長野県諏訪二葉高等学校校長日記 2014・2015

諏訪二葉高校の校長です。校長の視点から学校の様子をお伝えしたいと思います。登校日毎日更新を目指します。ご愛読願います。

5月30日(金)音楽会に向けて 2014-047

2014-05-30 16:58:21 | 日記

 高校校長会管理運営専門委員会の会合が、本日午前中、長野市のスポーツ会館で行われました。直行で出かけてきました。

 先ほど4時過ぎに、学校に戻ってきました。上諏訪から長野まで電車でいきますと、約2時間かかります。結構本を読むことができ、往復の4時間を楽しんでいます。

 上諏訪駅から学校まで歩いていると、次々と帰宅途中の生徒に会いました。「さようなら」と声をかけました。

 佐久では、別れ際に、「おやすみなさい」というんですが。諏訪では言わないと思い、「さようなら」といいました。生徒に聞きましたら、やはり、「おやすみなさい」とは言わないそうです。

 さて、この会議、私が委員長となりましたので、4月中から、委員の校長先生方の日程調整を行いながら、今日の会議開催の運びとなりました。

 日程調整を行ってみて、わかったことがあります。

 校長先生方、様々な会議があり、委員会のメンバー全員がそろう日はまず持てないということです。

 本日も午後に会議を設定しようと考えましたが、午後には、PTA連合会の会議が各地区で行われていて、午前中開催としました。すでに別の会議が午前中にも予定されていて、何人かの校長先生は欠席とのご連絡を受けています。

 よって、昨日までに、事前に内諾を得られる事柄は内諾を得ながら、本日の会議を持ちました。
 
 学校では、来週の月曜日からの教育実習の始まりの前に、実習生たちに対するオリエンテーションを実施しています。

 話は変わり、昨日のLHR(ロングホームルーム)のことです。

 なんということでしょう。

 校内が、歌声一色で覆われました。6月4日の音楽会の練習です。

 1年生は小体育館で、「プレ音楽会」を行っていました。審査員長をつとめられる理科の久松先生も、本番さながらに歌声を聴いていました。



    

    

    

     1年6部の黒板から

 

 さらに、話は変わり、諏訪二葉高校の中のお勧めスポットの紹介です。



    

    

     モニュメントの前で、合唱練習中の3年生(5月29日撮影)
 

モニュメント「揺籃」(ようらん)]

 新校舎新築の際、本校の卒業生で彫刻家の井上玲子氏より寄贈されたもの。時の流れと時代のうねりを根底として、そこに生きる人々の平和とやすらぎを求める心をしっかりと受け止めて育み、揺籃のぬくもりとやさしさを表現。
 そして、カーチンウォールのシンプルな空間の中に溶け込み、そこに穿かれた空間の向こうには、もう一つの世界が重層的に見えてくる楽しみを付加。

 さらにさらに話は変わり、教務室でこの「校長日記」を加筆していると、3年生が「校長先生、ちょっといいですか」とたずねてきました。「はい、何ですか」と応じると、「3年2部の○○です。国語表現の授業で、校長先生にインタビューをしたいと思いますが、ご都合はいかがですか」と言うじゃないですか。
 
 「それでは、今から、校長室でしましょう」と言って、インタビューを受けました。生徒からインタビューを申し込まれたのは、上田高校の教頭時代に、新聞部のインタビューを受けて以来のことです。

 この授業、前もって国語科の三間先生から、「実施したいので、校長先生も協力をお願いします」といわれていたものです。

 なかなかの企画です。ありがたいと思っています。

 ところで、本日午前中、小林教頭先生は、上諏訪中学校で進路講話を行ってきました。

 諏訪二葉高校の「すばらしさ」を、パワーポイントを使いながら、話をしてきました。

    
    
 今後、茅野北部中学校、諏訪中学校、塩尻中学校からも声をかけていただいています。


  


5月29日(木)H-LAB生徒向け説明会 2014-046

2014-05-29 20:44:38 | 日記

 過日この校長日記で紹介した「小布施× summer school by H-LAB」説明会を開催しました。実行委員の遠山さんが説明をしてくださいました。



   

 

 教頭先生と三間先生に生徒を募ってもらいました。参加してみたいと思う生徒が何人か説明会を受講しました。三間先生と一緒に、英語科の永田先生も説明会に参加してくださいました。

 また、数学科の竹田先生が顧問を務めるJRCでは、本日放課後、被服室で「点字学習会」を行いました。

 光の会及び諏訪市社会福祉協議会の方を講師にお迎えし、点字の学習会を月に1回のペースで行うとのこと。今日が第1回です。担当者の方が、校長室にご挨拶にお見えになりました。「校長先生もご一緒に」との言葉を頂戴しましたが、学習場面の写真撮影のみをさせていただき、学習会場を辞しました。点字の勉強は後日を期します。

