長野県諏訪二葉高等学校校長日記 2014・2015

諏訪二葉高校の校長です。校長の視点から学校の様子をお伝えしたいと思います。登校日毎日更新を目指します。ご愛読願います。

1月30日(金)引き続き校長会会議 2014-221

2015-01-30 21:32:50 | 日記

 本日も引き続き、長野市で会議があり、出かけてきました。

 昨日は、松本工業高校と長野日大高校の実践報告を伺いました。大変勉強になりました。

 諏訪に戻って来たのは、午後でした。雪がさんさんと降り積もり、革靴で歩くことは難しく、駅から学校までタクシーで戻ってきました。タクシーから降りると、事務室のメンバーが駐車場付近の雪かきをしていました。また、放課後には、サッカー部の諸君を始め、多くの部活の生徒が雪かきをしてくれました。ありがとうございます。

 

 帰校後、さっそく、様々な仕事を行いました。詳細は書きません。

 昨日の「校長日記」に書きました二木先生の絵の枠の修復がされ、2つの作品を応接室に並べて展示しました。

 また、正面玄関前に、3年生の書道選択者の作品が飾られていました。

 話は変わり、昨日のLHRの時間に、長野県教育委員会のリーフレット「かけがえのないあなたの『いのち』」の読み合わせを行いました。

 担任がリーフレットを読みながら進行し、生徒がリーフレットに記入する時間をとるというものです。

 「心の危機に陥った自分や友人への関わり方を学ぶ」といった趣旨で行いました。

 最後に明日の1・2年生の土曜講座の対応についてです。

 以下の文面を、オクレンジャーで保護者の皆さんに送信しました。いつものとおり、百瀬教務主任がオクレンジャーを送信する手はずを整えてくれました。

 土曜講座について 【(1年or2年or職員)  宛て】

 明日の土曜講座について、以下のようにお願いをします。

 明日の土曜講座は予定通り、実施する予定です。
 ただし、今後の積雪の状況により、明日の朝、公共交通機関が不通となっている場合は、中止とします。各自、明日の朝、交通状況を確認してください。中止の場合も、学校から連絡網はまわしません。
 なお、登校するときには、通学路の凍結に注意し、転倒などがないように気をつけて登校するようにご指導ください。また、山間部等で登校が困難な場合は、無理をして登校をする必要はありません。
(判断の基準)
1.朝6:00の段階で電車が正常に運行している、あるいは遅れて運行している、本数を減らして運行している場合は、土曜講座を行います。
2.最寄りの各線が部分的に電車が運休して登校が困難な場合は、登校する必要はありません。
3.朝6:00の段階で電車が運休している場合は、土曜講座は中止とします。

01/30 17:00


1月29日(木)県高校校長会臨時総会・研究協議会 2014-220

2015-01-29 10:23:26 | 日記

 本日、標記の会議が長野市でありますので、出かけてきます。

 総会に先立ち、理事会もあります。私も理事のひとりですので、少し早めに上諏訪駅を出発することになります。

 私の関係の専門委員会の報告は、11月の秋季総会ですでに発表していますので、今回の総会では、他の委員会の発表を聞くことになります。

 校内では、3年生が、全員登校日となっています。

 話は変わり、本校の元美術科の二木先生の絵の縁取りの修復に業者の方がいらっしゃいます。これは、同窓生の方々のご厚意で行われます。

    

応接室(左)と会議室前(右)の二木先生の作品


1月28日(水)職員会 2014-219

2015-01-28 22:15:21 | 日記

 

 今朝起きると、夜の内に少し雪が降ったようです。出勤すると、内山事務長が今朝も竹箒で雪はきをしてくださっていました。ありがとうございます。

 さて、本日の職員会も、来年度の年間行事予定の審議や反省職員会を行いました。

 年間行事予定表は、かなり固まってきました。

 今日の職員会議で了承したことをいくつか差し障りのない範囲で記したいと思います。

 この校長日記の最後に記した「インフルエンザ」関連の情報共有がまず1つです。

 平成27年度版シラバスの作成についての連絡

 来年度、生徒と担任の面談週間を年に2回、年暦上に設定する。その間はなるべく会議を放課後に設定しない。

 1年生と2年生の希望者対象の「学習合宿」を新規事業として行う。その代わり、今年度実施した「1学年オリエンテーション合宿」は実施しない。

 Iプロジェクトの中で、「学問研究ゼミ」を実施していく。

 3月6日の卒業式予行終了後に、3年生を送る会」を実施する。

 こんなところです。

 その後の「反省職員会」では、保健厚生係、清美営繕係、図書視聴覚係、情報機器係、渉外係(同窓会)から、今年度の状況・反省と来年度の展望・課題の報告がありました。PDCAサイクルに基づき、この結果を来年度の計画に反映し、さらにより良い学校になるように、私も力を尽くそうと考えています。

 話は変わり、すでにこの「校長日記」でも何回か書きましたが、先生方との間の今年度最後の面談を実施しています。今日も英語科の先生方4名と面談を行いました。

 今回もひとり1時間ずつ時間を設定しました。個別の「匿名性を担保した授業評価」の最終版をお渡ししたり、先生方の要望を伺ったり、来年度に向けての意見のすりあわせなどを行ったりする重要な面談です。担任の先生方には、「匿名性を担保した学校評価」のクラスごとの結果もお渡ししています。

 私は、今までも、先生方となるべく話をするように心がけてきましたが、校長室で、2人だけできちんとお話ができる、年に何回か行うこの面談を、非常に大切なものだと認識しています。

 そんなわけで、先生方も、忙しい中恐縮ですが、よろしくお願いします。

 さらに話は変わり、インフルエンザがまたもやはやり始めました。

 本日、オクレンジャーで、以下の文面を登録の保護者の皆さんあてに送信しました。明日から、しばらくの間、「マスクを着用しての登校」を呼びかけたものです。すでに、本日、生徒諸君には放送とSHRでの担任からの連絡事項で話をしてありますので、保護者の皆さんも、生徒諸君も、よろしくお願いします。

1.28配付インフルエンザについて 【全体 宛て】

このメールは登録者全員に配信しています。

本日、インフルエンザに関する「保健室だより(1月28日発行)」を生徒に配付しました。
このメールにも添付しましたので、ご覧ください。
添付ファイルが見られない方は、学校HPの「お知らせ」の欄にもアップしてありますので、そちらをご覧ください。

現在、長野県には1.21よりインフルエンザ警報が発令されています。
本校でも、インフルエンザの罹患者が多くなってきています。
感染拡大防止と予防のために、明日よりしばらくマスクを着用して登校してください。
よろしくお願いします。
01/28 18:28

