長野県諏訪二葉高等学校校長日記 2014・2015

諏訪二葉高校の校長です。校長の視点から学校の様子をお伝えしたいと思います。登校日毎日更新を目指します。ご愛読願います。

5月31日(日)本日も出勤 2015-052

2015-05-31 20:54:11 | 日記

 昨晩、8時台の地震、揺れに気がつきませんでした。9時すぎに一応、学校に出かけ、被害状況を確認してまいりました。

 今朝、出勤すると、早速、県教委から被害状況を確認して、その有無を、明日朝8時までに報告するように連絡が入り、腰原教頭先生が、もう一度、校舎内外を見回り、「異常なき旨」を報告しました。他校へも、緊急連絡網で、被害状況調査をお願いしたところです。

 その後、内山事務長と、まず火事を発見してくださり、さらに学校に駆けつけて消火活動をしてくださった地元の方のところに、改めてお礼のご挨拶に伺い、さらに、自衛消防団の団長さんのところにもご挨拶に伺いました。不在のところもあり、改めて伺おうと思っています。

 全校集会で、消火活動にあたってくださった地元の方々がいらっしゃったことを、生徒にまず一番に伝えたところですが、校長として、改めて、けじめをつけたいと考えた次第です。

 校内を一回りしますと、今日も、たくさんの生徒が部活動に登校してきています。少し写真に収めました。

美術部女子バスケットボール部

男子バレーボール部

男女バドミントン部

 そのほかにも、火曜日の音楽会に備え、いくつかのクラスが、「合唱練習」に登校していました。昼には官舎に戻りましたが、午後、官舎まで、その歌声が聞こえてきましたよ。

 昨日の県大会の結果で、本校関係は以下の通りです。

☆陸上部

 男子八種競技 第2位 荻原君

 女子400m障害 第4位 森本さん

 北信越大会に出場します。

☆サッカー部

 諏訪二葉 0 対 1 松本県ヶ丘

 古豪「県陵」相手に、善戦しました。顧問の伊藤先生、市川先生、そして生徒諸君、お疲れ様でした。「県陵」は、私たち高校3年生の時、正月の全国大会で、全国ベスト8だったんですよ。

 諏訪勢は、岡谷東と東海大三が、1回戦を突破しました。清陵はこれも県立の強豪校の上田高校相手に善戦しましたが、勝利の女神は微笑みませんでした。

 夜8時、校内の見回りをするために、また学校に出向きましたが、次から次へと、車が校内に入ってきます。本校の野球部の保護者の皆さんです。野球部は昨日から1泊2日の日程で、神奈川遠征に出かけていました。そのお迎えに、学校に来てくださったのです。私も保護者の皆さんと、野球部のバスを出迎えました。保護者の皆さんも、何人も神奈川まで付き添っていただいたとのことを伺いました。ありがとうございます。保護者の皆さんにもご挨拶を申し上げました。海沼部長、名取監督、引率お疲れ様でした。

 先ほど、ご挨拶を申し上げ、官舎に引き上げてきました。

 


5月30日(土)校内の様子 2015-051

2015-05-30 12:56:28 | 日記

 本日午前中、出勤し、仕事をしてきました。来週行われる会議資料の作成や、今週行った会議のまとめなど、少し集中して取り組まなけれなならない仕事があったからです。

 校長室のドアを開けていると、様々な音が聞こえてきました。文化祭に向けての取り組みであったり、音楽会に向けてであったり、その他にも多くの生徒が、先生が、登校してきていました。体育館方面でも、部活動が行われています。

 わたくし、「平常」のありがたさを、かみしめています。日常の平穏がかけがえのないものであるということ。そうではない状況を経験した者は、よくわかると思います。

 吹奏楽部の練習 定期演奏会に向けて

 3年2部の諸君 音楽会に向けて

 音楽部の諸君 音楽会に向けて

 書道部の諸君 文化祭に向けて

 昨日から、松本市で行われている、陸上の県大会の1日目の結果を、新聞で知りました。

 本校関係では、

 男子1500mで伊藤君が第3位

 男子110m障害で荻原君が第3位

  ということで、6月19日から21日に新潟市で開く北信越大会に出場します。全国大会出場目指して頑張ってほしいと思います。

 


5月29日(金)陸上部県大会出場 2015-050

2015-05-29 23:10:42 | 日記

 陸上部が今日から3日間、松本市を会場とする県大会に出場します。北信越大会出場を目指して、がんばってきてください。顧問の櫻井先生、竹内先生、引率業務をよろしくお願いします。

 明日、佐久に戻る予定でした。しかし、今回の件で、この土日は諏訪にとどまります。佐久に戻りたかった理由は、最初に担任をした教え子達から、「先生、また、飲み会をやるから、出てください。」とのお誘いの電話を受けたからであります。自宅まで迎えに来てくれるとのことで、大変ありがたく思っていました。しかし、この状況下では、断念し、幹事の教え子に欠席の旨を連絡しました。

 昭和60年(1985年)に受け持った最初の教え子達も、40歳代半ばになりました。教え子の子どもたちは、高校生くらいになっていますので、「進路相談」にも応じています。

 最初に赴任した臼田高校は、この3月に統合され、佐久平総合技術高校となりました。臼田高校は、「臼田キャンパス」として残り、総合学科の創造実践科2クラスとなりました。初任で9年間在職した高校ですので、思い出はつきません。あの頃の女子高生のスカートは、非常に長かったんだけどなぁ。ミニスカートというのは、余り記憶にありません。

 「あのとき、先生は○○だった」とか、教え子に言われると、非常に申し訳なく思いますが、教え子の父親や母親が、昭和10年代の生まれの方々だったこともあり、初めて担任であり、かつ、経験も足りず、いたらない私を、なにかともり立ててくださり、相談にも乗ってくださったことを、懐かしく思い出します。1年次の夏休みには、全員の家を家庭訪問させてもらいましたが、おじいさんやおばあさんも茶の間に出てきてくださり、大変興味深い話を伺ったことも、懐かしい思い出となっています。

 ある時、夜遅くに家庭訪問せざるをえない状況になり、12時近くだったと思いますが、夕方から何も食べずに、駆けずり回っていて、その家に伺うと、「なめこ汁」で歓待してくださったことを、今でも懐かしく思いだします。

 卒業式の日に、教え子たちから頂戴した「万年筆」は、今でも大切に使っている、私の宝物の一つです。先日、教生たちへの講話で、少しこの話をしました。3年間登校日は毎日、「学級通信」を手書きで書いていたことへの、教え子たちからの「返事」と受け止め、大変うれしく思ったものです。

 今思えば、生徒とともに、自分自身も成長させていただいた3年間でした。この初任の頃の気持ちを忘れないようにしなければ………。こうした機会があると、いつもそう思います。