 点字は、「右から左に打つこと」、「打ったものを裏返しにして左から右に指先で読むこと」、「点字の基本は、『あ・い・う・え・お(a/i/u/e/o)』であり、そこにさらに、点が増えていくこと」を学びました。「a/i/u/e/oが、ka/ki/ku/ke/koとなるという、ローマ字と同じ原理」のようです。



  

  

  

 

 話は変わり、昨日夕方から、諏訪市の主催する「石巻市民との懇談会」が湖泉荘を会場に行われました。本校からは生徒会顧問の小松先生と生徒5名が参加しました。このことは、以前、この「校長日記」で紹介しました。生徒たちは、石巻の皆さんから様々なお話をお聴きし、先の東日本大震災に思いを巡らせて欲しいと思っています。

 昨日の様子を小松先生から今日伺いました。

 被災地への支援の方法は様々ありますが、私は、ウェブベルマーク運動に参加しています。詳しく知りたい方は、「ウェブベルマーク」で検索してください。

 https://www.webbellmark.jp/


 これも昨日のこと。教頭先生と校地外の清掃活動を行っていますと、親しくお話をすることができるようになった近所の方が、畑仕事をしていました。



   

  

 

 「何を作られているんですか」と伺うと、「ねぎ、レタス、ミニトマト、カボチャ、ほうれん草、赤カブ、ジャガイモです」と教えてくださいました。本校の校庭の横の畑です。「カボチャは、土手に這わすんです」との話に、昔、千葉徳爾先生とフィールドワークをしたときに、「田澤君、あれはなんだね」と尋ねられ、答えに窮していると、「あれは『どてかぼちゃ』というのだ。」と教えていただいたことを、思い出しました。35年以上も前のことを懐かしく思い出しました。

 私の自宅のある佐久地方では、「小満祭(こまんさい)が終われば、畑の作物を植え付けてもよい」という言葉があります。小満祭は、5月の第3日曜日に佐久市臼田(旧臼田町)で行われている稲荷神社の祭りです。この時期までは、「霜にやられる恐れがある」からだとも聞いたことがあります。これを、農事暦と呼びます。

 それに比べ、この諏訪二葉高校周辺では、畑作物の植え付けが若干早いように思いました。

 山に残る雪の形で種まきの時期や田植えの時期を判断する「雪形」も農事暦の一つです。

 例えば、茅野市米沢塩沢では、「蓼科山に一つ目の雪が残って見えるようになると田仕事が忙しい」といわれており、富士見町立沢では、「八ヶ岳の編笠山の残雪がしかの寝姿、金魚のさかさ泳ぎの形になると苗代田の用意をする」といっています(『長野県史民俗編 第二巻(2)南信地方 仕事と行事』 昭和63年 16頁)。

 この諏訪二葉高校からは、北アルプスや八ヶ岳といったこの時期まで雪が残る山が見えませんので、「雪形」の言い伝えはないのかもしれません。実際に近隣の集落調査をしていませんので、何ともいえませんが。


5月28日(水)手長神社のこと 2014-045

2014-05-28 21:14:56 | 日記

 本校のプール及びテニスコートの上の段に、手長神社の田んぼがあります。



   

   

 

 先月、近くにお住まいの方から教えていただきました。上の写真の水田がそれです。

 学校下の用水路の水があふれていて、その原因が、「手長神社の田んぼに水を引き入れるために、水を流したが、土砂がたまり、水があふれたから」と、近所の方から話を伺ったことがそもそものはじまりです。

 民俗学で「宮田」と呼ばれる、こうした神社所有の水田は、戦後すぐの農地改革の中で、宮田を耕作していた小作人たちの所有に変わっていったと、調査の中で伺ったことがあります。

 例えば、飯田市竜江宮沢では、「お宮の田があり、これを神田と呼んだ。六畝くらいあったが農地解放でなくなった。田は氏子が共同で作った。初穂、神饌は神田から収穫した。神田で作った米は神社にあげドブロクを作った。残った米は氏子の中で欲しい人に売った。」(『長野県史 民俗編 第二巻(1)南信地方 日々の生活』昭和63年 56頁)とあります。

 この水田は、「手長神社の役員の皆さんが、耕作をしている」とうかがいました。
 
 役員とはどういった人たちなのか、収穫した米をどのように使うのか。なぜ、農地改革で解放されなかったのかなどなど、俄然興味がわきました。

 いつの日か、調べてみたいと思いました。

 下の写真は、水田の除水路に注目ください。諏訪の特産品の鉄平石で除水路が作られています。

 大根坂の下の方には、この鉄平石のお店もありますし。

 こちらも、大変興味深く、写真に収めました。

   

