人口927万人都市人口ランキング19位の東京は2016年より6年連2016年より6年連続3位をキープしている。世界的に不動産価格が
上昇している中、日本だけがデフレで一部の商業地を除き、30年近く下がりっぱなしでしたがここにきて上昇傾向です。この流れ
は東京都市に限ればかなりの期間続く気がします。流動性資産が世界的に増大している中、資産を持たざる者と持っている者との差
は今後拡大する気がしています。勝ち組に入れなければ悲惨な生活が待っているのです。
世界の都市人口ランキングBEST100 (行政単位別)
- 位 上海(中国) 2415万人
- 位 北京(中国) 1861万人
- 位 ムンバイ(インド) 1839万人
- 位 デリー(インド) 1634万人
- 位 カラチ(パキスタン) 1491万人
- 位 イスタンブール(トルコ) 1464万人
- 位 コルカタ(インド) 1405万人
- 位 ラゴス(ナイジェリア) 1312万人
- 位 モスクワ(ロシア) 1222万人
- 位 広州(中国) 1208万人
以下抜粋コピー
森記念財団都市戦略研究所が2021年の「世界の都市ランキング」を発表しました。
このランキングでは、「経済」「交通・アクセス」「環境」「居住」「文化・交流」「研究・開発」の6分野を複眼的に評価した結果
をスコア化。それをもとに世界48主要都市の順位をつけています。この記事では、「世界の都市ランキング」トップ3の都市をご紹
介。それらの都市がトップ3にランクインした理由も説明します。
■世界の都市ランキング1位:ロンドン(総合スコア1644.1)
1位はイギリスの首都ロンドンです。
11年連続首位の座を守り続けているロンドンですが、スコアは前年のスコア(1661.1)より落ちています。
コロナ禍の影響で「交通・アクセス」分野で大幅にスコアを落としたことが総合スコア下落の主な理由ですが、「居住」と「環境」
でスコアを上げました。分野ごとの順位を見ると、「文化・交流」1位、「経済」と「研究・開発」が2位、「交通・アクセス」3位
「居住」が6位、「環境」は13位で全体的に順位が高めです。
■世界の都市ランキング2位:ニューヨーク(総合スコア1482.9)
2位はアメリカのニューヨークです(2020年は1514.9)。
分野別の順位は、「経済」「研究・開発」が1位、「文化・交流」3位、「交通・アクセス」6位です。一方、「環境」は日本を下回
る21位、「居住」に至っては48都市中40位とかなり評価がよくない印象です。
特に、「居住」は「就業環境」における指標のスコアが下落したのが響き、前年の33位より7位順位を落としています。
このように分野ごとの順位にばらつきがあるものの、順位が非常に高い分野が多いようでした。
■世界の都市ランキング3位:東京(総合スコア1411.0)
3位は日本の首都・東京です。2016年より6年連続3位をキープしている東京は、スコアが前年よりも上がっています(2020年は
1386.5)。各分野の順位は、「経済」「研究・開発」「文化・交流」で4位、「交通・アクセス」が5位、「居住」9位、「環境」が
17位。比較的バランスよく高い評価を受けている印象です。前年(2020年)との比較では、「研究・開発」が1位順位を落としてい
るものの、「居住」が3位順位を上げています。「居住」の順位については、指標の一つである「働き方の柔軟性」で大きくスコアを
伸ばし、順位が前年の41位から2位に躍進したことが功を奏しているようです。なお、「文化・交流」の順位は昨年と同じですが
オリンピック開催などで発信力が高いと評価され、スコア的には2位のニューヨークに迫っています。
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世界の都市ランキング、3位東京、2位ニューヨーク、1位は?
- 2021.12.27
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森記念財団都市戦略研究所が2021年の「世界の都市ランキング」を発表しました。
このランキングでは、「経済」「交通・アクセス」「環境」「居住」「文化・交流」「研究・開発」の6分野を複眼的に評価した結果をスコア化。それをもとに世界48主要都市の順位をつけています。
この記事では、「世界の都市ランキング」トップ3の都市をご紹介。それらの都市がトップ3にランクインした理由も説明します。
■世界の都市ランキング1位:ロンドン(総合スコア1644.1)
1位はイギリスの首都ロンドンです。
11年連続首位の座を守り続けているロンドンですが、スコアは前年のスコア(1661.1)より落ちています。
コロナ禍の影響で「交通・アクセス」分野で大幅にスコアを落としたことが総合スコア下落の主な理由ですが、「居住」と「環境」でスコアを上げました。
分野ごとの順位を見ると、「文化・交流」1位、「経済」と「研究・開発」が2位、「交通・アクセス」3位、「居住」が6位、「環境」は13位で全体的に順位が高めです。
■世界の都市ランキング2位:ニューヨーク(総合スコア1482.9)
2位はアメリカのニューヨークです(2020年は1514.9)。
分野別の順位は、「経済」「研究・開発」が1位、「文化・交流」3位、「交通・アクセス」6位です。
一方、「環境」は日本を下回る21位、「居住」に至っては48都市中40位とかなり評価がよくない印象です。
特に、「居住」は「就業環境」における指標のスコアが下落したのが響き、前年の33位より7位順位を落としています。
このように分野ごとの順位にばらつきがあるものの、順位が非常に高い分野が多いようでした。
■世界の都市ランキング3位:東京(総合スコア1411.0)
3位は日本の首都・東京です。2016年より6年連続3位をキープしている東京は、スコアが前年よりも上がっています(2020年は1386.5)。
各分野の順位は、「経済」「研究・開発」「文化・交流」で4位、「交通・アクセス」が5位、「居住」9位、「環境」が17位。比較的バランスよく高い評価を受けている印象です。
前年(2020年)との比較では、「研究・開発」が1位順位を落としているものの、「居住」が3位順位を上げています。
「居住」の順位については、指標の一つである「働き方の柔軟性」で大きくスコアを伸ばし、順位が前年の41位から2位に躍進したことが功を奏しているようです。
なお、「文化・交流」の順位は昨年と同じですが、オリンピック開催などで発信力が高いと評価され、スコア的には2位のニューヨークに迫っています。
■トップ3都市のうち総合スコアが上昇したのは東京だけ
2021年の「世界の都市ランキング」トップ3都市のうち、総合スコアが上昇したのは東京だけです。
その理由として、コロナ禍の影響でリモートワークなどの柔軟な働き方が広がったことや、東京オリンピックにおける高い発信力が評価されたことが挙げられます。
順位の高い分野においてはレベルを維持しつつ、順位が低い分野については官民一体で改善する必要があります。それによって東京が順位をさらに上げることも可能となるでしょう。