皆さん、画家、宮芳平先生をご存知ですか。
本校で、戦前から戦後にかけて、美術科教師としてお勤めしていた先生でもあります。戦前は「図画」でした。
二葉祭の一般公開日の5日、本校にゆかりの深い平島佐一先生が、同窓会主催の「ひなかざりの集い」にいらっしゃり、宮先生のことを話してくださいました。同席された笠井元会長さんも、在学時代の宮先生の思い出を語ってくださいました。宮先生が在校生に慕われていたことがよくわかりました。
このときの話では、8月にNHKのEテレで、宮先生の番組を放映するそうです。「本校に対する取材があるかもしれない」とのことでした。
さっそく、平島先生とNHK EDUCATIONAL の美術番組担当の上原さんが、7月9日午後、校長室を訪ねてこられ、「8月3日(日)9時から9時45分の『日曜美術館』で宮先生を取り上げるので、取材に協力してほしい」と頼まれました。
その後、もともと図画室のあった場所(現在は図書館)と現在の美術室を見ていかれました。図書館では、猿橋司書が、突然の訪問にもかかわらず、宮先生の関係図書をあっという間に用意してくれました。それは見事なものでした。この道のプロは違います。
先生方には、11日の職員会で取材があることを報告しました。
取材は明日15日から20日の間で行うそうです。
本校にも、宮先生の作品があります。校長室に飾られていた作品はただいま貸し出し中ですが、以下の作品は、校内に飾ってあります。
冒頭の写真の本の年譜によると、
1923年(大正12年) 本校の美術教師清水多嘉示先生(すこやか像の作者)のフランス留学の後任として、諏訪高等女学校に赴任とあります。
1958年(昭和33年)3月 諏訪二葉高校を退職とあります。本校では、ずーと講師であったようです。
宮先生については、以下のサイトもご覧ください。
http://www.nagano-np.co.jp/modules/news/article.php?storyid=17884
http://azumino-museum.com/exhibition/zyosetutenzi/miya.htm
http://blog.goo.ne.jp/harold1234/e/d913e1334fb3d687656ab4b0d7880b5f
http://www.chinoshiminkan.jp/museum/2013/0802/index.htm
話は変わり、野球部の試合の応援に行ってきました。会場は、松本市営野球場です。教頭先生も応援に行きたがっていましたが、私から「学校にいてください」と頼み、私だけが出かけました。五味前校長先生も応援に駆けつけてくださいました。ありがとうございました。
球場に着きましたら、まず、大会本部に顔を出し、本日の球場責任者の藤井梓川高校校長先生に挨拶を申し上げました。
続いて、応援席に陣取る中谷保護者会長さんはじめ本校の野球部保護者の皆さんに挨拶を申し上げました。早速、私も、「応援グッズ」を頂戴しました。
軽井沢高校時代から縁あって、いつも応援に駆けつけてくださる本校の保護者の方もいらっしゃいました。
相手は、南安曇農業高校です。
試合は6対5で勝ちました。辛勝でした。
次の試合は、17日9時30分から松本市営野球場で更級農業高校と対戦します。次の試合もがんばってくださいね。
名取監督、海沼部長、西澤顧問、野球部の保護者の皆さん、本校野球部に縁のある皆さん、よかったですね。勝ちましたから。
そして何より選手のみんな、マネージャーの諸君、スタンドで応援していた野球部員の諸君、よくがんばりました。おめでとうございます。
朝、雨が心配でしたが、松本に行きますと大丈夫でした。蒸し暑かったですね。
以下、本日の試合経過を、試合途上でとりましたメモを見ながら振り返ってみたいと思います。
試合前の応援席
千羽鶴
左はマネージャーが鶴を折って作った「挑戦」の旗
ご家族もお手伝いしてくださったそうです。
この思い、かなってよかったです。
試合前の練習に向かう野球部の面々
試合前の挨拶
試合直前
応援席
本校が先行で試合が始まりました。
まず試合が動いたのは、3回表。1アウト後、8番庭山がセンター前にヒット。9番下井田との間でヒットエンドランを敢行。下井田は3塁ゴロに倒れましたが、庭山は2塁へ。2アウト2塁で、1番佐藤の打順です。佐藤は右中間を大きく破る3塁打を放ち、庭山が戻り、1点先制。2アウト3塁から2番根橋がセンター前にヒット。3塁から佐藤が生還し、この回2点を先制しました。
本校先制、3回表
さらに、4回に1点、5回には2アウト2塁・3塁から、4番古田がセンターオーバーの3塁打を放ち、2点追加。
5回裏に相手に1点返されましたが、6回にも、1アウト2塁・3塁で、下井田がスクイズを成功させ、6対1とリードし、試合は9回裏へ。
相手も粘り、4点返され、なお、2アウト満塁の逆転サヨナラ負けのピンチを、何とかしのぎきり、勝利しました。
鈴木投手は最後まで一人でよく投げ抜きました。下井田捕手もワンバウンドのボールを体で止めて、けっして後ろにそらさないその姿勢はあっぱれでした。
最後は見ていて、ほんと、「心臓に悪い」状況でした。「薄氷を踏む思い」とはこうした状況をいうのだと思います。
試合終了
校歌斉唱
大きな声で歌っていました。
試合終了後の応援団への挨拶
この校長日記を執筆していたら、名取監督と中谷主将が、本日の結果報告に校長室を訪ねてくれました。「次の試合も頑張ってください」と中谷君と固く握手をしました。次の試合は、出張があり、応援に行けないんです。すみません。
球場からの帰りがけに、保護者の皆さんに、「校長先生、ブログ読んでいますよ」と声をかけられました。「学校に帰りましたら、早速今日のことを書きますから」と約束して、戻って参りました。保護者の皆さんが「納得する」内容になったかどうかわかりませんが、そうでない場合でもご勘弁ください。
ちなみに、諏訪勢では、諏訪清陵・岡谷南・岡谷東も今日の試合で勝ちました。
校内では、延期していました二葉祭の一斉係会を放課後行いました。
校内展示、警備、宣伝、清美、前夜祭、案内、二葉祭実行委員・全校企画、道具管理・会場移動、アーチ、フィナーレの各係で行いました。