木曽Now

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小春日和の一日でした。

2016年11月13日 08時02分49秒 | 木曽Now


開田高原アメダス  今朝の最低気温 -2.3℃  昨日の最高気温 13度
木曽町新開     午前8時の気温 -0.5℃    天気 晴れ

昨日は
目覚めてから
日が暮れるまで
一片の雲も見ることが
ありませんでした。




開田高原の最高気温は13度。
陽ざしの下では
汗ばむような
小春日和の一日でした。


午前中用事を済ませて
昼から九蔵峠展望台
木曽馬の里等
走ってきましたが
落葉松は散り始めていました。



九蔵峠展望台より御嶽山を望む

午後4時前だと言うのに
『開田高原アイスクリーム』だけは
満車状態でした。
せっかくなので
並んで購入
美味しくいただきました。




報告ですが
居候のヤマネ君は
動いた形跡は
ありませんでしたが
同じような姿勢のまま
亡くなっていました。
トチノキの根元に
埋めてやりました。

無事木曽に到着しました。

2016年11月12日 08時11分02秒 | 木曽Now

開田高原アメダス  今朝の最低気温 -2.5℃  昨日の最高気温 11.8度
木曽町新開     午前8時の気温 -1℃    天気 快晴

昨日午後3時前出発して
8時過ぎに無事木曽到着しました。
上弦過ぎの月が煌々と
家を照らしてくれています。

到着するなり
家中の暖房を総動員!
石油ストーブ
薪ストーブを
がんがん焚きました。

それでも就寝前の室温は
15度しか上がりません。

今朝は一面霜で真っ白!
掃く息がどこまでも
白く広がります。






落葉松など紅葉は
少し遅いくらいですが
朝日に眩しく輝いています。


ウバユリは
すっかり子どもを
旅立たせて
ほっと一息
ついているようです。


やっと咲き始めました。

2016年11月11日 06時01分21秒 | 日記
いつ咲いてくれるのだろうと
楽しみにいたヤツデの花が
ようやく咲き始めました。




これから冬に向かうこの時期
花粉を運ぶ虫がいるのだろうかと
心配していましたが

咲き始めたとたん
アリやハエが
熱心に蜜をなめています。



カメラを向けても
逃げる気配はありません。
きっと特別甘い蜜が
出ているのでしょう!

花をよく見ると
5枚の花弁と
5本の雄しべが
目立ちます。

雌しべは真ん中に
申し訳程度に
見えています。

ひょっとしたら
雄性先熟の花かなと
思いますが
面白そうな花なので
もう少し観察して
また報告します。


明日から木曽発の
ブログアップします。

夏は暑かったでしょうね!?

2016年11月10日 06時02分11秒 | 日記
昨日の大阪の最低気温9.6℃
午後3時の気温が9.8℃でした。
ストーブと炬燵を出して試運転。
気持ちよさから思わず
うたた寝してしまいました。

朝の散歩道で
夏からずっと咲き続けている
花があります。


シロタエヒマワリです。
普通のヒマワリの一回り
いや二回りほど小さい
花をつけています。





葉から花
総苞に至るまで
ビロードのような
綿毛に覆われています。










寒くなったこの季節には
ぴったりの毛皮のコート
のように思いますが
夏の間はきっと
暑かったに違いありません!

風散布種子らしいのですが・・・

2016年11月09日 06時01分39秒 | 日記
散歩道でフヨウの果実
揺れています。


まだいくつか
蕾が残っていますが
ほとんどの果実が
熟して弾けています。


フヨウにとっては
これからが本番!
美しい花を咲かせて
私たちの目を
楽しませてくれたのも
すべて種子を
散布するための
序曲に過ぎません。

毛むくじゃらの果実は
5つに裂けています。

中には長い毛のある種子が
たくさん入っています。


服につけてみましたが
手で払うと
すぐ落ちてしまいます。
ひっつき虫ではなさそうです。

では風で散布されるのでしょうか?