 以下から、「お知らせ」欄の添付ファイルをご覧いただけます。

http://www.nagano-c.ed.jp/futaba/hokenndayori1.28.pdf


1月27日(火)青少年文化研究会全県アンケート「高校生の生活と文化」 2014-218

2015-01-27 18:11:16 | 日記

 

昨日の表彰

 本日も4名の先生方と面談を行いました。ここのところ、昼間は結構、この面談時間に忙殺され、他のことは何もできない状況が続いています。

 さて、本校も協力した標記アンケート。全県の結果がこのほど私の手元にも届きました。

 少し特徴的なものを書いてみます。

 回答校数 公立高校 65/86校〈回答率76%〉

      私立高校 10/18校〈回答率56%〉

 回答者数 1年男子1222名、1年女子1209名、2年男子1222名、2年女子1104名、3年男子1118名、3年女子1200名、男子合計3562名、女子合計3513名、総合計7075名

◇ あなたは本(マンガ本・雑誌は除く)を読みますか。

 全体的には、54%の生徒が本を読むと答えています。1年生の男子で4%がケータイ・スマホなどで本を読むと答えています。新傾向のようです。

◇ あなたは新聞を読みますか

 1年男子 読む 26% ケータイ・スマホなどで 7% 読まない 67%

 1年女子 読む 17% ケータイ・スマホなどで 5% 読まない 78%

 2年男子 読む 28% ケータイ・スマホなどで 5% 読まない 67%

 2年女子 読む 16% ケータイ・スマホなどで 6% 読まない 78%

 3年男子 読む 33% ケータイ・スマホなどで 10% 読まない 57%

 3年女子 読む 24% ケータイ・スマホなどで 7% 読まない 69%

 皆さん、この結果をどのように思いますか。学校現場では、新聞記事を利用した授業展開をすでに以前から行ってきていますが、今後益々重要になってきていると思います。上位学年に進むにつれ、新聞を読む生徒の割合が増加しているのは喜ばしいことだと思います。進学するにしろ就職するにしろ、「時事問題」は知っておかねばならない話題ですからね。

 私も、臼田高校での担任の時に、毎週月曜日に、先週1週間分の新聞のコラム欄から2日分を切り抜かせ、その感想を課したことがあります。

◇ あなたは平日の1日でどのくらいテレビを見ますか

 全体で62%が見ないと答えています。2009年の調査と比較しても、テレビを見る時間は減少しているそうです。それじゃぁ、生徒達はテレビを見なくなって、その時間を何に費やしているのでしょうか。実は、電子ゲームをする時間が増えているようです。

◇ あなたは携帯電話・スマートフォンで主に利用しているものは何ですか

 全体で90%が「LINE」と答えています。先月の長野北部の地震で、ある高校で、高校生の安否確認を行ったときに一番有効だったのが、この「LINE」だったそうです。「LINE」をめぐるトラブルもよく聞きますが、一方では、通信手段としての有効性も認識しておいたほうがいいかもしれません。

 少し特徴的なものだけを拾い出しました。

 携帯電話の使い方について、保護者の皆さんから、「学校でも指導を強化して欲しい」といった要望も寄せられています。

 その趣旨はよくわかりますが、あえて踏み込んで書きます。

 学校でも考えますが、一義的には家庭が考えることではないかと思います。

 すべての事柄について、学校が指導を行うことはできません。一日24時間の中で、学校に滞在する時間は、どんなに多くても10時間くらいだと思います。一番長くいるのは家庭なのですから。

 私は、保護者のみなさんが、「まずいと思うことはまずい」と、きちんと、子どもに話をして欲しいと思っています。

 すべての事柄について、学校が指導することは、現実的にできませんし、してはいけないのではないでしょうか。そこは、家庭・地域・学校という三者で、教育を考えていくべきだと思います。

 以下のベネッセ総合研究所の調査報告もあわせてご覧ください。

 中高生のICT利用実態調査 2014 報告書

 http://berd.benesse.jp/shotouchutou/research/detail1.php?id=4377

 携帯電話の使い方については、上記に記したとおり、学校でも考えています。休み時間には、次の授業の準備をするように促したり、また、1学年で始めた「朝読」も、携帯電話に夢中な生徒を、違ったかたち(本を読むこと)に引き入れていこうという意図もあります。

 家庭での使い方については、生徒とよく話し合い、家庭できちんとルールを決めて欲しいと思っています。例えば、夜○○時以降は、携帯電話を使ってのゲームやライン等を一切行わないといったことも考えられます。携帯電話を使ってのゲームは、ある意味、「中毒(依存症)」といった言い方もなされてますので、そんなことも、申し添えておきます。

 上の写真は帰りがけに撮影した部活動に励む二葉生です。


1月26日(月)昨日の講演会 2014-217

2015-01-26 19:53:41 | 日記

 本日も理科の先生方との面談やら、3年生の一般入試に向けての面接練習を行いました。

 そんな中、昼休みに、土曜日に中野市に出かけてきて頂戴してきた唐澤さんの賞状、トロフィー、賞品を、藤森先生と一緒に、本人に校長室で渡しました。

 放課後には、生徒との個別面談で忙しい中、野澤進路指導主事が、土曜日のセンター試験検討会の様子を伝えに校長室に来てくれました。かなり詳細に解説してくださり、長い時間、二人きりで話をしました。

 私からのお願いを以下のように伝えました。

 まず、もう一度、担任と生徒でよく話し合ってもらい、必要ならば担任は家庭とも連絡を取り、その結果を基にして、野澤進路指導主事も、生徒と個々に面談をして、そして出願に備えて欲しいということです。

 担任の先生方も、野澤進路指導主事も、出願直前のこの1週間がまさに正念場ですが、生徒のために、できうる限りの手立てを考えて欲しいというのが、私のいつわらざる心境ですので、よろしくお願いします。

 さて、昨日午後3時から、諏訪清陵高校附属清陵中学校講義室で行われた「三澤勝衛記念文庫運営委員会Presents」連続講座を聞きに行って参りました。本校からは、教頭先生、地歴公民科の野澤先生、猿橋図書館司書も伺いました。

 講師は、高見俊樹諏訪市教育次長さんです。

 「諏訪力」縄文の丘ー清水ヶ丘と二葉ヶ丘

 「清陵生と二葉生の通う2つの丘は、5千年前、黒曜石を携えた縄文人たちの通い路だった。マジカルな力にあふれた土器の数々と、この地で行われた驚くべき祭祀の秘密を、諏訪市教育次長・元諏訪市博物館長の考古学者、高見俊樹が解き明かす」

 と記された、以下のパンフレットを、石城諏訪清陵高校校長先生が、過日、わざわざ、本校まで届けてくださいました。各クラスにも掲示しました。

 本校に関する話もありましたので、昨日は他の予定を入れずに、「清陵」に行ってきました。

  