   5月19日撮影 田植えも行われました。

 また、手長神社と関連すると思われる足長神社にも、興味をそそられました。

 ゴミ拾いに歩いていると、思わぬ話を聞けるものです。

 話は変わり、「3学年通信」№3を頂戴しました。先週のテスト期間中、受験票や卒業アルバム用の写真撮影を行ったとのことです。ネクタイ・標準服の上着着用(校章付き)で撮影したそうです。

 さらに話は変わり、昨日マスコミ各社が、本校の吹奏楽部の活動の取材に来校されました。その折に、市民新聞社が、5月11日の新聞で、この「校長日記」のことを取り上げてくださり、当日の新聞を頂戴しました。ありがとうございました。昨日まで、掲載されたことを知らずにいました。どうも、12日からアクセス数がいやに増えているなぁと思っていましたが、この記事を掲載していただいたからでしょうか。

 私の校長日記と同じような感じで、諏訪実業高校の「教務室通信」も、諏訪実業高校のウェブサイト上にアップされています。その作り方、大変参考になっています。私が宣伝するのも、変な話ですが、この「校長日記」をご覧の皆さん、諏訪実業高校のウェブサイトも一度ご覧いただければ幸いです。「諏実」の生徒の様子などがよくわかりますから。

 ちなみに、今日は、作家「石川達三」について書かれていました。本校の教務室で、この「教務室通信」を皆で読んでいて、俄然、石川達三について、「この作品を学生時代に読んだことがある!」といった話題で盛り上がりました。石川達三の小説を読んだことのある世代ですから、どんな世代か、お察しください。

 私も学生時代に、親しかった友人から勧められて、『人間の壁』を読みましたよ。

☆追伸 6月16日

 朝、ごみ拾いをしていて、第2駐車場についたときに、軽トラに乗った男の方が駐車場に来ました。挨拶をして、お話を伺うと、「田んぼの水見にきた」とのことでした。立ち話をしました。その内容が以下のものです。

・役員とは、氏子総代のことである。任期は6年である。山野(さんや)委員が、田や神社林の管理を行っている。

・田んぼの水見は当番を決めて行っている。

・この田んぼは7畝あり、約6俵の収穫がある。収穫した米は、氏子で購入したり、神社の祭り用に使う。

・田んぼの中に鉄塔があるため、また、田までの道路が整備されていないため、大型の田植え機を使えない。手押しの田植え機で田植えを行っている。

・氏子の中で水田を作っている人が少なくなってきているので、氏子の中から、次期の田の管理を行う人を選ぶのが難しくなってきた。田植え機を持っている自分が手伝うことになるかもしれない。農協に田植えをお願いするにも、大型機械が入れないので難しい。


5月27日(火)県大会壮行会 2014-044

2014-05-27 19:06:19 | 日記

 先日、県大会に出場する陸上部の壮行会を行いました。この「校長日記」でも紹介したとおりです。

 本日放課後、陸上部以外で県大会に出場する部活動の壮行会を行いました。昨日、中村生徒会長が、「校長先生から挨拶をお願いします」と、校長室に来てくれました。

 県大会出場の皆さん、がんばってきてくださいね。私も、できる限り、応援に行きますよ。

 以下の部活動が、壮行会で壇上に上がりました。各部長から県大会に臨む決意が述べられ、その後、中村生徒会長と私から、激励の話をしました。

 男子バドミントン部、女子バスケットボール部、女子バレーボール部、ソフトテニス部、女子サッカー部、新体操部



  

    山田生徒会副会長の先導で選手入場

  

    応援の様子

 

 話は変わり、この金・土・日に行われた陸上の県大会の結果を、昨日まとめて新聞で見て、また、陸上部の生徒達から、昨日の朝の登校途中に大会の様子を聞きました。北信越大会に出場する荒木さんと森本さんは、顔と名前が一致していますので(南信大会で賞状を渡しましたから)、それぞれに「おめでとう」と声をかけました。「ありがとうございます」とかえしてくれました。

 その後、顧問の櫻井先生が詳細に話をしてくださいました。1600mリレーで、選手と応援が一体となり、南信大会のタイムを更新して、見事北信越大会出場を勝ち取ったとのこと。その場面は見ていませんが、想像はできます。うれしいなぁ。

 陸上って、本来個人競技ですよね。しかし、そうではない団体競技の側面もあると思いました。陸上部の1年生が、昨日の朝、「応援をしすぎて、声がかれてしまいました」と私に話してくれました。そうした心持ち、とてもうれしく思いましたよ。

 6月20日から22日まで、松本市で行われる北信越大会に以下のメンバーが出場します。おめでとうございます。また、全国大会を目指して、がんばってきてください。おおいに期待しています。

