明日への道標~みんなが幸せになるために

さあ、また書き始めよう。どうしても伝えたいことがあるから。

「深層左翼」

2007-03-28 | 政治
前に、「今、朝日叩きよりも日経叩きを」と題して
次のように書いたことがある。

>確かに、表面的にはマルクス主義的な味付けの朝日新聞と
>アングロサクソン追随型の日経新聞は違うようにも見える。
>しかし、その根っこにある破壊や混乱への指向、
>真面目にやっている人が困ると嬉しいという無責任さ、
>安直な反政府の姿勢と、それと表裏一体をなす政府への依存心など、
>左翼カルト世代に多く見られるそれらの特性において
>日経は朝日と全く同じであると言わざるを得ない。
http://homepage3.nifty.com/~fwhh1899/page183.htm

現在の日本において、特に団塊世代以上の人たちでは
こういう左翼的な特徴を持っている人が極めて多い。

しかし、朝日新聞のように誰が見てもそれが明白である
場合には、あまり大きな問題にはならない。
実際、そういう人達や組織は社会的な影響力を
すでに失っているからだ。

問題なのは日経のように、
深層心理においては同じものを持っているにも関わらず、
表面的には「はやり」のトッピングをまぶすことで
それがカムフラージュされているケースだ。

こういう形で来ると、多くの国民がコロリと騙されてしまう。
ここ数年の社会の混乱はこの手の人達によって、
もたらされたものだと言ってよいと思う。

はてなダイアリーの「深層心理」に関する記事で
以下のようなものがあった。

>人間の思考のうち、自分自身で自覚ができている部分は
>およそ10%程度だと言われるが、その他の「無意識」部分では
>自分自身の制御が直接およばない要素が多く存在している。
http://d.hatena.ne.jp/keyword/%BF%BC%C1%D8%BF%B4%CD%FD

「市場重視」を掲げていたはずの小泉内閣が
なぜか正反対の極端な統制経済に突き進んでしまったのも、
結局「無意識」の部分はベタベタの左翼だったからだと思う。

10%の意識の部分で「市場」を語っても本性は隠せなかったのだ。

そして、ここからは都知事選の話である。

「国とケンカする」などと息巻いているどっかの都知事がいるが、
国益を無視して世の中を混乱させるのは、
昔から左翼の専売特許であった。

彼もまた、口でははやりの「右」的なトッピングをまぶしながらも
「深層心理」は左翼である典型的な人物だと思う。

本来、我々はこういう「深層左翼」こそ警戒すべきなのだ。

はっきり言って「市民団体」のような解りやすい左翼は
朝日新聞と同様、すでに社会的影響力を失っているのだから、
天然記念物と思って適当に泳がせておけば良い。

その辺りの軽重が解っていない人が多すぎることが残念だ。