長野県諏訪二葉高等学校校長日記 2014・2015

諏訪二葉高校の校長です。校長の視点から学校の様子をお伝えしたいと思います。登校日毎日更新を目指します。ご愛読願います。

12月26日(金)2学期終業式 2014-202

2014-12-26 23:50:59 | 日記

 本日は午前4時間授業後、昼食を挟み、大掃除後、終業式を行いました。インフルエンザの流行も心配でしたので、放送で私の話を行いました。生徒の皆さんを前に話ができないのは、少し残念ですが、寒くもあり、致し方ないと思っています。

放送委員が放送室でサポートしてくれました。ありがとう。

 インフルエンザの予防接種を、皆さん行いましたか。私も12月になり、遅ればせながら、接種してきました。来年はもう少し早く予防接種をしようと思っています。

 明日から、1月5日まで年末年始休業となります。この校長日記で前にも書きましたが、事務室も明日27日から4日まで開いていませんので、よろしくお願いします。

 終業式では、「今年の世相をあらわす漢字」についてふれました。

 私の話の内容を書き取るメモ用紙を、予め百瀬教務主任が準備してくださいました。ありがとうございます。ただ、話を聞いているだけでは、「まずい」と思い、話の内容を書き取る用紙を配ることにしました。講話の中で、ペアワークも行いました。

   

3年生の様子です。

1年生の様子です。

 終業式での話の内容は、本校ウェブサイト上にアップしましたのでそちらをご覧ください。

 http://www.nagano-c.ed.jp/futaba/

 終業式後、LHRの時間帯に、教務の百瀬主任と松下先生が、予め用意してくださっていた本日のキーワード、「税」と「新」の二文字を、「生徒達が忘れないように」と、生徒用昇降口に張り出してくれました。この「一手間も二手間もかけた仕事ぶり」、本当にありがとうございます。

 ということで、しばらく、この校長日記もお休みします。休み中、もしかしたら、書くかもしれません。

 皆さん、「良いお年を」。

 


12月25日(木)昭和50年からの卒業生動向 2014-201

2014-12-25 18:00:47 | 日記

  昨日午前中、校長室の隣の応接室から、先生方の声が聞こえました。「この時間は学年会でもないし、どうしたのだろう」と思い、応接室を覗きますと、『匿名性を担保した学校評価』の保護者の皆さんからの封筒を、教務係の先生方と教頭先生が、一通一通、封筒から取り出していました。

 今後、集計しまして、何らかのかたちで公表します。

 自由記述欄に関して、教頭先生が、「校長先生、こんな保護者の方からの記述がありますよ」と渡してくださったいくつかの用紙を要約しますと、「校長先生の校長日記、毎日拝見させていただいています。毎日、2度の更新、お疲れ様です。子どもたちの状況がよくわかり、本当にありがとうございます。これからも続けてください。」といった記述が複数ありました。

 正直に申し上げますが、大変嬉しく思いました。確かに朝と夜、ほとんどの日記を2度更新しています。

 一方、責任重大です。

 自由記述欄に書かれた内容は、たいてい、保護者の皆さんからの学校への要望事項が多いものです。

 そんな中、あえて、この校長日記に対して、好意的なコメントを頂戴したことをありがたく思っています。

 「校長先生、4行はいけませんね」との、だめ押しのような教頭先生の言葉をかみしめながら、さらに生徒の様子を校長の視点から、今後も書いて参りたいと思いました。

 ハードルが高くなり、私としては、大変厳しい状況に追い込まれましたが、軽井沢高校でも、2年間書いて参りましたので、登校日毎日更新は何とかなります。内容の充実が今後の課題です。

 http://blog.goo.ne.jp/tazawa2012

 今日は午後、保護者の皆さんがお書きになった自由記述欄を、すべて目を通しました。保護者の皆さんの要望事項は、各分掌係にしっかり伝え、対応策を考えます。しばし、お待ちください。

 さて、本日は、昭和50年から一気に昨年度までの状況を記します。

 年度、卒業生数、進学者数、就職者数、国公立大合格者数、私立大合格者数、国公立短大合格者数、私立短大合格者数の順に記し、その中で、国公立大の特徴的な合格校と人数だけ記します。