☆男子
・3000m障害 小林君
・1600mリレー

☆女子
・1500m   荒木さん
・400m障害  森本さん


5月26日(月)諏訪地区高等学校PTA連合会会議 2014-043

2014-05-26 19:25:11 | 日記

 本日夕方から標記の会合が行われました。

 本年度の事務局校は、諏訪実業高校です。お疲れ様です。

 本校からは、小林PTA会長さんをはじめとする本部役員の皆さん、渉外係の永田先生と出かけてきました。

 諏訪地区の標記の会議、各校の校長、教頭、事務長、PTA会長・副会長が出席し、かなり多くの皆さんで会議をもちました。佐久地区のこの会は、これほど多くの方は参加していませんでしたので、まずそのことに驚きました。

 また、昨年度、地域高校協会などで大変お世話になった富士見高校の五十嵐前PTA会長(この連合会の前会長)さんをはじめ、懐かしい方々にも再会できました。私事で恐縮ですが、我が家の息子の高校時代の担任の先生にも、この会で再会でき、しばし、お話をしました。

 会議の中で、この校長日記のことも話題になりました。ちょっと面はゆい気分でした。

 校内では、午後、春季避難訓練を行いました。過日、係の先生から提案がありました。

 避難訓練ゆえ、消防署からも署員をお招きしました。雨天となり、避難場所を、小体育館集合に急遽変更しました。

 私は上記の会議のため、講評は、小林教頭先生にお願いしました。

  

 話は変わり、先週の金曜日、小林教頭先生から、上に示した本を紹介してもらいました。

 受験生は、是非読んで欲しい本です。

 例えば、こんなことが書いてあります。

 「偏差値60以上の『上』くん 部活動にも勉強にも懸命に打ち込む

 一方、

 「偏差値50以下の『イカ』くん 部活動ばかりで勉強に手が回らない

 要するに、限られた時間をどのように使うか、自分で自分をコントロールする力といったものが求められているということでしょう。

 かつて、「大学に合格するためには、高校3年間の家庭学習時間の合計が3000時間必要である。さらに、難関大学の場合は、プラス500時間の3500時間必要」と、聞いたことがあります。

 3000時間を1000日(365日×3年)で割ると、おおまかにいって3時間ですよね。一日平均3時間勉強しないと、大学受験には太刀打ちできないということです。

 二葉生の皆さん、自分の学習時間と上記の話を結びつけて、自分なりに勉強時間を確保してくださいね。

 部活動のために、家で学習する時間を確保できずらいのであれば、電車の中とか、学校での休み時間とか、様々な時間を考えてみてください。まして、スマホでゲームをしている場合ではないと思いますよ。そんな人はあまりいないと思いますが。


5月23日(金)中間考査最終日 2014-042

2014-05-23 22:15:51 | 日記

 中間考査最終日を迎えました。

    

     写真は2年4部の板書です。

 なお、1・2年生は、試験終了後、総合的な学習の時間を実施しました。

 1年生は、担任の数学科竹田先生にお聞きしましたら、就業体験的な活動の説明等を行う予定とのことでしたので、その時間伺い、以下の写真を撮らせてもらいました。



    

    

 

 試験が終了すると、部活動を再開します。県大会出場クラブはがんばって欲しいと思います。なお、本日から陸上部は、松本市で行われる県大会に出場中です。

    

   通常の部活動計画は教務室前の廊下の掲示板に掲示してあります。

    

 昨日、県大会直前の女子サッカー部は、試験中ですが、顧問の百瀬先生の指導の下、短時間練習をしていました。

 音楽会も近づいてきました。歌声にも熱がこもってきました。

 今日は午前中、教頭先生が、岡谷東部中学校の進路講話に出かけました。パワーポイントを使った大変わかりやすい資料に仕上がっています。

 中学生の皆さんには、体験入学の折に、お見せできると思いますので、諏訪二葉高校を志願する予定の中学生の皆さんは、ぜひ、体験入学に参加ください。

 話は変わり、昨日、事務室の宮澤さんが、「校長先生、レース草の花が咲き始めました」と教えてくださいました。

 今朝、早速、写真に収めました。



   

   

 

 大根坂を勉強しながら登校してくる二葉生も写真に収めました。テスト期間ゆえ、けっこう、教科書やノートを見ながら、登校してきています。

   


5月22日(木)1年生オリエンテーション合宿まとめ 2014-041

2014-05-22 11:24:43 | 日記

 本日も、中間考査を行っています。



  

  

   1年1部の黒板から

 