 当初開催時刻が2時からということでしたが、3時に変更になり、2時に来た人のために、高見さんが別のテーマで話をしてくださいました。

 「御柱の世界比較」です。この話も途中から聞きましたが、ふんだんな写真と映像を駆使されたお話でおもしろかったですよ。

 

 さて、本番の講演です。

 

 石埜さんの司会進行で、高見さんの講演が始まりました。

 高見さんの豊富な写真資料を駆使された講演は、大変わかりやすかったです。また、自ら発掘に立ち会っていますので、その話は体験に基づく説得力のあるお話でした。他の地との比較も視野に入れた、単なる報告ではなく、まさに学問研究といったお話でした。

 まず、諏訪全体の縄文時代の話等の概観説明がありました。

 その後、諏訪清陵高校の校内遺跡である、「大ダッショ遺跡」及び「御幣平遺跡」に関わる発掘と遺構・遺物に関する話に続き、旧諏訪中学校跡の「一時坂古墳」に関する話、そして、本校のグランドから上手沿いの、角間川と霧ヶ峰線沿いの窪地にひろがる「穴場遺跡」の話を伺いました。

 

 穴場遺跡は、縄文中期に大集落とのことでしたが、現在、住宅地であり、全面的な発掘調査は行われていないとのことでした。

 発掘した遺構・遺物から、先行研究などを参考にして、縄文人の精神文化を解釈する、分析する、その話が私としてはおもしろかったですね。

 高見さん、ありがとうございました。大変、勉強になりました。「われわれも学び続けなければならない」わけでして、こうした機会を大切にしたいと思っています。

 以下の諏訪市博物館のウェブサイトから、昨日の資料について詳細説明をご覧いただけます。

 http://www.city.suwa.lg.jp/scm/siryou/index.htm

 次回は、3月21日(土)14時から、「御田町ー時代の先端を走る商店街」との演題で、原まさひろ氏の講演があります。

 また、別に、2月11日(火)14時から、「御神渡について~自然科学の立場から~」という演題で、沖野外輝夫信州大学名誉教授の講演もあります。

 私も、2月11日の講座は参加予定でいます。3月21日の講座は、今のところ、行けるかどうかわかりませんが、できれば行きたいなぁと思っています。

  話は変わり、山形で行われていたスケートインターハイの結果です。昨日行われた男子1500mで原田君が18位、女子1500mで堀さんが16位でした。国体もあります。引き続きがんばってくださいね。

 http://www.64skate-yamagata.jp/result.html


1月23日(金)センターテスト出願検討会 2014-216

2015-01-23 20:56:52 | 日記

 今朝も起きると、車の上や道路に、雪が積もっていました。学校に着くと、やはり内山事務長が正門や駐車場の雪かきをしていました。私も少し手伝いました。正門前の道路は急坂で、その場所に保護者の皆さんの送迎用の車が駐車するので、ちょっと丁寧に雪をかきました。昨日ほど、大変ではありませんでした。

 本日は、数学科の先生方との面談をしました。また、一般入試における面接練習を生徒から頼まれて行いました。生徒の面接練習は、来週の予約もすでに入っています。

 その合間に、来客がありました。過日、電話にて、お目にかかる時間を打ち合わせしました。話の内容は、この校長日記に書けるようならまた書きますね。

 インターハイスケートの結果もネットで確認しました。

 女子3000mで、堀さんは14位でした。

 http://www.64skate-yamagata.jp/result.html

 さて、明日、標記の検討会を関係の先生方が出勤し行います。昨日、進路指導主事と3年の担任団が、松本に行き、2つのセンターリサーチ説明会に出席してきました。その結果も参考にしながら、今日は、3年の担任の先生方が、生徒の個別の資料作りを行うことになっています。先生方、よろしくお願いします。

 私は、明日、中野市に、音楽科の藤森先生と出かけてきます。中山晋平記念音楽賞の授賞式出席のためです。会場は、中野市市民会館ホールです。

 この中山晋平記念音楽賞は、今回で51回目を迎えるそうです。表彰式と入選曲発表会があります。

 以下の写真は、書道選択者の作品です。荻原先生が展示してくださいました。

 

☆追伸 1月24日(土)20時

 先ほど、中野市から戻って参りました。

 今日のことは、昨日の「校長日記」で少し書きましたが、改めて時系列で振り返ってみたいと思います。

 朝8時30分に、藤森先生と待ち合わせをして、学校を出ることにしていましたので、ちょっと早く学校に行き、模擬試験を行うために次々と登校してくる1・2年生に、正門付近で、「おはようございます。模試がんばってください」と声かけを行いました。今朝はしみました。放射冷却ですね。晴天で昼間は暖かくなりました。

模擬試験に登校する生徒達

 中野市の会場となる中野市市民会館ホールには、10時40分頃につきました。

 受付をすませて、受賞式のリハーサルに臨みました。

 

 本日は、第51回中山晋平記念音楽会優秀賞入選曲発表会に出席したわけです。

 その後、音楽親善アンバサダー麻衣さんによる中野市イメージソング「空みあげて」のお披露目を聞き、授賞式となりました。

 本校関係は、高等学校の部で、1年生の唐澤さんの作詩作曲による「夏」が、優秀賞に選ばれていまして、その結果、学校奨励賞も頂戴しました。この学校奨励賞をいただくために、私が出席してきたわけです。

 なお、今回、3年生の加藤さんの作詩作曲による「いっしょに」も佳作に選ばれていますので、申し添えます。

 学校奨励賞として、賞状と楯を頂戴しました。

 優秀賞入選曲の発表もあり、聴いてきました。

 唐澤さんの「夏」は、中野市民合唱団コール・ヴェルデの皆さんが歌ってくださいました。

 補作・編曲を大熊崇子先生がしてくださったものを、聴きましたが、ほんとにいい曲なんです。

 歌詞だけ、以下に記します。

1 今年の夏には かけがえのない素晴らしいことがある

  一度きりの舞台

  苦しい練習 流した涙がこの一瞬に

  悔いの残らない輝きをもたらせる

2 三度目の夏には かけがえのない素晴らしいことがある

  三度目の舞台

  楽しい練習 皆の笑顔があの一瞬で

  出し切れることを 心に納めながら

 いかがでしょうか。いい詞ですよね。部活動にひたむきに取り組む二葉生の姿が思い浮かびませんか。

 入選曲発表会の後、大畑正幸(二胡)&服部響子(ピアノ)コンサートを聴きました。二胡とピアノの絶妙な演奏でした。

 

 発表会終了後、祝賀会に参加し、大畑さん、服部さんと少しお話をし、唐澤さんの補作・編曲を手がけてくださった大熊先生にご挨拶を申し上げ、会場を辞し、諏訪に戻って参りました。車の中で、藤森先生と、今日の発表会のことを反芻しながら戻ってきました。今日も充実した一日でした。