 昭和50年 266、217、23:31、160、33、101

 北海道大学1名、筑波大学3名、東京外語大学2名、東京学芸大学2名、新潟大学3名、信州大学10名、都留文科大学3名

 昭和51年 280、216、39:27、163、27、124

 筑波大学4名、新潟大学3名、信州大学6名、都留文科大学6名

 昭和52年 269、194、45:28、115、25、110

 お茶の水女子大学2名、千葉大学3名、新潟大学3名、信州大学9名、都留文科大学4名

 昭和53年 274、205、33:15、139、33,100

 お茶の水女子大学1名、筑波大学1名、信州大学9名、都留文科大学5名

 この昭和53年度卒業生から共通一次試験が始まりました。

 昭和54年 275、208、43:25、111、19、110

 筑波大学2名、宮城教育大学2名、千葉大学2名、東京学芸大学2名、信州大学7名、都留文科大学3名

 昭和55年 316、242、41:15、80、22、98

 筑波大学3名、上越教育大学3名、信州大学3名、山梨大学2名、都留文科大学2名

 昭和56年 272、199、40:21、122、24、85

 お茶の水女子大学1名、筑波大学2名、信州大学9名、山梨大学2名

 昭和57年 272、212、26:20、103、17,115

 東京大学1名東北大学1名、筑波大学1名、上越教育大学2名、信州大学3名、都留文科大学3名

 昭和58年 275、208、33:30、47、13、78

 この年から、私立大学、国公立短大、私立短大が合格者数ではなく進学者数になります。国公立大学は現役17、浪人13です。以下の数字は現浪あわせた数字です。

 筑波大学2名、信州大学11名、都留文科大学3名

 昭和59年 267、187、45:27、39、14、72

 千葉大学2名、東京学芸大学2名、信州大学11名、都留文科大学5名

 昭和60年 269、185、42:11、40、14、72

 新潟大学2名、信州大学3名

 昭和61年 357、268、42:11、42、14、128

 筑波大学1名、上越教育大学2名、信州大学1名

 昭和62年 359、288、33:36、53、14、117

 新潟大学4名、上越教育大学5名、信州大学4名、山梨大学4名、都留文科大学4名

 昭和63年 355、264、35:22、44、15、94

 茨城大学2名、新潟大学2名、富山大学3名、信州大学3名、都留文科大学4名

 平成元年 この年から男子の卒業生が出ます。卒業生の内数として、男子の数を記します。

      359、84、252、20:36、56、21、111

 山形大学2名、上越教育大学2名、信州大学9名、山梨大学2名、愛知教育大学2名、都留文科大学2名

 平成2年 357、124、241、24:30、81、16、78

 上越教育大学2名、信州大学8名、山梨大学2名、都留文科大学4名

 平成3年 354、126、233、11:43、65、23、96

 山形大学2名、東京学芸大学3名、電気通信大学3名、富山大学2名、信州大学10名、山梨大学4名

 平成4年 360、105、269、11:54、75、21、103

 茨城大学4名、群馬大学2名、埼玉大学3名、東京学芸大学2名、電気通信大学4名、新潟大学2名、信州大学14名、山梨大学7名

 平成5年 361、123、250、13:38、75、19、91

 茨城大学2名、千葉大学2名、埼玉大学2名、富山大学4名、信州大学6名、都留文科大学5名

 平成6年 357、107、257、7:29、73、28、98

 山形大学2名、茨城大学3名、千葉大学2名、群馬大学2名、上越教育大学3名、信州大学5名、山梨大学3名、長野県看護大学1名

 平成7年 357、124、275、3:52、98、14、70

 筑波大学3名、茨城大学5名、千葉大学2名、新潟大学2名、信州大学13名、山梨大学10名、長野県看護大学1名

 平成8年 326、117、246、1:38、112、19、50

 群馬大学2名、富山大学3名、信州大学9名、山梨大学6名、都留文科大学2名

 平成9年 319、117、229、7:41、93、12、51

 名古屋大学2名、筑波大学2名、山形大学4名、新潟大学2名、信州大学4名、山梨大学6名、長野県看護大学3名、都留文科大学2名

 平成10年 279、104、217、6:39、89、14、38

 茨城大学2名、埼玉大学3名、新潟大学2名、富山大学2名、信州大学13名、山梨大学3名、長野県看護大学1名

 平成11年 277、99、219、0:41、115、5、34

 筑波大学1名、茨城大学2名、新潟大学5名、信州大学5名、山梨大学4名、静岡大学2名、長野県看護大学2名、都留文科大学4名

 平成12年 275、100、208、4:45、90、5、24

 群馬大学2名、埼玉大学2名、信州大学14名、山梨大学6名、長野県看護大学2名、都留文科大学2名

 平成13年 229、91、183、7:41、83、10、20

 北海道大学1名、名古屋大学1名、茨城大学2名、富山大学2名、信州大学13名、山梨大学5名、静岡大学2名、都留文科大学2名

 平成14年 247、84、201、1:58、73、10、22

 筑波大学2名、福島大学3名、群馬大学2名、新潟大学2名、上越教育大学2名、富山大学2名、信州大学22名、山梨大学2名、静岡大学3名、長野県看護大学3名

 平成15年 240、80、201、1:69、91、8、13

 大阪大学1名、筑波大学1名、茨城大学2名、宇都宮大学2名、群馬大学2名、新潟大学3名、信州大学15名、山梨大学10名、静岡大学3名、長野県看護大学1名

 平成16年 234、87、194、2:43、92、5、17

 東北大学1名、筑波大学1名、新潟大学3名、富山大学2名、信州大学12名、山梨大学2名、長野県看護大学2名、都留文科大学4名

 平成17年 237、78、190、1:38、77、8、18

 名古屋大学1名、筑波大学1名、茨城大学4名、新潟大学2名、信州大学7名、山梨大学4名、静岡大学2名、長野県看護大学3名、都留文科大学3名、山梨県立大学5名

 平成18年 242、93、202、1:82119、5、9

 北海道大学1名、北見工業大学4名、秋田大学2名、茨城大学2名、群馬大学3名、横浜国立大学2名、信州大学19名、山梨大学8名、長野県看護大学2名、都留文科大学3名、山梨県立大学7名

 平成19年 243、85、208、1:68120、5,9

 一橋大学1名東北大学1名、名古屋大学1名、東京外国語大学1名、茨城大学4名、埼玉大学4名、東京学芸大学2名、富山大学3名、信州大学20名、山梨大学5名、長野県看護大学5名

 平成20年 201、73、181、0:60102、8、10

 埼玉大学3名、富山大学2名、信州大学20名、山梨大学5名、静岡大学5名、長野県看護大学3名

 平成21年 201、87、162、3:48、88、6、7

 千葉大学3名、埼玉大学2名、信州大学15名、山梨大学2名、都留文科大学4名、山梨県立大学2名

 平成22年 203、57、178、1:60、91、6、11 

 北海道大学1名、名古屋大学1名、筑波大学1名、埼玉大学5名、横浜国立大学2名、信州大学19名、山梨大学5名、長野県看護大学4名、山梨県立大学3名

 平成23年 238、82、207、1:50111、6、14

 大阪大学1名、神戸大学1名、信州大学22名、山梨大学4名、長野県看護大学2名、都留文科大学3名

 平成24年 236、84、207、2:51126、6、7

 東北大学1名、群馬大学2名、信州大学16名、長野県看護大学2名、都留文科大学3名

 平成25年 231、85、204、4:40、126、2,12

 北海道大学1名、東京学芸大学2名、信州大学7名、山梨大学3名、都留文科大学3名、山梨県立大学3名、高崎経済大学2名

 数字的にはこんな感じです。

 国公立短大、主な私立大学のデータも調べましたが、それはまたの機会に記します。

 3回にわたり、データを紹介しました。進学者数が増加し就職者が激減していく様子、徐々に短大進学者数が減少し、4年制大学進学者数が増加していく様子、現浪合計ですが、国公立大学進学者が増加していく様子などが読み取れたでしょうか。ポイントとなる数字を朱書きしておきました。

 話は変わり、本日午後、学校衛生委員会を開催しました。議題は、職員健康診断について、職場環境衛生について、危険箇所について、勤務時間調査の結果についてなどです。この委員会、委員長は私が務めています。

 さらに話は変わり、吹奏楽部顧問の藤森先生が、以下の賞状を持ってきてくださいました。本校の吹奏楽部の金管八重奏チームが、第44回長野県アンサンブルコンテスト南信地区大会で金賞を受賞し、県大会に出場することになりました。おめでとうございます。

 


12月24日(水)午後面談及び筑波大学伊藤純郎教授出前授業 2014-200

2014-12-24 22:51:30 | 日記

 昨日午後2時から、「三澤勝衛先生記念文庫連続講座」が諏訪清陵高校附属中学校講義室で行われ、出かけてきました。石城諏訪清陵高校校長先生からお誘いを受けました。ありがとうございます。

 三澤先生については、諏訪清陵高校のウェブサイトをご覧ください。

 http://www.nagano-c.ed.jp/seiryohs/_src/sc1807/misawabunko12th.pdf

 三澤先生の教育が、諏訪清陵高校に脈々と受け継がれているところが、社会科教員であった(である)私としては、何とも嬉しいですよね。

 実は、以前に大学時代の恩師千葉徳爾先生が、諏訪清陵高校の三澤文庫をご覧になりたいというので、私も一緒に三澤文庫を拝見したことがあります。20年以上前のことだったかと思います。大学の先輩、中村先生と一緒に拝見しました。

 当時の旧制諏訪中学校生徒に出した宿題、「自分の住む集落の道祖神を中心とした見取り図」を見ましたが、いつか、自分も、それとの比較をしてみたいと、密かに思っているものです。