 さて、1学年のオリエンテーション合宿のまとめを、1学年から頂戴しました。

 生徒のアンケートをまず見てみましょう。

 ・学習合宿は自分にとってよかったですか。

  よかった 64% まずまずだった 34% よくなかった 2%

 ・教科学習について

  大変役に立った 12% 役に立った 71% 
  あまり役に立たなかった 5% 役に立たなかった 2%
  どちらともいえない 10%

 ・合宿で何を得ましたか

  クラスに打ち解けることができた 友達ができた 集団行動の大切さ 高校での勉強 など

 ・学習合宿でよかったこと

  勉強方法、予習・復習のやり方がわかった 授業の雰囲気がわかった

 などとありました。



   

   

 

 上の写真は、本校の自転車置き場です。先日、朝撮影したものです。本校は坂の上にあるので、それほど自転車通学者は多くはありません。

  


5月21日(水)1学期中間考査 2014-040

2014-05-21 06:33:00 | 日記

 3年生は中間考査2日目、1・2年生は中間考査1日目を迎えました。予報どおり昨晩から雨が降っています。ここのところ、雨が降りませんでしたので、農作物を作っている方々にとっては、「恵みの雨」となったことと思います。

  

 昨日放課後、教室を見て回っていると、2学年では、数学科の竹村先生と村田先生が補習を行っていました。試験前日、生徒のためにお疲れ様です。

 また、3年生の教室では、あちらこちらで試験勉強をしていました。そんな中、英語科の百瀬先生の3年2部では、黒板に本日の試験日程とともに上記の絵が書いてありました。勉強している生徒に聞きますと、勉強の合間に、絵を描きながら「しりとり」をしていたそうです。最初が、「さる(猿)」、ついで、「ルーレット」、次が「トーマス」となります。「トーマス」は「機関車トーマス」ですよね。私も我が家の子どもたちに「トーマス」の絵本を読んでやったことを思い出しました。単なる「しりとりゲーム」ではなく、そこに、絵を介在させての「しりとりゲーム」というところに、二葉生の発想力の冴えを思いました。「明日の校長日記に書くからね」と言って、教室を後にしました。「友達に話します」と応えてくれました。



   

 

 さて、話は変わり、上に示した本を皆さんご存知でしょうか。

 ある先生に紹介していただき、早速購入し、ただいま読んでいます。小林教頭先生にも紹介し、二人で、その内容について、話もしています。

 私の知り合いの先生方の間でも、この本を読むことがただいまブームとなっています。

 また、本校の先生方にも、「ぜひ読んだほうがいいですよ」と宣伝中です。

 本の詳細は、まず購入して、自分の目でお確かめください。


5月20日(火)3年生1学期中間考査開始 2014-039

2014-05-20 16:08:15 | 日記

 3年生は、本日から4日間、一学期の中間考査に臨みます。試験科目が多いので、4日間行うことになっています。

 なお、1・2年生は明日から3日間の日程で中間考査を行います。

 試験日課は、SHR(ショートホームルーム)を最初に行い、その後、試験となります。

 生徒諸君はがんばって欲しいと思います。3年生の中で推薦入試を考えている諸君は、1学期の成績が重要な意味を持ちますので、特に奮闘努力を期待しています。

 話は変わり、南信大会の結果を、聞きました。昨日の朝、地歴公民科の坂口先生から試合の様子を伺ったのを皮切りに、多くの先生方から大会の様子を伺いました。体育科の鈴木先生は、わざわざ校長室まで私が観戦した後の試合のことを報告しに来てくださいました。

 昼休みに校長室から廊下に出ると、女子バスケットボール部の生徒が2人立っていたので、「私に用がありますか」と訪ねると、「応援をありがとうございました」と応えるじゃありませんか。伊那北高校との試合に勝ち上がり、ベスト4に勝ち進んだ我が女子バスケットボール部。「田川高校で行われる県大会にも応援に行きますから」と励ましました。こうした「感謝」の気持ちを相手に伝えることって、わかっていてもなかなかできないものですが、本当にうれしく思いましたよ。

 大会結果は、一部わからないところもありますので、わかっている範囲でお知らせします。

☆体操個人 齊藤 優勝

☆男子バドミントン部 準優勝 

    

   顧問の河西先生提供の写真です。


☆女子バレーボール部 準優勝
 
   

   小林教頭先生撮影

   顧問の下條先生から、試合の推移を伺いました。

☆新体操部 団体3位 個人 山下 5位

   

   
☆女子バスケットボール部 4位

   上述の通り、顧問の鈴木先生及び日曜日も応援に出かけた教頭先生から、試合の様子を伺いました。

☆ソフトテニス部 久松・小平組 ベスト16 県大会出場

   顧問の濱崎先生から結果を伺いました。

 さらに話は変わり、昨日午前中、白葉会(ハクヨウカイ)の畑会長さんと小沢副会長さんが、わざわざ校長室を訪ねてくださいました。白葉会は、女子バレーボール部のOG組織です。4月に、校長宛のお便りも頂戴しています。