 「初心忘るべからず」とは、室町時代の能役者である世阿弥の言葉で、「学び始めた頃の謙虚な気持ちや意気込みを忘れずに、常に高い志を持って物事にあたらなければならない」という戒めの言葉ですが、私も、教員になりたてのころの気持ちを忘れずに、向上心を持って、この仕事をしていきたいと考えています。

 初めて高等学校で担任を持っている皆さん、本県高校界は、「先発完投」型のクラス運営を任されることが多いと思いますので、生徒のために、それこそ一生懸命に、試行錯誤を恐れずに、生徒と真正面から取り組んでくださいね。その真摯な姿を、保護者の皆さんもきっと応援してくださると思いますから。また、周りの担任団を中心とする先生方も、同様だと思います。

 校内では、放課後、月例全校清掃を行いました。係の百瀬先生から過日の職員会で連絡がありました。草取りなど外掃に力を入れます。

 放課後、月曜日から本校にしばしの間、来校していた留学生2名が、「お別れの挨拶」に校長室によってくれました。「どうでしたか」と伺うと、「楽しかったです」とのこと。正面玄関まで、教頭先生と、「明治のピアノ」の前で合唱練習をしていた生徒諸君とで、見送りました。「メール交換したかい」とそばにいた女子高生に聞くと、「しなかったんです。少し残念」というので、「まだそこにいるから、してきたら」とさらに追い打ちをかけましたが、固辞されてしまいました。しかし、「ほかの人はしたみたいですよ」と、こっそり教えてくれた生徒もいて、高校生たちの交流の一端を垣間見ました。最後に、「再見」と申し上げ、皆で手を振って見送りました。

 上の写真は、昨日、放課後、「明治のピアノ」の前で、音楽部の生徒諸君が、音楽会に備え、藤森先生の指導の下、練習をした場面を撮影したものです。心がなごむすばらしい歌声でした。

 話は変わり、今朝、久しぶりに長瀬まで、ゴミ拾いに出かけました。途中、本校の生徒たちが、いつものように明るく気持ちの良い挨拶をしてくれました。近隣の皆様から、温かい励ましのお言葉を頂戴しました。ありがとうございました。旧中山道沿いまで行きますと、清陵中学校の生徒に出合います。今日はみなさん、ゴミ袋を手に持っています。「なぜですか」と聞きますと、「ゴミゼロ運動」との返事。それぞれが道路のごみを素手でゴミ袋に入れていました。驚きました。中学生の後ろを歩いてきた本校生徒にそのことを話しますと、「私たちもやりましょうか」と言ってくれましたが、「いやいや、今は音楽会でしょう。早く学校に行って、練習をしてください」と言いました。優先順位をつけることも、大人にとっては重要なことなのです。

 清陵中学校生徒がゴミを拾ってくれたおかげで、私の拾ったゴミの量が、いつもより少なくなりました。ありがとう。しかし、なんだか自分の仕事を奪われた気もして、少しだけ残念。

 こちらもご覧ください。

 http://suwaseiryo.sakura.ne.jp/html/htdocs/?page_id=89

 6月3日の記事です。


5月28日(木)1学年プレ音楽会 2015-049

2015-05-28 21:54:15 | 日記

 本日は、昨日の「校長日記」に記しましたとおり、まず、「全校集会」を行いました。その後、「全校集会」にかかった時間分を差し引く形の短縮日程にして通常7時間授業を行いました。

 今朝、「全校集会」前に、校長室前の廊下ですれ違った生徒に、「すまなかったねぇ」と声をかけると、その生徒が、「校長先生、昨日のニュースで校長先生の記者会見を見たんですが、だいぶ疲れているように見えました。お体は大丈夫ですか。」と、私の体調を心配した言葉をかけてくれました。確かに疲れてはいましたが、「ぐっ」とくるいい言葉で、一瞬にして疲れは吹っ飛びました。「言葉の力」を思いました。「大丈夫ですよ。ありがとうございます。」と返しました。こんなふうに、相手を思いやることのできる生徒がいる、この諏訪二葉高校の校長であることを誇りに思います。

 全校集会後、地元のマスコミのみなさんが、「全校集会の様子」の取材に訪れてくださり、取材に応じました。

 時間を作り、お世話になった、消防及び警察、さらに地元の区長さんのところにも、内山事務長とご挨拶に顔を出し、さらに、学校に隣接する近隣のみなさん宅を、これも事務長と1軒1軒お訪ねしました。様々なアドバイスを頂戴しました。ご迷惑をかけたことへのお詫びに伺ったのですが、かえって激励されました。ありがとうございました。

 この間、原同窓会長さんをはじめ同窓会役員の方々が、「火事見舞い」に校長室を訪ねてくださったり、多くの知り合いの方から、本日も、電話やメール等で、「お見舞い」と「激励」を頂戴しました。心から感謝申し上げます。元気になりました。

 明日も、原田PTA会長さんをはじめ、役員の皆さんが、校長室を訪ねてくださることになっています。ありがとうございます。よろしくお願いします。

 全校集会では、火災の状況と、その後学校の取った措置、生徒の皆さんへの今後の対応、そして、私の現時点の「思い」を述べました。大事な話ですので、生徒諸君には座ってもらい、いつもより、ゆっくりとしゃべりました。ほとんどの生徒諸君が、下を向くことなく、私のほうを見て、私の話に、真剣なまなざしで、耳を傾けてくれたことが、なによりうれしく思いました。

 その後は、火災発生以前と同じように、一日が過ぎていったと思っています。そのことを私は一番気にかけていましたので。

 さて、1学年では、本日、LHRの時間帯で、プレ音楽会を実施しました。6月2日(火)本番の予行練習です。

 私も少し聞きに行きましたが、「後生畏るべし(後身のものは努力次第でどれだけの力量を身につけるかわからないので、畏れなければならない)」のことわざにもあるように、1年生が2年生・3年生を脅かすかもしれません。

 1年生は、初めての音楽会ですから、どんな気分でしょうか。本校の二葉祭と並ぶ最大のイベントの音楽会に対して、どんな心持で臨んでいるのでしょうか。練習は進んでいるでしょうか。

 たぶんきちんとやってくれていると思いますが、本校の伝統行事に対して、真摯な気持ちで、取り組んでほしいと思っています。この音楽会、1位から18位まで順位をつけるのです。それは校内に公表されますからね。昨年の「校長日記」にもこのことは書きました。

 さらに、同時間に、2年・3年のホームルーム教室を回りましたが、素晴らしい歌声が学校中に響き渡り、火災対応の疲れを癒してくれました。「生徒あっての学校」です。生徒諸君、ありがとうございます。

