昨日は、霧ヶ峰を越えて、佐久の自宅に日帰りしました。総選挙の投票もありましたので。霧ヶ峰のビーナスラインの車道は、雪が積もり、その上、雪もちらちら降っていて、もう、この道を冬に越えるのはやめようと思いました。昼頃の霧ヶ峰の気温は-8度、下界とは違いますね。
自宅に戻りましたら、大学時代の恩師大濱徹也先生の喜寿記念誌『ある歴史学との出会い』が出版社から届いていました。私も駄文を書かせていただきましたので、諏訪に戻り、他の執筆者の寄稿文とともにしばし読みふけりました。
さて、今日の校長日記は、先日12月9日の続きを書こうと思います。
新教育課程になって、中学校における学習内容が増加しています。
その結果、学力の2極化が見られるといわれています。
本県全体の現高校3年生の状況を見ますと、昨年度までに比べ、数学・理科に課題があるようです。
以下、さらに特徴的なことを記します。
宿題など言われたことはできるが、予習・復習などはできない。
授業中の取り組みや、学習の仕方に課題がある。
進路意識は高まっているが、地元へのこだわりが強まっている。また、こだわりはあるものの入試概要までは知らない。
なぜそうなるのかを考えずに、暗記することが多い。
社会に対する生徒の視野が狭い。知っている職業が、「教師、医師、弁護士」に偏ることは、このことを物語っています。
高校生のなりたい職業ランキング
男子
学校の先生、公務員、研究者・大学教員、医師、コンピュータープログラマー、警察官、薬剤師、芸能人、理学療法士・臨床検査技師・歯科衛生士、技術者・エンジニア、法律家
女子
保育士・幼稚園の先生、学校の先生、看護師、薬剤師、理学療法士・臨床検査技師・歯科衛生士、公務員、医師、芸能人、栄養士、カウンセラー・臨床心理士
イメージしやすい職業が上位を占めています。
最近の高校生は、本や新聞をほとんど読まない生徒が増えてきているとも言います。
ケイタイ・スマホの利用率の増加に伴い、テレビも見ない生徒が増えているそうです。
辞書語彙に関する調査でも、日常的な語彙不足が深刻だそうです。新聞やニュース語彙に関する調査でも、同様な傾向があるそうです。
我々ができることは、高校生達の社会への視野を広げた上で進路選択につなげる指導が、益々必要になってきます。本校の取り組んでいる、「Iプロジェクト」がますます重要になると思います。
http://www.nagano-c.ed.jp/futaba/I-project.htm
さて、諏訪清陵高校のウェブサイト上に、数学探究「日日の演習」というコーナーがあります。数学好きのあなた、以下のウェブサイトを是非ご覧ください。
生徒が「考える授業」とは何かを知る上で、大変参考になります。
http://www.nagano-c.ed.jp/seiryohs/ssh.html
本日午後、諏訪市赤十字奉仕団の濱委員長ら3名の方が校長室にお見えになりました。例年頂戴している慰問金を直接いただきました。本校のJRC(青少年赤十字)の活動に使わせていただきます。早速顧問の竹田先生に話をしました。
さらに、スケートの話題です。Mウェーブで開催中の県大会の結果です。知り合いからメールで知らせが届きました。そのメールの最後には、「明日も頑張れ二葉」とありました。
女子1500mで堀さんが優勝、男子1500mで原田君が3位とのことです。ともに1年生です。明日もがんばってください。期待しています。
堀さんの優勝は、本校としては昭和63年の第33回大会以来とのことです。
昨日まで行われていたバレーボールの南信大会新人戦、女子は4位だったそうです。顧問の下條先生から伺いました。