枝を振ってみましたが
なかなか種子が飛び出しません。
出てきた種子も
風がなければほとんど
足元に落ちてしまいます。

種子の長い毛どうしが
絡み合って強い風が吹くまで
「飛ばないぞ!」
と頑張っているようです。


枯れ色の果実は
よく見るとなかなか
趣のある顔をしています。
ぜひのぞいて見てください。


ちなみに
この果実は『枯れ芙蓉』と呼び
冬の季語になっています。

花も葉も面白いです。

2016年11月08日 06時01分37秒 | 日記
痛い!
写真を撮ろうと
手を伸ばしたとたん
指先に痛みが走った。

指を見ると
血がにじんでいる。
思わず指を口許に。

昔から怪我をすると
血を吸う癖がある。
お前は吸血鬼か!?(笑)

どうしてだろう?
血がもったいないから?
消毒のため?

話が横道にそれたが
ナワシログミの写真を
撮っていたのだ。
こんなに鋭いトゲが
あるとはうかつにも
知らなかった。


毎年5月頃
この大学の生け垣から
ナワシログミの赤い実が
顔をのぞかせる。
何度か黙って試食?
させていただいたことがある。


ナワシログミの花は
とてもかたい。

とは言え
他の花に比べてのこと。
普通の花弁ではないと
思っていたが調べると
萼が合着して
筒状になっているそうだ。
道理でかたいはずだ。
果実の先に
いつまでも花がらが
残っているので
萼だと理解できる。

雄しべが4本
萼筒にくっついている。


萼筒を外してみると
どの花の雌しべも
ひん曲がっている。


ナワシログミは
また葉も面白い。
葉裏は銀色。
所々に褐色の
大きな毛が生える。
倍率の高い
ルーペで見ると
魚の鱗がびっしり
張り付いているようだ。


若い葉には表面にも
星形の面白い毛が生える。
この毛は生長すると
落ちてしまい
波打った艶やかな
葉になってしまう。


ナワシログミは
花も葉も不思議だ。

kazuyoo60さんのブログgardening2
ちごゆり嘉子さんのブログちごゆり嘉子の部屋
にもナワシログミのきれいな写真がアップされています。

名づけた人は偉かった!

2016年11月07日 06時01分21秒 | 日記

この果実
何者でしょう?



中の種子を
取り出してみましょう。


大きな種子のように
見えますが
種子の倍以上の
翼がついています。

サルスベリの種子は
カエデのように風で
種子が散布されます。

ところが
果実の横でまだ
花が咲いているのです。


実は6月24日に
このサルスベリの木に
咲いている花を
アップしました。
昨日で135日以上
咲き続けています。

誰がサルスベリを
百日紅と名づけたのか
わかりませんが
百日以上咲き続けることに
間違いはありません。

サルスベリすごいです!
名づけた人もすばらしい。

サルスベリの種子は風散布です。

百日紅←クリック

百日紅と名づけられた和気は?←クリック

ひっつき虫へと進化していくのでしょうか?

2016年11月06日 06時01分47秒 | 日記

種を見て驚きました。






まるでひっつき虫です。
果実の先が鎌のように
鋭く曲がっています。


服にわざとつけてみました。
鎌の部分はそれほど
丈夫ではないようです。

しばらくすると
鎌の部分は落ちてしまいます。

しっかりとは
くっつきませんが
毛糸のセーターなら
充分くっつきそうです。

キバナコスモス
現在ひっつき虫へと
進化途中なのでしょうか?

黄色いコスモスが
キバナコスモスだと
長い間思っていました。

コスモスとは
別種の花だそうです。




原産地は共にメキシコ。
キバナコスモスの方が
暑さに強く
葉もずいぶんと幅が
広いです。

寒さに向かうこの時期
チョウやハチたちの
貴重な蜜源になっています。






昨日でひっつき虫シリーズ
終了宣言しましたのに
申し訳ありません。

好きなんです!(笑)

数少ないバラ科のひっつき虫です。

2016年11月05日 06時01分50秒 | 日記
ひっつき虫みたいに
ひつこくひっつき虫を
取り上げております。
お許しのほどを!
今回で最終予定です。

今日は数少ない
バラ科のひっつき虫
キンミズヒキです。


果実には
オオオナモミと同じような
かぎ針状のトゲが
多数あります。





今から二ヶ月半ほど前
キンミズヒキの花が
木曽で咲いていました。


バラ科の特徴を持った花は
ひっつき虫に似合わず
とても綺麗です。


花弁も萼も5枚
雄しべは多数あります。
雌しべは2本あるように
見えています。



花が終わる頃には
たくさんある雄しべが
雌しべの上に
くるりと巻いて
自家受粉する仕組みが
あるようです。


萼の外側に
トゲのある小さな
副萼が見えています。


受粉が終わると
萼が子房を包み
副萼のトゲが
発達するようです。




オオオナモミはキク科
キンミズヒキはバラ科です。

科の違う植物が
種子を効率よく散布するため
かぎ針状のトゲを
同じように進化させてきたことが
不思議に思えてなりません。

キンミズヒキも
かぎ針型のひっつき虫です。


今回の写真はすべて木曽で撮影しました。






寒さに向かうのに どうするのですか?