 冒頭の写真は、月曜日に3年生の「実用英語」の授業風景を写真に収めたものです。生徒が発表していることは、おわかりいただけると思いますが、生徒の後ろの画面をわかりますか。「電子黒板」です。そうです。電子黒板をつかっての、「プレゼン」の授業なのです。選択授業ゆえ、週3回の授業を一サイクルとして、毎回出されるテーマに対して、受講人数も少ないこともあり、英語で作文し、英語で発表する。その際に、「パワーポイント」を使いながら、かつ、電子黒板も使うというものです。担当の英語科永田先生とALT、毎時間、手間のかかる授業をありがとうございます。英作文の添削にもお力添えをいただいています。

 この話を聞きつけた、とりあえず「ある高校の校長先生」としておきますが、「是非、授業を見させてください」とのことでしたので、永田先生の了解を得て、ご覧いただくことにしました。お待ちしていますよ。

 電子黒板をつかった授業は、岩村田高校、伊那北高校が、先駆的な取組をしていることは承知していますが、本校も、それをつかった工夫した授業を展開していることを申し添えます。


5月27日(水)本日のこと 2015−048

2015-05-27 20:49:26 | 日記

 

 本日未明に、本校で発生しました火災に関しまして、関係の皆様にご迷惑とご心配をおかけしましたことを、まずお詫び申し上げます。

 すでに、この「校長日記」の読者の皆さんは、報道各社のニュースなどで、概要はご存じだと思いますので、ここでは詳細は書きません。

 一報を聞き、朝3時頃より、先ほどまで、ずっと学校でこの間、様々な対応してまいりましたが、多くの皆様から、激励やお見舞いの電話やメールを頂戴しました。本当に本当に、ありがとうございました。そのお心遣いを、決して忘れません。

 本校の先生方も、一日、本当に持ち場持ち場でよく仕事をしてくださいました。ありがとうございました。

 「日本のいちばん長い日」という映画の題名を、ふと思いました。

 今日は、臨時休校としました。朝方と夕方、保護者の皆様には、オクレンジャーと緊急連絡網で、ご連絡申し上げました。

 明日の朝、全校集会を開き、火災のことについて生徒諸君に、私から話をします。また、保護者の皆さんには、文書を配付する予定です。近隣の皆さんのところにも、できうる限り、明日、伺って、ご迷惑とご心配をおかけしたことへのお詫びのご挨拶を申し上げようと考えています。

 以下の原稿は、昨日までに作成しておいた予定原稿です。せっかく書きましたので、掲載します。

 今日は一歩踏み込んで、書き込みます。

 皆さん、「あだ名」と聞くと、どんなイメージを持たれますか。

 子どもの頃、言われなき「あだ名」をつけられ、心が傷ついた人もいることでしょう。だからこそ、今では、「『あだ名』でその人のことを呼ぶな!!」と、学校現場では指導していますよね。しかし、「愛称」というと、少し、雰囲気が違いますよね。

 一方、高校では、高校生が昔から密かに、先生方のことを「あだ名」で呼び合い、先生の本名は知らずとも、「あだ名」は皆が知っているという、不思議な世界もありました。

 私の高校時代も、例えば、「艦長」、「サブ」、「もんじゅ」、「みこちゃ」、「ポンタ」等々、様々な愛称で、先生方のことを噂し合っていました。

 本校関係の掲示板にも、本校に勤務された先生方の「あだ名」といいましょうか、「愛称」が書き込まれたものがあります。

 「あかっぱ」、「ドバ」、「厳さん」とか、ありました。同窓生の皆さんなら、ご存じのことと思います。

 ほんとうに、最初に考えついた人はどんな人だったんでしょうか。非常にセンスのいい人ですよね。先生のある意味、「素の姿」を、端的に表現しているのですから。

 実は、軽井沢高校教頭時代に、生徒達が、私に「あだ名」(愛称かも)をつけていたと、後日、ある担任の先生から伺いました。なんと、「組長」だったとか。「この間、『組長』が回ってきて、叱られた」などと使っていたそうな。

 それはそれとして、本校に赴任したら、やはり生徒達が私のことを「組長」と呼んでいるらしいのです。この間、保護者の方や同窓会関係者など複数の方から伺いました。

 「それってどういうこと!!、なぜ!!どうして!!」と思い、理由を尋ねましたら、「クレヨンしんちゃん」の「園長先生に似ているから」とのこと。シンちゃんは、園長先生のことを、「くみちょう」と呼び、その都度、園長先生は、「いいえ、えんちょう」ですと訂正していましたよね。

 そのキャラクターを調べました。コメントは控えます。まぁ、「愛称のつく校長」ということで、ありがたく思い、納得しています。見た目が「コワモテ」という評価なんですかね。

 冒頭の写真は、本校の大根坂を登り切り、正門に入る際に、左手に咲く「レース草」です。先週撮影したものです。

 この花は、昨年度、学校近所の方が植えてくださったものです。「多年草故に、毎年植え替える必要がないこと。綺麗な花が咲くこと。ドンドン増えていくこと。よって、他の雑草が生えないこと」といった理由で、植えてくださいました。今年見事な花を咲かせています。ありがとうございます。

 


5月26日(火)校長会管理運営専門委員会 2015-047

2015-05-26 20:53:45 | 日記

 今日は暑かったですね。私、今日は徒歩であちらこちら移動しましたので、非常に堪えました。おかげさまで、官舎に戻り、万歩計を見ましたら、16000歩を記録していました。万歩計を購入してから、こんなに歩いたことはありませんでした。

 午前中、標記の会議を長野市のスポーツ会館で行いましたので、出かけてきました。

 朝、官舎から上諏訪駅まで6時台後半に歩いて行きましたが、7時前に大根坂を登ってくる生徒に会いました。「おはよう。早いね。部活?」と声をかけると、「はい、そうです」とのことでした。その後も、本日の壮行会のリハーサルを朝行うためにいつもより早く登校してきた、生徒会執行部の諸君ともすれ違いました。

 駅に着き、7時15分くらいの電車で上諏訪駅に着く生徒を、プラットホームで出迎え、それぞれに朝の挨拶をしました。二葉生の諸君は、きちんと挨拶をしてくれて、ほんと、嬉しく思いましたよ。他校の生徒諸君は、背広だけれども、リュックサックをしょったおじさんに挨拶している二葉生に驚いた様子でした。

 日赤の看護専門学校に通ってきている、この3月に卒業した「女バス」の生徒が、「校長先生、おはようございます」と、駅の中で声をかけてくれました。「元気でやっているかい」と聞くと、在学時代と同じく、明るく、にこやかに、「はい」と答えてくれて、そのことも嬉しかったですね。