  

 本日、後述する出前授業終了後、石城校長先生のご配慮で、筑波大学の伊藤純郎教授と諏訪清陵高校の三澤文庫を伺った際に再会した絵図の一部です。感激しました。

 昨日、講師の五味省七氏の「諏訪の温泉基盤と地層・地質について」を拝聴しました。諏訪地方の温泉井戸は、現在、掘削深井戸が多いことを知りました。先日、「鷺乃湯」にでかけ、温泉の由来を読みましたところ、温泉の水質が変わった趣旨のことが書かれていて、なぜか疑問に思ったのですが、講演で納得しました。

 次回は1月25日(日)14時から、高見俊樹諏訪市教育次長さんの講演です。「諏訪力 縄文の丘ー清水ヶ丘と二葉ヶ丘」です。

 「清陵生と二葉生の通う2つの丘は、5千年前、黒曜石を携えた縄文人たちの通い路だった。後略」

 このような話ならば、「二葉の校長」として、「うかわなければ」という強い使命感が芽生えています。

 次々回は2月11日(水)14時から、沖野信州大学名誉教授の「御神渡について~自然科学の立場から~」です。沖野先生には、様々な面でお世話になっていますので、私も出かけようと思っています。

 さて、今日と明日の面談に関しては、午前4時間授業として、午後を面談の時間にしています。

 そんな中、今日の午後、筑波大学の伊藤純郎教授が出前授業に来てくださいました。日程調整や希望生徒の調整は野澤進路指導主事が行ってくださいました。ありがとうございます。生徒が30人以上も集まりました。

  

  百瀬教務主任作成の案内板

 伊藤先生には、個人的にも、学生時代からお世話になっています。ということは、40年近いおつきあいになります。伊藤先生は、信州出身の先輩でもあります。私が小海高校在職中には、大学院生と高校との交流事業でもお世話になりましたし、長野東高校や上田高校の教頭時代にも、伊藤先生の指導する大学院生が出前授業を行ってくださいました。

 この校長日記でも書きました「社会科教育研究会」でもお世話になっています。「長野県高等学校歴史教育研究会」でも、講演をお願いしました。

 伊藤先生の単著及び編著に、以下の本があります。一部紹介します。

http://www.nsk-japan.com/book/rekig.htm

柳田国男と信州地方史 郷土教育運動の研究増補 

フィ-ルドワ-ク茨城県の戦争遺跡 商品の詳細

 この『調べてみよう地域・郷土』(ぎょうせい)には、編者の伊藤先生に勧められ、私も分担執筆しています。

 今日は、私も生徒と一緒に出前授業を拝聴しました。

 出前授業の内容については、あえてふれませんが、拝聴した生徒諸君も満足したことと思います。講義終了後、個別懇談を申し出た生徒が、多々いたことからも、伊藤先生の講義が、本校生徒に与えた影響力の大きさを示していると思います。

 

 

 


12月22日(月)昭和44年から49年の卒業生動向 2014-199

2014-12-22 18:18:45 | 日記

 先週の土曜日、諏訪国際交流協会の「クリスマス交流会」に、英語科の永田先生と出席してきました。諏訪清陵高校の石城校長先生も一緒でした。セントルイスに派遣される本校生徒諸君も何人か出席しました。

 この交流会、諏訪地域在住の外国人の方々との交流を目的とするものです。

 午後5時から、ホテル鷺乃湯で行いました。

 諏訪市セントルイス市姉妹都市提携40周年記念訪問報告会、地域の外国の方々との交流、セントルイス生活体験事業参加高校生との交流などが行われました。

 今朝、校長室でメールのチェックをしていると、ドアをノックする音が聞こえました。「はい、どうぞ」と応ずると、「失礼します」と3年生が入ってきました。先週の金曜日に合格発表があった生徒だったので、「結果はどうでしたか」と聞くと、「合格でした」とのこと。「学校に通知は届いていませんか」というので、事務室に聞くと、学校にも通知が届いていました。

 この生徒、私が最初に面接練習したときから、試験日までの間に、日程的に余裕がありましたので、日をずらして3回面接練習をしました。志望学部に関連する本も勧めたりして、私としてもできうることはしましたので、正直、よかったです。

 これで、推薦入試関連の面接練習は一応終わりです。この後、センター試験を受験しての推薦入試もありますが、それは、センター試験後につきあうつもりです。また、国公立大学二次試験の小論文指導も野澤進路指導主事に頼まれましたので、できうる限り協力したいと思います。

 野澤進路指導主事にはすでに話をしていますが、「来年度は、面接試験直前ではなく、志願理由書の作成段階から、私の専門とする分野に関わる生徒は面倒を見たい」と申し上げています。

 さて、本日も引き続き、「学校要覧」の進路指導の頁を紹介します。

 本当は、当時の状況も調べて、さらに奥行きのある話にしたいところですが、データ処理だけでも、相当な時間を費やしていますので、とりあえず数字と若干の解説でご勘弁願います。

 昭和44年 卒業者数 271 進学者数 160 就職者数 88など

 この年から、就職者数が2桁に減りました。

 国公立大学 19 私立大学 50 国公立短大 32 私立短大 94など

 お茶の水女子大学3名、東京学芸大学2名、信州大学9名、早稲田大学3名、上智大学1名、津田塾大学3名、長野県短大12名、山梨県短大13名というのが特徴的な数字です。

 昭和45年 卒業生数 270 進学者数 183 就職者数 78など

 国公立大学 36 私立大学 88 国公立短大 39 私立短大65など

 お茶の水女子大学2名、千葉大学2名、埼玉大学2名、東京学芸大学3名、信州大学13名、山梨大学2名、都留文科大学8名、慶応義塾大学4名、津田塾大学5名、東京女子大学5名、日本女子大学5名、立教大学2名、長野県短大10名、山梨県短大13名というのが主な数字です。

 昭和46年 卒業生数 271 進学者数 188 就職者数 65など

 国公立大学 37 私立大学 105 国公立短大 29 私立短大 92など

 私立大学の合格者数が3桁になりました。

 お茶の水女子大学4名、千葉大学3名、東京学芸大学2名、新潟大学5名、信州大学13名、都留文科大学5名、慶應義塾大学2名、早稲田大学2名、津田塾大学8名、東京女子大学5名、日本女子大学8名、法政大学3名、明治大学5名、立教大学2名、長野県短大8名、山梨県短大8名といったところです。

 昭和47年 卒業生数 272 進学者数 213 就職者数 40など

 この年、進学者数がはじめて200人台を突破しました。

 国公立大学 39 私立大学 131 国公立短大 36 私立短大 118など

 この年からしばらくの間私立短大合格者数が3桁を記録しています。

 お茶の水女子大学6名、大阪外語大学1名、千葉大学6名、埼玉大学2名、東京学芸大学4名、信州大学9名、都留文科大学4名、慶應義塾大学2名、早稲田大学2名、津田塾大学8名、日本女子大学16名、中央大学2名、明治大学2名、立命館大学2名、長野県短期大学17名、山梨県短大10名

