8日の東京株式市場で賃貸アパート大手のレオパレス21の株価が急落しました。終値はストップ安水準に当たる前日比100円安の415円。133万株の売りを残して終了です。施工不良の物件の補修工事費用が膨らむとして、経営の先行きが懸念されているのでしょう。報道されている事が事実なら、ハゲタカも巻き込み、連休明けも売られる一方で、どこまで下げるのか想像がつきません。一時的には他の不動産株にも影響を与えそうです。
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東証1部 下落率トップ
レオパレス21<8848>がストップ安。7日の取引終了後、19年3月期の連結業績予想について、最終損益を70億~50億円の赤字から400億~380億円の赤字に下方修正し、あわせて未定としていた期末配当を無配にすると発表したことが嫌気された。同社では同日、建築基準法違反の疑いがあるアパートが新たに1324棟確認されたと発表。これを受けて、補修工事や付帯費用の総合的な補修工事関連損失引当金を360億円追加計上したことが要因としている。なお、同社の下方修正は今期に入って3回目となる。