 今年度も、昨年度に引き続き、この委員会の委員長となりましたので、ここまで今日の会議に備え、様々な連絡調整を行ってきました。校長先生方も、校内外で様々な会議があり、委員全員があいている日というのは、まずありえません。よって、最大公約数の考え方で、今日の日程を設定しました。

長野市 スポーツ会館

 9月上旬に福井県で行われます、北信越校長会協議会・研究協議会での誌上発表を誰が行うかも、今日の重要審議事項でした。原稿を8月上旬までに仕上げる必要がありますので。話し合いの結果、私が執筆することになりましたので、しっかりとしたものを書けるように今から準備を始めます。委員長ゆえ、会議の中で、「様々な宿題」も頂戴しました。

 午後3時から、諏訪市内で別の会議がありました。よって、長野駅を13時の「しなの」に乗り、午後の会議に間に合うように、諏訪に戻ってきました。

 校内では、県大会出場部活動の壮行会を放課後行いました。過日の職員会で、伊藤生徒会主任から提案がありました。私は不在ですので、挨拶は教頭先生にお願いしました。今回は、昨年度よりさらに多くの部活動が、県大会に出場しますので、ステージいっぱいに選手が並んだようです。また、壮行会の中で、教育実習生の紹介も行いました。壮行会後、文化祭がらみの「寄り合い」も行いました。

教育実習生紹介

県大会出場の部活動

寄り合いの様子

 学校に戻り、教頭先生から壮行会の様子を伺い、先ほど、本校のウェブサイト上に、地歴公民科の武田先生がアップしてくださった写真を、借用させてもらいました。昨年度のHP担当の濱崎先生、そして今年度の担当の武田先生と高見澤先生、いずれも20代の若手職員は、こうした機器に強くて、本校の情報発信がより進み、本当に助かっています。

 さて、冒頭の写真についてです。昨日午前中、思い立って、腰原教頭先生にお願いし、すぐに作成していただき、校長室前に掲示しました。実は、内堀上田高校校長先生の「校長ブログ」を拝見し、まねしただけですが……。

 私、校長職に就いてから、冬の寒い時期はさすがに校長室のドアを閉めていますが、それ以外の寒さをしのげる時期は、校長室のドアを開放しています。「何かあったら、生徒が相談に来られるように」という配慮からでした。

 しかし、校長になってからの3年と1カ月余り、生徒が相談に来たことはありませんでした。

 そこで、ハタと気がつきました。「広報活動が足りなかった」と。

 そこで、「張り紙」をしたわけです。

 昨日の昼休み、次から次へと、生徒が相談に来ました。「やったぁ。効果覿面。」。しかし、生徒たちの話をよく聞いてみると、「張り紙」がなくても、私に用事のある生徒たちでした。

 その1 「文化祭のパンフレットに校長先生の挨拶文をお願いしたい」という要請

 その2 「文化祭のフィナーレで、昨年度と一部変更したい」という相談

 その3 「本日の壮行会で、校長先生にご挨拶を願いしたい」という牛山生徒会長の要請

 その3は、今日のその時間帯は不在ですので、「教頭先生にお願いするように」と話しました。

 それぞれに話をして、その後、校長室の中から廊下を見ると、「張り紙」を見ている生徒がいます。「中に入って話をしましょう」と水を向けると、「校長先生の話を聞くのですか」と言うので、「そうじゃなくて、あなたの話を校長が聞くのです」と答えました。繰り返しますが、私の話を生徒諸君に聞いてもらいたいんじゃないんですよ。

 この一連の話を、3学年主任の田口先生に話しましたら、「日ごろから、校長先生は、校内をぐるぐる回って、生徒に気さくに声をかけたり、写真を撮ったりしているから、今さら、校長室を開放しなくてもいいんじゃないですか」とのこと。そうかもしれませんが、生徒諸君、「是非、校長室で、話をしましょう!!」。

 たまたま、PTA関係の取材にいらっしゃった長野日報と市民新聞の記者の方にも、上記の趣旨を拡大し、校長室でしばし話をしました。校長室は、基本、誰にでも開かれています。そうはいっても、外部の方は、事前に「アポイントメント」を取っていただけるとありがたいです。

 今朝の長野日報朝刊に、さっそく、本校のPTA関係の記事が掲載されました。原田会長さんは、この「校長日記」にも言及してくださいました。ありがとうございます。ご期待に添えるように、頑張ります。


5月25日(月)教育実習開始、AFS留学生本校学校生活体験 2015-046

2015-05-25 19:10:55 | 日記

 本日から教育実習が始まりました。卒業生が7名、実習生として来校します。担当は教務係の小池先生にお願いしています。すでに、先週の金曜日にオリエンテーションを実施し、土曜日には「清陵」の公開授業参観を行ってもらいました。

 地歴公民科1名、保健体育科3名、理科1名、音楽科2名です。いずれも3週間の予定です。なお、10月にも1名保健体育科に実習生が来ます。

 実習生の諸君は、十分「学んで」いって欲しいと思いますし、本校の生徒諸君も、先輩とふれあい、大学生活について、様々教えてもらって欲しいと願っています。実習生には、大いに期待しています。

 今朝、始業前に職員朝会を行い、教生を紹介しました。また、後述する留学生もあわせて紹介しました。

各自に自己紹介してもらいました。

 また、本日から5日間、AFSの留学生2名が、本校の学校生活を体験していきます。中国とドイツからの留学生です。

 先週月曜日に、AFSの担当者の方とホストファミリーの方が、本校にいらっしゃり、校長室で少しお話をさせていただき、その後、担当の先生方と打ち合わせを行っていました。

 AFSには、軽井沢高校勤務時代に、毎年、留学生を受け入れていましたので、個人的にもなじみの深い団体です。

 1時限に教頭先生から話をし、校舎内を案内しました。2学年の林先生のクラスと佐藤先生のクラスに入ってもらいます。2学年は講座別の授業ですので、それぞれの講座を決め、5日間その講座で勉強していきます。私は、朝会直前の8時過ぎに、留学生に会いました。

SHRにて教育実習生と留学生の紹介 2年2部

SHRにて留学生紹介 2年6部

SHRにて教育実習生紹介 2年4部

 同窓会総会で講演された、「真澄」の宮坂さんから、「二葉で留学生を受け入れてください」と頼まれていましたが、実は、こうした計画を進めていました。あの段階では、お返事をできなかったのですが、今日の「校長日記」で、お返事しますね。

 さらに、諏訪地区高等学校PTA連合会役員総会が、夕方から岡谷市ライフプラザマリオであり、係の永田先生と原田PTA会長さんをはじめ、PTA役員の皆さんと出かけてきました。事務局校は、岡谷工業高校です。お疲れ様です。お世話になります。

 平成26年度事業報告、会計報告、監査報告、平成27年度役員選出について、平成27年度事業計画案、予算案、役員順番表改正について、といった議事がありましたが、いずれも承認されました。