 お茶の水女子大学に6名の合格者を出した年です。千葉大学の6名合格もその後の本校の歴史ではありません。

 昭和48年 卒業生数 271 進学者数 196 就職者数 43など

 国公立大学 30 私立大学 158 国公立短大 26 私立短大 102

 お茶の水女子大学3名、東京学芸大学6名、信州大学8名、都留文科大学4名、早稲田大学4名、津田塾大学5名、日本女子大学12名、中央大学2名、明治大学4名、立教大学2名、長野県短大13名、山梨県短大4名などです。

 昭和49年 卒業生数 269 進学者数 212 就職者数 24など

 国公立大学 38 私立大学 142 国公立短大 29 私立短大 114

 東京大学1名、筑波大学4名、お茶の水女子大学1名、千葉大学2名、東京外語大学1名、東京学芸大学4名、新潟大学2名、信州大学10名、都留文科大学7名、慶應義塾大学1名、早稲田大学2名、津田塾大学4名、日本女子大学7名、中央大学3名、明治大学3名、立教大学2名、信州大学医療技短4名、長野県短大9名、山梨県短大4名

 本校の昭和40年以降のデータを見る限り、東京大学合格者はこの年と昭和57年に各1名おります。また、昭和48年10月に開校した筑波大学の1期生に4名の合格者を出しています。信州大学医療技術短期大学もこの年に設置されました。

 昭和50年代以降の進路動向は、また、書くことにします。


12月19日(金)再び「学校要覧」から 2014-198

2014-12-19 21:18:29 | 日記

 今朝は冷え込みました。氷点下10度以下でした。感覚的には1月末から2月上旬の寒さでした。

 この寒さが連日続くようなら、「12月中に、御神渡り(おみわたり)になるよね」というのが、今朝の教務室の会話でした。

 http://www.city.suwa.lg.jp/scm/dat/special/omiwatari/

 登校してきた生徒達も寒そうでした。オーバーズボンをしっかりはいてきた諸君は、ナイス選択。中には、もう少し暖かい格好をしてきた方がいいのではないかと思う生徒諸君もいました。特に女子生徒諸君、諸君の健康状況が非常に心配になります。これは今だけの問題ではありません。将来のことも心配しています。

 さて、本校の「学校要覧」から、進路情報を年度別に調べてみました。

 少し紹介します。

 昭和38年 卒業者数 267 進学者 103 就職者 150 など

  国公立大学 18 私立大学 21 国公立短大 6 私立短大 38

  各種学校 20

 昭和39年 卒業者数 304 進学者 130 就職者 159 など

  国公立大学 17 私立大学 35 国公立短大 6 私立短大 48

  各種学校 27

 昭和40年 卒業者数 357 進学者 159 就職者 169 など

  国公立大学 7 私立大学 44 国公立短大 20 私立短大 62

  各種学校 32

 この年から、個別の統計資料があり、お茶の水女子大に1名、東京学芸大に3名、信州大学に2名、明治大学5名、日本女子大学4名、長野県短大12名、山梨県短大4名というのが特徴的なところです。

 昭和41年 卒業者数 357 進学者 180 就職者 152 など

  国公立大学 12 私立大学 48 国公立短大 13 私立短大 67

  各種学校 49

 この年から、進学者と就職者の数が逆転しています。

 お茶の水女子大学1名、東京学芸大学2名、信州大学5名、山梨大学2名、慶応義塾大学1名、早稲田大学3名、法政大学6名、長野県短大8名、山梨県短大2名という数字が残っています。

 昭和42年 卒業者数 345 進学者 201 就職者 132 など

  国公立大学 31 私立大学 65 国公立短大 26 私立短大56

  各種学校 38

 合格先ですが、名古屋大学1名、大阪外語大(現大阪大)1名、東京学芸大4名、信州大学15名、新潟大学2名、都留文科大学3名、慶応義塾大学1名、早稲田大学1名、上智大学1名、津田塾大学1名、東京女子大学2名、日本女子大学2名、法政大学2名、明治大学3名、長野県短大16名、山梨県短大18名という数字が、学校要覧に残っています。

 昭和43年 卒業者数 309 進学者 188 就職者 105 など

  国公立大学 27 私立大学 74 国公立短大 38 私立短大 89

  各種学校 59

 北海道大学1名、お茶の水女子大学1名、千葉大学2名、東京学芸大学6名、新潟大学4名、信州大学6名、山梨大学2名、静岡女子大学4名、慶応義塾大学1名、早稲田大学1名、津田塾大学3名、東京女子大学3名、日本女子大学7名、明治大学2名、長野県短大19名、山梨県短大11名などです。

 昭和44年以降の記録は、次回の校長日記で紹介します。

 話は変わり、昨日午前中の話です。

 岡谷美術考古館の鮎澤学芸員さんが、学校を訪ねてくださいました。しばし、校長室でお話をしました。実は以前に電話をいただいていました。

 用向きは、上の絵と関係します。

 岡谷美術考古館で3月6日から5月10日まで、「企画展 辰野登恵子追悼展」を行うとのことです。辰野先生は、以前にも紹介しましたが、本校の卒業生です。岡谷市出身ということで、追悼展を行うことになったそうです。ついては、本校所蔵の辰野先生の「Untitled 97-6」1997年作、油彩 259×194 を貸して欲しいとのことでした。同窓会にも確認し、本校の職員会で先生方にもお話をし、貸し出すことにしました。

 昨日は「企画書」をお持ちいただき、また、この大作を運び出せるのか、確認にいらっしゃいました。ありがとうございました。

 

 

 


12月18日(木)面談週間のはじまり 2014-197

2014-12-18 19:49:09 | 日記

 スケート県大会表彰の写真

引率の林先生撮影

 今朝、登校してきたそれぞれに対して、私から、「インターハイ頑張るように」、声をかけました。

 今日の放課後から、25日までの日程で、面談週間を組んでいます。

 今日と19日、22日は通常授業後に実施。24日と25日は、午前4時間授業として、午後面談にあてています。

 今回の面談は、夏休み前の面談と異なり、全員実施というわけではありません。希望者と成績不振者の二本立てで行います。成績会議の最後に、「成績不振者については、保護者によくその現状を話してください」と、担任の先生方には私からお伝えしています。

 校長室に掃除に来た3年生が、「今日、面談があるんです」というので、思わず「成績不振ですか」と言ってしまい、「違いますよ。進路に関わる面談です」とたしなめられてしまいました。すみませんでした。

 今日も、雪の関係で不測の事態に備え、教頭先生が朝早くから出勤していました。「備えあれば憂いなし」。列車が少し遅れたということで、8時30分の始業に間に合わない生徒も若干いましたが、なんとかなりました。教頭先生、ありがとうございます。


