倉庫から材料を出しバンに積み込む私・・・。
これで足りるだろう~さてと帰るか。
「ちょっと手伝って~。」
と母の声が聞こえる・・・。
今日は父がステレオ関係を調整したいと古いスピーカ―を処分し
新しいスピーカ―をセットしに電気屋さんが来ていた。
父は凝り性でスピーカ―も石の塊のような重さので大きいのをそろえ使っていましたが、
だいぶくたびれてコーンも割れている状態なのでここで一掃処分し新型のデジタル式へと
変更した。
今のは小型化して良い音が出るのだ。
本当に昔はブロックの上にスピーカーを乗せ大型のアンプをつけては機材がどんどん要塞化していった・・・。
当時私は子供心ながら、うちはスタジオにでもなるのかな?とも思っていました。
今は性能が良く、小型化し内臓アンプが当たり前の時代だ。
しかし、ほとんど捨てた機材だが一つ残したものがある。
レコードの機械だ。(゜-゜)
父は多趣味だが体も悪く、今は好きな車もバイクも乗れない・・・。
しかし、家内での趣味もある。
それが、映画鑑賞と音楽鑑賞だ。(^_^;)
映画は幅広く、モノクロの時代劇を見ていると思えば、最新の映画を観たり、
こないだまで「男はつらいよ」を観ていたと思えば「インディ―ジョーンズ」を観ていたり・・・。
幅が広い・・・。 (;一_一)
そして音楽なのですが、石原裕次郎とか若大将などを聴いてましたが・・・
あまり気にはしてませんでした。
棚の奥に多くのレコードが眠っていますが、それは歌手のものだろうと思っていました。
前に母から聞いたことがありましたが、
あるショッピングセンターで買い物をしていた時に(父はめったに買い物に行きません)
あるギターリストの曲がBGMで流れていたそうです。
「ここの店はセンスがいいな~。」
と父はつぶやいたそうです。
そう、父はそのギターリストの大ファンなのです。
アメリカの偉大なるギターリスト「チェット・アスキンス」です。
棚に眠っているレコードのほとんどがチェット・アスキンスなのです。(@_@;)
彼はもう他界してますが、グラミー賞を13度も受賞する実績もあり
数々の伝説もあるそうです。
カジュアル的でこう優しい音色で、父が好きなのが解る気がします。(゜-゜)
何よりも父の趣味とジャンルの広さには驚かされます。
一番その中で尊敬するのはセンスの良さです。
このクソ親父が<`ヘ´>と想うことがたくさんありますが、これがこの人の長所かなとも思えます。
レコードは今だに聴いても良いものです。
針が盤に落ちた瞬間のノイズ・・・やわらかい音色・・・
デジタルとは違うアナログの素晴らしさを感じさせます。
チェット・アトキンス・・・ 聴いてみましょうか♪(゜-゜)
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