 その後の情報交流会では、各校のPTA会長さんたちが、それぞれの学校のPTA活動について報告してくださいました。また、折を見て、この「校長日記」でも紹介したいと思います。

 上の写真は、JRC同好会の「点字学習会」のお誘いのポスターです。放課後、行いました。顧問の竹田先生から、お誘いの連絡が職員会でありました。


5月23日(土)清陵に行く 2015-045

2015-05-23 19:50:02 | 日記

 本日、諏訪清陵高校・附属清陵中学校の公開授業がありました。昨日の「校長日記」で記したとおりです。学校に車を置いて、徒歩で、「清陵」まで行ってきました。今年度の私の目標の一つ、「高校訪問」の第三弾になります。

 諏訪清陵高校は、明治28年(1895年)諏訪郡立実科中学校として創立。今年で120周年を迎える諏訪地方の伝統校です。昨日の「校長日記」の写真にあります作家新田次郎氏も、戦前の「諏訪中学校」の出身者でした。明治34年(1901年)に県に移管し、長野県立諏訪中学校と改称しています。昭和23年(1948年)に、新学制により、高等学校に移行し、長野県諏訪清陵高校となりました。校章「梶の葉」を制定しています。

 平成26年(2014年)、附属中学校が開校し、併設型中高一貫教育校に転換することになりました。よって、今年度は、中学生は、1年生と2年生が学んでいます。

 

 清陵のグラウンドから見た、諏訪二葉高校方面 南校舎の2階・3階・4階がよく見えます。

 中学生の通学路を行きましたので、中学生に多く、出会いました。霧ヶ峰に登る道路と清陵に入る道の交差点にある信号のある横断歩道では、中学校の先生が安全確保をしていて、感心しました。

 グランド横を通り、生徒昇降口に向かう途中、朝練中の野球部の諸君が、「こんにちは」と声をかけてくれて、大変すがすがしい気分になりました。

 生徒用昇降口では、石城校長先生が、生徒に「おはよう」と声をかけていました。その様子を写真に収めました。寄っていって、ご挨拶をしますと、「一緒にやりますか」とのお言葉。二葉の校長の私が、清陵生に挨拶をするのも変な気がしましたが、石城校長先生と並んで、「おはようございます」と、登校してくる高校生と中学生に挨拶をしましたよ。皆、本校生徒同様に、にこやかに挨拶を返してくれ、大変、いい気分になりました。しかし、「石城校長先生の横にいる、あのおじさんはだれだろう」と思ったことでしょう。清陵生が、この校長日記を読んでいるとは思いませんが、いちおう、「二葉の校長」ということでよろしくお願いします。

 公開授業ということで、小学校6年生とその保護者、中学校3年生も、数多く訪れていて、昇降口の中に設けられた受付は、来校者でごった返していました。清陵の教務の先生方も、お疲れ様でした。高校の後輩が清陵に勤務していて、受付にいましたので、挨拶をしました。また、本校の教育実習生も約束どおり、清陵に来ましたので、昨日私が話したことを確認して、それぞれ、目的の授業会場に向かわせました。

 公開授業の時間割を拝見し、かつて一緒に勤務した先生のお名前を発見し、懐かしく思いました。廊下でお目にかかり、「4時間目に授業をしますから、どうぞ」といわれたのですが、午後予定が入っていたために、2時間だけ授業を見る予定で、清陵に行きましたので、参観できないことをわびました。

 私は、高校の授業はもとより、中学校でどのような授業が行われているのか、大変興味がありました。校長室と中学校棟講義室は、何度も伺っていますが、高校の校舎内に立ち入ったことがなかったので、1階から4階まで、最初にぐるぐる回ってみました。気がついたんですが、生徒諸君は、授業のたびに、教室を移動するんですね。廊下に置かれたロッカーで、教材を入れ替えて、次々と自分の授業教室に向かっていました。HR教室で授業ということではないんですね。例えば、国語6教室とか数学5教室とか、そういう案内になっていましたから。大学みたいで少し驚きました。

 ただいま、学校では、先生方との面談を行っていますが、どうしたら「双方向性の授業」ができるのか、意見交換をしているところです。そんなこともあり、特に附属中学校の授業を拝見したいと思った次第です。

 今日の授業は、中高ともに、通常の65分授業ではなく、60分授業でした。

 1時限は、中学2年生の数学と高校2年生の世界史を参観させていただきました。

 2時限は、中学2年生の社会を参観させていただきました。

 合間に、北澤教頭先生、佐倉副校長先生にもご挨拶申し上げました。

 どの授業も、教室の前の廊下に、今日の教材が置かれていて、参観者に優しい心遣いを感じました。世界史の授業担当者は、私もよく知っている先生で、さすがでした。非常におもしろい。アレクサンドロス大王の東方遠征を、まるで見てきたかのように、実況中継しているかのように、物語として語っていました。深い教材研究と学識に裏打ちされた素晴らしい授業でした。プリントもよくできていました。「ゴルディアスの結び目」って知っていますか。知らない方は、ネットででも調べてみてください。

 数学の授業は、高校の授業を踏まえて、中学生バージョンにした、中高一貫校らしさのあふれた授業でした。

 いただいた「プリント」によりますと、図はありましたが、この「校長日記」では書けませんので、文章にしますが、

 動く図形を追ってみよう

 ということで、

 高校3年生の教科書に次の問題が載っています。サイクロイド曲線といいます。

 座標平面上で、1つの円がx軸に接しながら、すべることなく回転するとき、この円周上の定点Pがえがく曲線の媒介変数表示を求めてみよう。

 ということで、中学生には以下の問題が出され、4人グループで、その問題の解答を考え、黒板に出て、そのように考えた理由を説明していました。

 問題は以下のとおり。

 長さの単位はcm

 △ABCは、∠A=30°、∠C=90°、BC=1の直角三角形である。いま、下の図のように(図が書けなくてすみません)、辺ACが定直線Lに重なるように△ABCを置き、△ABCの頂点を中心にして回転させるようにして、△ABCがもとの状態に戻るまでに、△ABCが通過する部分の面積を求めよ。

 というものでした。生徒諸君は、すぐにコンパスと定規を取り出し、扇形をつくっていましたが、答えの説明も、非常に理路整然としたもので、聞いている私もよくわかりました。

 「何で、この角度が60°となるのか」という、先生の質問にも、「180°からわかっている角度二つの合計をひいたものが60°」といった説明は、非常にわかりやすかったですね。感心しました。