1月22日(木)第3回PTA評議員会 2014-215

2015-01-22 22:41:54 | 日記

  朝起きて、車を見ると、雪が積もり、また、空からは雪がざんざんと降っていました。あわてて官舎の駐車場の雪かきをして、さっそく学校に行きますと、すでに、内山事務長と鮎澤事務長補佐が正門付近の雪かきをしてくださっていました。私も始業までの間、しばし手伝いました。一度かいても、しばらくするとまた積もっていて、何度もかくことになりました。事務室の宮澤さんも校舎の解錠の後、機械を使い、雪かきを行ってくれました。三井さんも早く来て、保護者からの電話に対応してくださいました。雪かきをして事務室に行くと、猿橋図書館司書がコーヒーを入れてくださり、冷え切った体が暖まりました。

 雪をかいていて思い出しましたが、前任地の軽井沢高校では、雪が降ると町内に在住する若手教員中心に早出して、駐車場の雪かきをしていました。そんなところに「チーム軽井沢」のよさがありました。

 本校では、部活動の生徒がいち早く雪かきを手伝ってくれます。今日も多くの生徒が雪かきを手伝ってくれて、ありがたく思いました。本校の先生方は遠距離通勤者が多くて、こんな日は、通勤途上でトラブルがないかいつも心配しています。

 そんな中、生徒用昇降口付近の雪かきをしていると、国語科の濱崎先生が、帽子もかぶらずに雪かきを手伝ってくださいました。「帽子がなければタオルを頭に巻いた方がいいよ」などと声をかけました。また、正門付近でも、体育科の鈴木先生が、体育研究室からはるばる雪をかきながら来てくださいました。「女バスの生徒も雪をかいてくれてありがとうございます」と御礼を申し上げました。

 さて、本日夜、標記の会議を持ちました。会議を終え、官舎に戻り、この校長日記を書いています。

 役員の皆さん、あいにくの天候の中、ありがとうございました。50名以上の皆さんが来校しました。

 評議員会に先立ち、本部役員会を持ちました。本日の議事進行について打ち合わせを行いました。

 今回は、簡単な夜食をお出ししました。分科会の中で、食事をしながら、懇談してもらいました。

 今回の会議は、本校のPTA活動の今年度のまとめと来年度の計画を立てる重要な会議でした。役員の皆さんに、PTA活動に関するアンケートをお願いし、そのご意見をまとめました。本日のレジュメに入れてあります。このまとめは、次年度、きちんと反省が生かされるように、係に次年度の引き継ぎをしっかりと行うようにお願いしようと思っています。

 会議の内容について少しふれたいと思います。

 受付は、係の竹内先生と藤森先生が行ってくださいました。

 開会の言葉、小林PTA会長さんのご挨拶の後、私から少し時間をかけて、「匿名性を担保した授業評価」及び「匿名性を担保した学校評価」の全体集計について、話をしました。資料は、教務係の松下先生が、校内のカラープリンターを使いA3の用紙にプリントアウトしてくださったものを使いました。

 要するに、「学校評価」であきらかになった課題について、私の考え方及び今後の方向性をお話したということです。

 私からの挨拶の後、鈴木生徒指導主事の話、野澤進路指導主事の話、小林PTA会長さんからの事業報告、内山事務長からの予算執行状況・決算見込み報告、永田PTA係からの諸連絡と進みました。

野澤進路指導主事の話

 その後、本年度の反省と次年度への要望を、教養厚生委員会、環境整備委員会、広報委員会、校外指導委員会の4委員会に分かれて、夕食を取りながら話し合いました。

 話し合い終了後、全体会で、各分科会で出された意見の集約を行い、今回の会議は終わりました。

 レジュメの作成は、係の永田先生と内山事務長などにお願いしました。

 教頭先生は、南信の副校長・教頭会議が諏訪市内であり、本日はほぼ一日学校をあけていました。そんなわけで、百瀬教務主任が、今日はPTA会議が終了するまで、教務室に残ってくれました。

 以下の写真は、本日開催の点字学習会のポスターです。

 今年度最後の学習会が行われましたので、私も被服室まで出向き、講師の先生方にお礼の挨拶を行いました。

 

 スケートインターハイの男子5000mの結果をネットで確認しました。

 原田君、11位でした。明日以降も頑張れ。

 http://www.64skate-yamagata.jp/result.html


1月21日(水)職員研修会 2014-214

2015-01-21 18:36:54 | 日記

 今日の授業時間内に、英語科の先生方4名との面談を行いました。

 それぞれの先生方にお渡しする個別資料を月曜日までに用意しておきました。

 放課後には、職員研修会を持ちました。

 今回は特別支援に関する研修会です。外部から講師の先生をお迎えして実施しました。講師の先生は、上諏訪病院の井上理事長さんです。

 「思春期の生徒の心の支援」という演題で講演を伺いました。私もそうでしたが、先生方も大変勉強になったことと思います。

 特別支援コーディネーターの百瀬先生及び養護の土田先生には、ご足労をおかけしました。ありがとうございます。

 話は変わり、吹奏楽部の金管部門の諸君が、第44回長野県アンサンブルコンテスト県大会に臨み、銀賞を獲得しました。今後もがんばってくださいね。


1月20日(火)3年生中期特編授業開始 2014-213

2015-01-20 20:10:16 | 日記

 本日から3年生は、国公立大学2次試験対応の特編授業に臨みます。

 かなり、個別的な指導に変わってきます。

 そんな中ですが、授業も行います。

 月曜日には、国語、英語、数学、生物、物理、化学、日本史、政治・経済の講座を組んでいます。以下、毎日、同様な講座を展開していきます。空き時間は、各自自学自習することになります。

 3年生諸君は家で学習に励むのではなく、できるだけ学校に来て、勉強して欲しいものです。その方が、能率も上がりますし、精神的にも追い詰められなくていいと思いますので。「受験は団体戦」ですから、友人が頑張っている姿を見ていると、自分も頑張れるのです。また、自宅には、勉強を妨げるものがありますよね。「誘惑」に弱い諸君は、是非学校で勉強してください。先生方もすぐに相談に乗れますし。

 私は長野市で終日会議があり、朝から出かけてきました。高校校長会普通部会の会議です。先ほど、諏訪に戻ってきて、学校に立ち寄り、センターテストの結果の概容を野澤進路指導主事から伺い、官舎に戻り、この日記を書いています。

 会議の中で、講演を伺いました。講師の先生は、里見文部科学省生涯学習政策局政策課長(前高等教育局大学振興課長)さんです。演題は、「大学教育改革とこれからの高校教育について」でした。

 膨大な資料をもとに、講演が進みました。

 近年の大学改革の方向性

 これからの大学教育等の在り方についてのキーワードは、「グローバル化に対応した教育環境づくりを進める」、「イノベーション創出」、「学生を鍛え上げ社会に送り出す」、「社会人の学び直し機能の強化」、「大学の経営基盤の強化」といったものでしょうか。