12月17日(水)今年最後の職員会 2014-196

2014-12-17 20:17:53 | 日記

 今朝は道路がガリガリ。学校まで長靴を履き、急坂をそろそろ歩いて行きましたが、途中で転倒してしまいました。幸い怪我をしなくてすみました。

 学校に着くと、事務室の丸山さんがエンカルをまいていました。また、宮澤さんも一輪車の上にエンカルをのせ、大根坂にせっせとまいてくれました。

 教頭先生と教務の松下先生が不測の事態に備え、朝早くから教務室で待機してくださいました。

 いずれもありがとうございました。

 そんな中、鉄道関係のトラブルがあり、列車が遅れているとの情報が入りました。さっそく、教頭先生と百瀬教務主任と相談の上、SHRで出欠席の数を確認し、その結果を踏まえ、10分遅れで授業を開始しました。全時間後ろに10分ずれ、職員会も10分遅れで始めました。 

 今日の職員会は、今年最後の職員会になりましたので、先生方に今年1年間のお礼を申し上げました。様々な議題があり、結果的にかなり遅い時間まで会議をしました。

 今年の年末年始休業は、12月27日から1月4日までは、事務室も含め連続して9日間休みになりますので、是非この機会に十分休んで、英気を養って欲しいと思います。

 話は変わり、本校の初任者研修について少しだけふれたいと思います。本県の高等学校の初任研は、毎週火曜日に主として行われています。塩尻市にあります総合教育センターが主な研修場所です。

 本校では、毎週水曜日に、初任の先生が校長室に、火曜日に行った研修を報告に来てくださいます。私も知らないことがあり、大変興味深くその報告を伺っています。

 あるとき、「ホームルーム経営の実際」といった研修がありました。どの研修もそうですが、この講義や実践発表が大変ためになるんです。この研修もホームルーム担任になるにあたっての基礎知識やら実践発表やら、すぐに役立つ研修内容でした。さらに、以前に本県の教頭会で作成した、教頭先生方がかつて担任時代に「担任として実践してきたこと」の事例集も目にしました。これって、そういえば、私もアンケートに答え、書いたことがありました。平成17年度のものです。

 以前にも、初任者研修のなかで使われた、ストレスマネジメントについての資料を、職員研修会で扱いました。

 研修のレジュメは、教務室に掲示してあり、先生方が自由に見ることができるようにしてあります。

 今日も、昨日の研修報告を受けました。飯田の企業研修の報告でした。

掲示中の研修レジメ


12月16日(火)高校校長会管理運営専門委員会会議 2014-195

2014-12-16 22:22:07 | 日記

  

 今朝、起きて窓の外を見るとびっくり。雪が降っていました。学校に行き、さっそく内山事務長と雪はきを行いました。

 野球部の諸君が登校次第、雪かきを手伝ってくれました。中庭に目を向けると、女バスなどの生徒もせっせと雪かきをしてくれていました。みんな、ありがとう。

 その後、傘を差しながら、挨拶を正門で行いながら、先生方の車を見ますと、諏訪地区在住の先生方の車には雪がありましたが、上伊那や松本から通ってきている先生方の車には雪が積もっていませんでした。諏訪限定の雪!!とその時は思いました。

 日中も雪が降り積もり、事務室の三井さん、丸山さんなどが校内の雪かきをしてくださいました。ありがとうございます。

 本日午後、標記の会議を松本市内で行いました。今年度のまとめの会議でした。松本は、雨。同じ長野県なのに、全然気候が違います。今日は、標高による差が出たのかもしれません。

 諏訪に帰ってきたら、官舎も雪に埋まっていました。明日の朝、雪かきをして出勤しようと思います。

  

 出張中でしたので、諏訪の雪の様子を教頭先生から、連絡してもらいました。今日は、「大雪注意報がでたので、清掃時に全校放送を入れ、早く帰るように百瀬教務主任から連絡してもらった」とのことでした。雪に関して、報道機関からの問い合わせもあったそうです。

 さて、校内では、ベネッセの担当者を講師にお迎えし、「職員研修会」を行いました。

 本校生徒もだんだんと変わってきている中で、今までの学習指導や進路指導では、実情に合わなくなってきていることもあります。こんな中、全国的な動向、他県他校の取組の実践例等を学び、来年度の本校の指導計画に様々生かしていこうというのが、今回の研修会の目的になります。

 この企画を考えてくださった三間先生をはじめとする学習指導係の先生方、ありがとうございました。

 7時間授業後の研修会、それも雪により、帰りも交通渋滞で遅くなることが予想されたにもかかわらず、ほとんどの先生が出席されていたそうです。ありがとうございます。

 話は変わり、今日のスケート県大会の結果です。男子5000mで原田君が2位、女子3000mで堀さんが2位とのこと。インターハイでの活躍を大いに期待しています。ちなみにインターハイは山形で行われます。


12月15日(月)学力向上その2 2014-194

2014-12-15 19:34:21 | 日記

 昨日は、霧ヶ峰を越えて、佐久の自宅に日帰りしました。総選挙の投票もありましたので。霧ヶ峰のビーナスラインの車道は、雪が積もり、その上、雪もちらちら降っていて、もう、この道を冬に越えるのはやめようと思いました。昼頃の霧ヶ峰の気温は-8度、下界とは違いますね。

 自宅に戻りましたら、大学時代の恩師大濱徹也先生の喜寿記念誌『ある歴史学との出会い』が出版社から届いていました。私も駄文を書かせていただきましたので、諏訪に戻り、他の執筆者の寄稿文とともにしばし読みふけりました。

    

 さて、今日の校長日記は、先日12月9日の続きを書こうと思います。

 新教育課程になって、中学校における学習内容が増加しています。

 その結果、学力の2極化が見られるといわれています。

 本県全体の現高校3年生の状況を見ますと、昨年度までに比べ、数学・理科に課題があるようです。

 以下、さらに特徴的なことを記します。

 宿題など言われたことはできるが、予習・復習などはできない。

 授業中の取り組みや、学習の仕方に課題がある。

 進路意識は高まっているが、地元へのこだわりが強まっている。また、こだわりはあるものの入試概要までは知らない。

 なぜそうなるのかを考えずに、暗記することが多い。

 社会に対する生徒の視野が狭い。知っている職業が、「教師、医師、弁護士」に偏ることは、このことを物語っています。

 高校生のなりたい職業ランキング

 男子

 学校の先生、公務員、研究者・大学教員、医師、コンピュータープログラマー、警察官、薬剤師、芸能人、理学療法士・臨床検査技師・歯科衛生士、技術者・エンジニア、法律家

 女子

 保育士・幼稚園の先生、学校の先生、看護師、薬剤師、理学療法士・臨床検査技師・歯科衛生士、公務員、医師、芸能人、栄養士、カウンセラー・臨床心理士

 イメージしやすい職業が上位を占めています。

 最近の高校生は、本や新聞をほとんど読まない生徒が増えてきているとも言います。

 ケイタイ・スマホの利用率の増加に伴い、テレビも見ない生徒が増えているそうです。

 辞書語彙に関する調査でも、日常的な語彙不足が深刻だそうです。新聞やニュース語彙に関する調査でも、同様な傾向があるそうです。

 我々ができることは、高校生達の社会への視野を広げた上で進路選択につなげる指導が、益々必要になってきます。本校の取り組んでいる、「Iプロジェクト」がますます重要になると思います。

  http://www.nagano-c.ed.jp/futaba/I-project.htm

 さて、諏訪清陵高校のウェブサイト上に、数学探究「日日の演習」というコーナーがあります。数学好きのあなた、以下のウェブサイトを是非ご覧ください。

 生徒が「考える授業」とは何かを知る上で、大変参考になります。

 http://www.nagano-c.ed.jp/seiryohs/ssh.html

 本日午後、諏訪市赤十字奉仕団の濱委員長ら3名の方が校長室にお見えになりました。例年頂戴している慰問金を直接いただきました。本校のJRC(青少年赤十字)の活動に使わせていただきます。早速顧問の竹田先生に話をしました。

