何気ない日々

ほのぼの~

箱根湯本から三島間、旧東海道の旅4

2017-12-25 21:01:20 | 日記

山中城跡を後にし

いざ三島宿へ。

少し足の痛みも回復し麓を目指し少しずつ下りて行った。

足元には駿河湾が拡がり三島や沼津の街が見えてきた。

マラソンだと中間地点にあそこまで頑張ろうと目標を決め、更に

そこまで行く間に、あの角まで頑張ろう。あの看板まで頑張ろうと

刻みながら目標を制してきます。

仕事も人生もこんな感じで進めることで目標に近づいていくのでしょう。

( `ー´)ノ

それには、ゴールという目標を掲げる事。

しかし、中々それなりの目標を掲げること出来なく、たどり着く前に夜になり

タイムアップしてしまう。(人生が終わる)

ではないでしょうか?

はっきりした目標を持っている人は素晴らしいと思います。

さて、人生の話はそれくらいにして

次に目指したのは日本一長い吊り橋のスカイウォークです。

ここまで行く途中に古道がありましたが、ここら辺で道の修繕が頻繁にあり

古道が封鎖されていて、仕方なく国道を沿って下りてきました。

スカイウォークの辺りからまた古道がありスタート。

両サイドは畑や民家に囲まれ、少しずつ下界に下って来た感じがしてきました。

もう少し降りると石畳の道は終わり、果てしなく続くアスファルトの道。

急な坂道になり、なんとなく石畳の道はあったのだろうと思いつつ歩き続けました。

先ほどのように平気で座り込めるような道ではなく車道なので

道端にブロックなど座れそうな場所以外は、しゃがみこみ回復してから

歩き出すの繰り返し。(/_;)

回復した足もまた痛み始め、歩幅も狭くなり休む回数も増えて来ましたが、

見慣れている道がもう少しなんだというふうに背中を押します。

坂の途中で、スイセンのいい匂いがしてそこで少し休みまた歩き始め

また、道外れの小道に石畳の道が続いていました。

そこは、いつもお得意様の会社に行く道のすぐ裏方にあり

家屋敷と林の間に空間があり、旧東海道の古道がひっそりとあり、

こんな感じで残っているとは思ってもいませんでした。

枯葉に埋もれた石畳は、下へと通じる道しるべをここだよという感じで

存在していました。

積もった枯葉を一歩一歩踏み進むとまたしばらくアスファルトの道。

伊豆縦貫道と伊豆フルーツパークの交差する道へたどり着き

振り向くとやって来た箱根の山は小さく見え

あの山の向こうから歩いて来たんだなとしみじみ感じました。

三島から箱根へ向かう入口の松林の並木道。

ゴールは近いです。

松林が終わるあたりに信号機があり、

そこを渡って少し右手の細い道がまた石畳の道になっていて

急な坂道が続きます。おりきったところにJR東海道線の踏切に差し掛かり

そこから100mあたりで台場川の橋になります。あともう少しで三島大社!

50mも行かないで座り込み歩きの繰り返し。

直線の道も少しカーブになっているのと、障害物があるのか

中々鳥居が見えてきません。

写真を撮る余力もなく必死で三島大社を目指し

鳥居の前に着いた頃はPM4:30を経過。

境内に入らず、帽子を脱ぎ

鳥居前で一礼。<(_ _)>

そのまま駅を目指します。

日は落ち辺りは暗くなり、外灯が点き始め

湧き水の川に鴨が悠々と泳いでいるのをしばらく眺めながら休み、また歩く。

頑張れ頑張れと自分に言い聞かせ、小幅で歩く自分を幾つかの男女のカップルが

私を追い越し通り過ぎて行く。

明日はクリスマス。

三島の楽寿園の前の木にはイルミネイションが飾られていた。

あと駅までちょっと。

最後の信号を渡り、駅のローターリーの横にあるベンチに座り込んだ。

PM5:15。

ちょうど箱根湯本から登り始め9時間。

予定より大分遅れましたが、ゴールしました。

おめでとう!ひとりパチパチ(;´∀`)

長い長い一日で、きつかったけど達成感と

やっただけある価値のある経験でした。

古人は草鞋であの難所を命がけで超えてきたに違いないです。

また、箱根に対する想いも唯一旧東海道で色濃く残るものが

ここにあると改めて実感し

タイムスリップした感じの旅でした。

色んな発見や自分への気持ちの格闘もありましたが

2017年の最後のビッグイベントとして良き思い出に

なりました。

来年はまた新たな目標と次なるチャレンジをしてみようと思います。

では、ごきげんよう。(^^)v

 