 高等学校教育と大学教育との接続・大学入学者選抜の在り方については、「高等教育の質の向上」、「大学の人材育成機能の強化」、「能力・意欲・適正を多面的・総合的に評価・判定する大学入学者選抜への転換」→達成度テスト(基礎レベルと発展レベル)の導入の検討

 今後の学制等の在り方については、「新しい時代にふさわしい学制」→小中一貫教育の制度化、「社会から尊敬され学び続ける質の高い教師を確保するため、養成や採用、研修等の在り方を見直す」

 アクティブ・ラーニングの重要性についても言及されていました。

 中央教育審議会の答申のポイント

 以下に示したものについての説明がありました。

 「知識・技能を身につけるだけでなく、思考力・判断力・表現力を磨き、主体性を持って多様な人々と協働する」というところがポイントでしょうか。 

 平成26年12月22日の中央教育審議会の、「新しい時代にふさわしい高大接続の実現に向けた高等学校教育、大学教育、大学入学者選抜の一体化改革について」の答申も公表されています。以下からご覧いただけます。

 http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo0/toushin/1354191.htm

http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo0/toushin/__icsFiles/afieldfile/2015/01/14/1354191.pdf

 その他にも、特色づくりと学力向上について、4校の高校の校長先生の発表を伺いました。

 話は変わり、昨日7時限、総合的な学習の時間に、2学年はリクルート社から講師を招いて、小体育館で講演を伺いました。

 暖房を入れましたが、体育館故、それほど暖まりません。講師の先生、寒い中、講演をありがとうございました。

 私は、田口学年主任の挨拶と講師の先生の冒頭のお話だけ伺い、会場を後にしました。

 講演は、「自分に合った進学先の選び方」でした。

 昨日から、校長室の掃除分担が、3年生から2年生に変わりました。掃除に来た2年生に講演内容の感想を聞きましたが、「大変ためになった」と答えてくれました。

 


1月19日(月)センターテスト自己採点 2014-212

2015-01-19 19:27:22 | 日記

 土曜日に、本校生のセンター試験会場となった諏訪東京理科大学に行って参りました。小池学年主任の車に同乗させていただいて。諏訪東京理科大学を訪れたのは、はじめてでした。

 3年生の担任団6名が、二手に分かれて、ちょっとした激励の品を生徒達に渡していました。教頭先生も激励に駆けつけてくれました。保護者による送迎とバス利用では、受付までの導線が違っていたから、二手に分かれたわけです。

 2部担任の百瀬先生から、暖かいお茶を差し入れていただき、心も体も和みました。 

 日曜日も、担任の先生方は、会場で生徒を激励してくれました。

 寒い中、ありがとうございました。

駐車場の立て看

右に見える道を進み、会場へ

車から降りた生徒達は右側の建物に入っていきます

バスから降りた生徒達が遠方の左側の建物に入っていきます

 さて、本日午前中、3年生はセンターテストの自己採点を行いました。

 この結果を基に、生徒諸君は、保護者や先生方と相談の上、出願校を決めていきます。

 センター試験の結果によって、出願校を再考しなければならないこともあろうかと思います。

 現実には、センター試験の出来不出来が、その後の志願校を決める上で大きなウェイトを占めています。

 3年生諸君は、自分の進路ですから、最終的には自分で決断するわけですが、保護者や先生方とよく話をして、出願校を絞ってくださいね。

 私が帰ろうとして、進路指導室をのぞきますと、野澤進路指導主事が、生徒のセンターリサーチの結果を見ていました。

 「よろしくお願いします」と声をかけ、進路指導室を辞しました。

 本日、1・2年生に、センター試験の問題を、センターリサーチとして、取り組ませている学校もあります。

 話は変わり、本日から先生方との面談を実施します。約1カ月かけて実施する予定です。一人1時間ずつ設定しました。先生方よろしくお願いします。

 今回の面談では、今年1年の成果と課題、来年度の展望を話し合います。

  さらに話は変わり、本日から1学年は朝の読書を始めます。月曜日・火曜日・水曜日・金曜日です。時間帯は、9:25~9:35の10分間、1時限後の休み時間の5分間と、SHRの5分間をあわせて、時間を生み出しました。

 生徒達が、読む本は問いませんが、漫画・雑誌のたぐいを除いています。

 1学年の保護者の皆さんには、「学年通信」で、この取組についてご連絡申し上げました。

 私、この取組、大変期待しています。岩村田高校時代に担任をしているときに、自分のクラスだけでしたが、SHRの中で5分間だけ、朝の読書を生徒に課していたことがあったからです。そのとき、「田澤先生のクラスは、よく本を読みますね」と、他の先生方から褒められたことがあります。そのことが、彼らの人生にどのような効果があったかはわかりませんが、少なくとも、本を読む習慣化はできたと思っています。


1月16日(金)センター試験激励会 2014-211

2015-01-16 19:20:29 | 日記

 昨日の昼間の雪のせいで、今朝の道路は、ガリガリでした。朝、正門前では、事務室の宮澤さんがエンカルをまいてくださり、事務長さんは所々、雪かきを使い道路にへばりついている圧雪をはがしてくださいました。ありがとうございます。

 

校長室から窓の外を撮影

 校長室で執務をしていると、教頭先生がもろもろ報告に来てくれて、その合間に、「校長室から見える外の風景がいいですねぇ」というじゃありませんか。さすが国語科の教頭先生、「もののあわれ」といいましょうか、日本人の心情にかかわるいい感性を持っていますよね。それに比べて、我が身の鈍感さを恥じました。せめてもの記念にと思い撮影したのが、上記の写真です。

 さて、明日からのセンター試験に向けて、本日標記の集まりを昼休みに、南校舎3階多目的ホールで行いました。

 小池学年主任の挨拶、私からの挨拶、野澤進路指導主事の話、3学年副担任の小松先生と藤森先生からのお話と続きました。

野澤進路指導主事の話

さすが日本史の専門家、東大寺南大門の仁王像の話をたとえ話にしていました。

 最後に、私からちょっとしたサプライズをしました。

私からは、「平常心で臨んでください」と挨拶をしました。

3年生激励のエール

 昨日と今朝、百瀬教務主任に手伝ってもらい、「秘密練習」を行いました。

 ヒントは、「昔取った杵柄」ということにしておきましょう。

 http://kotowaza-allguide.com/mu/mukashitotta.html

 実は、私、高校時代、応援委員会に所属していました。そんなこともあり、エールを受験生に贈り、励まそうと思った次第です。口上の部分で噛んでしまい、少し悔しい思いをしましたが、二葉の校旗をたて、吹奏楽部から借りてきた太鼓を百瀬教務主任がたたき、その音に合わせて、白手袋をはめて、ワイシャツになり、靴を脱ぎ(高下駄と学ランが欲しかったなぁ)、久しぶりに(こうしたかたちで行うのは、40年近い昔以来)エールを行いました。

 エールは2種類行いました。県陵の通常バージョンと応援団長が行う特別バージョンの2種類です。

 本校では、応援練習はありませんので、ある意味本格的な応援のありようをきっとはじめて見た諸君も多かったと思います。

 久しぶりに行いましたので、実は今朝からかなり緊張していました。100%うまくいきませんでしたが、私の思いは、きっと受験生に届いたと思います。

 本校生は、茅野市にあります諏訪東京理科大学が受験会場になります。

 私も明日、教頭先生及び3年の担任の先生方とともに、受験会場に、「二葉」の幟旗を立てて、激励に行こうと思っています。

 頑張れ、二葉生!! 

