埼玉の栄東中学お試し受験から始まった2020年中学受験ですが、今週から本命、灘中学の入試が実施されます。今年は例年よりも倍率が高いようです。サラリーマン格差が拡大している中、子供を有名中学に入学させたいとの親の希望の表れでしょう。子供に期待をかけすぎるのも問題ですが、放置し、子供が親レベル以下に沈むのを黙ってみているよりは遥かにましです。物質重視の現在ではスポーツを通じてしか、連帯感や責任感を向上させるのは難しい。高校受験から解放される、中高一貫校が砂漠のオアシスになり得るでしょう。
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2020年度灘中学校入学試験は、2020年3月に小学校卒業見込みの男子を対象に実施する。募集人員約180名に対し、1月8日午後3時時点の出願者数は775名、出願倍率は4.31倍。2019年度の出願者数731人を上回り、過去5年でもっとも多い出願者数となった。過去の入試状況や志願者および合格者地域別表は、灘中学校のWebサイトに掲載されている。
受験票は1月10日から発送する。1月14日までに受験票が到着しない場合は、灘中学校入試係まで連絡するよう呼びかけている。今後の入試日程について、学科試験は1月18日に国語と理科、算数、1月19日に算数と国語を実施。合格発表は1月20日午前10時30分ごろ、体育館にて掲示する。
❷一方関東では桜蔭中学校を凌駕した感のある千葉の進学共学校・渋谷幕張中学校は1月22日に第一次選抜試験が実施される。
❸都内の有力中高一貫校が相次いで高校募集を停止している。中学受験塾代表の矢野耕平氏は「高校募集を停止する豊島岡女子の場合、今年の東大合格者は全員が中学入学組だったという。中学入学組より高校入学組の学力が劣ることが多いことがその理由だろう。完全中高一貫化の流れは、さらに続きそうだ」