だ・こーじの「いま、思い、考えること」

「目に見え心に思ふこと」をホンネのごとくフィクションとして綴ります。

8/28-29リスボンへの道

2017年08月29日 | 日記

今回はアパートメントを借り切っている。
空港からのタクシー乗り場は長蛇の列。まるでディズニーランドのアトラクションに並んでいるようだった。
それでもアパートメントまで気のいいタクシーのおじちゃんだった。
途中、バス立往生に遭遇して渋滞となったときなど、「なんで動かないのか、わからないよ~」と車から降りて確認してくれる始末。
アパートには気のよさそうな管理人のご婦人が出迎えてくれた。

テレビもついているが聞こえてくるのはポルトガル語。
こちとら「オブリガード」しかわからない^^;
到着してすぐに宿泊費の支払いを無事に済ませ、買い出しに向かうも、
空腹と疲労には勝てず、テラス付きのレストランでサングリアを片手に食事。

人々の表情も実におだやかであり、1941年祖父が訪れたこリスボンに来たことを深く感じ入る。
原が膨れれば、宿舎にもどり、洗濯。
相棒のNくんは早くも日本の家族とテレビ電話。いいパパをしている。

明け方、時差のため目覚めるも、6時に起床。7時には最寄りの地下鉄へむかう。
途中、日本でいえば下町の個人商店的なパン屋でアサメシを求める。さらにエスプレッソも。
このあたりは開発途中のため工事現場も多い。また、あちらこちらに落書きがしほうだい。

0830今回の会場となるNOVA大学の前に集合、一路貸切バスでコインブラへ北上。
途中高速道路での休憩をはさみ、1120到着。ここはヨーロッパ最古の都市のひとつ。
大学が著名である。要塞、刑務所などとして歴史上に用いられてきた建物を図書館として活用し、その美しさ、蔵書の量でも知られる。隣接地域内一帯は大聖堂も新旧そろって存在する世界遺産エリアである
1300参加者が集まって、ランチミーティング。慣れない英語も話し始めたら、そんなことを気にしていられず、ニューヨークやオーストラリアなどなど国を超えた人々と会話を交わす。

大聖堂をはじめとしたこの地は歴史と伝統の重さを肌で感じたところ。表示物ひとつ、歩道ひとつ、文化を大切にしているところ。

2000予定より遅れて大学にもどる。その後、Nくんの元同僚Uさん、さらに知己のS先生と合流して意見交換。
お二人とも海外出張経験が豊富なので、なんだかとても安心。
今回の大会についてあんなことやこんなことを話し合う。

少しアルコールが入ったものの、アパートまでは近いので歩いて帰ってきたのだが、まぁ、坂道をじみーーーーに登るので酔いが回ったこと、いうまでもない。

明日は他のメンバーと合流。午後はKeynote lecture、さらにReceptionと続く。


リスボンへの道

2017年08月28日 | 日記
0445起床。8月最終週。
長男に送ってもらい羽田空港国際線ターミナルへ。
本日からロンドン経由でリスボン。eajsヨーロッパ日本協会のリスボン大会。
同行はNくん。
早速、両替、早速チェックイン。手荷物検査でアラームを鳴らすNくん。幸先がいい、笑いの神様降臨。

ラウンジで一休みして0850、BA008便に搭乗。
11時間10分の飛行予定時間。出国までは順調。マイナス8時間なので夜中の1時近い出発。到着は夕方18時過ぎ。

機内では「美女と野獣」を見ながら、うたた寝。途中揺れが大きく目を覚ます。さらに2時間ほどして機内サービス。ワインなんか頼んでみた(笑)致死量にならないといいが。
久しぶりに耳にするクイーズイングリッシュはどこか心地いい。ウェールズに留学し時に通訳をしていたオカンのおかげだ。基礎の英語はほぼ米語ではなく英語だ。

さて、時間は午前10時。機内食が配り始められた^ ^
Beef or Fish ?
Beef please.
ハイ、基礎英語クリア^ ^

本日2本目の映画はLIFE、火星の生物をモチーフにしたもの。ちっともハッピーエンドにならず、ひとり固まる(^_^;)

機内は思った以上に寒く、blanquetteなしには過ごせない。途中で温かい紅茶をもらう。
With milk?
No,without milk.thank you.
ハイ、基礎英語その2クリア^ ^

途中で読書タイム、発表原稿の確認。
でもって、3本目の映画「チア⭐️ダン」。
さすがに腰が痛くなってきたのがヒースロー空港到着約2時間前。

chicken or pastaと聞かれると思ったら
pastaしか残っていないと^ ^

予定より1時間以上早くロンドンヒースロー空港到着。

乗り継ぎでターミナル5からターミナル3へバス移動。


そこで検査。
飲み残しの水も開けてなかったペットボトルも100ml以上は没収。乗り継ぎなのに厳しいのね(^_^;)

2時間ほど乗り換え待ち。
出発が遅れていたものの、空で飛ばしまくったのか、ほぼ定刻に晴天のリスボンへ。

荷物も無事に出て来たが、入国審査はめっちゃカンタン。入国書類、書かなかったでーーー(笑)

その後、アパートメントへ。
海岸近くの風情ある建物。

早速街に出て、腹ごしらえ^ ^

明日は早朝から市内踏査と学会の打ち合わせ!