 本校の女子バレーボール部は、インターハイに何度も出場したこともある、伝統と実績のある部活動です。

 「創部は昭和10年頃であろうか」(『長野県諏訪二葉高等学校七十年誌』)とあります。昭和10年は1935年です。

 さて、この女子排球部(バレーボール部)のことです。

 インターハイに、昭和27年(1952年)、28年(1953年)、31(1956)年と出場しています。さらに、42年(1967年)にも出場。42年の10月10日には、「白葉会」が誕生しています。43年(1968年)、44年(1969年)、46年(1971年)、47年(1972年)、48年(1973年)、52年(1977年)にもインターハイに出場しています。47年(1972年)の第3回春の選抜大会では全国3位という輝かしい成績を収めています。国体にも、49年(1974年)・50年(1975年)と出ています(『写真でかたる二葉百年のあゆみ』参照)。

 また、他の部活動の歴史も、この「校長日記」で紹介したいと思います。

 例えば、インターハイ全国優勝をしている体操部とかスケート部とか、インターハイ出場常連であったバドミントン部などです。


5月19日(月)本校ウェブサイト 2014-038

2014-05-19 06:27:05 | 日記

 皆さん、諏訪二葉高等学校のウェブサイトをご覧いただいたことがあるでしょうか。

 http://www.nagano-c.ed.jp/futaba/

 私も、3月中旬に、本校着任が決まったときから、学校情報の収集のために、本校のウェブサイトをよく見るようになりました。

 そして、着任後、気がついたことをその都度、教頭先生や教務係のHP担当者にお話し、直してもらっています。

 昨年度までの古い情報を新しく差し替えてもらい、新たな情報もウェブサイト上に掲載してもらっています。さらに、よりよいものにしたいと考えています。

 皆さん、ウェブサイトに関するご意見がありましたら、遠慮なく、お知らせください。学校代表メールアドレスもウェブサイト上に公開していますので。ただし、すべてご期待に応えられるわけではないことを申し添えておきます。



   

   

   

 

 上記の写真は、先週水曜日の朝に撮影した本校の様子です。

 始業前には、生徒たちが正面玄関前の「明治のピアノ」を使いながら、音楽会の練習をしていました。





 また、1時間目の体育の時間は、男子がソフトボールを、女子がテニスをしていました。

 「明治のピアノ」とは、以下のいわれがあります。本校ウェブサイトからの引用です。

 学校創立間もない1911(明治44)年に購入し、3回の移転にも奇跡的に耐え、失われずに保管されてきた。明治期を代表する手作りのアップライトピアノで、正面に2つの燭台が付いている。当時の国産ピアノの代表メーカー「松本ピアノ」の製品で、100年以上前に東京の月島で作られた。現存数が少なく貴重である。
 2年余に及ぶ修理を終え、2007年春に二葉高校に戻ってきた。正面玄関ホールに設置されている。


5月18日(日)諏訪二葉高校同窓会東京支部総会 2014-037

2014-05-18 20:37:40 | 日記

 本日標記の会合が、東京の日本青年会館で行われました。原同窓会長さんら同窓会本会役員の方々と一緒に出かけてきました。先ほど諏訪に戻ってきました。

 そういえば、「あずさ」に乗るのは、大学生の時以来です。30年以上も乗っていないことに気がつきました。当時は、松本から新宿まで乗り、その後、山手線、常磐線を乗り継いで大学まで行っていました。

 最初に就職したのは東信の高校でして、その後も東北信の高校を異動していましたので、上京するのは、もっぱら、信越本線であり、その後は長野新幹線になっていましたから。

 さて、東京支部総会のことです。

 200名近い会員の皆様が参加されました。

 私も、昨年度の学校案内を持参し、祝辞の中で、学校の近況をお話しました。

 支部定期総会は、総会、講演、ミニ・コンサートと続きました。



    

 

 「関東在住の同窓生の把握が近年難しくなってきているので、何とかならないか」といったお話を承ってきました。

 「諏訪二葉高等学校同窓会東京支部会則」によりますと、発足は昭和25年4月1日となっています。1950年ということで、今年が2014年ですから、60年以上前に支部が発足していることになります。

 支部独自の会報も発行されています。「維持費として、当分の間、1,000円徴収している」とのことでしたが、昨年度の会計決算書を見ますと、1000人以上の方が、維持費を納入されていて、そのことにまず驚きました。

 今までの講師の一覧表もありましたが、例えば、本校の卒業生の作家の平林たい子氏、同じく、藤原てい氏や、本校の元教員の大村はま先生など、すばらしい講師の顔ぶれを拝見し、単に懇親を深めるだけでなく、講演会からの「学び」の姿勢に感銘を受けました。