  

 

 


1月15日(木)進路決定者講座卒業レポート発表会及び高校生会議 2014-210

2015-01-15 20:20:20 | 日記

 本日、1・2・4時限を使い、進路決定者講座卒業レポート発表会を行いました。以前にも、この校長日記で、このことについて、書いたことがあります。

 会場はパソコン教室です。

 テーブルマナーについて、ヘアスタイルについて、インテリア建築の世界、美容師について、公務員について、などのテーマで、各10分間、パワーポイントを使ってのプレゼンテーションを行いました。

 私は、他にやることがあり、2人の発表しか見ることができずに、すみませんでした。

 参観したのは、「ヘアスタイルについて」と「ファッションの変遷について」です。

 「顔のかたちで、それにあわせるヘアスタールを考えている」という話はおもしろかったですね。私も相談に乗ってもらいたいと思ったほどです。

 ファッションも、ちょっと考えてみれば、当たり前ですが、変遷があるんですよね。その変遷を1950年代から10年おきに示してもらいました。全くそうした方面に関心のなかった私にとっては、ちんぷんかんぷんの部分もありましたが、写真をふんだんに使っていて、よーくわかりました。

 ありがとうございました。

 また、放課後、スケートでインターハイと選抜大会に出場する原田君と堀さんに対して、同窓会と後援会からいただいたお祝いを、私から渡しました。

 2人ともがんばってきてくださいね。写真のとおり、2人とも笑顔が素敵でした。

 さらに、本日夜、諏訪市の「高校生を中心にしたまちづくり会議」の第2回が、市内の法光寺(諏訪市岡村1-16-5)をお借りして、18時から20時まで行われます。「すわ・ちぇんじ・みーてぃんぐ」という名前がついたようです。

 本校1年生3名が、高校生のとりまとめを担当しています。よろしくお願いします。

 http://www.hokoji.or.jp/origin.html

 私も、参加予定でしたが、思わぬ大雪に見舞われ、行くのを断念しました。校内事情もあったからでもあります。よって、3年生の小林君に私の代わりを託しました。

 というのは、オクレンジャーで以下の連絡をしたからです。

 積雪に対する連絡 【全体 宛て】

このメールは登録者全員に発信しています。

本日、次の内容の放送を放課後に流しました。
『全校生徒に連絡します。
 現在、大雪注意報が出ており、通学路にもかなりの積雪となっています。
 これから夜にかけてさらに積雪が予測されています。
 電車はいまのところほぼ正常に動いていますが、積雪の状況によっては遅れなどが生じる恐れもあります。
 よって、本日は6:30を完全下校とします。
 6:30以降に施錠の確認の見回りをします。
 皆さん、雪道に気をつけて下校してください。』

 明日は通学路の凍結に注意し、転倒などがないように気をつけて登校させてください。
01/15 18:12

 6時30分の完全下校を徹底させるために、教頭先生と教務の先生方と一緒に校内の見回りを行いました。

 6時30分完全下校という意味は、6時30分には、学校から出るということですよね。どうもその辺が徹底していないことがよくわかりました。最終的に最後の生徒が校門を出たのが、6時50分でした。保護者の皆さんから、「匿名性を担保した学校評価」の自由記述欄で、勉強と部活動の両立に関して、厳しいご意見を多数お寄せいただいていますが、この辺からきちんとしていかなければならないという、強い課題意識を改めて持ちました。

 今後、校長として、先生方と相談しながら、この辺のところをきちんと詰めていこうと思っています。

 なお、「匿名性を担保した学校評価」及び「匿名性を担保した授業評価」の全体集計を、本日、本校のウェブサイトに掲載しました。

 以下からご覧いただけます。

  http://www.nagano-c.ed.jp/futaba/H26hogohsaannke-to.pdf

  http://www.nagano-c.ed.jp/futaba/H26annke-tokouki.pdf

 以下の写真は、女子バミントン部の表彰写真です。

 1月11日に行われた、「平成26年度諏訪地区高等学校バドミントン1年生大会」で入賞した諸君です。

 女子ダブルスで2位と3位、女子シングルスで2位と3位とのことでした。今後も益々がんばってくださいね。写真は、顧問の竹村先生から頂戴しました。

 


1月14日(水)職員会 2014-209

2015-01-14 20:33:05 | 日記

 

今朝撮影の写真

詳細は昨日の校長日記をご覧ください。

   今朝、3年生の登校の様子を注意深く見守っていました。私も教頭先生も事務長も、マスクをして、挨拶を行いました。

 実は、登校段階では、マスクをしている生徒は少なかったですが、朝のSHRで担任の先生方が話をしましたら、皆、家からマスクを持ってきていて、授業中はマスクを全員がしていたそうです。「いいぞ、二葉生」、そう、心底思いましたよ。

 生徒に聞いたら、登校の時は、自分の息でマスクがぬれてしまうのだそうです。確かにそんな不具合もありますね。

 今日は職員会の日です。今年初めての職員会になります。

 この時期の職員会は、来年度の年間行事予定の作成についても審議しています。

 とりあえずは、年度当初の日程から審議することになります。年度当初の日程に関しては、入学式をいつにするかが、最大の審議事項となります。これにより、始業式、初職員会、入学式後の各種日程が決まってくるからです。

 本日、1学期始業式が、4月3日(金)、入学式が4月4日(土)と決めました。

 また、今年度の業務に対する「反省職員会」も行っています。この「反省」に基づき、次年度の改善点を考えるわけです。PDCAサイクルの実践ということです。

 プラン(Plan)・ドゥー(Do)・チェック(Check)・アクション(Action)のサイクルということです。

 以下の辞書を参考にご覧ください。

 http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/mb/%EF%BC%B0%EF%BC%A4%EF%BC%A3%EF%BC%A1%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%82%AF%E3%83%AB/m0u/