PS

次の日は筋肉痛もあり、あちこち痛くなり

ぎこちないロボットのような動きになっていましたとさ。

( 一一)

暫く故障中☆

 

 


箱根湯本から三島間、旧東海道の旅3

2017-12-25 19:19:50 | 日記

湖の畔まで行くと神社の鳥居が

毎年、年末年始はここは箱根神社の参拝と駅伝でごった返しになる。( 一一)

しかし、観光地なのでもうこの時間帯だとボチボチ人が増え始めています。

裏道に行くと色んな資料があり面白い。

知らなかった箱根の一面が色々と見えてきます。('_')

色んな歴史があります。箱根とは険しい山でもありながら、魅力的な場所でもあることが

伺えます。

大きい杉ですね~('Д')

杉並木の道を歩きゆっくりと三島方面へ向かうと木漏れ日が綺麗で

清々しい感じだった。

箱根の関所方面へ向かい一服しようしたとき足に異変が

右の足踏まずの反対側が痛み始めたのです。

直ぐに靴を脱いで足を見ると少し腫れぼったい感じはしたが

外見は何ともなかった。

あまり酷くなるようだったらバスで三島まで下りるか・・・。

いやいやここまで来たのだし、古人だって箱根路を越えを

した時も、自力で下りるしかなかったはず

別に急ぐ旅でもないし、まだAM10:00を過ぎたばかりだ。

このまま三島へ行こう!

関所を後にし駅伝の折り返し地点にある

箱根駅伝ミュージアムの前で一休み。

一息つき箱根峠へ向かった。もうすぐ静岡県だ!

ここで役に立ったのがストックポールだ。

スキーのストックと同じような形で先端にゴムラバーを付けたので

滑りにくく踏ん張りやすい。

湖の畔からまた民家の間を通る道を歩き

たどり着いたのは新たな石畳の道であった。

箱根峠まで坂道だったので、変に足首を曲げず

真っすぐに、ゆっくりと登って行った。

湯本から登ってきたスピードと断然遅くなり

峠に着くまで一時間近く要した。平常なら30分位だろう・・・。

まあ今更泣き言行ってもここまで来たのだからしょうがない。

箱根峠に着き床の標識を見ると三島まで後12㎞

関所から足を痛めてから3㎞も歩いたのだから何とかなるだろう。頑張ろうと言い聞かせた。

後は下るのみ。

すこし雲がかかる二子山からもだいぶ離れずいぶん来たことが伺える。( ;∀;)

一号線から少し脇道へ入りまた旧道を目指す。

一本の飛行機雲が少し広がっている感じから

天気が崩れる感じがした。

空を見上げ当時の人は何を思ったのだろうか?

峠からしばらく下ったところに旧東海道の道があった。

石の表示はしっかりしていたが、木の標識は下に落ち少し朽ちていた。

 

笹が覆い被さるような感じでトンネルになって、うっすらと見える石畳の古道。

石碑が幾つかまたあった。

このあたりに来ると山中城跡も近くなり、戦国時代の名残が出て来る。

豊臣秀吉が北条を攻める前に休息し兜をこの石の上に置いたとされる石だとの事。

('Д')

先ほども書きましたが歩いて行かないと見れないものが沢山この旧東海道にはあります。

歴史好きではなくとも、ウォーキングをしながらこういう解説を見ながら歩くことは

面白良いです。普通のハイキングみたいに景色が綺麗でなく、石碑の由来や名残を見ると

古人の事が想像しこんな感じだったのかな?と思いながら旅をするのも面白いものです。

徳川の石碑もあります。

私が感じるのは神奈川側の方は江戸幕府の色が濃く、静岡側の方は戦国の時代の面影を

感じました。

ここの石碑を見るとやはり箱根路が東海道の難所だった事をうかがえます。

やっと三島市に入りました。(;'∀')

此方の静岡側も茶屋があったのだが、やはり時代共に無くなってしまった。

私たち時代も何百年後にはこんな感じかもしれませんね。

( 一一)

元箱根と違い、杉の太さが細くなってきます。

視界が開け伊豆の山々が見える。

右に少し街が見えてきた。( `ー´)ノ

もう少し下ると山中城跡だ。

山中城後に着き広くなっている芝で靴を脱ぎ暫く休んだ。

熱を持った足がスッとし気持ちよかった。

ここは北条の西の砦だったのだけど整備が間に合わず

豊臣に落とされてしまった城です。

それにしても深い堀ですね・・・。

ここから富士山がよく見えます。

当時は宝永火山口が無かったはずなので

穴無しのスリムな富士山として見えたのでしょうか?