 諏訪二葉高校8回生の皆さんの「八葉会とともに」という冊子も頂戴しました。卒業50周年記念の同期会記念誌です。

 昭和41年に第1回の会合が行われています。毎回記念撮影が行われ、参加者の様子が、集合写真からわかります。小さいお子さんと一緒に写っている写真は、8回生の皆さんが27・28歳頃の写真です。 

 東京支部総会に参加された同窓生の皆さんは、皆さん女性で、そのパワーに圧倒されました。

 同窓生の皆さんと、たくさんお話ができました。皆さん、よく母校での高校3年間のことを覚えていらっしゃり、二葉ヶ丘で過ごした青春時代がその後の人生に大きな影響を与えたといったお話も伺いました。 

 話は変わり、昨日、男子バスケットボール部は、一時リードしたものの、飯田高校に敗れました。

     

 顧問の村田先生と名取外部コーチにお礼を申し上げました。

 一方女子はバスケットボール部は、飯田高校に勝利し、県大会出場を決めました。

 顧問の鈴木先生に会いに伺うと、生徒を集めてくださったので、「次の伊那北戦もがんばってください」と申し上げました。

     

 その後、テニス会場にも出向きましたが、本校生徒を見つけることができず、岡谷を後にしました。岡谷駅でテニス部の女子生徒に会いましたので、結果を聞きました。

 


5月17日(土)インターハイ南信大会 2014-036

2014-05-17 08:04:05 | 日記

 本日もインターハイ南信予選があります。

 本日も、小林教頭先生と手分けをして、応援に出かけてきます。

 教頭先生は、バレーボールの試合を応援に、上伊那方面へ。私は男女バスケットボール部の応援に、昨日に引き続き岡谷東高校に出向きます。

☆追伸 5月18日

 写真を追加しました。



   

   男子バスケットボール部 対飯田高校戦 赤いユニフォームが本校

   

   女子バスケットボール部 対飯田高校戦 白いユニフォームが本校

 


5月16日(金)南信地区高等学校総合体育大会 2014-035

2014-05-16 18:00:13 | 日記

 本日から日曜日まで、標記の大会の集中開催日となっています。

 本校は、本日、授業を休みとしています。先生方の多くが大会引率に出かけ、また、生徒の多くが試合に臨むからです。

 よって、私も、小林教頭先生と手分けをして、今日も含め、この大会中、できるかぎり応援に回ろうと思っています。

 今日は、教頭先生と一緒に、岡谷東高校で開催されている男子のバスケットボールの試合と、辰野高校で行われている男子サッカー部の応援に出かけてきました。

 まず、岡谷東高校に、教頭先生の車で伺うと、女子高生たちが、玄関前に立っていて、「駐車場はこちらです」と案内してくれました。その対応が素敵で、すがすがしく思いました。

 本校の鈴木専門委員長が、バスケットボール会場を仕切っていました。

 本郷校長先生をお訪ねし、校長室を見せていただきました。岡谷東高校も、平成になって造られた新しい校舎で、各所に工夫がされていて、大変勉強になりました。

 岡谷東高校での男子バスケットボール部の試合は、下伊那農業高校に勝利し、明日の試合に臨むことになりました。顧問の数学科村田先生と外部コーチの名取さんにお礼を申し上げ、会場を後にしました。



  

 

 辰野高校で行われた男子サッカー部の試合は、駒ヶ根工業高校と対戦し、前半1対0とリードしたのですが、後半に追いつかれ、延長戦の末、惜しくも敗れました。顧問の体育科伊藤先生と数学科竹田先生及び生徒の諸君、お疲れ様でした。また、応援に駆けつけてくださった保護者の皆さん、ありがとうございました。



  

 

 なお、本校に関係する大会日程は以下のとおりです。

 ・陸上競技     5月9日~11日  伊那市総合運動場陸上競技場 開催済み
 ・ソフトテニス   5月17日~18日 岡谷市市営テニスコート
 ・テニス      5月16日~18日 伊那市営テニスコートなど
 ・バスケットボール 5月16日~18日 岡谷南高校、岡谷東高校
 ・バレーボール   5月16日~18日 伊那弥生ヶ丘高校、赤穂高校
 ・卓球       5月11日~12日 伊那勤労者福祉センター体育館 開催済み
 ・バドミントン   5月15日~17日 伊那市民体育館など
 ・体操       5月18日     岡谷工業高校 
 ・新体操      5月18日     松本市総合体育館
 ・弓道       5月17日~18日 県営飯田弓道場
 ・水泳       6月15日     松本市民プール
 ・サッカー     5月10日、5月16日~19日 岡谷東高校など