 さらに、スケートの話題です。Mウェーブで開催中の県大会の結果です。知り合いからメールで知らせが届きました。そのメールの最後には、「明日も頑張れ二葉」とありました。

 女子1500mで堀さんが優勝、男子1500mで原田君が3位とのことです。ともに1年生です。明日もがんばってください。期待しています。

 堀さんの優勝は、本校としては昭和63年の第33回大会以来とのことです。

 昨日まで行われていたバレーボールの南信大会新人戦、女子は4位だったそうです。顧問の下條先生から伺いました。


12月13日(土)長野県高等学校歴史教育研究会冬季研究会 2014-193

2014-12-13 21:05:31 | 日記

 本日標記の会合を本校で行いました。

 今年から会員になりました野澤先生が、昨日から会場設営等の準備をしてくださいました。今日も駐車場係をはじめすべてのことをやっていただきました。野澤先生には、進路指導主事の業務で忙しい中、ご足労をおかけしました。

 また、小林教頭先生にも昨日から今日までご足労をおかけしました。今日は早くから出勤してくださり、駐車場の案内までさせてしまい、寒い中、本当にすみません。本校は駐車場が狭く、体育館の方まで案内をせざるを得ませんでしたので。

 百瀬教務主任にも、掲示の作成から、本日のその後の会の設営まで、段取りをお願いしました。女サカの部活動指導の合間に、コーヒー等も入れていただきました。

 会場とした地歴公民教室は11時前まで、政治・経済の補習をしていました。その担当の小池先生にも会場設営を手伝っていただきました。

 今日になり、会場校の校長挨拶というミッションを事務局から急遽頼まれましたの、上記内容についてちょっとだけふれました。手前味噌で恐縮ですが、本校の先生方が、この会を行うのにあたり、様々な面で、助けていただいたことを披露しました。また、本校の学校案内などを参加された先生方にお渡ししました。

 昨晩、すでに上の写真のような準備を先生方にしていただきました。

 昨日も本日も教務の先生方にも、あちらこちら、目配りをしていただきました。

 昨日の「干し柿」の話と共通しますが、本校の先生方には、様々気働きしていただき、感謝しています。

 出席者を数えましたら、北は飯山から南は木曽・下伊那まで、東は軽井沢からも、合計30名以上の会員が集まりました。いつものメンバー以外にも、この1・2年の間に入会した若い先生方が多数参加してくださり、そのことが何より嬉しく思いました。この会の今後のこともありますので。

 市川事務局長、春日会計担当のお二人には、午前中の早い時間から、来校いただき、会場の設営から本日の研究会すべてを取り仕切っていただきました。ありがとうございました。

 松沢会長さんや原副会長さんも、挨拶原稿をきちんと用意されていて、いい話を伺いました。

 この研究会については、すでにこの校長日記でも8月に紹介しているところです。

 http://blog.goo.ne.jp/futaba2014/d/20140809

 今回も会員の研究発表と講演会を行いました。

原副会長さんの開会の挨拶

松沢会長さんの挨拶

市川先生の発表

市川先生発表後の質疑応答

小川先生発表

金原先生発表

 会員発表として、総合教育センターの専門主事の市川先生の「高校生とムスリム」、教学指導課指導主事の小川先生の「新しい世界史・日本史をデザインする~追加報告」、蓼科高校の金原校長先生の「地域を学ぶ、地域に学ぶ、地域とともに学ぶ」の3本でした。

 その後の講演は、聖学院大学の東島誠先生の「〈つながり〉の精神史」でした。

 東島先生とは、校長室で講演前に少しお話を伺いました。私の役得です。先生の写真をこの「校長日記」に掲載させていただく許可を得ましたので、以下に掲載させていただきました。ありがとうございます。

 今日も勉強しました。勉強の内容までは、あえて書きません。あしからず。途中で、後の会の設営準備等を行ったりしていて、会場を抜けたりしたからでもあります。

 今日の発表は、本会の会誌に掲載されます。

 東島先生の以下の本も是非お読みください。

  〈つながり〉の精神史 

 

 

 


12月12日(金)音楽クリスマスコンサートなど 2014-192

2014-12-12 20:19:40 | 日記

 本日放課後、授業の音楽専攻者などによるクリスマスコンサートを音楽室で行いました。今年はじめて行う企画です。音楽科の藤森先生のご尽力で開催にこぎつけました。ありがとうございます。

 第51回中山晋平記念音楽賞 高校の部 優秀賞受賞作品 1年生の唐澤さん作詩作曲による「夏」の初演となりました。吹奏楽部の諸君が歌を披露してくれましたが。曲も歌詞もよかったです。部活動を熱心に取り組む高校生の心情がよく表れていました。

 昨日プログラムを頂戴しました。

 打楽器6重奏、クラリネット5重奏、サックス4重奏、ピアノ独奏、弾き語り、合唱、金管4重奏、ユーフォニアム独奏、声楽独唱、合唱、声楽独唱、トランペット独奏、フルート4重奏、金管8重奏、ピアノ独奏、声楽独唱、合唱

 というものでした。今日、一部変更もありました。

 私も、時間をさしくくり、伺いましたよ。いい演奏会でした。

 

 昨日までに、藤森先生と生徒達で、クリスマスコンサートの案内を近隣の皆さんにもお届けに伺いました。その甲斐あってか、本日、近所の方も顔を出してくださいました。ありがとうございます。

 なお、本日から日曜日まで、バレーボール男女の新人戦が諏訪実業高校と東海大学第三高校を会場に開催されます。南信高等学校新人総合体育大会です。私は諏訪実業高校の男子会場の会場長を仰せつかりました。本日、試合前に、体育館に顔を出しまして、役員の先生方に挨拶をしました。その後、本校と赤穂高校の試合を参観しました。結果は、1対2で惜敗。それも各セットともにジュースにもつれ込む白熱した試合でした。惜しかったなぁ。男バレの諸君、次、頑張ってくださいね。

