今日から、学校を再開しました。この校長日記をお読みの皆さん、どんな年末年始をお過ごしだったでしょうか。
私は、ゆっくりと自宅で過ごしました。日頃読めなかった本を読んだりして。
特に、上伊那の民俗学者である向山雅重先生の著作集を集中的に読みました 。『信濃民俗記』 慶友社刊 などです。また、大学時代の恩師千葉徳爾先生の最後の著作『新考 山の人世 柳田國男からの宿題 』古今書院刊 2006年 も、著作内の「自学のすすめ」に興味を覚え、再度読み返しました。今日の始業式の講話内容の元ネタになるものです。
向山先生に関しては、宮田村に向山雅重民俗資料館があります。
昨日は人間ドックにもいってきました。いつもこの時期にいくことにしています。年末年始に不摂生をしないためでもあります。
佐久から諏訪に戻ってくる際に、結構昼間は暖かかったので、新和田トンネルを通らずに、ビーナスラインで戻ってきました。冒頭の写真は、途中、富士見台から撮影した富士山と八ヶ岳です。
学校に寄り、出勤している職員に年頭のご挨拶を申し上げ、少し仕事をしました。
教頭先生から、年末に精力的に取り組んでいただいた、「匿名性を担保した授業評価」と「匿名性を担保した学校評価」の集計結果を昨日いただきました。教頭先生は、前回の中間まとめでは、かなりの時間この集計作業に時間を費やしていただきました。今回は二度目ということもあり、慣れてきて、少しは時間短縮ができたそうですが、やはり、年末休業中に幾日も出勤してくださり、データ処理を行ってくださいました。私も資料を今日以降じっくりと読み込み、先生方には、面談の折に個別データをお渡しします。教務係の松下先生も、本日、昼食をとるのも忘れるくらい熱心に、集計結果のグラフ化に取り組んでいただきました。このグラフがよくできているんです。後日、本校のウェブサイト上に公開しますので、お待ちください。
また、本日配付しました進路通信『青雲遠く』を、進路指導主事の野澤先生から頂戴し、昨晩読みました。受験体験記などです。3年生諸君、ためになるので是非じっくりと読んでください。
さて、本日は、職員の朝会を開き、その後、放送による始業式を行いました。通常の7時間授業を、いつもより5分遅れで実施しました。
職員朝会では、1月1日の「校長日記」で紹介しました、山口利幸先生の近著『信州教育に未来はあるか』を紹介し、先生方にも「是非お読みください」と、勧めました。
放送委員が2名、前回の終業式に引き続き、放送室のサポートをしてくれました。
ありがとうございます。
始業式の時間は、SHRも含めて、15分間だけですので、私が長いこと、しゃべる訳には参りません。前回の終業式同様、百瀬教務主任の、「ただいまから、3学期始業式を放送で始めます」の発声の後、私から話をしました。
話の内容は、「自ら考え、自ら行動する」ことの重要性について、本校生徒たちの具体的な事例をもとに話しました。
寒さのせいでしょうか、前回と同じ音量設定で放送したのですが、後で担任の先生方から伺いますと、私の声が小さかったそうです。聞き取りにくかった皆さん、本日の本校ウェブサイト上に、いつものとおり、係の濱崎先生が、今日の講話内容を掲載しましたので、そちらをご覧ください。