山里の暮らしに関する一考察

本州内の町で、人口密度が下から2番目の小さな町・宮城県七ヶ宿に所在する社内で最小の事業所、七ヶ宿林業所のブログです。

本当に効く

2013-11-08 12:41:24 | インポート
昨夜の強風で終盤戦に移りつつある紅葉は
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かなり散ってしまいました。


まぁ、そのおかげで今まで見えなかった
遠くの尾根が見通せる様になりました。
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この時期になると
紅葉の主役に躍り出てくるのが
メグスリノキ(←click!)です。
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カエデ科 カエデ属ではあるものの
他のモミジやイタヤカエデの様な
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カエルの手状の形状はしておりません。
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他のカエデ達より、やや遅く赤くなり
その色も、他の樹の赤より透明感のある色です。
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(もう少し濃くなります)

この樹の皮の煎汁が、眼病に効くとの伝承が有り
20年ぐらい前に山里で採集ブームが起こりました。
(今も細々ながら続いています)

私は、ただの言い伝えぐらいに思っており

他の樹々の葉が少なくなったこの時期に
鮮やかに紅葉している様が「目に効く」のかな?と考えておりましたが

Wikipediaによると薬効があるそうで、へぇ~っと関心している昼休みです。