北海道プロジェクト最終日・帰京

2017年08月25日 | 日記
東京は36度の猛暑となると、天気予報がいっていた。
函館は晴天、風はまだ夏の風。しかし雲は秋の雲、
涼しい朝。

函館駅前の市場を学生たちは訪れ、昨日の雨から諦めた函館山に登っていった。

私は朝食をT先生と済ませ、チェックアウトをしてからもロビーでジミーなお仕事。

13時に函館駅に全員集合。先発隊の学生は帰途へ。
私はS先生とT先生と後発隊として最終便。

あまりに天気もよく、数年ぶりに函館山に登ってみる。
この函館に10年、毎年夏に通ってきた。
いろいろな出会いと別れを繰り返し「楽しい国語」を目指してきた。

次はいつ、どんな目的で来られるだろう。
みんな、おつかれ!シンドかったけどよくがんばったね。

北海道プロジェクト第4日・授業最終日

2017年08月25日 | 日記

集団行動は時間厳守によって保たれる。
その中で特に個々に委ねられるのが睡眠時間のバラつきである。
この3日間の睡眠時間はなかなかの短さだ。
そりゃ、しっかり準備をして、現地入りをしたなら、体調管理からもよく食べ、よく眠るに越したことはない。
しかし、慣れない緊張、慣れない授業を前にしては、練習、修正、練習。そして教材道具の改良と続く。

朝食にはみな顔を揃え、バイキング形式に並んではいるものの、数名のツワモノを除いて、みな少食傾向となる。
体調の不良を訴えてくる学生もいる。
大事には至らないが、宿泊研修とはそういうものである。
大学生とはいえ、人間関係が常に円滑であるハズもなく、そんな生活環境も彼/彼女たちを成長させていく。

最終日は例年、このプロジェクトがどうだったのか、その成否を見極める大事な1日でもある。
教科の授業だけではなく、プール指導、給食、中休みなどなど、フルに3日間過ごした子どもたちと学生との間には、
予想以上、期待以上のつながりができていく。
結局、このプロジェクトは子どもたちの輝く瞳がすべてを表すように、子どものたちによって支えられている。
それがどんなに未熟な授業でも、真剣に、純粋に子どもたちと向き合いたいと思って準備に耐えてきた学生たちは、
一回りも二回りも成長する。

14時に学生たちは現地を離れた。
子どもたちは校庭を走り、バスを追いかけそうになり、手を振り、涙を流す。
いやーーーーーー、映画のワンシーン以上だなこりゃ。

東京からきた我々スタッフは備品の配送作業を済ませ、しばし一休み。
今宵は教育研究講演会。
途中時間もあったので、このあたりのブランドである、ひこま豚丼を食す。

講演会は熱心な参加者のおかげもあり、盛会。
その後、凾館駅前へ移動し、学生との反省会をマジメにやり、就寝。
明日は最終便で帰京である。


北プロ3日目、授業第2日。

2017年08月24日 | 日記
昨日の雨とはうって変わり、まぶしいくらいの晴天。
さすがにまだ夏、である。

前夜から授業準備のチェックに余念がない分、睡眠不足は否めない学生たち。

それでも持てるチカラを精一杯出そうとする一挙手一投足。情熱がひしひしと伝わる。
授業は心だな、と再認識。

それぞれの学生がなすべきことをやり、夕方には帰営。今日は交流BBQ。地元のPTAの方から炭、マグロ、学校関係者からイカめし、イワナの差し入れ。肉はラム、豚、鶏、さらにライスや焼そば。
34名の人数を時間内に効率的に活動させることは、自分のボーイスカウト経験に支えられて、ほぼ問題なく完了。
ゲストに町長、町議会議長、教育長を迎え、有意義な集いとなる。

この日も隣接の温泉施設に。
地元のオッちゃんとサウナでよもやま話^ ^

空気もうまく、人もあたたかい。
明け方まで授業準備の学生につき合う^ ^

ね、ねむい(^_^;)