久々に競馬『天皇賞』をNHKで見ましたが、G1未勝利スピルバーグの父親ディープインパクト勝りの末脚にはビックリです。12,3頭直線800mでごぼう抜きです。しかも、人気1,2位皐月賞馬イスラボニータや最強牝馬ジェンティルドンナらをG1勝ちの無い馬が並ぶまもなく抜き去り圧勝です。これだけ能力の違う末脚があれば同じ東京コース、ジャパンカップも勝つのではないでしょうか?秋の古馬3冠、天皇賞秋・ジャパンカップ・有馬に勝ち報奨金2億円を本賞金とは別に獲得するのも夢ではありません。スピルバークを見て馬は血統だなと実感しましたし人気1,2番の実力馬がゴール直前であっけなく差される競馬史に残る一戦でした。
以下コピー 鮮やかな直線一気が決まった。後方でじっくり構えた5番人気のスピルバーグが、直線で外から豪快に末脚を発揮。ラチ沿いからしぶとく伸びるジェンティルドンナ(2着)、いったん早めに抜け出したイスラボニータ(3着)を並ぶ間もなくかわし、重賞初制覇をG1で飾った。
まさしく末脚一閃(いっせん)-。父ディープインパクトをほうふつさせる決め脚に、北村宏司騎手は「本当に気持ちが良かったです」とうなずく。「いつもいい脚を使ってくれる馬。力を信じて(直線は)外から行きましたが、きれいに伸びてくれました」と勝利を喜んだ。
これで美浦・藤沢和雄厩舎は天皇賞・秋を5勝目。またスピルバーグ自身は、昨年のマイルCSを制した全兄トーセンラーとの兄弟G1制覇となった。
2番人気のジェンティルドンナは昨年に続く2着で、1番人気イスラボニータは02年シンボリクリスエス以来の3歳馬Vはならず。春秋盾制覇を狙ったフェノーメノはよもやの14着に終わった。