本当に今日は富士山がよく見える。

今日は天気も良く行楽日和としては最高だ。

山中城跡を家族で散策しに来ている人を多く見かけ

富士山をバックに写真を撮っている。

 

さて、もう一息休憩してからまた三島宿を目指し歩きましょう。

(^^)/

 

続く。

 

 

 

 

 


箱根湯本から三島間、旧東海道の旅2

2017-12-25 16:49:15 | 日記

さてさて、

畑宿から出発。('ω')ノ

一里塚を過ぎまた石畳の道を上りしばらくすると新道の上に出た

おおっここがよく見かけるポイントなんだな~。

前から気になっていたポイントを経過。(*^。^*)

さらに上に行くとかの有名な七曲りの道に差し掛かる。

旧道と新道が交差し、旧道は7回のカーブがある。

その間幾つか階段があり、歩行者はショートカット。

まあ、車だと高度を上げるにはカーブを何回か曲がる道を作るかループ僑しかないからな~。

坂を上る度に坂の名所があり解説がある。

後に下山する三島方面にもこういう箇所がいくつかありました。

('ω')ノ

相当きつい坂道だったんでしょう。

石畳の構造の解説も何か所かありました。

これも古人の知恵でしょうね。('_')

坂の途中で咲いていた椿の花。

上に行くにしたがって視界が開けていきます。

スタート地点ははるかかなた。

正面に見えるのは小田原の街。

右に少し見えるのが相模湾。

途中で親鸞上人の箱根路のエピソード発見。

こういうエピソードをみるといかに旅路が大変な事であり、

簡単に行き来する事が出来ない難所であった事を感じる。

 

しばらくは極端なアップダウンも少なく落ち着いた感じで

横移動している感じで甘酒茶屋に到着。(*^。^*)

以前は車で来たことはあったが小春がいて中には入れなかった。

解説を見ると昔の茶屋はこの一軒しか残っていないらしい。

貴重な建物ですな。('_')

中は囲炉裏があり梁も柱も燻され良い感じの雰囲気。

昔は何軒かこういう感じの茶屋があったんでしょう。

 

ここでやはり一服で

甘酒を一杯(*^。^*)

力餅を頼み腹ごしらえ。

芦ノ湖までもうちょっとだ。

(^^)/

 

先ほどの石畳の解説にあったが、左の段々は雨水などを流す水路だったのでしょう。

こういうものを解説と照らし合わせながら見ると楽しいものである。

二子山が見えてきた。

箱根駅伝でよく見かける山だ。

芦ノ湖はもうすぐ。

 

このあたりから少しずつ下りになってきた。

湖に下りていく感じだろう。

この権現坂から芦ノ湖が見えたらしいが、木が生い茂って見えないが

湖らしきカルデラの山々が見えてきた。

ここは芦ノ湖からの箱根路の入り口。

振り向くと芦ノ湖と富士山がよく見える。

やった!ここまで来たんだ。( ;∀;)

到着時間AM9:45 

思ったより早く着いた為、やっとお土産屋さんなど店が開き始めた様子だった。

お土産屋に寄ってお土産でも買うかな~先を急いで下るべきかなと

湖の畔近くを歩き三島方面へ歩く私。

しかし、ここで思ってもいないアクシデントが私を襲ってしまったのです。

次回へと続く。(´;ω;`)ウッ…

 

 

 

 


箱根湯本から三島間、旧東海道の旅1

2017-12-25 11:39:16 | 日記

こんにちは。(^^)/

メリークリスマス!かな?

ここ数日天気は良く。昨夜雨が降り、また斑な富士山が真っ白に。

もう、あと数日で今年も終わりますが、

前回私がお話した年末に旧東海道の旅を昨日実行してきました。

(パチパチパチパチ)('ω')ノ

運動不足の私には過酷な旅でトラブルあり感動あり。

それでも最後まで達成したことが何よりです。( ;∀;)

事のきっかけは、箱根を通るたびに旧東海道を歩く人を見かけ

古道がどういう感じになっているのかという興味本位と、ここハイキング

に行っておらず、自然の中に入り込みたい、しかしトラブルの事を考えると

道路など近く、緊急時にも対応できると考えこのコースを選んだのでした。

しかし、トラブルがあったにもかかわらず、最後まで歩いた私を褒めるのか

貶すのも読者様の気持ち次第でしょう。

今回の旅で感じたことは昔の人がいかに大変で命がけでこの箱根を越えたことや

今でも名残のある宿場の雰囲気、戦国の名残、タイムスリップした感じがする

他の東海道五十三次より色濃く残っている箱根道。

私が歩き感じたことを話したいと思います。

携帯でのデーターですから家からかもしれない・・・。

ウォーキングの距離41.5㎞・歩数56286歩

12月24日、日曜日AM4:55沼津発、熱海行き経由小田原へ

小田原駅箱根登山鉄道へ乗り換えAM6:06箱根湯本着

 