 また、夜には、諏訪国際交流協会の会合が市内であり、出かけてきます。

 25年度事業報告、会計決算報告、会計監査報告、26年度事業計画、予算などについて審議します。


5月15日(木)H-LABのこと 2014-034

2014-05-15 20:08:51 | 日記

 慶應SDM・小布施町ソーシャルデザインセンター研究員の大宮透氏が、昨日、本校を訪問してくださいました。過日、本人からお電話を頂戴し、昨日お話を伺うことになっていました。

  小林教頭先生、学習指導係の三間先生とともにお話を伺いました。

  大宮さんのお話は、昨夏、松本県ヶ丘高校で開催された長野県高等学校歴史教育研究会夏季研修会で一度伺っています。 このとき、キャリア教育を考える上で、大変重要な視点を与えていただいたと思ったものです。

 

     

 

 小布施 × Summer School by H-LABは、今年度は、2014年8月14日〜8月20日にわたって開催される6泊7日の高校生向けサマースクールです。

 本校の生徒たちにも、「ぜひ紹介し、参加者を募ってもらうよう」に、教頭先生と三間先生にお願いしたところです。

  開催地  上高井郡小布施町(宿泊施設:小布施町公共施設)

  募集人員 50名(長野県内から半数、長野県外から半数)

  使用言語 日本語・英語  

  参加費用 6万円  

  詳細は、以下のウェブサイトをご覧ください。動画サイトもあります。  

  http://obuse.h-lab.co/  

 大宮さんによりますと、ユーチューブでも、昨年の様子を見ることができるとのことです。  

 ユーチューブ → 小布施で検索ください。

  小布施 × Summer School 2013 をご覧ください。約4分の動画です。

  話は変わり、本日午前中、原同窓会長さんをはじめ副会長さんたちが校長室にお見えになりました。  

 同窓会から「学校教育支援金」と「部活動支援金」を頂戴しました。ありがとうございました。大切に使わせていただきます。

  なお、長野日報と市民新聞の取材がありました。

 

       

 

 さらに話は変わり、教頭先生と教務室で話し込んでいると、本日から南信大会のはじまっているバドミントン部顧問の竹村先生が、出張帰りに学校に立ち寄りました。

  結果を伺いました。男子が団体戦準優勝とのことでした。おめでとうございます。明日からの個人戦も、男女ともにがんばってくださいね。


5月14日(水)マークリーダー 2014-033

2014-05-14 15:51:34 | 日記

 皆さん、マークリーダーをご存知ですか。マークシートを読み取る機械ですよね。

 本校では、進路指導室と英語科にこの機械があります。

 連休前の昼休み、3学年担任の数学科の武田先生が、マークシートを持って廊下を歩いていましたので、「それは何ですか」とお聞きすると、「進路希望をマークシートで書いてもらったものです」とのことです。

 こうしたところで、先生方の手間隙が省かれるのであれば、こうした機械は必要なものだと思ったしだいです。



   

  進路指導室のマークリーダー

   

  英語科研究室のマークリーダー

 

 マークリーダーとはどんなものか。上田高校勤務時代に見た記憶がありますが、5年以上前のことで記憶が定かでなかったので、実物を見に進路指導室と英語研究室を訪ねました。

 進路指導室では、3年生担任の久保田先生に使い方を教えていただきました。また、英語研究室では、林先生にお話を伺いました。単語テストの採点に利用しているとのことでした。

 林先生は今年1年生の担任ということもあり、『英語通信』をお作りになっていて、それをちょうだいしました。1年生たちが、林先生の思いを汲み取り、真摯な態度で3年間、英語の学習をしていって欲しいと切に願っています。

 話は変わり、先日、市内の小学校の校長先生からお電話を頂戴しました。

 本校に戦前勤務された大村はま先生の、教え子であり、また、その研究者でもあり、昨年度、本校で講演をしていただいた、大村はま記念国語教育の会事務局長の刈谷夏子先生の講演会があるとのことです。

 ・日時 5月17日(土)13時20分から15時
 ・場所 諏訪市文化センター
 ・演題 『ことばを育てる・人を育てる』
      ー国語教師・大村はまから引き継ぐべきものー 
 聴講無料、主催は諏訪季節大学会 連絡先は諏訪教育会(電話 52-0213)です。



     

 

 上の写真に示しました刈谷夏子氏の著作、先日、本校にかつて勤務された平島先生から紹介していただきました。さっそく、注文しましたところ、本日午前中に本が届きました。

 上の本の表紙の写真、次のような注がありました。

 「長野県諏訪高等女学校の遠足で生徒たちと 昭和11年撮影」

 なんとも味わい深い写真です。

 この本の第6章が、諏訪高等女学校勤務時代(1928年~1937年)の大村先生のことについて書かれています。