 特に、今日は、学習指導係から、今年度の反省を踏まえた来年度の計画について、提案がありました。今後、継続的に審議していくことになります。

 1月になりますと、今年度のまとめの仕事と相まって、来年度の準備も始まってきます。そうした意味では、この3学期は、我々にとって大変忙しい時期といえると思います。

 私からは、今後の先生方との面談計画について、職員会でお願いしました。

 教頭先生にお願いし、各教科ごとに面談日を設定し、その中で、都合のいい時間を先生方に選んでいただいています。各教科の主任の先生方にご足労をおかけします。なお、面談は19日からひとり1時間を設定し、行います。

 また、「匿名性を担保した授業評価」と「匿名性を担保した学校評価」の全体集計も、職員会で教務係から報告がありました。今後、本校のウェブサイト上に公開していきます。

 「匿名性を担保した学校評価」の「自由記述欄」に以下のようなご指摘がありました。

 「朝、南校舎のファンヒーターの点火時刻が8時15分と聞いています。もう少し早くから、ファンヒーターを焚いてもらえませんか」というものでした。

 さっそく、事務室に掛け合い、事務長と事務長補佐が中心となり、検討してくださり、防災係にも相談し、本日の職員会で、明日から、8時にファンヒーターの点火時刻を変更することにしました。

 保護者の皆さんのご要望で、できることはすぐに改善するように努力しております。今回の改善も、保護者アンケートの記述に対しての対応ということです。

 自由記述欄の他の要望についても、現在検討しているものもあります。おって、また報告できるものはしていきますのでよろしくお願いします。

 ところで、皆さん、以下の本をご存じですか。この3連休中に読みました。

 「チャレンジして失敗することを恐れるよりも、何もしないことを恐れろ」(155p)という言葉が、いたく印象に残りました。二葉生に私からも贈りたい言葉です。

 


1月13日(火)南信高校校長会・研究協議会 2014-208

2015-01-13 19:35:21 | 日記

 この3連休、皆さん、いかがお過ごしだったでしょうか。

 私は、土曜日午後、金曜日に引き続き、諏訪清陵高校附属清陵中学校の講義室に出かけてきました。あとは、のんびりと本を読んだり、インターネットで映画を見たりしながら過ごしました。良き休養になりました。

 土曜日は、石城諏訪清陵高校校長先生のお誘いを受け、三澤勝衛記念文庫運営委員会Presents 諏訪力講座 第1回 のビデオ収録に参加したわけです。この講演は、今後、LCVで、放映されるかと思います。

 第1回は、すでに9月に行われたそうですが、今回、収録用に、再度、講演が行われました。講師は、「諏訪力」の言葉の考案者の石埜穂高さんでした。

 会場には、清陵高校の2年生も1名参加していました。石城校長先生に紹介してもらい、少し話をしました。将来は、文学部史学科で勉強したいということで、清陵では、歴史系の同好会で活動しているそうです。清陵も、かつて、たしか、地歴部があったと記憶しています。部員不足でしょうか、今はなくなってしまったそうです。高校の歴史系の部活動が衰退しています。こんな中、また、清陵で地歴部が復活するといいなぁと、こうした部活動に高校時代に入部していた私は強く思った次第です。

 私が彼のためにできることがあるかどうかわかりませんが、名刺を渡して、「もし、私に相談したいことがあれば、メールアドレスが書いてあるので、いつでも連絡ください」と話をしました。

 講演内容は、ここでは省きますが、ノートを持って行かなかったので、石城校長先生に講演を書き取るメモ用紙をいただきました。金曜日の講演での最重要ポイント、「ノート、もぎとり、うなずき」を自分も実践するべきだと思ったからです。

 こうした講座を、諏訪清陵高校が行っていること、大変すばらしいことだと私は思います。

 かつての高等学校(旧制の中学校・高等女学校等)は、地域の文化センター、文化の発信拠点でありました。こうした「地域の文化センター」的機能を、また、復活させることができないかと、個人的には、かねがね思っていたからでもあります。

 さて、本日は標記の会議が伊那市で行われました。

 伊那市の会場

 いつものとおり、これもまた、諏訪清陵高校の石城校長先生と一緒に出かけてきました。「二葉」を7時20分に出発しました。

 今日の会議も、重要な案件がありますので、一日、気を張って過ごしました。

 夕方、会議から戻り、教頭先生など関係の先生方と打ち合わせを行いました。

 3年生に、インフルエンザ罹患者が発生したとの報告を受けました。

 「転ばぬ先の杖」ということざわもあります。

 http://kotowaza-allguide.com/ko/korobanusakinotsue.html

 本校では、さっそく、「オクレンジャー」を通じて、3年生の保護者の皆さんに以下の連絡をしました。

 センター試験に備えマスク着用について 【(3年or職員)  宛て】

 3年生にインフルエンザの罹患者が出ました。今週のセンター試験に備え、明日の登校時から、3年生全員マスク着用、校内及び教室内に入る際の手のアルコール消毒、日常的な手洗い・うがいの励行をお願いします。また、発熱した場合は無理せず自宅で休養し、感染が疑われる場合は医療機関を受診するなど適切な対応をお願いします。センター試験は将来に関わる大切な機会であることを鑑み、特にマスクの着用についてはご指導の徹底をよろしくお願いします。
01/13 18:24


1月9日(金)1・2年中間考査3日目、壮行会 2014-207 

2015-01-09 22:44:47 | 日記

 本日、試験終了後、1・2年生だけですが、小体育館に集まり、スケートでインターハイに出場する原田君と堀さんの壮行会を行いました。暮れに、生徒会の中村副会長が、「挨拶をお願いします」と、校長室に来てくれました。実は、年明けにも、再度確認のために来てくれました。そのときに、「時間が12時5分からになりました」と、訂正もありました。

 なお、2人は、国体の選手にも選ばれ、さらに2月下旬に北海道で行われる選抜大会にも出場します。

 今朝、体育科に用事があり伺った際に、生徒会顧問の伊藤先生に、上記の話を申し上げました。

 また、「年末に、運動部の生徒を総動員して、鈴木先生が大掃除を行ってくださった」と、教頭先生から聞いていましたので、そのお礼も鈴木先生に申し上げました。

 今回の壮行会、2年生の生徒会執行部にとっては、初めての壮行会でしたので、リハーサルを入念に行ったそうです。顧問の竹村先生からそんな話も伺いました。

 インターハイは、山形県で行われます。引率は濱先生にお願いしています。外部コーチの大村さんにもお世話になります。

 私からは、「本校のスケート部は、全国大会で総合優勝を3回していることを申し上げ、是非、『二葉』の名前を全国に知らしめてきて欲しい」と激励しました。

  