2016年11月04日 06時01分24秒 | 日記
散歩道の日だまりで
ホトケノザが咲いています。

温暖化とは言え
大阪でも霜のおりる日が
ありますよ!

北風が吹き抜け
雪の舞う日も
あるのですよ!

これから寒さに向かうのに
どうするのですか?


ホトケノザは
春に咲くイメージが強いのですが
大阪では秋から冬にかけても
普通に見られます。

花の中をのぞいてみました。

正面から見ると
上の花弁に
オレンジ色の雄しべが
上下に二つずつ行儀よく
並んでいます。

ハート型を逆さにしたような
下の花弁には
濃いピンクの模様が
横に並んでいます。

「蜜はここにありますよ!」と
ハチたちに教えている
蜜標なのでしょう。

この花弁を脚場に
入口の模様に誘われるように
花の奥に頭を突っ込むと
頭から背中にかけて
花粉がベッタリとつく
仕組みになっているようです。


ネバネバタイプです。

2016年11月03日 06時01分37秒 | 日記
陽当たりの悪い野原を
歩いていてズボンや靴下に
このひっつき虫が
たくさんついていた
経験はありませんか?


イネ科のチヂミザサです。
縮れた葉が笹の葉に
似ているため
名付けられましたが
ササの仲間ではありません。

小さいですが
イネ科の花としては
とても美しいので紹介します。


今まで紹介してきた
ひっつき虫と
全く違ったつき方をする
ひっつき虫です。

3本の長い毛が出ていますが
イネにもあるノギです。

雌しべの柱頭の
ピンク色の羽毛状の毛が
目立っています。

果実が熟してくると
赤いノギの先から
粘液を出して
人や動物にくっつきます。

チヂミザサは
ネバネバ型の
ひっつき虫です。


これらの写真は木曽で撮影しました。

まだまだ元気に飛んでいます。

2016年11月02日 06時01分03秒 | 昆虫

昨日から11月
大阪の最低気温も
10℃前後に
下がってきました。

弊ブログで取り上げるのは
2回目になりますが
ツマグロヒョウモン
まだまだ活発に
活動しています。

日本に住むヒョウモンチョウの中で
ツマグロヒョウモンは
少し変わったヒョウモンチョウなのです。

ほとんどのヒョウモンチョウが
年一回の発生です。
また山地性で低い気温を好みます。
そのため日本の暑い夏には
夏眠と言って活動を
休む時期があります。

ツマグロヒョウモンは
4月~11月まで
年4~5回発生を
繰り返します。
夏眠をしない
ただ一種の南方系の
ヒョウモンチョウなのです。

蝶オタクだった
少年時代には
非常に珍しく
憧れの蝶でした。

ところがこの時期
大阪では
モンシロチョウや
アゲハチョウより
目にする機会が多いポピュラーな
蝶になっています。

花壇やプランターでは
すっかりパンジーやビオラの
姿は消えていると思います。


ツマグロヒョウモンが
産卵を繰り返すだけ
街中にはスミレが
コンクリートのすき間などに
生えていると言うことなのでしょうか?


ただ今北上中!←クリック

「コ」とつくだけあって・・・

2016年11月01日 06時01分18秒 | 日記
「コ」とつくだけあって
アメリカセンダングサより
心持ち控え目です。

コセンダングサと言います。

花もアメリカセンダングサと
よく似ていて

筒状花だけですが
たまに小さな白い
舌状花を持った花が
見つかります。



果実もアメリカセンダングサの
いかめしい鬼の角よりは
細く弱々しい感じがします。

果実が熟すと
まるで小さな花火です。


ところが
コセンダングサには
細いトゲが3本も
あるのです。

もちろんそれぞれのトゲに
逆刺(かえり)がついているので
強力です。



コセンダングサも
逆刺型ひっつき虫です。