『名も無く豊かに元気で面白く』

読んだ本、ニュース、新聞、雑誌の論点整理、備忘録として始めました。浅学非才の身ながら、お役に立てれば幸いです。

天皇賞『スピルバーク優勝』

2014-11-02 20:33:54 | スポーツ

久々に競馬『天皇賞』をNHKで見ましたが、G1未勝利スピルバーグの父親ディープインパクト勝りの末脚にはビックリです。12,3頭直線800mでごぼう抜きです。しかも、人気1,2位皐月賞馬イスラボニータや最強牝馬ジェンティルドンナらをG1勝ちの無い馬が並ぶまもなく抜き去り圧勝です。これだけ能力の違う末脚があれば同じ東京コース、ジャパンカップも勝つのではないでしょうか?秋の古馬3冠、天皇賞秋・ジャパンカップ・有馬に勝ち報奨金2億円を本賞金とは別に獲得するのも夢ではありません。スピルバークを見て馬は血統だなと実感しましたし人気1,2番の実力馬がゴール直前であっけなく差される競馬史に残る一戦でした。

以下コピー  鮮やかな直線一気が決まった。後方でじっくり構えた5番人気のスピルバーグが、直線で外から豪快に末脚を発揮。ラチ沿いからしぶとく伸びるジェンティルドンナ(2着)、いったん早めに抜け出したイスラボニータ(3着)を並ぶ間もなくかわし、重賞初制覇をG1で飾った。

 まさしく末脚一閃(いっせん)-。父ディープインパクトをほうふつさせる決め脚に、北村宏司騎手は「本当に気持ちが良かったです」とうなずく。「いつもいい脚を使ってくれる馬。力を信じて(直線は)外から行きましたが、きれいに伸びてくれました」と勝利を喜んだ。

 これで美浦・藤沢和雄厩舎は天皇賞・秋を5勝目。またスピルバーグ自身は、昨年のマイルCSを制した全兄トーセンラーとの兄弟G1制覇となった。

 2番人気のジェンティルドンナは昨年に続く2着で、1番人気イスラボニータは02年シンボリクリスエス以来の3歳馬Vはならず。春秋盾制覇を狙ったフェノーメノはよもやの14着に終わった。

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外食産業大転換

2014-11-02 13:20:40 | 日記

世界的デフレ傾向が続く中、外食産業  が大きく構造変化しているようです。外食産業では変化に対応できない経営は淘汰の憂き目に遭っています。全体のGDPが増えない中、当たり前といえば当たり前なのですが、個人商店には特に厳しい。飲食業界は規模も大きく従業者数が多いので今後かなりのミスマッチが起こります。但し、消費税引き上げが延期されれば、さらなる円安効果で徐々に株価は上昇に転じると読んでいます。それに伴い落ち込んでいた外食産業もかなり潤いだすと思いますが、今後は消費者の嗜好の変化に気づかなければなりません。その最たる企業はセブンイレブンです。圧倒的な存在感で且つ車移動ではトイレも借りられ今後も成長を続けていくと思います。それとは対照的な『餃子の王将』は中国大連に3店舗出店していましたが赤字続きでついに撤退するようです。日本のラーメンや他の飲食は中国で受け入れられるようですが、焼餃子は難しいようです。嗜好を読み違えた珍しいケースかもしれません。餃子の王将に限らず今後中国からの撤退企業は増えてくると思われますが、トラブルも増加するはずです。法的に清算出来る大手企業は良いのですが、中小企業は法的に訴えられカントリーリスクを負う羽目になると思います。中国の裁判所は訴える側も裁判官も同じ共産党員だからです。

以下コピー  外食産業の市場規模(13年)は23.9兆円(日本フードサービス協会調べ)を誇る日本最大の市場である。百貨店・スーパーが16.4兆円、自動車市場が16.2兆円であるのと比較すると巨大な産業であることがわかる。店舗数は約75万店、従業員数は442万人となっている(09年)。

 だが、最大の市場ではあるが大きく縮小している。市場のピークは1997年の29兆円であり、16年間で5兆円が市場から消えたことになる。特定の業態ではなく全業態が減っていることから、外食産業内の競争ではなく、他業種に需要を奪われていることがうかがえる。

 最大のライバルはコンビニエンスストアチェーンだ。セブン-イレブンに代表される弁当・総菜のグレードアップ、淹れ立てコーヒーなどの品揃えを強化し、成功している。コンビニは日々業態フォーマットを変えている。そのターゲットが食品スーパーではなく、外食になってきているのは淹れ立てコーヒーをみれば明白である。もうひとつは宅配・ケータリングである。宅配ピザなどの宅配企業の売上高は約2兆円である。第3は持ち帰り弁当であり、売上高は2.7兆円と推計されている。
 外食産業は低価格競争に明け暮れている間に、他業界に顧客を奪われているのだ。

 

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