 三角形のあと、正方形、正六角形で、同じようなことをしていましたが、つきつめると、冒頭の円の問題に行き着くという「落ち」があり、非常に興味深い授業でした。

 中学生が4人ずつ机を並べて、問題を解いているときに、「どうぞ、ご自由に生徒の議論をごらんください」と、担当の先生がおっしゃったので、生徒の様子を間近で見られたことも収穫でした。

 2時限の社会、日本の諸地域ー九州ーの授業は、期待通りの双方向性の授業で、いな、生徒中心の授業といったほうが正確な授業でした。私たち参観者も巻き込んだ非常に活気にあふれた授業でした。

 九州地方はどのような地方か

 ということで、生徒たちが予め、学習問題を設定し、今日の授業の中で、プレゼンを行ってくれました。

 ネットサイト「日本全国お取り寄せランキング」の中の、九州各県の特産物につて、「なぜ、それが各県の特産物になっているか」、各自が調べてきて、それをまず4人のグループに中で発表し、さらに、われわれ参観者に発表し、その後、全体に対して発表するというものでした。

 例えば、宮崎県のマンゴーについて、鹿児島県の焼酎について、熊本県の馬刺しについて、各自が豊富な資料を基にプレゼンをしてくれました。

 私は、鹿児島県の焼酎についてのプレゼンを聞きましたが、先日、ネット上で、鹿児島県の焼酎を頼んだこともあり、俄然、興味を覚えながら話を聞きましたよ。

 サツマイモ、シラス台地、ブランド等のキーワードで説明できるかと思いますが、そのブランド力を高める人間の営みがどのようなものだったのか、ネット上や本での知識だけではなく、現地に行って(それは難しいのですが)、フィールドワークをすると、奥行きがあるといいましょうか、もう大学生の地理学専攻者の卒論レベルの研究にもなりそうなテーマ設定でした。

 単に知識を教えるだけでなく、自ら、課題を設定し、調べていくというところに、斬新なものを感じました。もちろん、キーワードとなる単語といった基礎・基本もおろそかにせずです。

 最後に担当の先生が、「気候」、「地質」、「利益」といった観点から、さらにまとめてくるようにと、指示をされていて、その点も感心しました。

 昨日、教育実習生とは、「明日、清陵で落ち合いましょう」と話しましたし、本校の若手教員中心に、授業参観させていただきました。「部活動指導の合間に、清陵に行きます」と、昨日話してくださった先生方もいます。

 部活の遠征があり、「伺えないのが残念だ」と話してくださった先生もいます。

 本校の先生方は、様々な面で、意欲的な先生方が多く、本当に感謝しています。

 清陵中学校3階から、諏訪二葉高校方面を写真に撮る

 「清陵」から「二葉」に戻り、中庭で、書道部の生徒が部活動をしている様子を写真に収め、用を足しに、佐久の自宅に戻ってきました。書道部、結構部員がいるんです。学校を出る前に進路指導室を訪ねると、野澤進路指導主事と馬場学習係主任、竹田2学年進路担当の、進路室常駐の皆さんが、仕事をしていて、少し話をしました。昨日の県外視察についての話題が中心でした。

 戻ってくる最中に、第二グラウンドにより、野球部の諸君の様子を見て、海沼部長に挨拶をして、官舎に戻り、この校長日記を書いています。野球部は午後、駒ヶ根工業高校と練習試合をしたそうです。部員の諸君が、気持ちの良い挨拶をしてくれました。また、マネージャーもわざわざ現れ、にこやかな挨拶をしてくれました。野球部、いいねぇ。夏の大会に向けて、がんばってください。試合の応援には、行きたいと思っています。

  今日は、本校の関係記事より、清陵の関係記事が多くなりましたが、本校の関係者の皆さん、ご勘弁ください。

 

 

 


5月22日(金)中間考査最終日 2015-044

2015-05-22 21:33:42 | 日記

 中間考査最終日となりました。2学年は、試験終了後、総合的な学習の時間を実施しました。試験が終わりましたら、部活動を再開しましたので、校内が賑やかになりました。

 女子サッカー部練習中

男子バスケットボール部練習中

女子バレーボール部練習中

 1年生時間割

 2年生時間割

 

 昨日放課後、今日の時間割を板書している3年生担任の竹村先生

 3年生の試験時間割

 本日、4名の先生方に、愛知県の高校の視察に出かけてもらいました。愛知県立西尾東高校です。西尾東高校の先生方、お世話になりました。野澤進路指導主事には、学校の選定から、相手方との折衝等々、大変お世話になりました。

 視察の内容は、報告書にしていただき、全体で共有する予定ですが、私も詳しく伺いたいと思っています。なお、1学期期末考査でも県外視察を予定しています。

 午後には、来週月曜日から教育実習を行う本校卒業生が来校しました。私から、教職の魅力について1時間ほど話をしました。係の小池先生から頼まれましたゆえです。以下の写真の書物で、紹介しきれないものもありました。

 話す内容関係の書物とレジュメ 

 教育実習生には、明日の諏訪清陵高校公開授業への参観を勧めました。意思を確認しましたら、皆、行くことになりました。昨晩、諏訪国際交流協会総会で、お目にかかった北澤諏訪清陵高校教頭先生には、事前に「頭出し」しました。なお、「本校の先生方も、何人か、授業参観に伺います」とも話をしました。本日、石城校長先生にも、きちんと「仁義」を通しました。ついでに、「私も伺いたい」と申し添えました。

 諏訪清陵高校及び附属中学校の授業関係のお知らせは、以下からご覧いただけます。

 http://www.nagano-c.ed.jp/seiryohs/news.html#授業公開報告書

 http://www.nagano-c.ed.jp/seiryohs/_src/sc2342/H27koukai1.pdf

 本校4階から撮影した諏訪清陵高校方面

 そのほか、私は、本日も数学科の先生方を中心に、3人の先生方と面談を行いました。


5月21日(木)諏訪国際交流協会会議 2015-043

2015-05-21 23:19:55 | 日記

 本日も中間考査を実施しました。また、3年生は、大学等の奨学金の説明会を、3時限と4時限の2回にわたり実施しました。

 

   上沼事務長補佐からの奨学金貸与の説明

 昨日の試験直前のSHRの折に、1年生の教室を見回っていたところ、どのクラスも1時限の現代文の試験に向けて、一生懸命に勉強していました。1部の教室まで入っていって、ある生徒に、「今回の試験範囲の評論の作者は誰ですか」と尋ねましたら、すぐには答えが返ってこなかったのですが、すぐに調べてくれて、「中沢新一」氏とわかりました。昔、学生時代に、著作を読んだことがあります。「もし、試験に出たら、私に感謝してくださいよ」と話して、あとで、「出題されていましたか」と、国語科の阿部先生に伺うと、「出題はしていませんよ」とのこと。「残念!!」でした。