顧問の濱先生、外部コーチの笠原先生、お疲れ様でした。

 体育館に顔を出す前に、倉田校長先生のところに顔を出しました。しばし、お話をしました。帰りがけに、倉田家自家製の「干し柿」を頂戴しました。

 

 この干し柿、表面が白くなっていますよね。これは、柿の実の糖分が結晶化したものだそうです。ただ、柿をむいて干しただけでは、こうはならないそうです。そこには、「一手間も二手間も」かける倉田家の知恵が隠されていました。

 私はその話を伺い、思いました。教育の世界と同じだと。生徒達に、「一手間も二手間」もかけると、手間をかけない状態とは雲泥の差が生じることと同じだと。

 今日も、さまざまなことがありましたが、最後の話を一番申し上げたかったわけです。


12月11日(木)南信高校校長会 2014-191

2014-12-11 20:39:41 | 日記

 本日、標記の会議を上伊那農業高校で行いましたので、出かけてきました。いつものように、石城諏訪清陵高校校長先生と一緒に出かけました。2人で一緒の車で出かけますと、それだけ「旅費」の節約にもなりますし、行き帰りに様々な話ができて、とても有意義だからでもあります。昨日紹介した「エコマネジメント」の1つでもあります。

 今日は、学校に立ち寄り、宿題を持ち、執務することなく上伊那農業高校に向かいました。本校7時15分発でした。

上農の庭園 建物はすべて2階建て以下です

上農の不思議な廊下

 諏訪からですと、下道で行く場合、有賀峠を越えて辰野に出て、それから上農のある南箕輪村に向かうのが一番よい選択肢かと思います。

 諏訪に来てわかったのですが、有賀峠の向こう側に、諏訪市分の集落があります。どうしてそういうことになっているのか、また、調べてみたいと思いました。

 県境をめぐっては、例えば、佐久市(旧臼田町)の田口峠の向こう側に、広川原と馬坂(まさか)という信州側の集落があります。長野県が持つ唯一の利根川の支流、馬坂川の脇に両集落が山を背に点在しています。この両集落、臼田町誌の民俗編を作るときに何度か訪れました。なぜ峠の向こう側に信州の集落があるのか、これには伝説があり、信州の殿様と上州の殿様が、「鶏の朝の時を告げる声を聞いたら、お互いに道を進め、出会ったところを国境にしよう」と申し合わせたところ、「信州側の殿様が、鶏に早く時の声を告げさせ、早めに出かけたので、峠の向こう側に国境が引かれることになった」といった話であったかと思います。この資料は佐久の自宅にあるので、うろ覚えの話ですみません。

 ちょっと調べました、以下のウェブ上の記事は参考になります。

 http://www.geocities.jp/gunmakaze/column/06tagutitouge.html

 帰りは、往路と違った道で帰ってきました。高遠にいったことがなかったので、そちらを経由し、杖突峠を抜け、茅野に出て、諏訪に戻りました。

 

高遠城址公園

桜の名所です。

今日は、雨模様でもあり、人影はありませんでした。


12月10日(水)2学期成績会議 2014-190

2014-12-10 22:47:52 | 日記

 今朝いつものとおり、とりあえず朝の段階の「校長日記」を官舎でアップして学校に行くと、教頭先生が、「校長先生、今日の校長日記は、4行しかありません。写真の後にもう少し記事があるかと思ったら、やっぱり4行しかありませんでした」と言うじゃありませんか。「それじゃあ、もう少し考えてみます」と、朝の段階では答えましたが、「登校日毎日執筆」となると、いつもネタがあるわけではないのです。本の紹介をして、急場をしのいだこともありますが、今日は職員会の日でしたので、その中での話題をいくつか取り上げて、「4行の汚名」を雪(そそ)ぎたいと思います。

 まず最初の話題です。

 本校のエコマネジメント(エコアクション)についてです。職員会議の冒頭で、職員研修会を持ちました。11月25日に、今年度の「環境方針及び取組内容について」、エコマネジメント推進委員会が開かれ、決めました。

 「本校においては、教職員・生徒が一丸となって電気や燃料の使用量を削減するための節電・省エネルギーの推進と、用紙類の削減をはじめとした省資源・ゴミの減量化に取り組むこととします」と環境方針の一部に記載されています。

 取組内容を一部紹介します。

 電気使用量の削減については、「平成27年度までに電気使用量を平成21年度比3%以上削減」することを目標としています。ちなみに平成21年度の電気使用量は、224,276kwhでした。昨年実績は、203,465kwhでした。

 そのために、「教室、研究室は、始業前及び昼食休憩時は消灯します。昼食時には、校内放送による周知、案内を行います(生徒会)。晴天時には、学習や執務等に支障がない範囲で、教室等の窓側の消灯に努めます。少人数で教室等を利用する際、必要ない個所は消灯します。」などとあります。

 具体的には、鮎澤事務長補佐が、朝から、消灯に気を配ってくださっています。ありがとうございます。

 燃料使用料の削減については、「平成27年度までに燃料使用量を平成21年度比3%以上、削減する」ことを目標としています。「暖房は19度セーブモード設定(南校舎)とします。」などとあります。こちらも、平成21年度の灯油使用量は、19,250Lでした。昨年度実績は、20,000Lでした。

 用紙類の削減についても、「平成27年度までにコピー用紙等の使用量を平成21年度以下に削減する」ことを目標にしています。「会議資料、報告書等は簡素化を図り、必要最小限のページ数と部数とし、両面刷り、裏紙の活用に努めます。などとあります。平成21年度実績は、1,072,000枚。昨年度の実績は、787,500枚でした。

 そのほかの項目もありますが、みんなでエコマネジメントに取り組んでいただいていることがわかっていただけたと思います。

 なお、平成21年度は、16学級、生徒数は650人でした。昨年度が、18学級、生徒数は716人ということも考慮して考えねばなりません。生徒数も学級数も増えているのに、3%以上削減するという目標を立てているわけです。

 次の話題です。

 「年末年始休業中の生活について」という保護者の皆さん向けの文書を、鈴木生徒指導主事から提案していただきました。

http://www.nagano-c.ed.jp/futaba/H26nennmatunennsinosugosikata.pdf

 このなかに、アルバイト規定があります。アルバイトをするには、「2学期の成績において『1』が1つもないことが前提です」が、そのほかにもいくつかのきまりがあります。「実施期間は休業日の三分の一以内」という規定もあります。「ただし、巫女と郵便局については、休業日の三分の一を超えても許可する。」とありました。郵便局はわかるとしても、巫女(みこ)とはなんぞや、と思い、職員会後に、鈴木先生に伺いました。鈴木先生曰く、「諏訪大社の上社(かみしゃ)の本宮(ほんみや)と前宮(まえみや)、下社(下社)の秋宮(あきみや)と春宮(はるみや)のそれぞれで、巫女が必要になるので、結構高校生がアルバイトをしています」とのことでした。諏訪に赴任するまで、こんなアルバイトがあるとは知りませんでした。

