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白花の季節の一端を担っているものの

名前に"ニセ"と付く哀れな樹です。

適応力が高いので、鉱山跡地などの土壌条件が劣悪な場所を緑化するために北米から導入されました。

ところが、今では強いアレロパシー(生物阻害要因)を放出し、他の植生を排除する上に、

意外に根が浅く、大きくなると風害等で倒伏しやすい性質なのに

繁殖力・萌芽力が高いので排除し難いことなどにより、厄介者として扱われています。

花はてんぷらで食べられるそうですが、未だにチャレンジする機会が無く、どんな物かは解りません。

※アカシアという名称は種の名前ではなく、属名で、そのものズバリ「アカシア」という名前の樹はありません。
　ニセアカシアはアカシア属でも無いところが哀れ。