選手入場

応援

全国大会に出場する原田君と堀さん

 本日、懸垂幕も南校舎に飾りました。

 3年生は、センター試験直前ですので、通常の授業を行いました。

 壮行会後、私は諏訪清陵高校附属中学校の講演会を聞きに行こうと計画していたのですが、本校の職員のご家族にご不幸があり、その告別式に参列するために、昨日の段階では断念したのでした。しかし、今朝になり、日程的に、何とかなりそうだと考え直し、「清陵」に伺いました。

 さて、この講演会、開智未来中学・高等学校の関根均校長先生の講演でした。関根校長先生の講演を、一度、本県の校長研修でお聞きしています。

 今回、関根校長先生から、私の「校長日記」に、「講演内容のことを書いても結構です」と、講演終了後に許諾を得ましたので、少し、気合いを入れて、60分を超える講演について、その要旨と感想を記したいと思います。

 さすがに、本校ではなく、「清陵」の講演会でしたので、講演に関する写真はありません。あしからず。

 今回の講演会、諏訪清陵高校の1年生6クラスと、附属中学校の1年生2クラスが、中学生等の講義室に集まり、関根校長先生の「学びのアプリ」を聞いていました。

 全体的な印象は、この後に記述する講演内容のすばらしさはもちろんですが、関根校長先生の、その話す姿勢といえばいいのでしょうか、話術の巧みさというべきでしょか、迫力というべきか、強烈なインパクトがありました。

 これは校長研修で講演を伺ったときにも感じたことです。

 それでは、以下講演内容についてです。

 開智未来中学・高校で、関根校長先生が実際に取り組まれている「哲学」の授業を、「清陵生」にも話したということだと思います

 それでは、なぜ、人は学ぶのでしょうか、また、どのように学べばいいのでしょうか。

 「勉強するのはなぜなんだ」、ということを、この「校長日記」をお読みの皆さん、考えたことがありますか。

 例えば、高校生であれば、「いい大学に入るため」とか、「自分の学びたいことを学べるところに進学するため」とか、ある意味、即物的な答えもあるでしょう。

 関根校長先生のレジュメには、「開智未来では4つのレベルの学力があると考えています」とし、

 1 受験学力

 2 教科学力

 3 一般学習力

 4 人間力

 とありました。

 「受験学力を引き上げると人間力も上がる。人間力を引き上げると受験学力も上がる」とも書いてありました。 

 要は、「人間力を高める」ために、学ぶということなのでしょう。

 そこで、「学びの基本姿勢」についての話です。

 「メモ、もぎとり、うなずき」を習慣化・身体化するということについて、この具体的な話で、講演は終わりました。

 まず、メモをとることから。

 メモのポイント メモを速くとると、脳の働きが速くなる

 1 耳をすませて聞こう

 2 たくさん、速く、読みやすい字でメモをする

 3 図式化してメモしよう:「かこむ」と「つなげる」

 4 メモは3回読み返す(インプット→スループット→アウトプット)

  ①ぬり絵 色をつけよう

  ②書き加え メモの主体化

  ここは少し詳しく書きますと、

  大事なことは、「赤」色を使うとの話で、なぜ、「赤色を使うのか、隣同士で話し合ってください」というので、石城校長先生と私も話し合いましたよ。

 「重要あるいは大切だから赤色を使う」ということだとして、何を持って重要なこと大切なこととするのかという、少し抽象的な概念の話になってきました。

 最終的には、何が重要か、大切か、自分で吟味して、「赤」で書くかどうかを一つ一つ確認することが重要だといった話でした。

 次に青で書く場合。

 授業のタイトルは、青で書く。これから学ぶことを明確化する。

 また、わからなかったことを青でマークする。

 最後は自分の好きな色を使う。ちなみに関根校長先生は、緑とおっしゃっていました。

 これは、自分の考えたこと、自分の発想は自分の好みの色で書くとのことでした。

 さぁ、こうした話を、私も、上記の色を使い、記してみました。

 

 もぎとり 以下、関根校長先生のレジュメから

 ◇〈もぎとり〉という「生きる姿勢」
 「もぎ取り読み」とは、読んでいて重要だと思ったところやキーワードを気迫を込めてグリグリっと赤のペンで囲んだりラインを引いたりしてチェックし、そうやって本を汚しながらもぎ取った言葉を頭の中にたたき込む、という「読む技法」です。
 私たちは本や資料などを読むとき、ほとんどのものは1回しか読みません。そして、たとえ大切に綴(と)じ込んだとしても、最終的には読まずに捨てることになってしまいます。だから、その1回の読みで頭の中に入るよう、資料や本はどんなに汚してもよいのです。
 この姿勢を「もぎとり」と呼んでいます。メモを取ることも、空中の言葉をもぎ取ることです。もっと広い意味で、気迫をもってたった1回しか起こらない現実に向かう態度を「もぎ取り」と私は定義しています。鳥の声に耳を澄ませる。朝ご飯の味噌汁を「おいしい!」と心から味わう。風に揺れる新緑の欅(けやき)の葉を凝視(ぎょうし)して「美しい!」と思う。これらも「もぎとり」です。このように「もぎとり」とはたった1回しかないかけがえのない一生を大切に生きる姿勢なのです。

 うなずき これも、以下、関根校長先生のレジュメから

 ◇〈なるほど〉という「学ぶ姿勢」
 「なるほど読み」とは、心の中で「なるほど、なるほど」と呟(つぶや)きながら読む方法です。心から納得したときにはさらに首を縦に振ります。そうすると理解できないと思っていた文章が理解できるようになります。
 心を開いて素直にならないと身体の中に言葉は入ってきません。「なるほど」を身体で表現すると「うなずき」になります。人の話を聴くときはうなずきながら聴く。そうすると相手の言うことを素直に受け止められるようになります。実は、この方法は外部と自分の間のシャッターとなっている「自我という殻(から)」を取り去る方法なのです。

 伺った内容を、どうもうまく文章化できていませんが、「メモ、もぎとり、うなずき」とはどういったことか、おわかりになったでしょうか。

 詳しく知りたい方は、関根校長先生のブログ、以下からご覧いただけます。内容の濃いブログです。私も、この「校長日記」を書く際に参考にさせていただいています。

 今日の講演のことも、昨日のブログに書かれていました。

 なお、本日の午前10時頃からしばらくの間、入試の関係で、開智未来高校のウェブサイトはご覧になれません。そんなことも申し添えておきます。

 http://www.kaichimirai.ed.jp/%E5%AD%A6%E6%A0%A1%E6%A6%82%E8%A6%81/%E6%A0%A1%E9%95%B7%E3%81%8B%E3%82%89%E3%81%AE%E3%83%A1%E3%83%83%E3%82%BB%E3%83%BC%E3%82%B8/

 実は、明日も、清陵中学校に、午後出かけます。その話は、また後日、記します。

 今日は、壮行会、清陵での講演会、告別式参列とかなり内容の濃い一日を過ごしました。