長野県諏訪二葉高等学校校長日記 2014・2015

諏訪二葉高校の校長です。校長の視点から学校の様子をお伝えしたいと思います。登校日毎日更新を目指します。ご愛読願います。

12月22日(月)昭和44年から49年の卒業生動向 2014-199

2014-12-22 18:18:45 | 日記

 先週の土曜日、諏訪国際交流協会の「クリスマス交流会」に、英語科の永田先生と出席してきました。諏訪清陵高校の石城校長先生も一緒でした。セントルイスに派遣される本校生徒諸君も何人か出席しました。

 この交流会、諏訪地域在住の外国人の方々との交流を目的とするものです。

 午後5時から、ホテル鷺乃湯で行いました。

 諏訪市セントルイス市姉妹都市提携40周年記念訪問報告会、地域の外国の方々との交流、セントルイス生活体験事業参加高校生との交流などが行われました。

 今朝、校長室でメールのチェックをしていると、ドアをノックする音が聞こえました。「はい、どうぞ」と応ずると、「失礼します」と3年生が入ってきました。先週の金曜日に合格発表があった生徒だったので、「結果はどうでしたか」と聞くと、「合格でした」とのこと。「学校に通知は届いていませんか」というので、事務室に聞くと、学校にも通知が届いていました。

 この生徒、私が最初に面接練習したときから、試験日までの間に、日程的に余裕がありましたので、日をずらして3回面接練習をしました。志望学部に関連する本も勧めたりして、私としてもできうることはしましたので、正直、よかったです。

 これで、推薦入試関連の面接練習は一応終わりです。この後、センター試験を受験しての推薦入試もありますが、それは、センター試験後につきあうつもりです。また、国公立大学二次試験の小論文指導も野澤進路指導主事に頼まれましたので、できうる限り協力したいと思います。

 野澤進路指導主事にはすでに話をしていますが、「来年度は、面接試験直前ではなく、志願理由書の作成段階から、私の専門とする分野に関わる生徒は面倒を見たい」と申し上げています。

 さて、本日も引き続き、「学校要覧」の進路指導の頁を紹介します。

 本当は、当時の状況も調べて、さらに奥行きのある話にしたいところですが、データ処理だけでも、相当な時間を費やしていますので、とりあえず数字と若干の解説でご勘弁願います。

 昭和44年 卒業者数 271 進学者数 160 就職者数 88など

 この年から、就職者数が2桁に減りました。

 国公立大学 19 私立大学 50 国公立短大 32 私立短大 94など

 お茶の水女子大学3名、東京学芸大学2名、信州大学9名、早稲田大学3名、上智大学1名、津田塾大学3名、長野県短大12名、山梨県短大13名というのが特徴的な数字です。

 昭和45年 卒業生数 270 進学者数 183 就職者数 78など

 国公立大学 36 私立大学 88 国公立短大 39 私立短大65など

 お茶の水女子大学2名、千葉大学2名、埼玉大学2名、東京学芸大学3名、信州大学13名、山梨大学2名、都留文科大学8名、慶応義塾大学4名、津田塾大学5名、東京女子大学5名、日本女子大学5名、立教大学2名、長野県短大10名、山梨県短大13名というのが主な数字です。

 昭和46年 卒業生数 271 進学者数 188 就職者数 65など

 国公立大学 37 私立大学 105 国公立短大 29 私立短大 92など

 私立大学の合格者数が3桁になりました。

 お茶の水女子大学4名、千葉大学3名、東京学芸大学2名、新潟大学5名、信州大学13名、都留文科大学5名、慶應義塾大学2名、早稲田大学2名、津田塾大学8名、東京女子大学5名、日本女子大学8名、法政大学3名、明治大学5名、立教大学2名、長野県短大8名、山梨県短大8名といったところです。

 昭和47年 卒業生数 272 進学者数 213 就職者数 40など

 この年、進学者数がはじめて200人台を突破しました。

 国公立大学 39 私立大学 131 国公立短大 36 私立短大 118など

 この年からしばらくの間私立短大合格者数が3桁を記録しています。

 お茶の水女子大学6名、大阪外語大学1名、千葉大学6名、埼玉大学2名、東京学芸大学4名、信州大学9名、都留文科大学4名、慶應義塾大学2名、早稲田大学2名、津田塾大学8名、日本女子大学16名、中央大学2名、明治大学2名、立命館大学2名、長野県短期大学17名、山梨県短大10名

 お茶の水女子大学に6名の合格者を出した年です。千葉大学の6名合格もその後の本校の歴史ではありません。

 昭和48年 卒業生数 271 進学者数 196 就職者数 43など

 国公立大学 30 私立大学 158 国公立短大 26 私立短大 102

 お茶の水女子大学3名、東京学芸大学6名、信州大学8名、都留文科大学4名、早稲田大学4名、津田塾大学5名、日本女子大学12名、中央大学2名、明治大学4名、立教大学2名、長野県短大13名、山梨県短大4名などです。

 昭和49年 卒業生数 269 進学者数 212 就職者数 24など

 国公立大学 38 私立大学 142 国公立短大 29 私立短大 114

 東京大学1名、筑波大学4名、お茶の水女子大学1名、千葉大学2名、東京外語大学1名、東京学芸大学4名、新潟大学2名、信州大学10名、都留文科大学7名、慶應義塾大学1名、早稲田大学2名、津田塾大学4名、日本女子大学7名、中央大学3名、明治大学3名、立教大学2名、信州大学医療技短4名、長野県短大9名、山梨県短大4名

 本校の昭和40年以降のデータを見る限り、東京大学合格者はこの年と昭和57年に各1名おります。また、昭和48年10月に開校した筑波大学の1期生に4名の合格者を出しています。信州大学医療技術短期大学もこの年に設置されました。

 昭和50年代以降の進路動向は、また、書くことにします。