 さて、教頭先生の「不満といいましょうか、ご期待に添う」分量にはなったと思いますが、内容が「期待通り」かはわかりません。明日、伺ってみます。

 以下、6時32分更新分

 本日、授業終了後、2学期の成績会議及び職員会議を行います。

 昨日までに、各学年成績処理を行い、学年会議で成績について審議しています。

 とくに2学年は、金曜日まで修学旅行でしたので、成績処理担当者は苦労したことと思います。ありがとうございました。

 以下の写真は、昨日に引き続き、百瀬教務主任撮影の修学旅行の写真です。


12月9日(火)学力向上に関する話 2014-189

2014-12-09 19:35:43 | 日記

 本校の使命として、生徒の学力を伸ばし、その結果として、生徒の希望する進路を保証することが求められています。

 そのために、本校は何をすべきか。様々なことを考えていかなければなりません。

 先日行いました、進路研究会で伺った話を、今日は書くことにします。

 特に1年生において、重視したい指導方針とは何か。

 全国的に見て、

 1 基礎学力の積み上げ

 2 自主的な学習習慣の確立

 となります。

 ある調査に基づく、近隣の国公立大学に合格するための学力についてです。

 もともと、合格できる学力を持って高校に入学してきて、そのまま、その学力を維持する生徒がいますよね。このパターンをA→Aとしましょう。

 一方、もともとは合格できる学力を持っていても、いつの間にか合格できない学力層に落ち込んでしまう生徒もいます。同様に、A→Bとしましょう。

 さらに、もともとは、合格できるほどの学力がなくとも、高校3年間の中で、合格できる学力を身につけた生徒もいます。同様に、B→Aとしましょう。

 もう一つのパターンもあります。もともと合格できそうもない学力であり、そのまま3年間を過ごしてしまうパターンです。最後に、B→Bとしましょう。

 ちょっと特徴的なことをいくつか記します。

 国語古文知識における学力推移分析です。上昇グループ(B→A)と下降グループ(A→B)の逆転は1年生後半期に起きています。上昇グループ(B→A)は2年生春段階になると、合格ラインの最下層ライン付近に到達します。

 次に、国語古文読解における学力推移分析です。上昇グループ(B→A)と下降グループ(A→B)の逆転は1年生後半期には起こり、2年後半期には大きな差がついています。

 国語漢文知識における学力推移分析は、上昇グループ(B→A)は2年前半期には合格ラインの最下層ライン付近に到達し、3年次は、下降グループ(A→B)と大きな差がついています。

 国語漢文読解における学力推移分析は、漢文知識同様の結果となっています。

 数学の分析は以下のとおりです。

 入学時は、上昇グループ(B→A)と下降グループ(A→B)で特定分野で差がついているわけではありません。1年生秋の段階で差がつくという分析結果です。それは何かというと、「二次関数」に関する分野です。

 英語の分析は以下のとおりです。

 英語語彙における学力推移は以下のとおり。

 上昇グループ(B→A)と下降グループ(A→B)の逆転は、1年後半に起こり、上昇グループ(B→A)は2年秋段階で合格ラインの最下層に到達している。

 英語文法における学力推移は、両者の間の逆転が2年春で起こり、2年次にその差が拡大していく。

 英語文構成における学力推移は、2年生春段階で両者の間に逆転が起きています。

 英語読解における学力推移分析の結果からは、1年の秋に両者の間に逆転が起きている。

 上記の結果はどうしたところから起こるのでしょうか。

 まず学習時間の推移から見てみましょう。

 下降グループ(A→B)も、平日1時間以上の学習時間を確保している生徒が多いが、上昇グループ(B→A)の方が、下降グループ(A→B)より学習時間を確保している。私にいわせると、平日、1時間学習時間を確保していない生徒は論外になってしまいます。たぶん、B→Bにあたるのではないでしょうか。

 自宅学習状況の推移を見てみましょう。

 上昇グループ(B→A)は、ひとりで学習に取り組めない割合が減り、宿題以外の自主学習にも取り組んでいる生徒が増えています。

 結論的には、国公立大学に合格するためには、土台となる低学年の基礎・基本の定着と主体的な学習スタイルを身につけることが重要になります。本校の生徒の1年次の進路希望を見ますと、多くの生徒が「国公立大学に行きたい」と答えています。それを実現するためには、相当の覚悟が必要なことを自覚して、学習に取り組んで欲しいと思います。面談した3年生がこんなことを言っていました。「1・2年の時にもっと勉強しておけばよかった」と。

 上記の写真は、2学年沖縄修学旅行、平和学習の一こまです。急遽、引率をお願いしました百瀬教務主任撮影の写真です。

 

 

 

 


12月8日(月)匿名性を担保した学校評価実施 2014-188

2014-12-08 18:17:08 | 日記

 担任の先生から保護者向けに、「匿名性を担保した学校評価」をお願いするアンケートを、生徒を通じて配付しています。生徒は封筒に入れて、家庭に持ち帰ることになっています。12月19日(金)までに、担任に提出することになっていますので、ご理解ご協力のほどお願いします。昨年度までも本校では学校評価を行っていましたが、匿名性を担保しながら、少しアンケート項目を変更しています。

 昨年度の保護者アンケートの結果は、以下からご覧いただけます。

 http://www.nagano-c.ed.jp/futaba/hogosya-anke-to.pdf

 今回、校長の学校運営など、いくつかの項目について、5段階で評価していただき、あわせて、自由記述欄に、意見や要望を記述できる欄を設けています。

 保護者の皆様、よろしくお願いします。

 話は変わり、本日から金曜日まで、先生方の帰宅時間調査を行います。帰り際に、登校時間と帰校時間を書いて、回収箱に入れていくというものです。私も帰り際に記入しました。

 諏訪実業高校の以下の教務室通信10月27日にもありますように、先生方の勤務時間が益々長くなってきているような気がしてなりません。これは、学校を預かる立場の者として看過できない重要な問題です。

 そこで、まずは実態把握から取り組もうということで、学校衛生委員会で取り組んでいただいています。先生方ご協力をお願いします。また、委員会の先生方、集計作業をよろしくお願いします。

 http://ji0vif.main.jp/suzitu/2014/10/

 さらに話は変わり、先週の金曜日かなり遅い時間に、2学年修学旅行、1学年研修旅行ともに、無事に戻ってきたと、教頭先生から報告を受けました。

 この日、諏訪二葉高校の同窓生の集いがあり、長野まで出かけてきました。若手の卒業生も参加していて、楽しいひと時を過ごしました。男子の卒業生も参加してくれて、うれしかったですよ。小林教頭先生がこの二葉で担任をしていた当時のクラスの生徒も出席していました。教頭先生に今日は真っ先にそのことを報告しました。

 今朝から、校内のあちらこちらで修学旅行のお土産やら、1年の研修旅行のお土産が配られています。私も教務室等でいくつか頂戴し、食しました。ありがとうございます。

 

 さらに、上記のお土産を「校長先生に」と頂戴しました。

 事務室に渡し、皆で食べさせていただきます。

 ありがとうございました。