諏訪市内の商業地域の活性化に、高校がお手伝いできないかと、諏訪清陵高校の石城校長先生と諏訪実業高校の倉田校長先生と、常々話し合ってきたところです。本日夜、「真澄」の会議室をお借りして、3校の校長・副校長・教頭・生徒の代表と地元の方々との話し合いを行いました。先ほど会議が終了し、官舎でこの日記を書き足しています。
開会前
会議の中での高校生の発言場面
いやあ、期待通り、もとい、期待以上の会議でした。
石城諏訪清陵高校校長の名司会の下、会議場を貸してくださった宮坂醸造株式会社の宮坂社長さんの挨拶を皮切りに、高校生から大人まで自己紹介をしていきました。ざっと数えて、50人以上は集まったでしょうか。熱気で息苦しくも感じました。マスコミ各社の取材もありました。
本校からは、私と小林教頭先生、進路の決まりました3年生4名、1年生3名が参加しました。書道の荻原先生も来てくださいました。
学校関係では、生徒以外に、諏訪清陵・諏訪実業の学校長・副校長・教頭、さらに一般の先生の参加もありました。
私も高校生達の発言を中心にメモをとりましたが、みんな、自分の体験に基づいた切実な訴えや建設的な意見を述べていました。会場にいました「大人」達が、その意見を何らかの方法で具体化していただけましたら、校長として嬉しく思います。
次回は1月に行うこととなり、高校生の役員に本校の1年生3名が名乗りを上げました。この3人、きっとすばらしい体験ができると思います。大いに期待していますし、本校の他の生徒も次々と巻き込んでいって欲しいものです。
会議会場まで、教頭先生と歩いて行きましたので、帰りも2人で、今日の会議について「総括」しながら、大根坂を登って学校に戻りました。
諏訪実業高校の以下の記事もご覧ください。
http://ji0vif.main.jp/suzitu/2014/12/post-148.html
以下の記事は、今朝の段階の記事です。
すでに、11月5日の「長野日報」朝刊でも報道されましたので、ご存じの方も多いのではないでしょうか。
高校側がどんな協力をできるのか、話し合ってみなければ、わかりませんが、私は大いに期待しています。
本県の他の高校が、地元の商店街の活性化のために力を尽くしている事例をいくつか知っているからでもあります。
高校生の力は、実は大きな力になると思っています。
以下の文は、本日の会議に関する一般の参加者向けの資料です。
第1回 高校生を中心にしたまちづくり会議(仮称)
日 時 12月2日(火) 19:00~21:00
場 所 「真澄」蔵元 宮坂醸造株式会社 会議室
住所:諏訪市元町1-16 ℡:0266-52-6161
参加者 どなたでも自由に御参加いただけます
趣旨
諏訪市内には3校の高校があり、上諏訪駅から各校まで徒歩通学する生徒が多くいます。さらに本年度は諏訪清陵高校附属中学校の開設により、中学生も加わりました。
ところが、3校生徒の駅からの通学路を見ますと、まるみつ閉店、プラザビル12月閉鎖という流れのなかで、「すわまちくらぶ」のような新しい動きもあるものの、中高生を対象にした施設や、高校生が気軽に立ち寄れ安心して居場所と出来るような店舗が、塾以外にないような状況となりつつあります。その一方で、本町、仲町、上町、清水町、末広といった昔からの商店街とその周辺住民の皆様からの、かつての賑わいを懐かしみ、もう一度街に活気を取り戻したいという声も聞こえてきます。
そんな中、この7月に「長野県の未来を担う子どもの支援に関する条例」が成立したことを受け、子どもの社会参画を保証するためにも、子どもにとって住みやすい街を、高校生を中心とした子どもと大人が一緒になって作って行こうという動きもはじまっています。
子どもにとって住みやすい街を高校生を中心に考えることは、子どものためになるだけではありません。高校生の移動手段は公共交通機関・自転車・徒歩などですから、それは自然と、お年寄りや障碍者のような交通弱者にとってやさしい街を考えることにもなります。
様々な思いを多くの人が持ち寄り、高校生を中心にしながら、誰にとっても住みよい魅力的な街をつくっていけたらと考え、この会議を立ち上げることといたしました。
本日お示しした趣旨も固定的に考えず、集まった人たちの思いにより自由に作り変えていけたらと考えていますので、奮ってご参加ください。
再び、書き足します。
今朝は雪がちらちら舞い、寒い朝でした。初雪です。
さて、校内では、2学年が修学旅行に出発しました。
朝、貸し切りバス6台で各地を5時30分の出発。中部国際空港から那覇空港へ。
世界遺産首里城公園を見学、その後平和講演会を実施。講師は伊波洋一氏にお願いしています。
国際通りのグループ別研修も組まれています。夕食はグループごとに各自でとることになっています。
インフルエンザ関連の対応のため、教頭先生共々、朝早くから学校に詰め、状況把握に努めました。教頭先生は5時前には学校に詰めていました。ありがとうございます。参加者全員が、無事に沖縄に着いたと田口学年主任から電話連絡を受けています。実は、場合によっては、教頭先生を引率職員として、沖縄まで派遣する予定でした。朝、教務室に行きますと、教頭先生は、「行く気満々」で、沖縄に向かう服装をして、教頭席に陣取っていました。沖縄に持って行くつもりの鞄を横に置きながら。
そんな緊急事態にはならずによかったです。本人は行きたかったかもしれませんが……。
「備えあれば憂いなし」、こうした心持ちで今朝まで対応してきました。私は、かつての勤務校で、修学旅行がらみのインフルエンザ対応をしたことがありますので。
バスの中でも検温をすることになっていました。途中の駒ヶ岳サービスエリアで健康観察を行いました。養護の土田先生をサービスエリアに派遣しました。
明日からも、無事に修学旅行がおこなわれることを祈っています。
今朝は4時起きで、さっきまで夜の会議に出ていましたので、今日はさすがにくたびれました。
☆追伸 12月6日
長野日報のウェブサイトに「まちづくり会議」の記事が掲載されました。
http://www.nagano-np.co.jp/modules/news/article.php?storyid=32923
市民新聞の記事は、以下からご覧いただけます。