食品のカラクリと暮らしの裏側

食品の安全・安心が総崩れ、また政治・社会の矛盾や理不尽さも増大
暮らしの裏側の酷さやまやかし、危険性・不健全さに迫る!

ファストフード的になってしまった日本人の魚の食べ方/魚を大事にしない日本人R4-12

2013年07月25日 | 高級魚・ファストフィッシュ
Fishfftp

魚を大事にしない日本人シリーズ R4-12
ROUND4 秋刀魚は頭に良いのか&ファストフィッシュって何?
Part2 ファストフィッシュと日本人の魚離れ
ファストフード的になってしまった日本人の魚の食べ方

F512463349 フィッシュバーガーではありません

総務省のデータによると、魚介類の1世帯当たりの消費額は、1992年143,455円、2004年94,809円へと、たった12年で34%も落ち込んでいます。世帯単位の数値なので家族数の減少要因もありますが、驚く数値です。魚介類の消費量は長期低落傾向でも、寿司・刺身・惣菜魚は売れています。日本人の魚の食べ方が、手間を掛けない、調理は人任せ、骨なし・スキンレスのファストフード的な食べ方に変わってしまったのです。

そのため消費者に何とか魚を食べてもらおうと、スーパーは工夫します。鮮魚売場に調理人を置き、丸ごと1匹魚を三枚におろすなど、お客の要望通りの調理サービスを行います。それには、ある30代主婦に行ったアンケート結果が物語っています。魚の調理ができない主婦が、約半分の47%もいました。

魚を食べない理由・魚の調理で困る理由が、魚のゴミや後片付けが面倒・部屋に魚の臭いを残したくない、中には魚自体が気持ち悪いと答えた人もいました。主婦の95%が、魚への懸念を示していました。寿司・刺身・惣菜魚を食べても、魚の栄養素を丸々摂ったことにはなりません。主婦が忙しいことは分かりますが、ご自分や旦那・子供のためにも、丸ごと1匹魚を買いましょう。

Sankoua  食品のカラクリシリーズ(詳しい内容)
水産庁のファストフィッシュ作戦は骨なし魚を助長し却って魚離れに

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