 3年生試験時間割

  2年生試験時間割

 試験終了後、3年生の教室の廊下に行きますと、生徒会執行部の諸君が、「全校制作」の下準備をしていました。顧問の竹村先生も現れ、「そろそろ終わりにして、試験勉強をするように」と、諭していました。

 午後には、音楽会に向けて、職員の歌の練習を、藤森先生と佐藤先生のご指導の下行いました。私も、久しぶりに歌を歌いました。今後も何回か行い、本番に備えます。

 さて、夜、標記の会議が行われ、永田先生と出席してきました。また、3月にセントルイスに派遣していただいた高校生も、本校生6名と他校生2名、合計8名が参加しました。

 生徒たちが一言ずつスピーチしましたが、「アメリカの文化を学びましたが、向こうに行ってみて、それ以上に日本の文化を学ばなければいけないと思いました。」といったスピーチが、非常に印象に残っています。

 国際交流協会の役員の方のご挨拶の中で、「そもそも、この協会が発足したときの中心人物の方が、民間の国際交流を進めるべきだ。もし、先の戦争も、民間の交流を盛んに行っていたならば、戦争をしなくてすんだかもしれない。」といった趣旨のお話をしてくださいました。このお話も、大変印象深いお話でした。

 諏訪国際交流協会は、アメリカのセントルイスへ高校生を派遣してくださっている、本校にとって、大変ありがたい組織です。この3月も、11名の生徒を派遣してくださいました。

 私は、沖野会長さんはじめ、お世話になった皆さんに、お礼を述べながら、会議に参加させていただきました。金子諏訪市長さんにも、市長就任後、はじめてお目にかかり、しばし、今後の諏訪市と高校3校との連携について等々、お話もできました。

 本日の会議は、平成26年度事業報告、会計決算報告、会計監査報告、諏訪国際交流協会会則の一部改正について、平成27年度・28年度役員について、平成27年度事業計画、予算などについて審議しました。

 話は変わり、昨日午後、岡谷市の岡谷美術考古館にお貸ししていた、辰野登恵子先生の本校所蔵絵画が戻ってきました。担当の鮎澤さんと業者の皆さんが、丁寧に元の場所に据え付けてくださいました。「また、何かの折には協力しますから」と、申し上げました。「同窓生の皆さんが、多数お見えいただきました」とのこと。本校同窓生の皆さんの絆の深さを、こんなところにも垣間見ました。

 


5月20日(水)全学年1学期中間考査開始 2015-042

2015-05-20 21:06:03 | 日記

 本日から、全学年中間考査となります。登校時に、教科書や参考書を見ながら登校してくる生徒も多くなります。こんなところにも、二葉生の真面目さを垣間見ます。

1学年の3日間の日程

2学年の本日の日程

3学年の本日の日程 

 本校では、科目により試験時間が異なります。上の写真のとおりです。

 話は変わり、本日から3日間、下諏訪社中学校の生徒の職場体験学習に協力し、本校の図書館業務等を体験してもらいます。

 内山事務長の発案で、辞令も用意し、朝、「辞令交付式」を行いました。また、「名札」も用意しました。中学校の先生も、途中、様子を見に来てくださり、私もご挨拶申し上げました。

 軽井沢高校勤務時代に、軽井沢東部小学校が、軽井沢高校の生徒を職場体験で3日間受け入れてくださいました。高校生にとっても、小学生にとっても、お互いに良い経験となる事業でした。今でも、その交流は続いていることと思います。

 今回、こうしたかたちで、本校が、中学生のお役に立てますことを、嬉しく思っています。

 本日午後には、テスト日ゆえ、いつもより早い時間帯で職員会を行いました。今日の職員会、本校の将来に向けて、非常に重大な決断をしました。

 それは、

1 来年度より、1コマの授業時間を現行の50分から55分に延長する。

2 火曜日の7時間目授業を原則廃止する。=「ぶら下がり授業」の一部解消

3 「土曜授業」は実施せず、従来どおりの「土曜講座」を行う。

 というものです。

 少し補足しますが、

 1に関しては、現行に比べて、授業時間が1割増しとなるということです。もう少し具体的に書きますと、週あたり授業時間が、5分×6コマ×5日ー50分(火曜日のぶら下がりの1コマ分)=100分の増加、年間35週として、100分×35週=3500分の増加となります。

 2に関しては、火曜日の7時間目を解消したかったということです。この7時限の設定は、放課後の会議、部活動等に様々な障害がありました。

 3に関しては、現行どおりですから、コメントしません。

 このことは、これから様々な場面で周知していきたいと考えています。具体的な運用は、もう少し、教育課程委員会で検討してもらいます。ある程度、皆さんにお話できるようになりましたら、また、お知らせします。


5月19日(火)3学年中間考査開始 2015-041

2015-05-19 18:02:44 | 日記

 3学年は、本日から4日間、中間考査を実施します。1・2年生は平常授業を行いました。7時間授業で、試験日課でしたので、終了時刻がいつもより遅くなりました。

 テスト日課は、まず、SHRを最初に実施し、午前中の時間は、休み時間を15分間取っています。

本日のテスト日課:3年生の試験科目

3年生の試験の様子

 詳細は、本校のHPをご覧ください。

 http://www.nagano-c.ed.jp/futaba/newnikkahyou.pdf

2年生がSHRで、音楽会の練習をしていました。

 今朝は、出勤する前は、曇っていたのですが、学校に着くころに、突然雨が降ってきましたので、長瀬まで大根坂をくだっていくのは断念し、正門で生徒を迎えました。傘をささずに大根坂を登ってくる生徒も何人かいて、「風邪をひかないように、頭をよく拭いてくださいよ」などと声をかけました。「家を出るときには、雨が降っていなかったので、傘を忘れました」といったことを話してくれた生徒もいました。「油断大敵」です。そういえば、山本周五郎の短編に『油断大敵』というのがありました。初任の頃、同じく初任の同僚が教えてくれた短編です。

 話は変わり、南信大会のことです。

 体操に個人で出場した齊藤さんが、優勝しました。県大会もがんばってください。そして、二年間出場したインターハイに今年も出場できることを期待しています。

 


