ロシアが停戦協議で一定の譲歩をし出したようです。侵略に際し、十分な用意をせず、チェルノブイリ原子力発電所などでは掌握したロシア軍の兵士などが、放射線防護服を着用せずに現地に入り、軍用車両で汚染された土をかき回し、きわめて危険な量の放射線にさらされていた模様だ。原発から約6.5キロ離れた高濃度汚染地域の「赤い森」を、戦車や装甲車で走り、防護服を着用せずに現地に入ったと、2人の匿名のウクライナ人の原発スタッフがロイターの取材に述べている。
ロシア兵たちは体内被曝を引き起こす放射性物質を吸い込んだ可能性が高いようです。ロシアは世界第2位の軍事力を過大評価し過ぎたようです、事実年間国防費では米国の10分の1しかありません。今回の侵略というミッションが西側連合により阻まれ、「自殺行為」と認定されるのは時間の問題かもしれません。
②英国の調査研究機関などは今月上旬、ロシアの戦費に関し「最初の4日間は1日あたり70億ドル(約8610億円)だった。5日目以降は200億~250億ドル(約2兆4600億~3兆750億円)に膨らんだ」と試算した。露政府の歳入は年間で25兆ルーブル(約31兆2500億円)程度だ。
ロシアの調査報道専門メディア「インサイダー」によると、ロシア軍が26日に発射した52発のミサイルの総額は推計3億4000万ドル(約418億円)だった。プーチン大統領は、ロシア軍が6日にウクライナ中部の空港に高価な長距離精密誘導弾8発を撃ち込んだことに激怒したとも報道された。
北大西洋条約機構(NATO)のジェームス・スタブリディス元欧州連合軍最高司令官は今月中旬、米通信社への寄稿で、プーチン氏は「国民の支持を失う前に金欠になるだろう」と皮肉った。
以下抜粋コピー
バイデン米大統領は29日、ウクライナとロシアの停戦協議でロシア側がキエフへの攻撃を「劇的に減らす」などと述べたことについて、「ロシアが実行するかを見ることになる」と述べ、ロシアへの経済制裁とウクライナへの軍事支援は継続する考えを示した。ホワイトハウスで行ったシンガポールのリー・シェンロン首相との記者会見で答えた。
バイデン氏は同日朝、欧州の首脳らと電話で協議したことにも触れ、「ロシアがしなければならないことを見ていこうことで一致といるように思う。我々はロシアがすることを見抜いていくことになるだろう」と語った。その上で「その間、我々は強力な制裁を続け、ウクライナ軍に自衛する能力を提供し続け、何が起きるのかを注意深くみていく」と強調した。