登山開始6:15 箱根湯本を出発

箱根駅伝で有名な場所ですね。

旧東海道なので、駅伝の道とは違い

川を渡り裏道方面へ。

箱根へと続くアスファルトの坂道が一層山を険しく感じる。

温泉街の道を歩いていくと高級そうな店構えの旅館が多く見かける。

(;'∀')

一度は泊ってみたいかも(;^ω^)

湯本の温泉街の途中で一里塚を発見。

一里は3.927㎞旅路の距離目印として置かれた束石です。

この東海道にも江戸の日本橋から京都まで各所にこういう石が

置かれていたのでしょう。

しばらく歩いていくと徐々にあたりが明るくなり。

 

気が付けば地図によると2.5㎞は歩いたみたいだ。!(^^)!

もうしばらく歩き箱根新道と合流する須雲川ICに差し掛かるところでは

すっかり明るくなっていた。

川向うにはバンガローが見え、ここまで来るともう温泉郷はなく山深くなってきた。

しばらくして左側に公衆トイレがあり林道に入る道がある。

まだ、東海道の面影は見えず吊り橋など渡る。

それでもハイキング的には面白い演出だ(*^。^*)

このすぐ脇には箱根大天狗山神社があり

東電の通用口道路からまた旧道に出る。

旧道を渡りまた林道に入る道がある。

これが、旧東海道の本当の道だ。

 

古人はこの道を江戸から京まで草鞋を履き、荷物の運搬や旅の往来していたんだと

思うと凄い脚力だったんだなと感じた。(;'∀')

旧道に出てはまた横切り石畳の道への繰り返し

中には木の橋を渡る箇所もあった。

そんなことを繰り返し次の宿場である畑宿へ到着。

ここは幕府の命により村人が作り上げた村でもあり、

寄木細工の発祥の地でもある。

凄く興味がある宿場町であったが、時間がまだAM8:00前だったので何処も

開いておらず雰囲気を楽しみながら経過した( ;∀;)

箱根駅伝のトロフィーも展示してあった。(;'∀')

寄木の郷・・・。

また開いているときに行きましょう・・・。

さて、登りの経路は半分近くまでやってきました。

しかし見える頂はまだ見えずまだ旅路は長いようです。

ここで一服し朝の寒さが消え暑くなってきたので

一枚ずつ上下のウエアーを脱ぎ支度を整え元箱根を目指しました。

次回へ続く。

('ω')ノ

 

 

 

 

 

 


年度末

2017-12-22 07:34:55 | 日記

おはようございます。

ここしばらく、インフルエンザではないが風邪気味が続いています。

早く直さないと・・・。

 

もう少しで今年も終わり、あっという間の一年でした。

11月の中頃に静岡の朝霧高原でマルシェがあり、cyaaさん達の

初の出店。cyaaさんは紙バンドでバックを作ること習いながらイベントに参加

するケースが増えています。

私も設置片付け、一息つくのに同行しています。('◇')ゞ

朝霧のマルシェは昼間は良かったのですが

15:00過ぎは風が強く寒くなり、一番先に撤収してしまいました。(笑)

12月初旬には富士川楽座で紙バンド教室の先生が出店しているとのことでcyaaさん達の運転手のお供。( 一一)

食堂からの富士山は窓枠が額の用で綺麗でした。

その後、久しぶりに吉原の比奈カフェでティータイム。

 ^^) _旦~~

cyaaさん達は充実した一日みたい。

 

一方の私は毎日が追われている感じ。

息抜きにはちょうどよい感じですが、やはり仕事から頭は離れないですね・・・。

先週日曜日は久しぶりに新屋山神社へ行き参拝。

まだ夜明けが遅い時期なので、寒いが綺麗な朝焼けだった。

今年は平凡だったようで色んな事があった。

世話になった方がお亡くなり、従業員も減り、Rさんも来年は東京へ行く、

逆に新しい出会いもあり、新しいこと始めた年でもあった。

来年の星の流れでは八方塞で身動きができない年。

誰の援助がなく何でも一人でこなさないとならない年です。

辛抱な年回りになりそう。

今年はこうしたいと思った事が尽くNG。

来年は少しでも融通が利くような感じにしたいかな。

( ;∀;)

そういうことで、今計画しているのが

箱根越え東海道、箱根湯本駅から三島大社までの旅を

挑戦したいなと思考中。( 一一)

実現するのか?

!(^^)!

 

PS.cyaaさん曰く「また、疲れた~と言って帰って来るのだから止めたら?」

とのこと・・・。(身も蓋もない)