5月18日(月)南信大会結果速報 2015-040

2015-05-18 18:20:04 | 日記

 南信大会の結果について、私の知り得た情報を記載しようと思います。

 男子サッカー部 南信ベスト8 県大会出場

 陸上部 男女ともに、県大会出場多数

 ☆男子

 400m  岩本 8位

 1500m 伊藤 優勝

 5000m 伊藤 2位 鈴木 3位

 110mH 荻原 優勝 中村 4位 清水 7位

 走り幅跳び 清水 7位

 やり投げ  河西 6位

 4×100mR 馬場・阿部・清水・岩本 6位

 4×400mR 岩本・清水・荻原・阿部 6位

 八種競技    荻原 優勝

 ☆女子

 400m  森本 7位

 800m  田中 8位

 1500m 井尻 4位 田中 7位

 3000m 井尻 優勝 神戸 6位

 400mH 森本 優勝 高見 4位

 走り幅跳び 高見 3位

 4×100mR 廣瀬・高見・高橋・細川 8位

 4×400mR 廣瀬・田中・高橋・高見 8位

 1500m 先頭を走る伊藤君

 110mH 本校が3名決勝に進出

 女子バレーボール部 南信第4位 県大会出場

 男子バレーボール部 南信第8位 県大会出場

 女子バスケットボール部 南信第5位 県大会出場

 男子バスケットボール部 南信第5位 県大会出場

 男子バドミントン部 南信第5位 県大会出場

 新体操部 団体と個人で県大会出場

 弓道部 女子団体 第3位 県大会出場 女子個人 県大会出場

 男子テニス部 個人で県大会出場

 私は本日も、国語科の先生方を中心に、4人の先生方と面談を行いました。他に、お客様もいらっしゃり、お話をしました。

 


5月17日(日)バド・男バレ応援 2015-039

2015-05-17 15:12:43 | 日記

 本日は、諏訪市内の体育館で行われている男女バドミントン部の応援に出かけてきました。男子バレーボールの試合も諏訪実業高校体育館で行われましたので、そちらにも顔をだしました。

諏訪市体育館 男子バドミントン会場

諏訪実業高校体育館 男子バレーボール会場

 まずはじめに、諏訪実業高校体育館に応援に行きました。会場に応援に来ていた保護者の皆さんにもご挨拶を申し上げました。また、顧問の浜先生や選手諸君に、昨日の試合に勝ち、県大会に出場できたことへのお祝いの言葉を申し上げました。

 本日は、5位から8位決定戦です。

 初戦は、飯田OIDE長姫高校でした。残念ながら、勝利の女神は、本校にはほほえみませんでした。次の7位・8位決定戦は観戦せずに、バドミントンの試合会場を訪れました。

 まずは、諏訪実業高校近くの清水町体育館で行われていた、女子バドミントン部の個人戦です。顧問の竹村先生や応援中の1・2年生に声をかけましたところ、生徒お手製の「チーズケーキ」を頂戴しました。これが非常においしかったのです。ありがとうございました。

 女子個人戦を観戦し、その後、男子の応援にも行ってきました。顧問の阿部先生や生徒には会えずじまいでしたが、もれ聞くところによると、団体で県大会出場とのことでした。おめでとうございます。

 先ほど、男子バスケットボール部顧問の村田先生から、大会結果の電話連絡がありました。5位から8位決定戦に回った本校は、伊那北高校を延長戦の上破り、さらに、諏訪清陵高校にも勝利し、南信5位で県大会に出場することになりました。昨年のこの大会は、ベスト8に進めずに、県大会出場を逃したのですが、本当によく頑張りました。

 本校の男子は、ここ一番の勝負時に、どうも本来の実力を発揮できない傾向にあるように思っていましたが、だいぶたくましくなってきました。


5月16日(土)女バレ応援 2015-038

2015-05-16 20:42:18 | 日記

 東海大学付属第三高校体育館で行われている、女子バレーボール部の試合の応援に出かけてきました。「東海大第三」を訪れるのは初めてです。

東海大学付属第三高校

 その前に、本校校庭近くの手長神社のお田植えの神事の写真を撮りたいと思って、いってきました。「校長先生もどうぞ」と氏子の皆さんに勧められるままに、一緒に神事に参加してきました。8時からでした。

 その後、「東海大第三」体育館に出向き、本校と松川高校の試合を観戦してきました。顧問の下條先生、永田先生お疲れ様です。

 会場に行きますと、保護者の皆さんが挨拶に来てくださり、応援席に連れて行ってくださいました。野球の応援と同じグッズも渡され、特等席で、一緒に応援しました。こんなに間近で女子バレーボールの試合を見るのは久しぶりでした。男子は、昨年秋の大会の会場長で、間近で見ました。

 相手は昨日の試合に勝ち上がってきていて、本校は初戦ということもあり、最初は動きが固かったんです。20対24と第1セット、絶体絶命のピンチだったんですが、そこから粘り、追いついて、ジュースのセットを奪い、第2セットもとり、勝利できました。

試合前の練習

第1セット

第1セット終了

 第2セット途中

 第2セット、リードして、サーブ権、本校

勝利して、整列の場面

 本校の女子バレーボール部は、「知る人ぞ知る」、非常に伝統のある、また一時期は常勝チームで、連続してインターハイにも出場しています。OG組織もしっかりしていて、「白葉会」といい、今でも、本校の体育館で、夜、練習しています。試合に出ているんです。

 中学生の皆さん、そんな本校「女バレ」で、青春時代を過ごしてみませんか。きっと、かけがえのない仲間、先輩、後輩とであうことができますので。

 女バレ応援の後は、岡谷市の岡谷美術考古館に出かけてきました。本校の卒業生である辰野登恵子さんの追悼展を見てきました。本校からも大作を貸し出していますので。また、先日、宮澤同窓会副会長さんから、お誘いも受けましたので、出かけた次第です。翠川館長さんとしばしお話もできました。ありがとうございます。

  http://www.okaya-museum.jp/

  http://www.okaya-museum.jp/wp/wp-content/uploads/2015/02/4f6ca73e3f3169d7ce143a1d0dd429e6.pdf

 http://www.okaya-museum.jp/wp/wp-content/uploads/2015/02/4824002fa4acd13dc5783b559b84415d.pdf

  

 辰野先生は、「二葉祭」のパンフレットの表紙を描いていらっしゃったんですね。初めて知りました。 

 なお、この追悼展、明日までです。

 他の試合結果も、少し連絡がありました。

 サッカー部は、東海大学付属第三高校と対戦し、相手は強豪故、勝つことはかないませんでした。

 男子バレーボール部は、赤穂高校と対戦。2対1で逆転勝利をおさめたとのことです。秋の新人戦では、赤穂高校戦で、悔しい思いをしたのですが、今回は雪辱を果たすことができました。サッカー部も、昨日、駒ヶ根工業高校に、「リベンジ」できましたし、本校の男子生徒たちも、従来の人柄の良さの上に、「粘り」が出てきたような気がします。

 先ほど、男子バスケットボール部顧問の村田先生から報告が入りました。飯田風越高校に勝利し、県大会出場を決めたそうです。その後の飯田高校との戦いには敗れたため、明日5位から8位決定戦に回るそうです。昨年は県大会には進めなかったので、男バスもよくやりました。

 部活動を通して、精神力を鍛えることも、大事な高校生活の柱です。