイツ・ハイヒールの女性数人が、客のグラス・料理を除けながらごく目の前で歩き踊るパフォーマンスは“ど迫力”で最高でした。
さて握りのネタを剥がして食べることを、「ストリップ」または「追い剥ぎ」と言います。女性の中にはネタを剥がして醤油を付ける、気取ってシャリを2つに割って食べる人がいます。しかし本来、握りは板前さんが経験を積んで絶妙な力加減(バランス)で握ります。ここが板前さんの腕の見せ所・本来の寿司の醍醐味です。せっかくの握りを、ネタを剥がしてしまっては美味しさがふっ飛んでしまいます。一般の寿司店でそんなことをやったら、板前さんに追い出されます。寿司の握り加減は、一般の寿司店と回転寿司店との絶対的な違いです。つまり回転寿司自体が、ネタを握らず“乗っけただけ”の寿司が当り前になってしまいました。また全体的に回転寿司の握りは、ネタもシャリも大き過ぎてバランスが悪いですね。
さて残りのマナーをかい摘んでお知らせすると、席が空いていても勝手に座るのではなく、板前さんやホールスタッフにそっと眼で確認しましょう。中高年の方は、未だに断りもなく座る人がいます。また狭い店では服を掛ける場所さえないところがあり、冬場、モコモコと厚手の服だと食べにくく、隣の人にも触れて迷惑が掛かります。予め回転寿司へ行くことが分かっているなら、嵩張らない服にするのがマナーです。大きな鞄や荷物も避けたいものです。皆様のような常識ある方なら、普通のままに食べればそれがマナーに適った食べ方です。
酷い実態は全ての回転寿司店を示すものではありませんが
多くの店で横行しているのも事実です。
このROUNDは回転寿司評論家の書籍を参考に、投稿者
の一般飲食店での感想と世の中の経験を加え記事にしました。